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エコキュートとガス給湯器の比較完全ガイド

エコキュート 2025年08月17日更新

目次

エコキュートとガス給湯器の基本的な違い

エコキュートとガス給湯器は、どちらも家庭の給湯システムとして広く利用されていますが、エネルギー源と給湯方式に根本的な違いがあります。エコキュートは電気を使用して空気中の熱を集めてお湯を沸かす仕組みであり、ガス給湯器は都市ガスやプロパンガスを燃焼させてお湯を作る仕組みです。

エコキュートの正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」で、ヒートポンプ技術を活用して大気中の熱エネルギーを利用します。一方、ガス給湯器は瞬間式と貯湯式に分かれ、多くの家庭では瞬間式が採用されています。

それぞれの給湯システムには特有のメリットとデメリットがあり、導入を検討する際は家庭の使用状況や設置環境、ランニングコストなどを総合的に判断することが重要です。

エコキュートの特徴とメリット・デメリット

エコキュートの仕組み

エコキュートは大気中の熱を冷媒(二酸化炭素)に集めて圧縮し、その熱を利用してお湯を沸かします。消費する電力量の約3倍の熱エネルギーを生み出すことができる高効率システムです。深夜の安い電力を使用してタンクにお湯を貯めておき、日中はそのお湯を使用する仕組みになっています。

エコキュートのメリット

光熱費の削減効果が期待できることが最大のメリットです。深夜電力料金は昼間の約3分の1程度に設定されており、効率的にお湯を沸かすことで月々の給湯費用を大幅に抑えることができます。

また、災害時の非常用水としてタンクの水を利用できる点も大きな魅力です。一般的な460Lタンクには家族4人が約3日間使用できる水量が貯蔵されており、断水時でも安心です。

二酸化炭素排出量の削減にも貢献できます。ガス給湯器と比較して、年間約1.5トンのCO2削減効果が期待され、環境負荷の軽減につながります。

エコキュートのデメリット

初期導入費用が高額になる点がデメリットです。本体価格と設置工事費を含めると100万円を超えるケースが多く、ガス給湯器と比較して2倍から3倍の初期投資が必要になります。

設置スペースの確保が必要で、特にマンションなどの集合住宅では設置が困難な場合があります。また、ヒートポンプユニットの運転音が近隣への騒音問題となる可能性もあります。

お湯切れのリスクも考慮すべき点です。タンク容量を超える使用量があった場合、お湯が不足して昼間の高い電力でお湯を沸かす必要が生じ、光熱費が上昇する可能性があります。

ガス給湯器の特徴とメリット・デメリット

ガス給湯器の仕組み

ガス給湯器は都市ガスまたはプロパンガスを燃焼させて水を瞬間的に温める仕組みです。使用する分だけお湯を作るため、お湯切れの心配がなく、必要な時に必要な分だけ給湯できます。

最新のエコジョーズタイプでは、排熱を回収して再利用することで効率を向上させ、従来型と比較して約15%の省エネ効果を実現しています。

ガス給湯器のメリット

初期導入費用の安さが最大のメリットです。本体価格と設置工事費を含めても30万円から50万円程度で導入でき、エコキュートと比較して初期負担を大幅に軽減できます。

設置スペースがコンパクトで、既存のガス給湯器からの交換であれば工事も比較的簡単に行えます。マンションのベランダや戸建住宅の外壁に設置でき、場所を選びません。

お湯切れの心配がないことも大きな利点です。来客時や家族が多い場合でも、安定して給湯できる安心感があります。

ガス給湯器のデメリット

ランニングコストがエコキュートより高くなりがちです。特にプロパンガス地域では都市ガスの約2倍の料金となるため、月々の光熱費負担が大きくなります。

災害時のリスクも考慮すべき点です。地震などでガス供給が停止した場合、復旧まで給湯できない状況が続く可能性があります。

また、燃焼によりCO2を直接排出するため、環境負荷はエコキュートより大きくなります。

光熱費の比較シミュレーション

前提条件の設定

4人家族の一般的な使用量を基準として、年間給湯費用を比較します。月間使用湯量を約12㎥、エコキュートは深夜電力料金12円/kWh、昼間電力料金25円/kWh、都市ガス料金150円/㎥、プロパンガス料金300円/㎥として計算します。

エコキュートの年間光熱費

エコキュートの年間給湯費用は約36,000円から48,000円程度が目安となります。深夜電力の活用により、効率的な給湯が実現できます。

ただし、昼間の電力使用が増えた場合は費用が上昇するため、使用パターンの管理が重要です。

ガス給湯器の年間光熱費

都市ガス地域では年間約54,000円から72,000円、プロパンガス地域では年間約108,000円から144,000円程度が目安となります。

エコジョーズタイプを選択することで約15%の省エネ効果が期待できますが、初期費用の差額回収には時間を要します。

長期的な費用対効果

エコキュートは初期費用が高いものの、10年から15年の長期使用で光熱費削減効果により初期費用の差額を回収できる計算になります。特にプロパンガス地域では回収期間が短縮されます。

設置工事と必要な準備

エコキュートの設置工事

エコキュートの設置工事費は配管工事や電気工事を含めて10万円から30万円程度が目安です。基礎工事、配管工事、電気工事、試運転までを含めた総合的な工事が必要になります。

設置には約2㎡のスペースが必要で、ヒートポンプユニットとタンクユニットを適切な距離で配置する必要があります。

ガス給湯器の設置工事

ガス給湯器の設置工事費は5万円から15万円程度が目安です。既存のガス配管を利用できる場合は工事費を抑えることが可能で、工事期間も半日から1日程度で完了します。

事前準備と申請手続き

エコキュートを設置する場合、電力会社への電気容量変更申請が必要になることがあります。また、住宅の電気系統の確認や、設置場所の基礎工事の検討も重要です。

補助金制度の活用方法

国の補助金制度

2025年度において、エコキュートの導入には機器の種類や設置条件によって10万円から25万円程度の補助金が設定されています。高効率タイプや寒冷地仕様の機種では補助額が増額される場合があります。

地方自治体の独自補助金

多くの自治体でエコキュート導入に対する独自の補助金制度を設けています。国の補助金との併用が可能な場合が多く、合計で30万円を超える補助を受けられるケースもあります。

申請時の注意点

補助金の申請は工事着手前に行う必要があります。申請から承認まで数週間を要するため、早めの手続きが重要です。また、予算枠に達した時点で受付終了となるため、年度初めの申請が推奨されます。

環境性能と省エネ効果

エコキュートの環境性能

エコキュートは再生可能エネルギーである大気中の熱を活用するため、一次エネルギー消費量を大幅に削減できます。年間約1.5トンのCO2削減効果が期待され、地球温暖化防止に貢献します。

ガス給湯器の環境配慮

最新のエコジョーズでは排熱回収により効率を向上させていますが、燃焼によるCO2排出は避けられません。ただし、従来型と比較して約15%の省エネ効果は評価できます。

将来の電力事情との関係

太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及に伴い、エコキュートの環境性能はさらに向上する可能性があります。自家発電した電力でお湯を作ることで、実質的なゼロエミッション給湯も実現可能です。

導入時期とタイミングの選び方

既存給湯器の交換タイミング

給湯器の一般的な寿命は10年から15年程度です。故障する前の計画的な交換により、工事日程の調整や補助金申請の時間的余裕を確保できます。

季節による工事への影響

エコキュートの工事は年間通じて可能ですが、厳冬期は工事が困難になる場合があります。また、需要の高い秋から冬にかけては工事日程の調整が困難になる可能性があります。

電力契約の見直し時期

エコキュート導入に合わせて電力契約を深夜電力プランに変更することで、光熱費削減効果を最大化できます。契約変更には一定の期間を要するため、早めの手続きが重要です。

メンテナンスと寿命

エコキュートのメンテナンス

エコキュートは定期的な水抜きやフィルター清掃により、長期間安定した性能を維持できます。年1回から2回の点検により、不具合の早期発見が可能です。

主要部品の交換時期は10年から15年程度で、適切なメンテナンスにより20年以上の使用も可能です。

ガス給湯器のメンテナンス

ガス給湯器は燃焼部分の清掃や安全装置の点検が重要です。年1回の定期点検により、安全性と効率を維持できます。

部品交換の頻度はエコキュートより高くなりがちですが、部品単価は比較的安価です。

故障時の対応

エコキュートは専門業者による修理が必要ですが、タンクの水を非常用水として利用できるため、完全に給湯ができなくなることは稀です。

ガス給湯器は故障時に即座に給湯停止となりますが、修理や交換の対応は比較的迅速に行えます。

よくある質問

エコキュートとガス給湯器、どちらが経済的ですか?

初期費用はガス給湯器の方が安価ですが、長期的な光熱費を考慮するとエコキュートの方が経済的になる場合が多いです。特にプロパンガス地域では、エコキュートの経済メリットが顕著に現れます。ただし、使用パターンや電力契約によって結果が変わるため、詳しいシミュレーションをお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

エコキュートの設置には どのくらいのスペースが必要ですか?

エコキュートの設置には約2㎡のスペースが必要です。ヒートポンプユニット(室外機)とタンクユニットを設置するため、ガス給湯器と比較して広いスペースを要します。マンションのベランダでは設置が困難な場合があるため、事前の現地調査が重要です。

災害時にはどちらが安心ですか?

エコキュートは災害時の非常用水として460Lのタンク容量を活用できる点で優位です。一方、ガス給湯器は地震等でガス供給が停止した場合、復旧まで使用できません。ただし、停電時はエコキュートも使用できないため、どちらも完全ではありません。

お湯切れの心配はありませんか?

ガス給湯器は瞬間式のためお湯切れの心配はありません。エコキュートは深夜に沸かしたお湯をタンクに貯めるため、使用量がタンク容量を超えるとお湯切れが生じる可能性があります。ただし、家族構成に適したタンク容量を選択することで、通常の使用では問題ありません。

補助金はどちらも受けられますか?

エコキュートは国や地方自治体の補助金対象となることが多く、機器の種類や設置条件によって10万円から25万円程度の補助が受けられます。ガス給湯器(エコジョーズ)も一部の自治体で補助対象となっていますが、エコキュートと比較して補助額は少額になる傾向があります。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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