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太陽光発電やめたほうがいい?設置前に知っておくべき注意点と対策

太陽光発電 2025年08月24日更新

太陽光発電システムの主なリスクと課題

初期費用の高さと回収期間の長さ

太陽光発電システムの導入を検討する際、最も大きな懸念となるのが初期費用です。一般的な家庭用太陽光発電システム(4kW~5kW)を導入する場合、140万円~200万円程度が目安となります。これは多くの家庭にとって決して小さな金額ではありません。

太陽光パネルの設置費用の相場は、パネルの種類や設置面積、工事内容などによって大きく異なりますが、一般的には1kWあたり35万円~40万円程度となっています。この初期投資を回収するまでには、一般的に10年~15年程度の期間を要するとされており、その間に機器の故障や性能低下のリスクも考慮する必要があります。

発電量の不安定性と天候依存

太陽光発電システムは天候に大きく左右される特性があります。曇りや雨の日はもちろん、季節によっても発電量が大きく変動します。特に梅雨時期や冬場は発電量が大幅に減少し、期待していた電力を得られない可能性があります。

また、住宅の立地条件も発電効率に大きく影響します。周辺に高い建物があったり、屋根の向きが南向きでなかったりする場合、想定していた発電量を得られないケースも少なくありません。

メンテナンスコストと機器の寿命

太陽光発電システムは「メンテナンスフリー」と言われることがありますが、実際には定期的な点検や清掃が必要です。パネルの汚れや鳥の糞、落ち葉などが付着すると発電効率が低下するため、定期的な清掃が欠かせません。

また、パワーコンディショナーは太陽光パネルより寿命が短く、一般的に10年~15年程度で交換が必要となります。電力会社との系統連系においても、経年劣化が早まることがあります。この交換費用は20万円~30万円程度かかるため、運用中の追加コストとして考慮する必要があります。

設置環境による制約とリスク

屋根への負担と構造的な問題

太陽光パネルの設置は屋根に一定の負荷をかけます。特に築年数が古い住宅では、屋根の構造的な強度が不足している場合があり、補強工事が必要になることもあります。また、設置工事の際に屋根に穴を開ける必要があるため、雨漏りのリスクも完全には排除できません。

近隣住民とのトラブル

太陽光パネルの反射光が近隣住宅に影響を与えることがあります。特に朝夕の時間帯に強い反射光が発生すると、近隣住民からクレームが寄せられる可能性があります。また、パネルの見た目を「景観を損なう」と感じる住民もいるため、事前の説明と理解を得ることが重要です。

災害時のリスク

地震や台風などの自然災害時には、太陽光パネルが損傷したり、飛散したりする危険性があります。特に台風の際は、パネルが強風で飛ばされて近隣に被害を与える可能性もあります。また、災害時にパネルが破損すると、感電の危険性もあるため、適切な対処が必要です。

経済的な検討ポイント

売電価格の下落トレンド

住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は、1kWhあたり15円となっており、設置年度や電力会社によって異なりますが、この価格は年々下落傾向にあります。過去には40円を超える高い売電価格が設定されていた時期もありましたが、現在の水準では当初期待していたほどの経済メリットを得られない可能性があります。

電力会社の系統連系の制約

電力会社との系統連系は申請から承認までに通常3ヵ月~6ヵ月程度を要します。また、地域によっては系統連系の容量が限界に達しており、新規の接続を断られるケースも発生しています。このような状況では、せっかく設備を導入しても売電できない可能性があります。

廃棄費用の問題

太陽光発電システムは25年~30年程度の寿命を迎えた後、適切に廃棄する必要があります。太陽光パネルの処分費用は1枚あたり5,000円からが相場となっており、システム全体では数十万円の処分費用がかかることもあります。この費用は導入時の検討では見落とされがちですが、長期的な運用コストとして考慮する必要があります。

太陽光発電を避けるべきケース

築年数の古い住宅

築20年以上の住宅では、屋根の構造的な強度や防水性能に問題がある場合があります。このような住宅に太陽光発電システムを設置すると、雨漏りや構造的な問題が発生するリスクが高まります。まず屋根の状態を専門家に診断してもらい、必要に応じて補修工事を行ってから検討することが重要です。

日照条件が悪い立地

周辺に高い建物があったり、屋根の向きが北向きだったりする場合、十分な発電量を期待できません。また、住宅密集地では近隣の建物による影の影響も大きくなります。このような立地条件では、投資回収期間が大幅に延びる可能性があります。

経済的な余裕がない世帯

太陽光発電システムは長期的な投資であり、初期費用を回収するまでに10年以上の期間を要します。住宅ローンの返済が残っている場合や、教育費などの支出が見込まれる場合は、無理をして導入するべきではありません。

リスクを軽減する対策と検討事項

信頼できる業者の選定

太陽光発電システムの成功は、施工業者の技術力と信頼性に大きく依存します。複数の業者から見積もりを取り、実績や保証内容を十分に比較検討することが重要です。基本的には無償での保証対応が期待できますが、業者によって保証内容が異なるため、契約前に詳細を確認しましょう。

発電量シミュレーションの精度向上

導入前には、専門業者による詳細な発電量シミュレーションを依頼することが重要です。屋根の向きや角度、周辺環境、気象データなどを考慮した精密なシミュレーションにより、実際の発電量をより正確に予測できます。

蓄電池との組み合わせ検討

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることで、発電した電力を効率的に活用できます。家庭用蓄電池の費用相場は容量1kWhあたり20万円~30万円程度となっており、家庭用蓄電池(4kWh~7kWh)を導入する場合は100万円~200万円程度が目安となります。

蓄電池の種類別の価格相場は、小容量の3kWh~5kWhタイプは100万円~150万円、中容量の6kWh~10kWhタイプは150万円~200万円、大容量の10kWh以上は200万円~350万円程度となっています。

蓄電池の標準的な設置工事費用は20万円~35万円程度となっており、設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

最新のリチウムイオン蓄電池の充放電サイクル数は6,000回から12,000回程度となっており、蓄電池の寿命は30年前後と長期間の使用が期待できます。

まとめ:慎重な検討が必要な理由

太陽光発電システムの導入は、決して「やめたほうがいい」技術ではありませんが、慎重な検討が必要な投資であることは間違いありません。初期費用の高さ、天候による発電量の変動、メンテナンスコスト、近隣トラブルのリスクなど、様々な課題があることを理解した上で判断する必要があります。

特に、築年数の古い住宅、日照条件の悪い立地、経済的な余裕がない世帯においては、導入を控えるか、十分な準備が整ってから検討することをお勧めします。一方で、適切な条件が整っている場合は、長期的な電力コストの削減や環境負荷の軽減につながる有効な投資となり得ます。

導入を検討する際は、複数の専門業者から詳細な見積もりとシミュレーションを取得し、家庭の経済状況や住宅の条件を総合的に判断することが重要です。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

太陽光発電システムの導入で後悔するケースはありますか?

太陽光発電システムの導入で後悔する主なケースは、事前の発電量シミュレーションが不適切だった場合、メンテナンスコストを考慮していなかった場合、近隣トラブルが発生した場合などです。また、築年数の古い住宅で雨漏りが発生したケースや、想定していた売電収入が得られなかったケースも報告されています。これらのリスクを避けるためには、信頼できる業者選びと詳細な事前調査が不可欠です。

太陽光発電システムを設置しない方が良い住宅の特徴は?

太陽光発電システムの設置を避けるべき住宅の特徴として、築20年以上で屋根の状態が悪い住宅、北向きの屋根や周辺に高い建物がある日照条件の悪い住宅、住宅密集地で近隣との距離が近い住宅などが挙げられます。また、経済的な余裕がなく初期投資の回収に不安がある世帯も、導入を慎重に検討すべきでしょう。

太陽光発電の売電価格が下がり続けているのは本当ですか?

住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は、設置年度や電力会社によって異なりますが、現在は1kWhあたり15円程度となっており、確実に下落傾向にあります。過去には40円を超える高い売電価格が設定されていた時期もありましたが、太陽光発電の普及拡大とともに価格は年々下落しています。この傾向は今後も続く可能性が高いため、売電収入に過度に依存した投資計画は避けるべきでしょう。

太陽光発電システムの廃棄費用はどの程度かかりますか?

太陽光発電システムは25年~30年程度の寿命を迎えた後、適切に廃棄する必要があります。太陽光パネルの処分費用は1枚あたり5,000円からが相場となっており、一般的な住宅用システムでは数十万円の処分費用がかかることもあります。この費用は導入時の検討では見落とされがちですが、長期的な運用コストとして必ず考慮する必要があります。

太陽光発電システムを導入するか判断する際の重要なポイントは?

太陽光発電システムの導入判断で最も重要なのは、住宅の立地条件と経済状況の総合的な評価です。まず、屋根の向きや周辺環境による日照条件を専門業者に詳しく調査してもらい、正確な発電量シミュレーションを取得することが重要です。また、初期費用の回収期間、メンテナンスコスト、廃棄費用などを含めた長期的な収支計画を立て、家庭の経済状況と照らし合わせて判断する必要があります。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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