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太陽光パネル種類の選び方と特徴比較ガイド

太陽光発電 2025年08月25日更新

太陽光パネルの基本的な種類と特徴

太陽光発電システムを導入する際、最も重要な選択の一つが太陽光パネルの種類です。現在市場に流通している太陽光パネルは、主に使用される素材と製造技術によっていくつかの種類に分類されます。

シリコン系太陽光パネルの種類

単結晶シリコンパネル

単結晶シリコンパネルは最も高い発電効率を誇る太陽光パネルです。純度の高いシリコンを使用しており、変換効率は約20~22%と他の種類よりも優れています。限られた屋根面積で最大の発電量を確保したい場合に適しており、長期的な発電性能の安定性も高く評価されています。

ただし、製造コストが高いため、パネル単価は他の種類と比較して高額になる傾向があります。初期投資は大きくなりますが、長期的な発電効率を重視する場合には最適な選択肢といえるでしょう。

多結晶シリコンパネル

多結晶シリコンパネルは、単結晶シリコンパネルよりも製造コストを抑えた太陽光パネルです。変換効率は約15~17%と単結晶には劣りますが、コストパフォーマンスに優れており、一般住宅での導入実績が豊富です。

製造工程がシンプルなため価格が抑えられており、初期投資を抑えつつ太陽光発電を導入したい場合に適しています。広い屋根面積を確保できる住宅であれば、多結晶シリコンパネルでも十分な発電量を確保可能です。

アモルファスシリコンパネル(薄膜系)

アモルファスシリコンパネルは、薄膜技術を使用した軽量な太陽光パネルです。変換効率は約6~8%と低めですが、影の影響を受けにくく、部分的な影でも発電性能が維持される特徴があります。

また、パネル自体が薄く軽量なため、屋根への負荷を軽減できます。建物の構造的制約がある場合や、複雑な屋根形状でも設置しやすいという利点があります。

化合物系太陽光パネルの種類

CIS系(CIGS系)パネル

CIS系パネルは、銅・インジウム・セレンなどの化合物を使用した太陽光パネルです。温度特性に優れており、高温時でも発電効率の低下が少ないという特徴があります。変換効率は約12~14%程度です。

また、製造時のエネルギー消費量が少なく、環境負荷の軽減に貢献できます。日本のような高温多湿な気候条件下でも安定した発電性能を発揮します。

CdTe系パネル

CdTe系パネルは、カドミウムテルルを使用した化合物系の太陽光パネルです。製造コストが安く、変換効率は約11~13%程度です。しかし、カドミウムという有害物質を含むため、日本国内ではほとんど普及していません。

太陽光パネル種類別の性能比較

発電効率の比較

各種類の太陽光パネルの発電効率を比較すると、以下のような順序になります:

  1. 単結晶シリコンパネル:20~22%
  2. 多結晶シリコンパネル:15~17%
  3. CIS系パネル:12~14%
  4. CdTe系パネル:11~13%
  5. アモルファスシリコンパネル:6~8%

発電効率が高いほど、同じ設置面積でより多くの電力を生成できます。限られた屋根面積を有効活用したい場合は、発電効率の高いパネルを選択することが重要です。

価格とコストパフォーマンス

太陽光パネルの設置費用の相場は、パネルの種類や設置面積、工事内容などによって大きく異なります。一般的には1kWあたり35万円~40万円程度です。

種類別の価格傾向:

  • 単結晶シリコンパネル:高価格帯
  • 多結晶シリコンパネル:中価格帯
  • CIS系パネル:中~高価格帯
  • アモルファスシリコンパネル:低~中価格帯

一般的な家庭用太陽光発電システム(4kW~5kW)を導入する場合の費用相場は140万円~200万円程度が目安となります。

耐久性と寿命の比較

太陽光パネルの寿命は一般的に25年~30年程度とされていますが、種類によって若干の違いがあります。

単結晶シリコンパネルは最も耐久性が高く、長期間安定した発電性能を維持できます。多結晶シリコンパネルも同様に高い耐久性を持っています。

薄膜系のパネルは、結晶系と比較すると経年劣化がやや早い傾向がありますが、適切なメンテナンスを行えば十分な寿命を確保できます。

住宅用太陽光パネルの選び方

屋根の条件に応じた選択

太陽光パネルを選ぶ際は、設置する屋根の条件を十分に考慮する必要があります。

屋根面積が限られている場合

限られた屋根面積で最大の発電量を確保したい場合は、発電効率の高い単結晶シリコンパネルが最適です。高い変換効率により、少ない設置面積でも十分な発電量を確保できます。

屋根面積に余裕がある場合

屋根面積に余裕がある場合は、コストパフォーマンスに優れた多結晶シリコンパネルを選択することで、初期投資を抑えながら必要な発電量を確保できます。

屋根の耐荷重に制約がある場合

古い建物や木造住宅で屋根の耐荷重に制約がある場合は、軽量なアモルファスシリコンパネルを選択することで、建物への負荷を軽減できます。

設置環境と気候条件の考慮

日本の気候条件を考慮すると、以下の点が重要です。

高温多湿な地域

高温多湿な地域では温度特性に優れたCIS系パネルが適しており、夏場の高温時でも安定した発電性能を維持できます。

影の影響を受けやすい立地

建物や樹木の影響を受けやすい立地では、部分的な影でも発電性能が維持されるアモルファスシリコンパネルが有効です。

予算と投資回収期間の検討

太陽光発電システムの導入を検討する際は、初期投資額と投資回収期間のバランスを考慮することが重要です。

住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は、1kWhあたり15円(設置年度や電力会社によって異なります)となっており、発電効率の高いパネルほど早期の投資回収が期待できます。

太陽光パネルの設置と工事について

設置工事の流れと期間

太陽光発電システムの設置工事は、一般的な住宅用システムの場合、1~2日程度で完了します。しかし、工事前には電力会社への連系申請や各種手続きが必要で、申請から工事完了まで全体では3~6ヶ月程度の期間を要することが一般的です。

系統連系は申請から承認までに要する期間は通常3ヵ月~6ヵ月程度となります(※電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります)。

パネル種類による設置上の注意点

太陽光パネルの種類によって、設置時に注意すべき点が異なります。

重量のある単結晶・多結晶シリコンパネルを設置する場合は、屋根の構造強度を事前に確認することが重要です。必要に応じて補強工事を行う場合があります。

薄膜系パネルは軽量ですが、風圧に対する配慮が必要で、適切な固定方法を選択する必要があります。

メンテナンスと保証について

太陽光パネルの種類によってメンテナンス要件が異なります。結晶系シリコンパネルは比較的メンテナンスが簡単で、定期的な清掃と点検で長期間の性能維持が可能です。

保証対応について、基本的には製品保証と出力保証が提供されますが、パネルの種類やメーカーによって保証内容が異なります。導入前に保証内容を十分に確認することが重要です。

最新の太陽光パネル技術動向

次世代太陽光パネルの開発状況

太陽光パネル技術は継続的に進歩しており、より高効率で低コストなパネルの開発が進められています。

ペロブスカイト太陽電池

次世代の太陽光パネルとして注目されているペロブスカイト太陽電池は、理論的には30%を超える高い変換効率が期待されています。また、製造コストも従来のシリコン系パネルより大幅に削減できる可能性があります。

バイフェイシャルパネル

両面発電が可能なバイフェイシャルパネルは、裏面からの反射光も活用することで、従来のパネルより10~20%高い発電量を実現できます。

効率向上技術の進展

既存のシリコン系パネルでも、製造技術の向上により効率向上が続いています。最新の単結晶シリコンパネルでは25%を超える変換効率を実現する製品も登場しています。

太陽光パネル導入時の注意点

処分とリサイクルについて

太陽光パネルの導入を検討する際は、将来の処分についても考慮する必要があります。太陽光パネルの処分費用は1枚あたり5,000円からが相場となっています。

太陽光発電設備の廃棄等費用の積立ては2022年7月1日から義務化されており、10kW以上の太陽光発電設備については、発電事業者が廃棄費用を事前に積み立てることが求められています。

地域の規制と建築基準法の確認

太陽光パネルの設置にあたっては、地域の建築基準法や景観条例等の規制を確認する必要があります。特に歴史的景観保護地区や高度地区では設置に制限がある場合があります。

近隣への配慮

太陽光パネルの設置により、近隣住宅への反射光の影響を考慮する必要があります。設置前に近隣への説明を行い、トラブルを未然に防ぐことが重要です。

よくある質問

太陽光パネルの種類によって発電量に差はありますか?

はい、太陽光パネルの種類によって発電効率が大きく異なります。単結晶シリコンパネルが最も高い効率(20~22%)を持ち、同じ設置面積でより多くの電力を生成できます。多結晶シリコンパネルは15~17%、アモルファスシリコンパネルは6~8%程度の効率となります。

住宅用にはどの種類の太陽光パネルがおすすめですか?

屋根面積が限られている一般住宅では、発電効率の高い単結晶シリコンパネルがおすすめです。初期投資を抑えたい場合は多結晶シリコンパネルも良い選択肢となります。屋根の耐荷重に制約がある場合は、軽量なアモルファスシリコンパネルを検討してください。

太陽光パネルの寿命はどの種類でも同じですか?

太陽光パネルの寿命は一般的に25年~30年程度ですが、種類によって若干の違いがあります。単結晶シリコンパネルが最も耐久性が高く、長期間安定した発電性能を維持できます。薄膜系パネルは結晶系と比較すると経年劣化がやや早い傾向があります。

太陽光パネルの価格差はどの程度ありますか?

太陽光パネルの価格は種類によって大きく異なります。一般的な設置費用は1kWあたり35万円~40万円程度ですが、単結晶シリコンパネルは高価格帯、多結晶シリコンパネルは中価格帯、アモルファスシリコンパネルは低~中価格帯となります。4kW~5kWシステムで140万円~200万円程度が目安です。

設置後のメンテナンスは種類によって違いますか?

太陽光パネルの種類によってメンテナンス要件が若干異なります。結晶系シリコンパネルは比較的メンテナンスが簡単で、定期的な清掃と点検で十分です。薄膜系パネルも基本的には同様ですが、より丁寧な取り扱いが必要な場合があります。いずれの種類でも年1~2回の点検をおすすめします。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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