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太陽光発電設備 耐用年数の基礎知識と長寿命化

太陽光発電 2025年09月06日更新

太陽光発電設備の法定耐用年数とは

太陽光発電設備の法定耐用年数は、減価償却計算や税務申告において重要な指標となります。住宅用太陽光発電設備(10kw未満)の法定耐用年数は17年、産業用太陽光発電設備(10kw以上)は20年と定められています。

この法定耐用年数は、国税庁が定める減価償却資産の耐用年数等に関する省令に基づいて設定されており、税務上の計算に使用される基準値です。ただし、実際の太陽光発電設備の使用可能期間とは必ずしも一致しないため、投資計画を立てる際は両方の観点から検討することが重要です。

法定耐用年数の分類

太陽光発電設備の法定耐用年数は設備規模によって以下のように分類されます:

  • 住宅用太陽光発電設備(10kw未満): 17年
  • 産業用太陽光発電設備(10kw以上): 20年

この分類は、設備の規模や用途に応じた適切な償却期間を設定するために区別されています。

太陽光パネルの実際の寿命

法定耐用年数とは別に、太陽光パネルには実際の使用可能期間があります。現在の太陽光パネルの実際の寿命は25年~30年程度とされており、適切なメンテナンスを行うことでさらに長期間の使用が可能です。

パネル種別による寿命の違い

太陽光パネルの種類によって寿命に若干の差があります:

結晶シリコン系パネルは最も普及しており、25年~30年の長期使用が期待できます。多くのメーカーが25年間の出力保証を提供しているのもこの実績に基づいています。

薄膜系パネルは軽量で設置しやすい特徴がありますが、一般的に結晶シリコン系よりもやや短い20年~25年程度の寿命とされています。

経年劣化と発電量の変化

太陽光パネルは経年とともに徐々に発電効率が低下します。一般的な年間劣化率は0.5%~0.8%程度とされており、25年後でも初期性能の80%程度の発電能力を維持することが期待できます。

パワーコンディショナーの耐用年数

太陽光発電システムにおいて、パワーコンディショナーは太陽光パネルとは異なる耐用年数を持ちます。パワーコンディショナーの一般的な寿命は10年~15年程度であり、太陽光パネルよりも短い期間での交換が必要になります。

パワーコンディショナー交換の必要性

パワーコンディショナーは電子部品で構成されているため、太陽光パネルよりも早期に性能劣化や故障が発生する可能性があります。特に屋外設置型の場合、温度変化や湿度の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスと適切な時期での交換が重要です。

電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります(※電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります)ため、使用環境を考慮した交換計画を立てることが推奨されます。

架台・配線等の付帯設備の耐用年数

太陽光発電システムは太陽光パネルとパワーコンディショナー以外にも、架台や配線などの付帯設備で構成されています。

架台システムの寿命

太陽光パネルを支える架台システムの耐用年数は20年~30年程度とされており、適切な材質選択と施工により長期間の使用が可能です。

アルミニウム製架台は軽量で耐食性に優れ、ステンレス製架台はさらに高い耐久性を持ちます。設置環境に応じた材質選択により、太陽光パネルと同等の長期使用が期待できます。

配線・接続部品の交換時期

配線や接続部品は屋外環境での劣化が進みやすいため、10年~20年を目安に点検・交換を行うことが推奨されます。特に接続部分は経年による接触不良が発生しやすく、定期的なメンテナンスが重要です。

耐用年数を延ばすメンテナンス方法

太陽光発電設備の寿命を最大限に延ばすためには、適切なメンテナンスが不可欠です。

定期点検の重要性

年2回程度の定期点検により、早期の不具合発見と適切な対処が可能になります。点検項目には以下が含まれます:

  • 太陽光パネル表面の汚れや損傷確認
  • パワーコンディショナーの動作状況確認
  • 配線・接続部の点検
  • 架台の固定状況確認
  • 発電量データの分析

清掃による性能維持

太陽光パネル表面の汚れは発電効率の低下に直結します。定期的な清掃により、汚れによる発電量低下を3%~5%程度改善できる場合があります。ただし、高所作業となるため安全性を考慮し、専門業者への依頼を推奨します。

環境要因への対策

設置環境によっては追加の対策が必要になります:

  • 塩害地域:耐塩仕様の機器選択と定期的な塩分除去
  • 積雪地域:雪害対策と積雪荷重を考慮した架台設計
  • 強風地域:風圧荷重に対応した固定方法の選択

耐用年数と投資回収の関係

太陽光発電設備への投資を検討する際、耐用年数は投資回収計算において重要な要素となります。

投資回収期間の算出

一般的な家庭用太陽光発電システム(4kw~5kw)の導入費用は140万円~200万円程度が目安となります。住宅用太陽光発電(10kw未満)の売電価格は1kWhあたり15円(設置年度や電力会社によって異なります)で、適切な条件下では10年~15年程度での投資回収が期待できます。

長期運用のメリット

太陽光発電設備の実際の寿命が25年~30年であることを考慮すると、投資回収後も10年~15年程度の収益期間が見込めます。この期間は電気代削減効果と売電収入によるメリットを享受できるため、長期的な経済効果は投資額を大幅に上回る可能性があります。

耐用年数経過後の対応

太陽光発電設備が耐用年数を迎えた際の対応について解説します。

設備更新の検討

法定耐用年数や実際の寿命を迎えた設備については、以下の選択肢があります:

  • 継続使用:性能に問題がなければそのまま使用継続
  • 部分更新:パワーコンディショナーなど劣化の進んだ部品のみ交換
  • 全面更新:システム全体を最新設備に更新

廃棄処理の注意点

太陽光発電設備の廃棄については法的規制があります。2022年7月1日から、10kw以上の太陽光発電設備については発電事業者が廃棄費用を事前に積み立てることが義務化されています。

太陽光パネルの処分費用は1枚あたり5,000円からが相場となっており、適切な処理業者への依頼が必要です。住宅用設備についても、将来の廃棄費用を考慮した設備導入計画を立てることが重要です。

まとめ

太陽光発電設備の耐用年数について、法定耐用年数と実際の使用可能期間の違いを理解することが重要です。適切なメンテナンスにより、法定耐用年数を超えて長期間の安定した発電が期待できます。

設備導入を検討される際は、初期費用だけでなく長期的な運用コストやメンテナンス計画も含めた総合的な判断が重要です。専門的な知識が必要な場合は、お気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

太陽光発電の法定耐用年数は何年ですか?

住宅用太陽光発電設備(10kw未満)の法定耐用年数は17年、産業用太陽光発電設備(10kw以上)は20年です。これは税務上の減価償却計算に使用される期間であり、実際の使用可能期間とは異なります。

太陽光パネルは何年使えますか?

太陽光パネルの実際の寿命は25年~30年程度とされています。適切なメンテナンスを行うことで、25年後でも初期性能の80%程度の発電能力を維持することが期待できます。

パワーコンディショナーはいつ交換が必要ですか?

パワーコンディショナーの一般的な寿命は10年~15年程度です。太陽光パネルよりも短い期間での交換が必要になるため、設備導入時から交換費用を見込んでおくことが重要です。

太陽光発電設備のメンテナンス頻度はどのくらいですか?

年2回程度の定期点検が推奨されます。太陽光パネルの清掃、パワーコンディショナーの動作確認、配線・接続部の点検、発電量データの分析などを行い、早期の不具合発見と適切な対処を行います。

耐用年数が過ぎた太陽光発電設備はどうすればよいですか?

性能に問題がなければ継続使用が可能です。部分的な更新や全面更新も選択肢となります。廃棄する場合は適切な処理業者への依頼が必要で、太陽光パネルの処分費用は1枚あたり5,000円からが相場となっています。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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