エコキュートの電気代が高くなる理由はコレ!損しない使い方と5つの節約術をご紹介!

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「エコキュートって本当に省エネなの?」「最近、電気代が高く感じる…」そんな疑問を持つ方は少なくありません。確かに、エコキュートはうまく使えば光熱費をグッと抑えられますが、使い方によってはかえって電気代が上がってしまうことも。
この記事では、エコキュートの電気代が高くなる「3つの原因」と、今すぐ始められる「5つの節約法」をわかりやすく解説します。「損しない使い方」を知って、毎月の光熱費を無理なく抑えましょう!
目次
エコキュートの電気代は本当に高い?ガス給湯器との料金を比較!
「エコキュートは電気代が高い」と言われることもありますが、実際にはガス給湯器と比べてもランニングコストは決して高くありません。参考までに、「パナソニック」「プロパンガス料金消費者協会」の調べによる、それぞれの平均光熱費を見比べていきましょう。
給湯設備 | 平均光熱費(1か月) | 1年間あたり |
エコキュート | 1,700〜4,500円 | 20,400〜54,000円 |
プロパンガス給湯器 | 6,480〜10,319円 | 77,760〜123,828円 |
表を見ると、エコキュートの方が、プロパンガス給湯器に比べて「約2分の1〜5分の1」もの光熱費の節約効果が期待できることがわかります。
圧縮した「空気の熱」で効率よくお湯を沸かすエコキュートはもともと省エネ性能が高い給湯設備。「夜間の安い電気」も活用すれば、ガス給湯器より光熱費が安く済む可能性は高いといえるでしょう。
ただし、エコキュートの設定や使い方を間違えると電気代がかさみ、ガス給湯器より光熱費が上回る可能性もあります。ここからは、エコキュートの光熱費が高くなる原因をくわしく確認していきましょう。
参考:パナソニック / プロパンガス料金消費者協会
※本項の数値・内容は特定条件に基づく試算であり、実際の結果を保証するものではありません。
エコキュートの電気代が高くなる「3つの理由」とは?
「省エネなはずのエコキュートなのに、なんだか電気代が高い…」そう感じるのは、間違った使い方や生活スタイルとのミスマッチが原因かもしれません。本項では、エコキュートの電気代が高くなってしまう代表的な「3つの原因」を、わかりやすく解説します。
理由①:昼間に「沸き増し」を利用する機会が多い
エコキュートは基本的に「夜間のお得な電気」でお湯を沸かすように設計されています。しかし、貯湯タンクのお湯が一定量を下回ると、昼間でも自動で追加加熱(=自動沸き増し)が行われることがあります。
問題は、この「昼間の電力」は単価が高いという点です。特に、昼間の電気料金が高いプラン(例:深夜電力プラン)を利用している場合、たった数回の沸き増しでも月の電気代が大きく跳ね上がる可能性が生じてしまいます。
また、真冬などお湯の使用量が増える時期は、沸き増しが頻発しやすくなるため注意が必要です。夜間の沸き上げ量の見直しや、使いすぎの防止が節電のカギになります。
理由②:電気料金プランと沸き上げの時間帯がマッチしていない
エコキュートの節約効果を最大限に活かすには、「電気代が安い時間帯」に充分な量のお湯を沸かすことが肝心です。ところが、契約している電気料金プランとエコキュートの沸き上げ時間が微妙にズレていると、割高な時間帯に運転してしまい、気づかないうちに電気代が上がる原因になります。
たとえば、深夜電力が適用されるのが「23時〜翌6時」なのに、エコキュートの設定が「22時〜翌7時」となっていれば、1〜2時間分は昼間料金での加熱になってしまうでしょう。
電力会社や地域によって「夜間料金の時間帯」は異なるため、まずは、現在の契約プランと沸き上げ設定を確認してみてください。数時間のズレでも年間で見ると大きな差になるため、早めに見直しておくと安心です。
理由③:寒冷地では冬場のエコキュートの電気代が高くなりがち
寒冷地では、エコキュートの電気代が冬場に上がりやすくなります。その大きな理由は、外気温が低いことでヒートポンプの効率が下がってしまうからです。ヒートポンプは外の空気から熱を取り込んでお湯を沸かすため、空気の冷たい冬場はより多くの電力を必要とします。
加えて、水道水そのものの温度も冬は冷たくなるため、設定温度まで上げるのに時間も電力も余分にかかってしまいます。さらに、凍結防止のためのヒーター作動や、お湯の使用量の増加など、寒冷地特有の要因が電気代を押し上げているのです。
こうした季節的な負担を抑えるには、寒冷地仕様のエコキュートを選ぶことや、お湯のムダ使いを抑える工夫などで軽減できます。一方で、冬場のエコキュートの電気代上昇は「完全には避けられない」と、事前に理解しておくことも大切です。
光熱費が高いと感じたら!エコキュートの電気代を節約する「5つの方法」
エコキュートは使い方次第で、電気代に大きな差が出る設備。「思ったよりも高い…」と感じている場合でも、ちょっとした工夫や設定の見直しで改善できることもあります。ここでは、毎日の生活に取り入れられる実践的な「5つの節約テクニック」をご紹介します。
方法①:なるべく夜間のお得な電気を活用する
エコキュートの電気代を節約するうえで、もっとも効果的なのが「夜間のお得な電力」をとことん活用すること。多くの家庭で利用されている「時間帯別電灯(深夜電力プラン)」や「オール電化プラン」の夜間料金は、昼間料金に比べて「数割安く」設定されているケースも少なくありません。
反対に、昼間に「沸き増し」などで追加加熱を続けると、高い単価でお湯を作る機会が増えるため、結果的に月々の電気代が割高になってしまいます。
まずは、契約している電力プランのお得な時間帯と、エコキュートの「沸き上げ時間」の設定が合っているかを確認しましょう。お得な時間帯だけでは沸き上げ時間が足りない場合などは、「プランの切り替え」などを検討してもよいでしょう。
※本項の数値・内容は特定条件に基づく試算であり、実際の結果を保証するものではありません。
方法②:タンクの設定温度を見直す
エコキュートは「タンクに貯めた高温のお湯」と水で混ぜて適温にする仕組みになっており、設定温度が高いほど、「実際に使えるお湯の量」が増える特徴を持っています。そのため、お湯切れが不安な家庭では、設定温度が高めに設定されていることも多いもの。しかしこれは、電気代が上がる要因にもなってしまいます。
たとえば、普段は40℃前後のお湯しか使っていないのに、タンクの設定温度を80℃など、かなり高めに設定していると、温度の維持に多くの電力を使ってしまう結果に。必要以上に高い温度設定は、ムダな電力消費に直結します。
季節や家族構成に合わせて、タンクの設定温度を見直すことで、快適さを保ちながら電気代を抑えることが可能です。各モデルには適切な温度設定をサポートする「省エネモード」や「学習機能」などが搭載されていますので、上手に活用しましょう。
方法③:入浴時間をできるだけ家族で揃える
エコキュートのタンクは一度沸かしたお湯を保温しながら貯めておく仕組みですが、時間が経つにつれて少しずつ温度が下がっていきます。そのため、家族の入浴時間がバラバラだと、何度も「追いだき」や「保温」機能を使うことになり、余計な電力を消費してしまいます。
とくに冬場はタンク・浴槽ともに湯冷めが早いため、後から入る人のために「高温足し湯」や追いだきをひんぱんに使うケースも少なくありません。これが積み重なると、1ヶ月の電気代に大きく影響することもあるでしょう。
できるだけ「家族みんなで入浴時間を揃える」ことで、お風呂の温度低下を防ぎ、追いだきの回数を減らせますさらに、風呂フタをしっかり閉める・保温性の高いものに変えるなど、ちょっとした工夫も効果的です。
方法④:お湯切れの対策と「追いだき」の使い方を見直す
エコキュートは夜間にまとめてお湯を沸かす仕組みのため、使いすぎると日中・夕方にお湯が足りなくなる「お湯切れ」が起きることがあります。これを防ぐために昼間の「沸き増し」や「追いだき」をひんぱんに使うと、割高な時間帯の電力を使うことになり、電気代が高騰する原因になります。
お湯切れの対策として、まずは「1日あたりの使用量の目安」を把握し、タンク容量や沸き上げモードを見直すことが大切です。「多めに沸き上げる」設定にするだけで、お湯切れを予防できるケースもあります。
また、追いだきを使う頻度が多いご家庭は、追いだきよりも「高温たし湯」を活用したほうが電気代を効率よく抑えられます。というのも、浴槽の湯を追加で加熱する追いだきに比べて、高温たし湯は「すでに沸かしてあるタンクのお湯を足す」だけなので、余計な電気代が発生しにくいからです。
方法⑤:電気料金プランの切り替えを検討する
意外と見落とされがちですが、電気料金プランそのものを見直すことも、エコキュートの節約には非常に効果的です。すでに深夜電力プランを使っているご家庭でも、「同じような時間帯設定でも料金や特典が異なるプラン」は意外と多いものです。
たとえば、基本料金が安いタイプや、電力量料金が細かく分かれているもの、電力使用量に応じてポイント還元が受けられる特典付きのプランなど、各電力会社がさまざまな選択肢を用意しています。
また、電力自由化により参入した「新電力会社」を選べば、より自宅のライフスタイルに合った料金体系を選べる可能性も。今のプランが最適かどうか、一度比較サイトや電力会社の公式ページでチェックしてみる価値は十分にあります。
太陽光発電とエコキュートを連携させて、電気代をさらに安く!
太陽光発電を導入している家庭では、エコキュートとの連携によって昼間に発電した電気を「沸き上げに活用」することも可能です。通常エコキュートは夜間の安い電力でお湯を沸かしますが、晴れた日の昼間に余剰電力がある場合は、あえて昼間に沸き上げる設定に切り替えることで、「実質無料の電気」でお湯を作ることができます。
最近では、太陽光連携に対応した「自家消費モード」や「太陽光優先沸き上げモード」を搭載したモデルや、太陽光発電との連携を前提に設計された「おひさまエコキュート」も増えており、選択肢の幅が広がっています。
太陽光発電の売電単価が下がってきた今こそ、自宅で発電した電気を自分で使う「自家消費型」のライフスタイルが経済的。2つの設備を上手に連携すれば、光熱費のさらなる削減につながります。
まとめ|エコキュートの電気代は使い方次第!上手に節約してお得に使おう
エコキュートは省エネ性能に優れた給湯設備ですが、設定や使い方によっては思ったより電気代がかかってしまうこともあります。とくに「昼間の沸き増し」「追いだきの使いすぎ」「プランと使い方の不一致」などが重なると、コストは想像以上に膨らんでしまいます。
一方で、夜間電力の活用・設定温度の見直し・入浴時間の工夫など、今日から実践できる節約術も豊富です。さらに、太陽光発電との連携や電気料金プランの見直しを行えば、光熱費を今よりグッと下げることも可能です。
大切なのは、「使い方を見える化して、あなたの家庭に合った節約アイデアを実践すること」。本記事でご紹介した5つの節約方法はどれも、今から無理なく始められるものばかりです。ぜひこの機会に、家庭の節電スタイルを見直してみませんか?
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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