【三菱エコキュート】使える入浴剤はどれ?使用上の注意点・お手入れ方法も徹底解説!

※本記事は、事業者から提供を受けた商品・サービスのPRを含む広告コンテンツです。
仕事や家事で疲れた体を癒やすなら、やっぱり湯船に浸かるのが一番。お風呂好きの方の中には、特別な日にはお気に入りの「入浴剤」を使いたい!という方も少なくないでしょう。
従来のガス給湯器などでは大半の入浴剤が使えますが、実は、「エコキュート」には「使える・使えない入浴剤」の種類があることは意外と知られていない事実。うっかりメーカー非推奨の入浴剤を使ってしまうと、配管の詰まりや腐食など、思わぬトラブルの原因となりかねません。
そこで本記事では、人気の「三菱エコキュート」を具体例として、使える・使えない入浴剤の違いや、入浴剤の正しい使い方の基本、使用後のお手入れ方法についてわかりやすく解説していきます。エコキュートを長持ちさせながら、入浴剤を安心して楽しむためにも、ぜひ本記事の内容をご参考ください!
目次
三菱エコキュートに使える入浴剤・使えない入浴剤はどれ?
「さまざまな入浴剤が使える」点も強みの三菱エコキュート。一方で、メーカーが推奨していない種類も少なからず存在します。そこで本項では、三菱エコキュートに使用できる入浴剤の特徴と具体例、使えない入浴剤のタイプやNG成分、そして「迷ったときの判断ポイント」までくわしく解説していきます。
①三菱エコキュートに使える入浴剤【大半の主要メーカーに対応】
三菱エコキュートでは、花王の「バブ」やアース製薬の「バスロマン」、バスクリンの「バスクリン」や「きき湯」など、大半の主要メーカーの入浴剤に幅広く対応しています。推奨されているのは「透明タイプ」であり、「にごり湯タイプ」の使用は非推奨である点にご注意ください。
参考までに、公式ホームページで三菱電機が推奨している「使える入浴剤の一例」を、以下の表で確認していきましょう。
| メーカー:商品シリーズ | 使用OKなタイプ | 使用NGなタイプ | 対象機種(発売年) |
| 花王:バブ | 透明タイプ | にごりタイプ/シリカパウダー入り(例:バブ for SKIN) | 2010年以降の機種 |
| アース製薬:バスロマン | 透明タイプ | にごりタイプ(例:スキンケアシリーズ) | 2018年以降の機種
※SRT-C20Dは除く |
| バスクリン:バスクリン | 透明タイプ | にごりタイプ(例:ピュアスキンシリーズ) | 2018年以降の機種
※SRT-C20Dは除く |
| その他(泡タイプ)
バンダイ (アンパンマン) ハウスオブローゼ(アロマルセット) |
ボトルタイプの泡入浴剤 | 溶かすと乳白色になるタイプ | 2016年以降のPシリーズのみ |
参考:三菱電機
②三菱エコキュートで使えない入浴剤【NGな成分も解説】
三菱エコキュートでは、前述した「にごりタイプ」の他にも、「発泡タイプ」や「硫黄成分」、「シリカ成分」や「塩化ナトリウム」など、使用が推奨されていない入浴剤成分が複数あります。
以下の表で、使えない入浴剤のタイプと想定される悪影響、よくあるトラブル事例を具体的に確認していきましょう。
| NG成分 | 主な影響 | よくあるトラブル事例 |
| にごり成分 | 粒子が沈殿しやすい | ふろ配管やフィルターの詰まり/水あかの発生 |
| 硫黄成分 | 腐食作用あり | 金属配管のサビ・劣化・腐食 |
| 塩化ナトリウム(塩分) | 腐食作用あり | 配管・部品の損傷/腐食 |
| 炭酸カルシウム | 粒子が沈殿しやすい | 配管詰まり/循環ポンプの故障 |
| シリカ(無水ケイ素) | 微粒子が付着しやすい | センサー異常/フィルターの目詰まり |
| 炭酸ガス発泡タイプ | 高圧ガスが機器トラブルを起こす可能性あり | 循環ポンプ内の不具合/配管の金属腐食 |
参考:三菱電機
③使えるか迷ったら?入浴剤を入れる前に確認すべきポイント
「この入浴剤、使っても大丈夫かな?」と迷ったときは、まずは「取扱説明書」を確認しましょう。三菱エコキュートでは、対応している入浴剤のタイプが機種ごとに異なるため、説明書にある「使用可能な入浴剤一覧」や「使用上の注意」をチェックするのがもっとも確実です。
もし手元に説明書がない場合は、型番をもとに公式サポートページからダウンロードもできます。同ページの「お問い合わせフォーム」からメッセージで相談したり、フリーダイヤル(0120-139-365)で問い合わせることも可能です。
入浴剤の成分によっては重大な故障につながる可能性もあるため、「なんとなく大丈夫そう」と自己判断で使うのはおすすめできません。少しでも不安がある場合は、安易に使わずにまずは確認するという姿勢が、エコキュートを長持ちさせる最善策といえるでしょう。
参考:三菱電機
メーカー非推奨の入浴剤を使う「最大のデメリット」とは?
三菱エコキュートでメーカー非推奨の入浴剤を使う最大のデメリットは、万が一の故障が発生した際に、「メーカー保証の対象外」になる可能性があることです。
たとえ入浴剤が直接の原因でなくても、配管の詰まりや腐食、センサー不良などが見つかった場合、「入浴剤の誤った使い方による不具合」と判断されるケースもあります。その場合、修理費用は全額自己負担となり、高額になってしまうことも少なくありません。
エコキュートの修理費用は、軽微な不具合であれば「数万円」程度で済むものの、ヒートポンプや貯湯タンクの深刻なトラブルでは「十数万円」を超える出費となることも珍しくありません。思わぬ高額出費を避けるためにも、基本的にはメーカー推奨の入浴剤を使いましょう。
参考:三菱電機
三菱エコキュートで入浴剤を正しく使うための「3つの注意点」
エコキュート対応の入浴剤を使っていても、使い方を間違えるとトラブルの原因になることがあります。せっかくのバスタイムを安全・快適に楽しむためにも、ここで三菱エコキュート利用者が覚えておきたい「3つの注意点」を確認しておきましょう。
注意点①:混ぜるのはNG!入浴剤は「1種類」だけが基本
まず注意したいのは、別の種類の入浴剤を「混ぜて使わない」こと。複数の入浴剤を同時に使用すると、化学反応によって予期せぬ沈殿物や泡立ちが発生し、配管の詰まりやポンプの動作不良を起こす可能性があるからです。
特に粉末タイプと液体タイプの組み合わせは、成分が反応しやすく、残留物が浴槽やフィルターにこびりつきやすいため要注意です。入浴剤は「1種類を適量だけ使う」が基本的な使い方。素人では手の届かない配管の内部を清潔に保つためにも、「入浴剤は混ぜない」を守りましょう。
注意点②:事前に用量を確認!「入れすぎ」も不具合の原因に
続いて注意したいポイントは、「入浴剤を多く入れすぎない」こと。入浴剤の量が多すぎると、成分が湯水中に過剰に残り、配管内部やフィルターに付着しやすくなるからです。 これが蓄積すると、配管の詰まりや各部センサーの誤作動、お湯の流れの悪化につながる恐れがあります。
「香りを強くしたい」「温浴効果を高めたい」といった理由で、入浴剤を多めに入れるのが習慣化している家庭も少なくないでしょう。しかしながら、規定量を超えて入浴剤を入れる行為は、長期的に見ると設備の負荷につながります。必ず入浴剤のパッケージに記載された使用量(例:200Lのお湯に対して1袋など)を守ることが大切です。
注意点③:入浴後は必ず「配管洗浄」で成分を洗い流そう
入浴剤を使用したあとは、「その日のうちに配管洗浄を行う」のが基本です。三菱エコキュートの一部の機種には「自動配管洗浄機能」が搭載されており、浴槽のお湯を抜くだけで配管洗浄がスタートし、内部に残った入浴剤成分や汚れを洗い流す仕組みになっています。
「節電したいから」「動作音がうるさいから」といった理由で自動配管洗浄をオフに設定している方は、設備の寿命を伸ばすためにもオンに戻すことをおすすめします。透明タイプの入浴剤でも保湿効果の高いものは、配管に成分が残りやすい傾向にあるため、使用後は忘れずに洗浄を行いましょう。
配管の自動洗浄機能が搭載されていない機種をお使いの場合は、リモコンで「ふろ配管洗浄モード」を起動することで、自動洗浄と同様の効果が得られます。
【入浴剤好き必見】三菱エコキュートを長持ちさせる「3つのお手入れ」
正しい入浴剤の使い方を心がけることで10年、15年と長持ちさせられる三菱エコキュート。一方で、入浴剤を使う頻度が多いほど、配管の内部や浴室などに成分が残りやすいことも事実です。
そこで本項では、入浴剤を楽しみながらも、三菱エコキュートの製品寿命をなるべく延ばす「3つのお手入れポイント」をご紹介していきます。
お手入れ①:浴槽や浴室、床まわりもこまめに掃除する
入浴剤の入ったお湯は、通常のお湯に比べて成分や皮脂・水あかなどの汚れが浴槽や床に付着しやすくなります。これらを放置すると、ぬめりや黒ずみ・カビなどの原因になり、結果として浴室の衛生環境が悪化したり、配管やフィルターの汚れにつながる恐れがあります。
入浴剤を使った後の浴槽メンテナンスとして、お湯を抜いた後にシャワーで内側を軽く流し、柔らかいスポンジでサッとこすり洗いするだけでも効果的です。1か月に1回は床や壁も含めて全体的な清掃を行うことで、入浴剤の残留成分やカビの発生をぐっと抑えられるでしょう。清潔な浴槽環境を保つことで、気持ちの良いお風呂空間も維持できます。
お手入れ②:定期的な「手動の配管洗浄」でさらに清潔に
入浴剤をよく使う家庭では、日頃の自動配管洗浄だけでは落としきれない汚れを洗い流すためにも、1〜2ヶ月に1回の「手動配管洗浄」を実施しましょう。手順はいたって簡単で、循環口から「10cm以上」水をためて洗浄剤を投入し、リモコンの「洗浄運転」ボタンを押すだけです。
フルオートタイプ(追いだき機能付き)の機種の場合は、三菱純正の配管洗浄剤(BJ-070L)、または市販の「ジャバ(1つ穴用)」が使用可能です。それ以外の洗浄剤はメーカーの確認が取れておらず、設備を傷める恐れがあるため避けましょう。洗浄の際は、取扱説明書に沿った操作を守ることが大切です。
一方、エコオートタイプ(追いだきなし)は循環洗浄ができないため、汚れや異臭が気になる場合は設置店やメーカーサポートへ相談しましょう。
参考:三菱電機
お手入れ③:年に2回の「水抜き」でタンク内をリフレッシュ
エコキュートの貯湯タンクの底部には、長期間使用を続けることで、水道水に含まれる微細な不純物(ミネラル)などが少しずつ蓄積してしまいます。これを放置すると、タンク内の水質が悪化する恐れがあり、衛生的にも、給湯効率的にも悪影響を与えかねません。
そこで、年に2回(春・秋など)を目安に「タンクの水抜き」作業を行いましょう。水抜き作業自体はそれほど難しくないものの、作業中に「熱湯が排出される」可能性もあるため、取り扱い説明書を見ながら慎重に進めていきましょう。
貯湯タンクの水抜きは、長期間家を空ける際の衛生対策や、冬季の凍結を予防するため実施する機会もあります。
まとめ:三菱エコキュートは使える入浴剤が豊富!正しく使って設備を長持ちさせよう
三菱エコキュートは使用できる入浴剤の種類が多いことも魅力のひとつ。透明タイプであれば、「バブ」や「バスクリン」、「バスロマン」や「きき湯」など、その日の気分に合わせて多種多様な入浴剤を楽しめます。
一方で、他メーカーのエコキュートと同様に、「にごりタイプ」や「発泡タイプ」、硫黄やシリカ成分の含まれる入浴剤の使用は推奨されていません。無理に使うと配管に負荷がかかるだけでなく、万が一故障した場合に「メーカー保証が受けられなくなる」可能性もあるため、使用しないのが無難といえるでしょう。
入浴剤を安全に楽しむには、「1種類のみ使う」「適切な用量を守る」「使用後は配管洗浄」の3つを徹底することがポイント。さらに、定期的な掃除や手動洗浄、水抜きといったお手入れ習慣を取り入れることで、エコキュートを清潔・快適に保てます。
正しい入浴剤の使い方、使用後のお手入れを理解することは、結果的に設備の長持ちにもつながります。せっかく導入した三菱エコキュートと長く付き合っていくためにも、こまめなメンテナンスを心がけましょう!
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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