テスラ蓄電池を導入するメリットとは?価格や5つの特徴を紹介!
- 特徴やメリットについて詳しく知りたい
- 導入前の注意点を教えてほしい
- 補助金を利用できるのかな?
上記の疑問にお答えしていきます。
今回の記事では、パワーウォールの特徴や性能、メリットについて紹介します。
また導入前の注意点も合わせて読むことで、テスラの蓄電池をより深く知ることができます。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
テスラ蓄電池ここがスゴい!【5つの特徴】
国内メーカーとの容量や相場価格に違いはあるのでしょうか?
テスラの蓄電池は、安さと性能に魅力がありますよね。
ここでは、パワーウォールにしかない5つの特徴を紹介していきます。
13.5kWhの大容量&低価格を実現!
テスラ蓄電池の最大の特徴は「大容量・低価格」です。
国内メーカーとの相場価格を、比較してみましょう。
メーカー名 | 容量 | 相場価格 (※工事費別途) |
テスラ蓄電池 | 13.5kWh | 1,080,900円(税込) |
ニチコン | 12.0kWh | 270万2,000円(税込) |
京セラ | 12.0kWh | 165万円(税込) |
パナソニック | 13.0kWh | 275万円(税込) |
シャープ | 13.0kWh | 264万円(税込) |
大手国内メーカーと比較しても、ほぼ容量は同じですが、相場価格に2倍の差がありました。
パワーウォールの使い方によっては、4人家族に必要な1日分の電力を、すべてまかない使用することも可能です。
なぜテスラの蓄電池は、安いのでしょうか?
テスラは、販売元と消費者の間に卸業者などを通さない「直販モデル」という販売方法を行っています。
結果、低価格の蓄電池を実現しました。
【安心・安全】10年の長期保証
テスラ蓄電池と保証期間、保証内容を各メーカーと比べてみました。
メーカー名 | 無償:保証期間 | 保証内容 |
テスラ | 10年 | 容量70%保証 |
ニチコン | 10年 | 容量50%以上を保証 |
京セラ | 15年 | 修理回数 無制限 |
パナソニック | 10年 | 修理費 無料 |
シャープ | 10年 | 容量60%保証 |
テスラの保証期間は10年と、国内メーカーと同じ期間でした。
保証内容に対しては、期間内の修理に対応できませんが、70%以上の容量を保証対応してくれます。
パワーコンディショナーを内蔵!【1台設置で完了】
パワーウォールは、単機能型蓄電池です。
単機能型を設置する際には、パワーコンディショナーを設置する必要があります。
パワーウォールは、本体の中にパワーコンディショナーが内蔵されています。
そのため場所を取らずスッキリ設置することができます。
またパワーウォール1台で太陽光発電を設置していなくても導入が可能です。
カラーバリエーション豊富!【自分好みにカスタマイズ】
蓄電池のカラーを、自分好みにカスタマイズできます。
カラーは、白・濃赤・紺・グレー・ライトパープルの6色とバリエーションも豊富です。
パワーウォールは、住宅観になじむ質感とシンプルなデザインで、オシャレに設置することができます。
水冷式冷却システムを搭載【高温にも強い!】
パワーウォールは、水冷式冷却システムを活用した温度管理機能を搭載!
寒暖差のある地域の使用に、強い特徴があります。
なんと-20°C 〜 50°Cまでの温度に耐えることが可能です。
搭載された水冷式冷却システムを活用すると温度管理を自動でおこなってくれます。
パワーウォールは温度差のある地域に、対応できる特徴があります。
テスラ蓄電池【2つの性能を紹介!】
テスラといえば、電気自動車のイメージが強いですよね。
その技術で培った蓄電池「パワーウォール」の性能を2つ紹介します。
【ホコリ・水に強い】感電対策バッチリ!
パワーウォールは、漏電・火災の心配がないという特徴があります。
また感電対策もバッチリで、仮に素手で触っても安全な設計になっています。
全負荷型に対応!
全負荷型のパワーウォールは、200Vの出力に対応しています。
停電時に家中の電気を、すべて動かしてくれます。
またエアコンなどの、高出力の家電を利用することができます。
テスラ蓄電池、導入前にしっておきたい!【3つのメリット】
パワーウォールを導入する前に、3つのメリットを知ることで、導入後の未来を予想することができます。
では、さっそく紹介していきます。
外出先でも電力の様子をチェックできる
テスラのスマホアプリで、蓄電池の状態をいつでも確認できます。
1日の電力消費量、自家発電のパフォーマンスをグラフで確認できます。
アプリを使うことで、電気の使い方を細かく分析できるため、電気代の削減になります。
突然の停電でも安心!【自動切り替え】
停電の恐れがあると、パワーウォールが判断した際には、自動的にストームウォッチモードに切り替えてくれます。
このモードは、アプリからオン/オフを選択できます。
オンの場合は、雷や台風などの天候不良が、予想されると充電を満タンにしてくれます。
その後、悪天候がおさまると、自動的にモードがオフになります。
パワーウォールは、停電を予測して電力を確保するため、停電中も安心して電気を使うことができます。
後付け設置が可能
パワーウォールは、単機能型の蓄電池です。
太陽光発電メーカーに影響されず、蓄電池を後付けできます。
また太陽光ナシでも設置が可能なので、コストを抑えて蓄電池を導入したいご家庭に適しています。
【6つの注意点】テスラ蓄電池を導入する際に気をつけるべきこと
パワーウォールは、国内メーカーと違う点があります。
そのため導入する前に、気をつけるべきポイント6つを紹介していきます。
壁掛けに適したスペースが最適
テスラの蓄電池は、屋外・屋内に対応しています。
その中でも壁掛けタイプに適しています。
床に置くことも可能ですが、本体の厚みが薄く倒れる可能性があります。
そのため転倒防止の施工が必要になり、他の蓄電池よりも、工事費が割高になってしまいます。
バッテリー・サイクル寿命がわからない
パワーウォールのバッテリー寿命・サイクル寿命は、残念ながら公開されていません。
寿命とサイクル回数がわからない点は、蓄電池を選ぶ際のデメリットになります。
使用環境によって、バッテリー寿命の劣化は異なるため、長期間の使用ができる場合もあります。
設置後10年の期間内であれば、70%以上の容量を保証してくれます。
他社メーカーより工事費が割高
一般的な蓄電池の施工費は、20~30万円程に対し、パワーウォールは40~55万円と割高です。
設置するケースによって、工事費が割高になる原因があります。
たとえば、壁掛けを望まない場合、転倒防止の費用がかかります。
設置を床おきにすると、転倒防止の施工が別途必要になります。
また木造住宅で設置する場合、壁を強化するための工事費が必要になります。
パワーウォールの重さ114kgに耐えれるように住宅の壁掛けを強化しなければなりません。
このように施工が必要な場合、工事費は割高になってしまいます。
補助金を利用できない
パワーウォールは、国や自治体の補助金を利用することはできません。
補助金対象の製品登録基準を満たしていないため、購入する際には注意が必要です。
JET認証が取れていない
国内メーカーの蓄電池は、JET認証が取れていますが、パワーウォールは、JET認証をされていません。
電力会社によって「JET認証を受けていない」場合、導入までに時間がかかり、設置できない場合もあります。
テスラ蓄電池とパナソニックの提携が実現!
テスラは、ネバダ州リノにリチウムイオン電池の生産工場「ギガファクトリー」を建設。
テスラとパナソニックとの提携が実現しました。
もともとテスラは、海外の「シレボ社」と蓄電池を製造していました。
ですが、蓄電池の技術製造がうまくいかず、提携を切ることになります。
その代わりとして、パナソニックとの提携が実現しました。
テスラが設置までサポート!【蓄電池の施工までの流れ】
テスラのWebサイトから、パワーウォールを予約した場合、設置までサポートしてくれます。
契約から設置まで、1台あたり2ヶ月程度かかります。
予約後、ご自宅に現地調査をおこない見積もりをとり、電力会社へ申請などのサポートをしてくれます。
初めての設置に、不安な方でもスムーズに導入できます。
【卒FIT対策】テスラの蓄電池を選択肢の1つに!
パワーウォールは、太陽光を選ばずに設置までスムーズに行うことができます。
家庭で貯めた電力を蓄電池を使って、自家消費したい方に適しています。
卒FIT対策の切り札として、パワーウォールを候補にしてみてはいかがでしょうか。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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