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【太陽光発電で節約が!?】リフォームの仕方からまるごと解説

太陽光発電 2024年01月04日更新

【ホントに効果はあるの?】太陽光発電のリフォームについて

皆さんは、太陽光発電について考えたことはありますか?

クリーンエネルギーという言葉が広まっている中、太陽光発電は「環境にやさしい」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

太陽光発電のシステムの動作は非常にシンプルで、電気を 「つくる」→「集める」→「交換する」→「使う・売る」という流れになっています。

本記事では、そのような太陽光発電のキホンから、家庭用太陽光発電の導入効果まで広く解説していきます!

環境にやさしい太陽光

「太陽光発電」と聞いた時、
「環境にやさしそう」「クリーンエネルギーって聞いたことあるな」といったように、地球環境に関することを頭の中にイメージする方も多いのではないでしょうか?

太陽光発電はエネルギー源が太陽光なので、石油や石炭でつくられたエネルギーよりも地球にやさしくエコであると言われています。

どれくらいエコなのかというと、火力発電と比べて、「500mlペットボトルで450本分(約908L)」の石油を削減することができます。
(※太陽光4.0kwのシステムを設置し、1年間発電したケース)

光熱費削減効果について

光熱費は、電気やガス等、毎日ご家庭で使っているものなので、削ることができない支出のひとつですよね。
これらは、生きている限り365日使用しているので、「一生払い続けなればならないローン」と解釈することもできます。
しかも、光熱費は年々上昇傾向にあります。

実は、太陽光発電を導入することで、このような光熱費を減少させることができます!
さらに、売電をすることによって、経済効果はグッと高まります。

昼間の災害対策にも

太陽光発電設備を設置することで、昼間の電気を自給自足できます。
つまり、日中に停電が起きてしまっても、太陽光で発電した分の電力で賄うことができるのです!

蓄電池があれば、太陽光で発電した電力を溜めることができるので、夜間の災害対策にもなりますね。

屋根の劣化を防止する役割

次に、屋根の劣化の防止効果について解説します。

屋根は、時間が経つごとに劣化していきます。
このことを「経年劣化」と呼びます。

屋根の部材によっては、経年劣化が緩やかなものもありますが、大体のものは時間とともに劣化してしまうものです。

特に、太陽の光を直で浴びる状況は決してよいとは言えません。
台風等の災害による被害も同様です。

その対策の一つとして、太陽光パネルを屋根に乗せる方法があります。
屋根の保護カバーのような役割を果たしてくれるので、経年劣化の防止に繋がります。

※太陽光パネルの重みが負担となるケースもあるので、自宅の屋根の状態を見極めてから設置を検討しましょう!

リフォームで太陽光発電を検討する際のポイント【長所・短所】

ここまで、太陽光発電を取り入れた際の効果について解説してきました。
続いて、実際にリフォームした時に想定されるメリットとデメリットを紹介させていただきます!

メリット

太陽光発電をリフォームで導入する際、太陽光発電のローンを住宅ローンに組み込むことができる場合があります。
現在、住宅ローンの金利は低下傾向にあるため、このタイミングで太陽光発電のローンを組むのもよいかもしれませんね。

そのほかのメリットは、改めて整理すると、次の通りです。

  • 環境にやさしい
  • 光熱費削減効果がある
  • 昼間の災害対策になる
  • 屋根の劣化を防止する

デメリット

デメリットは、「費用が比較的高い」ことです。

太陽光発電の導入を考えた時、想定される費用は平均すると約200万円程です。
光熱費削減効果等の、”節約”に繋がるとは言えど、まとまったお金がかかってしまうのは負担に感じる方もいるかもしれません。

  • そもそも家の日当たりは大丈夫?
  • 屋根の状態は?
  • 総合的に費用対効果はあるの?
  • 初期費用を回収するにはどのくらいかかるの?

それぞれのご家庭によって、懸念点も異なってくるとは思いますので、設置に踏み込む前に、よく話し合っておきましょう!

太陽光発電設置のための基本【リフォームの手順や注意点】

太陽光発電リフォームをおこなった時の、効果やメリット、デメリットを整理してきました。
最低限のポイントを抑えたあとは、いざリフォーム!
最後に、具体的な手順とその注意点についてまとめていきます。

はじめにしたいこと(事前準備)

「太陽光設備をリフォームで取り入れたいな~」と考えたら、まずは図面を用意して、業者に見積依頼をしてみましょう。

家を建てた際の書類の一つに、「立面図」というものがあります。

立面図とは、建物を東西南北の各方位からみた図面のことです。
この立面図をもとに、屋根の形から、どれだけ太陽光パネルを乗せることができるのかを判断します。

メーカーによって、屋根に乗せることができるパネルの数や発電量も異なるので、複数のパターンの見積を出してもらうと良いでしょう。

注意点

太陽光発電システムは、基本屋根の上にパネルを設置するため、屋根の条件によっては設置状況も変わってきます。
つまり、各家庭によって異なる「完全オリジナルオーダー」になります。

具体的に、どのような条件が要になってくるのかについて、以下の2つに分けて解説していきます!

  • 屋根の向き
  • 屋根の大きさ

屋根の向き

屋根の向きは、ズバリ南向きがベストです。

発電効率が良い方位は、次に挙げられる順位です。

  1. 真南
  2. 南東・南西
  3. 東・西

日射量が少ない北側には基本的に設置しないので注意しましょう。

屋根の大きさ

屋根の面積によって設置できる太陽光パネルが異なるため、それに伴って発電量にも差が生じます。

発電量は、「屋根が大きい>小さい」です。屋根が大きければ大きいほどスペースも増えるので、必然的に設置できるパネルも大きくできます。

「屋根が小さくて..」という方でも、メーカーによっては屋根の形に合わせてより多くのパネルを乗せられる場合があります。
また、同じ屋根の大きさでも、メーカーによって発電量は変わってきます!

太陽光発電リフォームを検討している際は、一つのメーカーだけではなく、複数のメーカーから見積を出してもらい、発電量シミュレーションを提示してもらいましょう!

【まとめ】リフォームを活用して太陽光発電を自宅に導入しよう!

太陽光発電を導入することで、家庭への経済メリットがあります。

ただ、家庭用の太陽光発電は「完全オーダーメイド」ですので、予算等は要チェックです。
より安心してリフォームを終えるためにも、御見積段階で複数の業者の話を聞いてみることも一つのポイントです。

オール電化の家庭はもちろんのこと、こちらの条件に当てはまっている方は、是非前向きに検討してみてください!

  • 電気代が高くて悩んでいる方
  • 災害対策を考えている方

当記事が、上記の悩みを持つ方の参考になれば幸いです!

 

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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