エコキュートがうるさい!起こりうるトラブルや対策を解説!
「原因が分からないけどエコキュートがうるさい。」
という声はよく挙がる問題です。
とはいえ
「何の音なのか分からない。」
「放置しとけば治るんじゃない?」
という方も多くいるはず。
そこで当記事では、エコキュートのうるさい音に悩まされている人のお悩みを解決していきます。
具体的には
- エコキュートのうるさい音の正体
- エコキュートがそもそもうるさい原因
- エコキュートがうるさいことによるトラブル
- エコキュートがうるさい時の解決方法
の順に解説していきます。
約5分で読めますし、エコキュートの音に悩まされる心配もなくなるので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
エコキュートのうるさい音の正体とは?
エコキュートがうるさいと感じる瞬間はありますよね。
実際、かなり騒音がうるさい時はありますし、音が鳴ったり鳴らなかったりと不定期の時もあります。
どんな音で、どのくらいの音がエコキュートの不調だといえるのでしょうか?
解説していきます。
どのくらいの音なの?
通常、エコキュートの騒音は40デシベル程度。
これは「市内の深夜」「図書館」ほどの音量です。エコキュートが発する音は特別うるさいというわけではありません。
他に例を挙げるなら、家庭用クーラーの室外機や換気扇の音。これは、エコキュートと比べ、10デシベル大きい、50デシベルくらいです。
しかし、エコキュートで問題となるのはヒートポンプユニットから出る12.5ヘルツ程度の低周波。
低周波音とは、周波数の低い音。中でも20ヘルツ以下の音は超低周波音と呼ばれています。
どんな音なの?
エコキュートは「唸るような音」「音量は大きくないが頭にずっと残る機械音」のような音がすると言われています。
音量的に問題がある訳ではですが、断続的に続く不快音を気にする方が多いようです。
人体の性質としても、脳内で覚えてしまった音は忘れづらい特徴にあります。つまり自身が意識してる以上に体や頭を傷つけてしまうのです。
【訴訟まで及んだことも?】エコキュートがうるさい原因とは?
エコキュートがうるさい原因は何なのでしょう?
自分がそこまでに気にならないから、放置していいや。という方も多くいますが、早めの処置が必要です。
なぜならば、実際に訴訟にまでもつれ込んだケースがあるからです。
ここからは、エコキュートのうるさい原因について解説します。
ヒートポンプユニット
ヒートポンプユニットから発生する音は、わずか12.5ヘルツ程度の低周波音。
通常は12.5ヘルツという周波音が人の耳に届きません。聞こえないだけであれば、問題ないのではなく、耳に聞こえないだけで体内がその周波音に反応することがあります。
現にエコキュートなどが原因と考えられる低周波音のクレーム件数が、環境省の調べによると、年間で60件近かったこともあり、「感じ取れる人が少ない」という問題では済まなくなりました。
ただし、日本では、低周波音の基準値が存在しないので、「全体の90%に人たちが寝室で許容できるレベル」が基準として捉えられています。
凍結や故障
エコキュートが発する騒音に関して、「冬になってから急に変な音がするようになった!」というケースが報告されることがあります。
冬は夏に比べてお湯をたくさん使いがちなため、沸き上げの回数が増えるというのも騒音が発生する理由の1つ。
一方でもし「いつもの稼働音と違う」という音が発生した場合には細心の注意が必要です。
特に寒さの厳しい地域では、水や蒸気がヒートポンプユニットの内部に侵入し凍りつき、回っているファンに接触することで、異音が発生することがあります。
そのまま放置すれば、大きな故障に繋がってしまうので、万が一、いつもと違う「ガガガ」といった異音を感じた際は、沸き上げを停止し、50〜60°程度のお湯をヒートポンプユニットにかけ、解凍に取り掛かりましょう。
エコキュートがうるさいことで起こり得るトラブルとは?
それでは、エコキュートがうるさいことで実際に起こりうるトラブルとは何なのでしょうか?
深夜帯の騒音
騒音被害は、よくきく話ですが深夜帯における騒音トラブルは特に発生しやすいトラブルです。
静まった時間帯のエコキュートの音は目立ちやすく、騒音トラブルの原因になることも。
そんなエコキュートの大きな音の原因は、ヒートポンプユニットです。
空気中から取り入れた熱をさらに圧縮して熱にすることでお湯を作り出しますが、この圧縮の際に音や振動を出してしまいます。
また、気をつける必要があるのは、エコキュートの稼働は深夜電力に拠るところが大きいこと。深夜は日中よりも気にかける必要があります。
マナーとして最大限の防音対策をすることがご近所付き合いを円滑にします。
共振を起こしてしまう
エコキュートの低周波音は12.5ヘルツ程度で、木造の固有振動数は10ヘルツ未満と近いこともあり、稼働中に周りにある家が共振を起こすこともあります。
地震の揺れに似た振動になることもあり、地震が発生したあとはしばらく頭がグラグラするのを経験したことのある方も少なくないですよね。
健康被害を引き起こす
エコキュートの発する低周波音で不眠や頭痛の症状が起きてしまうことがあります。
後にエコキュートを、撤去・移設し、症状が治ったケースが他にもあるので、関与している可能性が高いことが報告されています。
少しでも、違和感を覚えたら行動することが大切でしょう。
【エコキュートがうるさい】解決方法 とは?
実際に前述してきた内容が起きてしまった際には、どのような行動を取るのが正しいのでしょうか。
以下解説していきます。
エコキュートの設置場所の確認する
エコキュートの騒音などによってトラブルが起きた場合、最初に確認すべきはエコキュートの設置場所です。
現在ではほとんどの業者が適切な場所や配置を考えて、エコキュートの設置を考えてくれるので、最初から設置に問題があることは少ないでしょう。
そのため、周囲の環境が変わっていないか、架台や緩衝材に問題はないか確認すべきでしょう。
話し合いを行う
設置場所を確認した後に、問題がなければトラブル相手との話し合いを行いましょう。
どの程度の被害が起きているのか、どういった症状が起きているのか確認してください。
その後、お互いの妥協点がどこなのか話し合う必要があります。
お互いの妥協点を探す
相手と話し合いが進んだら、具体的な対処について進行していきましょう。
例として、寝室やベッドの位置を変えたり、耳栓を試すこと、防音材を取り入れるなど、お互いに対策を講じることが肝心です。
エコキュートを交換したり別の給湯器にしたりすることに比べると安くなります。ただし、必ずしも効果があるとは限らない点には注意しておきましょう。
また、シンプルにヒートポンプユニットの方向を変えたり、移動させる、防音壁の設置などできることもあるので念頭に置きましょう。
定期的なメンテナンスを行う
エコキュートがうるさいことを防ぐために、定期的なメンテナンスを行いましょう。
最も効果的なのは、数ヶ月単位で業者に確認をしてもらうことです。
面倒ではありますが、違和感を感じる前に手を打つことは大切です。
また、期間内でも違和感を感じたらすぐに業者やメーカーに問い合わせることを忘れてはいけません。
エコキュートがうるさい場合は早めの措置を!
エコキュートがうるさい時は早めに処置をしましょう。
「なんとかなるだろう」「いつか収まるだろう」という考えは危険です。
あの時、エコキュートの対策をしておけばよかったとならぬよう、機械にトラブルはつきものだということを覚えておいてください。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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