ソーラーフロンティアはどんな会社？注意点も！

近年、エコや光熱費の削減が可能なことから、太陽光パネルや蓄電池の需要が急速に上昇しています。
町中を見回しても、太陽光パネルを設置している家が多く、太陽光パネルを導入している住宅をよく目にする人も多いのではないでしょうか。

この記事では、太陽光パネル（太陽電池）を製造・販売しているソーラーフロンティアという会社について解説します。
ソーラーフロンティアの太陽光パネルは、国内生産で耐久性が高いことが特徴です。

しかし、ソーラーフロンティアは2022年6月末に太陽電池の生産終了を発表しています。
保証やアフターサービスが停止することはないので、購入を検討している方は、お急ぎください。

【製品は？】ソーラーフロンティアはどんな会社？

ソーラーフロンティアは、ガソリンスタンドを経営しているシェルグループの子会社です。
貝殻マークのガソリンスタンドを知っている人も多いのではないでしょうか。

ソーラーフロンティアの本社は東京都にあり、宮崎県に生産拠点があります。
1970年に太陽電池の研究開発を開始し、現在は太陽電池に加えて家庭用蓄電池の販売も行っています。

ソーラーフロンティアの特徴は太陽電池！

ソーラーフロンティアの太陽電池の特徴は、高い耐久性と品質です。

ちなみに、太陽電池とは太陽光パネルのことで、ソーラーフロンティアの太陽光パネルは太陽電池と呼ばれています。

特徴①　CIS太陽電池の採用で「実発電量」が多い！

ソーラーフロンティアは、CIS太陽電池と呼ばれる種類の太陽光パネルを製造・販売しています。

一般的な太陽光パネルは、高温に弱くパネルの温度が上がると、発電量が下がってしまうことがあります。

しかしCIS太陽電池は、高温時のロスが少なく、真夏にも発電量が落ちにくいことが特徴です。

また、CIS太陽電池は部分的に影が出来てしまっても、出力に影響が少なく実発電量が多いことが特徴です。

特徴②　長期保証で導入後も安心！

ソーラーフロンティアの太陽電池は、システム保証が10年付帯しています。
さらに、有料でシステム保証を15年に延長することも可能です。

購入後も有料で点検を依頼することが可能なので、安心して長期間使用することが出来ます。
また、モジュール出力は20年保証なので、長期間しっかり発電してほしい方にも、オススメのメーカーになっています。

特徴③　宮崎県の工場で製造された「メイドインジャパン」

太陽光パネルの需要増加を受け、近年は安価な海外製パネルが多く出回っています。

しかし、太陽光パネルは長期間使用する住宅設備です。
値段だけではなく、耐久性や品質を重視した国産の太陽光パネルを導入したい人も多いのではないでしょうか。

ソーラーフロンティアの太陽電池は、宮崎県の工場で生産されている「メイドインジャパン」が特徴です。
独自の厳しい試験を行い、耐久性や品質を厳しくチェックしています。

特徴④　パネルと蓄電池の販売で丸ごとカバー！

ソーラーフロンティアは、太陽電池に加えて家庭用蓄電池の販売を行っています。

太陽光パネルと蓄電池のメーカーを揃えたい人にも、ソーラーフロンティアはオススメのメーカーです。

特徴⑤　人工衛星にも採用された高い耐久性！

ソーラーフロンティアの太陽電池は、人工衛星「つばさ」にも採用されています。

降雹（こうひょう）試験など、独自の厳しい試験を行い、試験にクリアした製品のみ販売してます。

厳しい試験にクリアした製品のみを販売することで、高い耐久性を実現しています。

【注意点も】ソーラーフロンティアを選ぶメリットは？

耐久性が高く、品質の良いソーラーフロンティアの太陽電池ですが、注意点もあります。

メリットと合わせて、注意点をいくつか紹介しますので、購入前にしっかりチェックしましょう。

ソーラーフロンティアのメリットは高い品質！

ソーラーフロンティアの太陽電池は、メイドインジャパンで品質が高く、熱や陰に強いことが特徴です。

また、世界各国でCIS太陽電池の量産化に成功しているのは、ソーラーフロンティアのみです。

世界的に見ても、ソーラーフロンティアの技術が高いことが分かります。

参照：https://www.solar-frontier.com/jpn/aboutus/technology/

注意点①　太陽光電池事業から2022年6月に撤退予定

ソーラーフロンティアは、2022年6月末に太陽電池の生産を終了することを発表しています。

2022年6月以降にも太陽電池の保証や、リサイクル事業は今まで通り継続されるようですが、ソーラーフロンティアの太陽電池が購入できなくなってしまう可能性もあります。
ソーラーフロンティアの太陽電池の購入を検討している方は、お早めに検討することをオススメします。
特に、CIS太陽電池を導入したい人は、生産終了してしまう前に導入しましょう。

参考記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/9d8537f69fbc27761b8a010b9ebcd663197230fc

注意点②　四角いパネルしかない！

ソーラーフロンティアの太陽電池は、三角や台形などの変形パネルは販売していません。

屋根の形が特徴的な住宅では、設置できる太陽電池が少なくなってしまいます。

屋根いっぱいに太陽光パネルを載せたい人は、ソーラーフロンティアの太陽電池は向いていません。

【価格も紹介！】ソーラーフロンティアのパネルと蓄電池を紹介！

最後に、ソーラーフロンティアの太陽電池と家庭用蓄電池を紹介します。

ソーラーフロンティアの太陽電池や蓄電池を導入したいと考えている方は、参考にしてみてください。

190Wの太陽電池　SFK190-S

SFK190-Sは、190WのCIS太陽電池です。

希望小売価格は74,100円で、2022年6月に生産終了予定となっています。

105Wの太陽電池　SFR105-A

SFR105-Aは、105WのCIS太陽電池です。

価格コムに表示されている価格は、7,700円でメーカー保証が付帯しています。

大容量蓄電池マルチ蓄電プラットフォーム

ソーラーフロンティアは全3シリーズの家庭用蓄電池を販売しています。
様々な要望に応えることが出来るラインナップが特徴です。

今回は、その中でも停電対策に最適な「マルチ蓄電プラットフォーム」の紹介です。
マルチ蓄電プラットフォームは、9.8KWhと16.4kWhの容量が販売されていて、大容量の蓄電池を導入したい人にオススメの蓄電池です。

200V対応で、停電が起きた時もエアコンやIH、エコキュートを使用することが出来ます。
さらに、全負荷対応蓄電池を購入した場合、停電が起きた時にも”いつも通り”全部屋で電気を使用することが可能です。
保証は、15年保証が無料で付帯しており、容量保証（60％）も15年付帯しています。

ソーラーフロンティアの製品は高い品質を求める人にオススメ！

今回は、ソーラーフロンティアの太陽電池や、家庭用蓄電池について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
ソーラーフロンティアの製品は、高い耐久性と品質が特徴で、価格よりも品質を重視したい人に向いています。

また、保証も10年以上になっているので、長期間の使用目的でも安心して太陽電池や蓄電池を導入することが出来ます。
耐久性や品質を重視したい人は、ソーラーフロンティアの製品の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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