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雷で停電したらどうする?家庭でできる対策と家電を守る方法、太陽光・蓄電池の備えまで解説

その他リフォーム 2025年10月22日更新
突然の雷鳴とともに電気が消える――。そんな「雷による停電」は、誰にとっても不安なものです。家電が故障するリスクや、復旧まで不便な生活を強いられる可能性もあります。

この記事では、雷で停電した時にどうするべきか、具体的な対処法から、家電を守るための事前対策、そして根本的な解決策となる太陽光発電と蓄電池の活用法まで、専門的な視点から網羅的に解説します。

この記事の要点

  • 雷による停電は「直接的な送電設備への落雷」や「誘導雷による過電圧」が主な原因で、家電製品の故障リスクも伴う。
  • 停電時は慌てず安全確保を最優先し、電源プラグを抜いて家電を保護する。復旧までの備えとして、情報収集手段と最低限の電源確保が重要。
  • 抜本的な停電対策として、太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、停電時でも自立して電気を使える「停電しない家」を実現できる。

第1章:雷で停電はなぜ起こる?家庭への影響と身を守る基本行動

まず、雷がなぜ停電を引き起こすのか、そのメカニズムと家庭に及ぼす影響を正しく理解しましょう。原因を知ることで、適切な対策が見えてきます。

雷による停電は、大きく分けて2つの原因で発生します。一つは、電柱や送電線、変電所といった電力供給設備に雷が直接落ちる「直撃雷」です。これにより設備が物理的に損傷し、広範囲での電力供給がストップします。もう一つは、近くの地面や建物への落雷によって、電線や通信線に瞬間的に高い電圧(サージ電圧)が発生する「誘導雷」です。この異常な電圧が家庭内に侵入し、家電製品の電子回路を破壊することがあります。

雷停電がもたらす2つの主なリスク

雷による停電で注意すべきは、単に明かりが消えることだけではありません。以下の2つのリスクを念頭に置く必要があります。

  1. 家電製品の故障(雷サージ)
    前述の「誘導雷」によって発生する雷サージは、非常に短い時間に強力な電圧を発生させます。これにより、パソコンやテレビ、ルーター、スマート家電といった精密な電子機器が特にダメージを受けやすく、一瞬で故障してしまうケースが少なくありません。電源プラグをコンセントに差しているだけでリスクに晒されます。
  2. 生活インフラの停止
    停電が長引くと、冷蔵庫の中の食料が傷んだり、エアコンや扇風機が使えず熱中症のリスクが高まったりします。また、オール電化住宅では調理ができなくなり、エコキュートなどでお湯も使えなくなる可能性があります。通信機器の充電もできず、外部との連絡や情報収集も困難になります。

雷が鳴り始めたら取るべき行動

雷雲が近づいてきたら、停電や雷サージから身と家財を守るために、以下の行動をとりましょう。

  • 安全な場所へ避難する:屋外にいる場合は、速やかに建物の中や車の中に避難します。
  • 家電の電源プラグを抜く:パソコンやテレビなど、特に重要な家電や精密機器は、コンセントから電源プラグを抜いておくのが最も確実な雷サージ対策です。
  • ブレーカーを落とす(推奨):長時間の外出時や、雷が激しい場合は、メインのブレーカーを落とすことで、家全体の電気回路を雷サージから保護できます。

この章のまとめとして、雷による停電は電力設備の損傷や雷サージが原因であり、家電故障のリスクを伴います。雷が近づいたら、まずは身の安全を確保し、家電のプラグを抜くなどの自衛策を講じることが重要です。

第2章:停電発生!その時に「どうする?」初動と復旧までの過ごし方

実際に雷で停電してしまった場合、どうすればよいのでしょうか。慌てず、安全に行動するための手順と、復旧を待つ間の備えについて解説します。

まず停電が発生したら、身の安全を確保することが最優先です。足元に物が散乱している可能性もあるため、スマートフォンや懐中電灯で明かりを確保し、慌てて動かないようにしましょう。次に、停電が自分の家だけなのか、近隣一帯で起きているのかを確認します。窓から外を見て、近所の家の明かりが消えていれば、地域的な停電の可能性が高いです。

停電時の具体的なステップ

ステップ 行動内容 目的・注意点
1. 安全確保 懐中電灯などで明かりを確保し、落ち着いて行動する。 転倒などの二次災害を防ぐ。ろうそくの使用は火災リスクがあるため極力避ける。
2. 家電の保護 使用中の家電の電源を切り、コンセントからプラグを抜く。 復旧時に一斉に通電する「突入電流」や、不安定な電力供給による故障を防ぐ。
3. 情報収集 スマートフォンのアプリやラジオで電力会社の停電情報を確認する。 復旧見込みを知ることで、その後の行動計画を立てやすくなる。例:東京電力パワーグリッド停電情報
4. 冷蔵庫の保冷 冷蔵庫の開閉を最小限に留める。 停電後、2〜3時間は保冷効果が持続すると言われています。開閉を減らし、冷気を逃さないことが重要。
※停電時の行動は、状況に応じて柔軟に対応してください。

復旧までを乗り切るための備え

停電が数時間以上に及ぶ場合に備えて、日頃から防災グッズを準備しておくことが大切です。特に、以下のものは停電時に役立ちます。

  • 光源:LEDランタン、懐中電灯、ヘッドライトなど。電池の予備も忘れずに。
  • 情報収集手段:モバイルバッテリー、手回し充電ラジオ。スマートフォンは重要なライフラインです。
  • 食料・飲料:最低3日分の非常食と飲料水。カセットコンロがあれば温かい食事も可能です。
  • 衛生用品:ウェットティッシュ、簡易トイレなど。断水が伴う場合に備えます。

この章のまとめとして、停電時は安全確保、家電保護、情報収集の順で行動しましょう。また、日頃から最低限の防災グッズを準備しておくことで、数時間の停電であれば比較的落ち着いて過ごすことができます。しかし、こうした備えもあくまで一時的な対処法に過ぎません。

第3章:【根本対策】太陽光発電と蓄電池で「停電しない家」を目指す

防災グッズによる備えは重要ですが、停電のたびに不便な生活を強いられるのは避けたいものです。ここでは、雷や台風などの自然災害による停電への最も効果的な対策として、「太陽光発電」と「家庭用蓄電池」を組み合わせる方法を解説します。

太陽光発電システムは、停電時に「自立運転モード」に切り替えることで、電力会社からの電気が止まっても、太陽が出ている間は発電した電気を家庭内で使用できます。さらに、家庭用蓄電池があれば、昼間に発電して余った電気を貯めておき、夜間や天候が悪い時でも電気を使うことが可能になります。この2つを連携させることで、停電時でも普段に近い生活を維持できる「停電しない家」が実現します。

停電時にどれくらいの電気が使えるのか?

太陽光発電と蓄電池がある場合、停電時に使える電力は「太陽光パネルの発電能力」と「蓄電池の容量」に依存します。例えば、一般的な家庭(4人家族)を想定してみましょう。

  • 日中(晴天時):太陽光パネルが発電している間は、テレビ、スマートフォンの充電、冷蔵庫、照明といった基本的な家電を使いながら、同時に蓄電池へ充電することも可能です。
  • 夜間・雨天時:蓄電池に貯めた電気を使います。5kWh程度の容量の蓄電池があれば、冷蔵庫(約1kWh/日)、照明、スマートフォンの充電など、最低限の電力を一晩まかなうことができる計算になります。

これにより、停電が長引いた場合でも、冷蔵庫の食材を守り、情報を得て、最低限の明かりを確保できる安心感は非常に大きいと言えます。

導入費用の目安と回収期間

太陽光発電と蓄電池の導入には初期費用がかかりますが、国や自治体の補助金制度を活用することで負担を軽減できます。また、平常時には電気代の削減や、余った電気を売電すること(FIT制度/FIP制度)で、長期的に費用を回収していくことが可能です。

項目 目安/相場 補足(前提条件)
太陽光発電(4.5kW) 約100万円〜150万円 パネルのメーカー/種類/屋根の形状により変動。
家庭用蓄電池(5kWh) 約90万円〜160万円 蓄電容量/メーカー/機能(全負荷・特定負荷)により変動。
回収期間(セット導入時) 10年〜15年前後 発電量、自家消費率、電気料金プラン、売電単価、補助金の額によって大きく変動します。
※数値はあくまで一般的な参考目安です。正確な費用は個別見積もりが必要です。
出典:経済産業省 「令和5年度以降の調達価格等に関する意見」を基に作成。

この章のまとめとして、太陽光発電と蓄電池の導入は、雷をはじめとする災害による停電への最も強力な備えとなります。初期費用はかかりますが、電気代削減や売電収入、そして何より「停電時でも電気が使える」という安心感は、大きな価値と言えるでしょう。

ご自宅の屋根でどれくらい発電できるか、費用がいくらかかるか気になったら、まずは無料で「5分でかんたん!我が家の太陽光シミュレーション」を試してみるのがおすすめです。
※費用や発電量は、お住まいの地域や設置条件によって異なります。

第4章:導入前に知るべき注意点と失敗しない業者選び

太陽光発電と蓄電池は高価な買い物であり、長期にわたって使用する設備です。導入してから後悔しないために、事前に確認すべき注意点と、信頼できる業者を選ぶためのポイントを解説します。

まず重要なのは、お住まいの地域が災害に強い場所かどうかを把握しておくことです。ハザードマップなどを確認し、浸水や土砂災害のリスクが高い場所にパワーコンディショナや蓄電池を設置する場合は、基礎を高くするなどの対策が必要になります。また、雷が多い地域では、雷サージから機器を守るための「SPD(サージ防護デバイス)」の設置を検討することも有効です。

信頼できる業者を見極める3つのポイント

設備の性能を最大限に引き出し、長く安心して使うためには、施工品質やアフターサポートがしっかりした業者を選ぶことが不可欠です。少なくとも以下の3点は必ず確認しましょう。

  1. 複数の業者から相見積もりを取る
    1社だけの見積もりでは、価格や提案内容が適正かどうか判断できません。必ず2〜3社から相見積もりを取り、機器の型番、工事内容、保証内容などを詳細に比較検討しましょう。価格の安さだけで決めず、内訳が明確で、質問に誠実に答えてくれる業者を選ぶことが重要です。
  2. 施工実績と建設業許可を確認する
    太陽光発電システムの設置には、屋根工事や電気工事が伴います。豊富な施工実績があるか、必要な「建設業許可」や「電気工事業登録」を取得しているかを確認しましょう。自社で施工まで行っているか、下請けに依頼しているかも確認しておくと安心です。
  3. 長期的な保証とアフターサービスの内容
    太陽光パネルには10年以上の「製品保証」と20年以上の「出力保証」、周辺機器にもメーカー保証が付いています。それに加えて、業者独自の「工事保証」や、定期的なメンテナンス、災害時のサポート体制が充実しているかを確認することが、長期的な安心に繋がります。

この章のまとめとして、太陽光・蓄電池の導入成功の鍵は、事前のリスク確認と信頼できる業者選びにあります。複数の業者を比較し、施工実績や保証内容をしっかりと見極めることで、後悔のない選択ができるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 雷で停電したら、まず何をすべきですか?

まず、慌てずに身の安全を確保し、懐中電灯などで明かりを確保してください。次に、復旧時の過電流から家電を守るため、使用していたテレビやパソコンなどの電源プラグをコンセントから抜きましょう。

その後、スマートフォンやラジオを使い、お住まいの地域の電力会社のウェブサイトなどで停電情報を確認し、復旧の見込みを把握します。近隣も停電しているか確認することも状況把握に役立ちます。

※ろうそくは火災の危険があるため、使用は極力避け、LEDライトなどを使いましょう。

出典:政府広報オンライン「いざという時に役立つ!暮らしの防災情報」

Q2. 太陽光発電があれば停電中でも電気は使えますか?

はい、使えます。多くの太陽光発電システムには「自立運転機能」が搭載されています。停電時にこのモードに手動または自動で切り替えることで、太陽が出ている間、発電した電気を家庭内の特定のコンセント(自立運転用コンセント)から使用できます。

ただし、天候に左右され、夜間は使用できません。夜間も電気を使いたい場合は、発電した電気を貯めておける家庭用蓄電池の併設が必要です。

※自立運転で使える電力には上限(多くは1,500W)があります。使用前に取扱説明書で確認してください。

Q3. 停電対策に必要な蓄電池の容量はどれくらい?

必要な容量は、「停電時にどの家電をどれくらいの時間使いたいか」によって異なります。例えば、冷蔵庫、照明、スマートフォンの充電など、最低限の電力を12時間程度確保したい場合、4〜5kWh程度の容量が一つの目安となります。

エアコンやIHクッキングヒーターなど消費電力の大きい家電も使いたい場合は、7kWh以上の大容量モデルや、家全体をカバーできる「全負荷型」の蓄電池が必要になります。家族構成やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

※容量だけでなく、一度に出力できる電力(kW)も確認が必要です。

出典:資源エネルギー庁「家庭向け蓄電池の選び方」

Q4. 雷で太陽光パネル自体が壊れることはありませんか?

太陽光パネルに雷が直撃する「直撃雷」のリスクは、建物に落ちる確率と同程度で非常に低いとされています。日本の建築基準法では、高さ20mを超える建物には避雷針の設置が義務付けられており、これが保護の役割を果たします。

より現実的なリスクは、周辺への落雷による「誘導雷サージ」です。これによりパワーコンディショナなどの周辺機器が故障する可能性があるため、対策としてSPD(サージ防護デバイス)を設置することが推奨される場合があります。多くのメーカーは雷サージに対する保証を設けていますが、契約時に内容を確認しておくと安心です。

出典:太陽光発電協会(JPEA)

Q5. 停電対策の設備導入に補助金は使えますか?

はい、国や多くの自治体が、太陽光発電システムや家庭用蓄電池の導入に対して補助金制度を設けています。国の制度としては、子育て世帯などを対象とした大規模なものがあります。それに加え、お住まいの都道府県や市区町村が独自に補助金を出している場合も多く、国の制度と併用できるケースもあります。

補助金は予算の上限に達し次第、受付が終了することがほとんどです。また、年度によって内容が変更されるため、導入を検討する際は、最新の公募情報を確認することが非常に重要です。

※申請手続きは工事契約前に行う必要があるなど、条件が定められているため、必ず事前に募集要項を確認してください。

出典:お住まいの自治体の環境関連部署のウェブサイトなど

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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