スマートライフプラン3つと夜トクを徹底比較!【口コミも紹介】
- スマートライフプランとは
- プランの情報(基本料金など)
- 他のプランとの比較
上記をメインにお答えします。
目次
スマートライフプランとは?【夜間の電気が割安で使える】
スマートライフプランは、夜間の午前1時〜6時まで17.46円/kWhでお得に使える東京電力の料金プランです。
ブレーカーの容量に関わらず、過去一年間の使用量に対して基本料金が変わります。
30分ごとに多く使用した電力を2倍にし、最も大きい電力使用量に契約料金をかけた値で基本料金が決まります。
スマートライフプランは、特に夜間の電力を多く使用する方に適したプランです。
スマートライフプランの基本情報を紹介
基本料金 | 午前6時~翌午前1時まで | 午前1時~午前6時まで | |
スマートライフプラン | 458.33円 | 25.80円 | 17.78円 |
スマートライフプランS(10A~60A) | 286.00円 (※10Aにつき) | 25.80円 | 17.78円 |
スマートライフプランL(70A以上) | 286.00円(1kVAあたり) | 25.80円 | 17.78円 |
スマートライフプランで得られる3つのメリット
スマートライフプランは、オール電化の方にうれしいサービスが充実しています。
ここでは、3つのメリットを紹介します。
夜間の電気料金がお得
スマートライフプランと東京電力の料金単価は以下のとおりです。
東京電力の料金単価
- 120kWhまで(第1段階料金)19円88銭
- 120kWh~300kWhまで(第2段階料金)26円48銭
- 300kWh以上30円57銭
スマートライフプランの料金単価
- 午前6時~翌午前1時まで 25.80円
- 午前1時~午前6時まで17.78円
スマートライフプランの料金単価は、電力使用量が上がっても料金単価は変わりません。
電力使用量に応じて一年間の基本料金が変わるため、使用する時間帯には気をつけましょう。
ポイントが貯まる
スマートライフプランは、電力使用量に応じて、ポイントを貯めることができます。
ポイントは、WAON POINTやTカードのポイントなどとの交換も可能です。
また電気代の支払いにまわせるのも特徴です。
エコキュートなどの無料修理に対応
スマートライフプランは、オール電化製品の故障や修理サービスを無料で受けられます。
エコキュートやIHクッキングヒーターなどの設置から購入まで10年以内であれば、何台・何度でも修理が可能です。
修理費用の負担なしで24時間365日修理を受けられます。
スマートライフプランは、急な故障でもオ安心できるオール電化向けのプランです。
スマートライフプランのデメリット【2つの注意点】
スマートライフプランのデメリットを紹介します。
新規で加入できない
スマートライフプランは現在、新規で加入できないプランです。
スマートライフプランを契約している場合は、継続利用できます。
一度解約すると、二度と入ることができません。
スマートライフプランから新電力プランに切り替える場合は、気をつけましょう。
電気使用量が多いほど基本料金は増える
スマートライフプランは、過去一年間の使用量に対して基本料金が変わります。
30分ごとに多く使用した電力を2倍にし、最も大きい電力使用量に450円/kWhをかけた値が基本料金です。
電気使用量が多くなるほど、基本料金は上がります。
一見、高く感じますが、電力使用量に応じて基本料金が安くなる場合もあります。
毎月の電気使用量で、基本料金は上下するので電気の利用を見直すことが重要です。
スマートライフプランと夜トクならどっち?比較した結果
プラン名 | 基本料金(1kWhあたり) | 電力量料金 |
夜トク8 | 214円5銭 | ・朝7時~23時:32円74銭 ・23時~翌7時:21円16銭 |
夜トク12 | 214円5銭 | ・朝9時~21時:34円39銭 ・21時~翌9時:22円97銭 |
スマートライフプラン | 458円33銭 | ・朝6時~翌1時:25円80銭 ・翌1時~朝6時:17円78銭 |
どちらも、一年間の使用量に応じて基本料金が決まります。
例えば、30分の電気使用量が2kWhの場合、それぞれの基本料金を計算してみると
夜トク8,12
4kWh(2kWh×2)×214.5円 = 858円
スマートライフプラン
4kWh(2kWh×2)×458.33円 = 1833.32円
基本料金の差額は、975円の差がありました。
基本料金だけで比較すると夜トクの方が安くなる傾向です。
続いて電気料金を比較してみましょう。
エコキュートのお湯を満タンに沸かした場合およそ7~8時間が目安です。
下記の条件で3つのプランを比較します。
- パナソニック460L【型名:HE-NS46JQ】
- 中間期:1.37kW
- 冬期:2.00kW
夜トク8
【中間期】1.37kW × 7~8時間 ×21.16円 = 202.92~231.91円
【冬期】2.00kW × 7~8時間 ×21.16円 = 296.24~338.56円
夜トク12
【中間期】1.37kW × 7~8時間 ×22.97円 = 220.28~251.75円
【冬期】2.00kW × 7~8時間 ×22.97円 = 321.58~367.52円
スマートライフプラン
【中間期】1.37kW × 7~8時間 ×17.78円 = 170.51~194.86円
【冬期】2.00kW × 7~8時間 ×17.78円 = 248.92~284.48円
3つの電気料金の差額は、中間期では50円、冬期70〜100円です。
比較すると、スマートライフプランの電気料金が安くなる傾向です。
スマートライフプラン検討する際にやるべき2つのポイント
スマートライフプランを決める前にやるべき2つのポイントを紹介します。
契約アンペア数を決める
スマートライフプランは、アンペア数で契約料金が異なります。
アンペア数の決め方は、以下の計算式になります。
電流(A)=電力(W)÷電圧(V)
例えば、消費電力1000Wのドライヤーを使った場合、上記の計算式にあてはめると
1000W ÷ 100V = 10Aとなります。
スマートライフSは、10A〜60Aまで選択可能です。
アンペア数が60A以上なら、スマートライフLがおすすめです。
アンペア数が少ないと、ブレーカーが落ちる原因になるので注意しましょう。
契約電力、時間帯別の電気使用量を確認
契約プランを比較する際は、現在契約中の検針票が必要です。
両者の電力料金やプラン内容を比較することで、どちらがお得なのか見極めることができるからです。
継続中のプランと新契約では、どのくらい電気代の節約になるのかを見直すきっかけになります。
生活スタイルによっては、昼間に電気を使う機会が増えたり、夜間に電気の使用量が増えるようになったりと、電気を使う時間はさまざまです。
事前に新契約プランのシミュレーションをしっかりとおこない、ライフスタイルに合わせたプランを選びましょう。
スマートライフプランの口コミ
比較する際に、口コミは重要な参考材料になります。
ここからは、スマートライフプランの良い口コミ、悪い口コミを紹介します。
良い口コミ
①夜間電気給湯器(夜蓄)がある場合は、次の日使うお湯を夜の安い時間帯でお湯を沸かしています。
ですので夜に家庭用の電気を使用しなくても、基本的にスマートライフプランが安くなります。
引用:ヤフー知恵袋より
②中部電力、オール電化の戸建てにお引っ越し
これまで電気ガス併用のマンションに住んでいましたが、オール電化の戸建てに引っ越しました。
いろいろな電力会社で迷いましたが、安定の中部電力さんで契約しました。
料金プランも様々あったので、夜間にテレビを見たりすること、夜間にエコキュートが動くことなどを考慮して、夜間がお得になる通常のスマートライフプランを選択しました。
それぞれのご家庭の生活に合わせて一番お得になる料金プランが選択できるので、最適な料金プランを選ぶことが出来ると思います。
ポイントも貯められるので、お得感もあります。
引用:電力会社比較h.com口コミより
③夜の時間を上手く利用して電気料金の節約が可能
中部電力は八種類のプランが出来たそうで、それぞれ詳細を見てみましたが、我が家にはスマートライフプランが一番だなと思いました。
日中は仕事や学校で家を空けることが多いため、昼間の電力料金が高くてもさほど負担にならないからです。
そして夜間の電力料金は本当に安く、夜の時間を上手く利用して家事を行うことでかなり節約になっています。
エコキュートを利用しているお陰で、夜間以外のお湯の使用量の心配をしなくていいという点も安心です。
日曜祝日は平日の昼間ほど電気料金が高くならないですし、まさにオール電化の一般家庭に最適なプランだと思っています。
このプランのお陰で、オール電化にしてからガスを併用していた頃と比べ本当に安く済むようになりました。
引用:電力会社比較h.com口コミより
悪い口コミ
①電気代が高くてとても困っています。
現在、東京電力エナジーパートナーのスマートライフプランを契約しているのですが、料金が高いので他のプランを探しています。
引用:ヤフー知恵袋より
②東電のプランはスマートライフプランです。生活などは特に変わってないと思いますが、いくらなんでも高すぎると思い東電に電話したところ、オール電化はそのプランが絶対にお得です!と言われました。
引用:ヤフー知恵袋より
スマートライフS/Lで電気代がお得に!【オール電化向けプラン】
スマートライフプランは、オール電化向けのプランです。
電力使用量によって一年間の基本料金が大きく変わるのが特徴です。
基本料金は電気の利用方法で抑えることが可能です。
一度に複数の電化製品を使用せず、順番に使用することで一年間の基本料金を安くすることができます。
時間帯や使用目的に合ったものを選ぶことで、電気代の見直しにも効果的です。
ライフスタイルに合うプランを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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