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IHクッキングヒーターの選び方を紹介【メーカーの特徴も解説】

オール電化 2024年01月04日更新

今回はIHクッキングヒーターの選び方を紹介していきます。

それに合わせて、各メーカーの特徴と選び方も解説します。

IHクッキングヒーターの購入を検討している方にオススメの記事です。

ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。

IHクッキングヒーターの選び方は?

ここではIHクッキングヒーターの選び方について解説していきます。

選び方は以下の通りです。

  • 設置状況を確認
  • ヒーター口数
  • ヒーターの種類
  • ヒーターの性能
  • グリルの機能
  • オート調理機能の有無
  • 安全機能

それぞれ解説していきます。

選び方①:設置状況を確認する

IHクッキングヒーターを導入する際、まずは設置状況を確認するようにしましょう。
なぜなら、IHクッキングヒーターにはビルトイン型と据置型の2種類が存在しており、それぞれ設置条件が異なるためです。

ビルトイン型はキッチンの中に埋め込むタイプのIHクッキングヒーターです。
そのため、設置工事が必要になる場合がほとんどです。
その代わりに、機能が充実しており、天板に繋ぎ目がないため、快適に利用することが可能になります。

一方、据置型はコンロ台の上に置くだけで利用可能です。
そのため、設置工事は特に必要ありません。
ただし、ビルトイン型と比べると性能面で制限があります。その代わりに低価格であることもメリットです。

まずは自宅のキッチンを見て、コンロ台形式のキッチンなのか確認する必要があるでしょう。
新築やリフォームを検討している方は、ビルトイン型のIHクッキングヒーターの導入も可能です。
コンロとIHクッキングヒーターを比較して、どちらの方が合っているのかを見極めましょう。

選び方②:ヒーター口数

IHクッキングヒーターは製品によって、口数が異なります。
基本的には3口と2口が展開されていますが、1人暮らし向けに1口のIHクッキングヒーターが展開されている場合もあります。

口数が多ければ、それだけマルチタスク的に調理をこなすことが可能です。

また、性能が異なるヒーターが搭載されている場合もあり、ヒーターごとでの調理の使い分けができます。
ただし、3口タイプのほとんどがビルトイン型なので、気軽に導入することは難しいかもしれません。

また、2口タイプは見た目がスッキリしているというメリットがあります。
スッキリしていると、調理中にゆとりが生まれるので、ノンストレスで作業に取り組むことができるでしょう。
「元々、3口も使わない…」という人に2口タイプはオススメです。

選び方③:ヒーターの種類

ヒーターには主に3種類、①IHクッキングヒーター、②オールメタル対応、③ラジエントヒーターがあります。

IHクッキングヒーターは、電流を利用することで調理器具を加熱させるシステムです。
そのため、電流の抵抗が生まれる鉄・ステンレス製の調理器具でなければ加熱することができません。

そしてオールメタル対応は、通常のIHクッキングヒーターでは利用できなかった銅・アルミ製の調理器具でも加熱させることができます。
ただし、通常のIHクッキングヒーターと比べると発熱効率に劣るため、火力を出せなかったり、光熱費が膨らむデメリットもあります。

ラジエントヒーターは、トッププレートそのものを加熱させる仕組みです。
そのため、金属製の調理器具だけでなく、ガラス製や土鍋でも利用可能です。
ただし、トッププレートを加熱させる仕組みなので、熱効率が悪く、火傷のリスクもあります。

3口タイプの場合、2口がIHクッキングヒーターで、1口がオールメタル対応のIHクッキングヒーターかラジエントヒーターの組み合わせになっていることがほとんどです。
所有している調理器具に合わせて組み合わせを検討するようにしましょう。

選び方④:ヒーターの性能

IHクッキングヒーターは、ヒーターによって火力が異なります。

基本的にはkW」の単位で火力が表示されるため、普段から強火を利用する場合は「kW」の数字が大きい製品を選ぶようにしましょう。

選び方⑤:グリルの機能

ビルトイン型のIHクッキングヒーターにはグリルが搭載されていることがほとんどです。
最近のメーカーは、
グリルの機能で製品を差別化することが増えてきたので、各製品ごとでグリルの機能も大きく異なります。

グリルを普段から利用する方は、グリルの機能で選んでみてもいいかもしれません。

選び方⑥:オート調理機能

製品によって、オート調理機能の充実性が異なります。
各メーカーの
ハイエンドモデルになればなるほど、オート調理機能が充実しているため、「手抜き料理でも高クオリティの料理を作りたい!」という方は、ハイエンドモデルの製品の購入を検討するといいでしょう。

選び方⑦:安全機能

ほとんどの製品で安全機能が搭載されていますが、製品によって安全性の手厚さが異なります。

また、「どのように安全機能を搭載しているのか」については、各メーカーで異なる場合もあります。
お子様がいる家庭であれば、絶対確認するようにしましょう。

主要メーカー3社の比較

ここではIHクッキングヒーターの主要メーカー3社を比較していきます。

主要メーカー3社は以下の通りです。

  • パナソニック
  • 三菱電機
  • 日立

それぞれ解説していきます。

パナソニック

パナソニックのIHクッキングヒーターの最大の特徴は、安全性にあります。
安全機能の信頼性が高く、IHクッキングヒーターの
シェアもNO.1です。

また、本格的な料理に利用できるオート調理機能が幅広く搭載されているのも特徴です。

三菱電機

三菱電機のIHクッキングヒーターのラインナップの中には「ラク楽IH」と呼ばれるカテゴリーがあります。
これは高齢者はIH初心者向けの製品で、気軽にIHクッキングヒーターを利用できます。

また、煮込み料理を作るための機能が充実しているのも特徴です。

日立

日立のIHクッキングヒーターはスタイリッシュなデザインとなっているのが特徴です。
視認性が非常に優れているため、感覚的に料理することが可能となります。

また、最大火力の高い製品ラインナップとなっているのも特徴です。

メーカーの選び方は?

IHクッキングヒーターを購入する際のメーカーの選び方はどのようにすればいいのでしょうか。

まず、基本的に3大メーカーの中から製品を選ぶことをオススメします。
なぜなら、IHクッキングヒーターのシェアの9割以上を3大メーカーが占めているためです。

そして特別な理由がない限りはパナソニックのIHクッキングヒーターラインナップから選ぶようにするのが無難でしょう。
独自の機能に惹かれたら、三菱電機や日立の製品を検討するのがオススメです。

まとめ

それでは本記事をまとめていきます。

  • IHクッキングヒーターは様々な観点の選び方がある
  • 主要メーカーはパナソニック、三菱電機、日立の3社
  • 主要メーカーから選ぶようにする

IHクッキングヒーターは幅広いラインナップが展開されています。

そのため、自分に合ったIHクッキングヒーターを選ぶことが重要です。

IHクッキングヒーターは料理の要ともなる調理器具なので、妥協せずに選ぶようにしましょう。

今回は本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
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