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eneplatはEV車と蓄電池を同時給電【特徴や価格を紹介】

EV・V2H 2024年01月04日更新

eneplatを導入しようか迷っていませんか?

eneplatは、EV車と蓄電池を同時給電でき、太陽光発電の電力を多く活用できます。

今回の記事では、「eneplat」の特徴や価格、メリット・デメリットを紹介します。

eneplatの特徴3つと製品の仕様

2023年2月21日に受注販売される「eneplat」の仕様と3つの特徴を紹介します。

蓄電量

【屋内用】

・3.5kWh

・6.7kWh

・10.2kWh

・13.4kWh

【屋外用】

・6.3kWh

・12.6kWh

停電時の出力

【屋内用】

・3.5kWh:2.0kW

・6.7kWh:3.0kW

・10.2kWh:5.0kW

・13.4kWh:6.0kW

【屋外用】

・6.3kWh:3.0kW

・12.6kWh:6.0kW

サイズ(幅×奥行×高さ)

【屋内用】

・3.5kWh:480×139×660mm

・6.7kWh:480×245×660mm

・10.2kWh:3.5kWh+6.7kWh

・13.4kWh:6.7kWh×2台分

【屋外用】

・6.3kWh:649×333×646mm

・12.6kWh:6.3kWh×2台分

重さ

【屋内用】

・3.5kWh:46kg

・6.7kWh:70kg

・10.2kWh:3.5kWh+6.7kWh

・13.4kWh:6.7kWh×2台分

【屋外用】

・6.3kWh:85kg

・12.6kWh:6.3kWh×2台分

保証

非公表

電気自動車と蓄電池に同時充放電

eneplatは、業界初の電気自動車と蓄電池の同時充放電が可能です。

従来のV2Hシステムは、電気自動車から充電していると、電気自動車からの電気しか使用ができませんでした。

eneplatを導入すれば、太陽光パネルで発電した電力を家庭で活用できたり、電力会社からの購入電力を減らしたり自家消費に回すことができます。

停電時の自立出力が業界No.1

eneplatは、電気自動車や蓄電池に蓄えた電気を停電時でも家庭に給電ができます。

停電時の自立出力6kVAなので、200VのエアコンやIHクッキングヒーターなど多くの家電製品を同時に使用が可能です。

電気自動車の大容量の電力を家庭で使えるため、災害時の非常用電源として活用できます。

V2Hスタンドの増設可能

eneplatのV2Hスタンドは、電気自動車を購入した後に増設ができるので、緊急時や充電の時間が多く取れない場合には非常に便利です。

V2Hスタンドの増設後、充放電ケーブルを使って、太陽光発電で作った電力を倍速充電でき、短時間で充電が完了します。

eneplatの価格はいくら?【導入に必要な機器も紹介】

eneplatの価格や導入に合わせて必要な機器は下記の通りになります。

システム名

希望小売価格(税込)

パワーステーション(ネットリモコン込み)

一般地仕様【LJRE31B】:968,000円

耐塩害仕様【LJRE32B】:993,300円

蓄電池用コンバータ

屋内用【一般仕様】

3.5kWh【LJDB151B

6.3kWh【LJDC301B

407,000円

屋内用【耐塩害仕様】

3.5kWh【LJDB152B

6.3kWh【LJDC302B

419,100円

蓄電池ユニット

屋内用

3.5kWh【LJB1335

6.7kWh【LJB1367

1144,000円

2,090,000円

屋外用(2023年夏受注開始)

6.3kWh【LJB2363

2,035,000円

V2Hスタンド

LJV1671B

1,760,000円

eneplatのメリット4つ【電気料金&CO2削減の効果大】

eneplatのメリットを4つ紹介します。

来春の販売に向けて、事前に特徴と合わせてメリットも押さえていきましょう。

AiSEG2との連携で自家消費率が向上

パナソニックの公式サイト」によると、AiSEGとeneplatの連携により、太陽光発電の自家消費効果が90%まで向上します。

2023年よりAiSEG2は、「AIソーラーチャージ」を搭載しているので、eneplatに対応が可能です。

AiSEG2【MKN713】のモニターから複数の家電製品のコントロールができたり、EV車と蓄電池の充放電状況や蓄電残量などを確認できたりします。

CO2排出量を大幅に減らせる

パナソニックの公式サイト」によると、AiSEGとeneplatを同時に使用した場合、年間約1トンのCO2削減効果があります。

太陽光発電の自然エネルギーをEV車や蓄電池に充電し、家庭に放電できるので、CO2の排出量が減り環境に優しい生活が送れます。

小さい床面積で設置できる

V2Hスタンドは、エアコンの室外機1台分よりコンパクトに設置可能です。

幅は420mm、奥行は210mmと底面積が小さく、ガレージや駐車場などの限られたスペースにも設置しやすいメリットがあります。

軽量で搬入や設置がしやすい

V2H(充電ケーブルを含む)の重さは、60kg以下と軽量タイプのため、搬入や設置がしやすいです。

ニチコンのV2Hの場合、約90kgほどの重さがあり、2人がかりで台車を使って設置する必要があります。

eneplatは、コンパクトで軽量のため、搬入から設置までスムーズにできます。

eneplatのデメリット4つ【導入に必要な機器を紹介】

eneplantのデメリットを4つご紹介します。

メリットと照らし合わせて注意点を見ていきましょう。

AiSEG2やパワーステーションが必要

eneplatを導入するためには、AiSEGパワーステーションなどの設置が必要です。

EV車をまだ導入していない場合は、本体費用と別にパワーステーション・蓄電池ユニット・蓄電用コンバータの設置が必要になります。

また、機能をフル活用するためには、AiSEG2の設置も必要になるので費用が高額になるのが難点です。

電気代の削減や経済的なメリットを求める方は、上記の初期費用を検討しましょう。

接続可能な対応車種が限られる

パナソニック」が公表している電気自動車の車種は下記の通りです。

電気自動車

・【三菱】:i-MiEV

・【日産】:LEAF

・【BMW】:BMWi-3

プラグインハイブリッド車

・【三菱】:アウトライダーPHEV

・【トヨタ】:プリウスPHV

・【メルセデスベンツ】:S550 e ロング

・【ポルシェジャパン】:Panamera 4 E-Hybrid

・【フォルクスワーゲン】:Golf GTE

・【ホンダ】:クラリティPHEV

まだ、電気自動車を導入していない場合は、対応車種から検討しましょう。

eneplat専用システムのみ接続できる

eneplatは、専用の機器のみ接続可能です。

パナソニックの「創蓄連携S+システム」には、eneplantの接続ができませんので、専用の蓄電池コンバータやV2H蓄電システムを導入しましょう。

eneplatは効果的に自家消費できる【電気代の負担を軽減】

2023年2月21日より、パナソニックから「eneplat」の受注販売が開始されます。

基本的には戸建て住宅の設置に限られており、既設の太陽光発電がある住宅にも設置可能です。

自宅の太陽光パネルで発電した電力を、効率よく自家消費したい方は「eneplat」を検討してみて下さいね。

リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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