家庭用蓄電池を0円で導入できるって本当?レンタルの特徴を解説!
家庭用蓄電池の需要が高まっていますが、どうしても懸念されるのが150万円前後してしまう初期費用の高さです。
そんな中、ネット上で「家庭用蓄電池を0円で導入できるサービスがあるって本当?!」と噂されている事実も。
そこで今回の記事では、家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルの特徴、レンタルのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
家庭用蓄電池を導入したいけれど初期費用が高い…と、初期費用の部分で家庭用蓄電池の導入に難色を示している方、必見です。
目次
家庭用蓄電池は0円で導入できる?初期費用削減ならレンタルを!
家庭用蓄電池を0円で導入するためには、レンタルサービスの利用がおすすめです。
では、家庭用蓄電池のレンタルサービスには、どのような特徴があるのでしょうか。具体的に3つの特徴を紹介します。
レンタルの特徴①導入費用0円が可能!
家庭用蓄電池のレンタルサービスを利用すれば、購入時に150万円ほど必要になる初期費用が0円で済むという嬉しいメリットを実感できます。
150万円ほどの大金を現金一括で支払える家庭は少ないでしょうから、多くの家庭で蓄電池を所有するためにローンを組むことかと思います。
しかし、既に住宅ローンや車のローン・教育ローンなどがある家庭は、蓄電池のローンを新たに組むことに躊躇してしまうでしょう。
その点、家庭用蓄電池のレンタルサービスは、初期費用を0円に抑えることができるので新たなローンを組む必要がなく、家計も安心です。
レンタルの特徴②レンタル料の支払いは必須
家庭用蓄電池のレンタルサービスでは、初期費用0円で家庭に蓄電池を導入することが可能です。
しかし、あくまでもレンタルなので、毎月一定額のレンタル料を支払う必要があります。
レンタル料は、導入する家庭用蓄電池の容量やスペックなどによって異なりますが、5,000〜9,000円弱前後が相場といわれています。
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルをしたい!主なメリットは?
続いて、家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスの主なメリットを3つ紹介します。
レンタルサービスに興味が出てきた方は、しっかり目を通してみてください。
メリット①初期費用を負担する必要がない
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスのメリットは、何といっても初期費用を負担する必要がないことです。
150万円前後の初期費用が必要になる家庭用蓄電池。
あまりにも高額なので、購入したいという気持ちがあるにも関わらず、なかなか決断できずにいる家庭も多いでしょう。
しかし、レンタルサービスを利用すれば、初期費用を心配することなく家庭用蓄電池を導入できるのです。
多くの家庭で、家庭用蓄電池の導入を前向きに検討できるようになることでしょう。
メリット②メンテナンス費用を負担する必要もない
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスですが、メンテナンス費用を負担する必要もないというメリットもあります。
とはいえ、契約期間中はメンテナンスを一切行わないというわけではありません。
毎月支払うレンタル料金の中にメンテナンス費用が含まれているため、修理が必要になった場合なども安心できるでしょう。
メリット③家庭用蓄電池の撤去費用も負担なし
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスは、家庭用蓄電池の撤去費用の負担もありません。
撤去費用に関しても、毎月支払っているレンタル料金に含まれているからです。
毎月のレンタル料金が発生してしまうものの、毎月一定額を支払うだけでメンテナンスや撤去費用などの大きな出費にも対応できるレンタルサービス。
家計管理が楽になるというメリットも実感できるのではないでしょうか。
メリット③契約満了後は自分のものになる
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスは、契約満了後にレンタルしていた家庭用蓄電池が自分のものになるというメリットもあります。
とはいえ、契約している業者によって、無料で譲渡される場合、追加でお金を支払って買い取る場合などがあるため、レンタル契約をする前に契約満了時のあり方についてしっかり情報を入手しておくことをおすすめします。
レンタルで家庭用蓄電池を0円で導入!主なデメリットは何がある?
最後に、家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスの主なデメリットを3つ紹介します。
ぜひ参考にしてください。
デメリット①長期契約が必須で途中解約が難しい
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスのデメリットとして、長期契約が必須で途中解約が難しいことが挙げられます。
具体的な契約期間は10〜15年が一般的で、途中解約は基本的に認められていません。
家庭用蓄電池の平均寿命は15年前後といわれているので、前章で紹介した「契約満了後は自分のものになる」というメリットが、素直に喜べるメリットではないことがお分かり頂けるかと思います。
仮に10年で契約を結んだ場合、寿命までの5年間のために買い取り費用を支払うことになりますし、契約が満了している場合のメンテナンス費用や撤去費用は自腹なので、その分のお金を貯めておく必要があるからです。
また、転勤族などで突然の転居を余儀なくされた場合なども、サービス期間に支払う予定だった金額を一括で支払ってから契約を解約することになります。
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスは、契約期間中に転居の予定がない、という家庭におすすめできるサービスといえるでしょう。
デメリット②購入のほうがお得感が高い
購入のほうがお得感が高いのも、家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスのデメリットです。
レンタルサービスで消費者は、家庭用蓄電池を0円で導入できるというメリットを実感できます。
しかし、企業側にもそれなりのメリットがないと商売は成立しません。
企業側のメリットとは、消費者から受け取るレンタル料です。
つまり、レンタル料には企業側の利益分が含まれているのです。
仮に月々8,000円のレンタル料で15年契約をした場合、総額144万円の支払いが必要になります。
これだけを見るとレンタルに軍配が上がりますが、実はそうでもないのです。
たとえば家庭用蓄電池を購入した場合、寿命が完全に尽きるまで使い続けることができます。
家庭用蓄電池の平均寿命は15年前後といわれていますが、それ以上使い続けられる可能性もあるということです。
つまり、1年単位での負担額を見た場合、家庭用蓄電池を購入したほうがお得感があるのです。
一方でレンタルの場合、仮に144万円を支払ったとしても、後々残るものはありません。
家庭用蓄電池を長期的に使いたいと望む場合、購入してしまったほうがお得感はあるといえるでしょう。
デメリット③レンタルサービスを実施している会社が少ない
家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルサービスですが、先ほど紹介した通り「蓄電池はレンタルよりも購入のほうが断然お得」といわれているため、レンタルサービスを実施している会社が少ないというデメリットがあります。
多数決の多数派を重んじる日本人にとって、少数派である家庭用蓄電池のレンタルサービスの利用は、なかなか前向きに決断できるものではないといえるでしょう。
家庭用蓄電池を0円で導入するのは損になる可能性も!見極めよう!
今回の記事では、家庭用蓄電池を0円で導入できるレンタルについて紹介しました。
メリットとデメリットの両方があるものの、デメリットがとても強いレンタルサービス。
最近では、家庭用蓄電池を普及させる目的で補助金制度も充実しているので、家庭用蓄電池の導入を検討している方はぜひ購入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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