日産サクラとV2Hは連携可能?連携のメリットやお得な導入方法も!
テレビCMにもたびたび登場する、日産自動車の軽タイプの電気自動車「サクラ」。かつて電気自動車といえば、定員5名のコンパクトカーが主流でした。しかし、2022年6月16日に日産自動車でサクラという軽タイプの電気自動車が発売されたことで、電気自動車の需要が大きく伸びたのです。
では、日産自動車のサクラとは一体どういう魅力のある軽自動車なのでしょうか。また、電気自動車を導入する場合に注目されるV2Hシステムと連携できるのでしょうか。それぞれ具体的に解説します。
目次
日産サクラでV2Hを連携するとお得?それぞれの特徴を紹介!
日産自動車の電気自動車サクラは、一体どういった魅力がある軽タイプの電気自動車なのでしょうか。気になるV2Hの概要も紹介します。
日産自動車「サクラ」とは
日産自動車の「サクラ」とは、2022年6月16日に発売開始された軽タイプの電気自動車です。20kWの蓄電容量があり、満充電してあれば180kmの走行が可能だということです。同じ日産自動車の「リーフ」という電気自動車が40kWの蓄電容量を持っているため、容量の差を気にする方もいるでしょう。しかし、街乗りメイン、遠出は必要最低限という家庭であれば、日産自動車の「サクラ」でも何ら問題はないといえます。
ちなみに、日産自動車の「サクラ」は軽自動車ということでコスパも良く、オーナーの83%が月の充電費用は5千円以下であると回答しているのだとか。ガソリン代が高騰を続けている昨今、毎月のランニングコストが5千円以下というのは嬉しいメリットではないでしょうか。
V2Hとは
V2Hとは、電気自動車(Vehicle)と家庭(Home)を繋ぐシステムのことです。専用のケーブルを使って、電気自動車の蓄電残量を家庭へ送電します。つまり、電気自動車を家庭用蓄電池の代わりに使用できるのです。
電気自動車とV2Hの所有意義をより大きなものにするためには、自家発電できる太陽光発電の導入がおすすめ。太陽光発電を併用すれば、無料の電力を電気自動車に蓄電できるので、電気代の大幅削減も実現できます。また、より強固な停電対策をしたい場合にも使えます。
サクラはV2Hを使える
日産自動車の「サクラ」は、V2Hシステムを問題なく使用できます。電気自動車を所有するのであればV2Hを持っていないと損をする、とすらいわれるほどに魅力的なV2H。日産自動車「サクラ」はV2Hを使えるので、サクラの所有意義が一段階上がるでしょう。
日産サクラとV2Hを連携したい!連携すると実感できるメリットは?
日産自動車の「サクラ」とV2Hは連携できます。では、連携すると実感できるメリットは何なのでしょうか。具体的に解説します。
メリット①電気代を削減できる
日産自動車の「サクラ」とV2Hを連携すると、電気代の削減というメリットを実感できます。
V2Hと連携した日産自動車の「サクラ」は家庭用蓄電池として利用できるので、電力会社との電力契約を「夜間:割安電力」「日中:割高電力」に変更します。つまり、今までと同じ電力使用量でも、電気代の削減が期待できるのです。
太陽光発電を併用すれば、日中の割高電力の買電頻度を極限まで減らすことが可能です。したがって、電気代の削減をより強く実感できるでしょう。
メリット②強固な停電対策ができる
日産自動車の「サクラ」とV2Hを連携すると、強固な停電対策ができるメリットも実感できるでしょう。日産自動車の「サクラ」は、V2Hと連携することで家庭用蓄電池と同じ使い方ができます。
日産自動車の「サクラ」は20kWの蓄電容量を持っていて、家庭用蓄電池の平均的な容量は5〜7kWh前後です。一般的な家庭用蓄電池を導入するより、停電対策として強固であるのは一目瞭然ですね。
メリット③地球環境を考えた生活を送ることができる
日産自動車の「サクラ」とV2Hを連携すると、地球環境を考えた生活を送ることもできます。
夜間に電力会社から買電する電力が割安になるのは、発電所が電力のピーク時に合わせた発電しかできないからです。つまり、日中の電力ピーク時に合わせた発電を24時間行ってしまうため、夜間に電力が余ってしまうのです。この「負の連鎖」を解消すべく登場したのが、夜間に売買される電力が割安になる制度になります。
日産自動車の「サクラ」とV2Hを連携すると、電力会社との電力契約が「夜間:割安電力」「日中:割高電力」に変更されます。つまり、夜間の余剰電力を効率的に使うことになるので、地球環境を考えた生活を送ることができるというわけです。
日産サクラとV2Hを導入したい!お得に導入する方法は?
最後に、日産自動車の「サクラ」とV2Hをお得に導入するための方法を紹介します。ぜひしっかり目を通してください。
お得に導入したいなら補助金制度の利用がおすすめ
日産自動車の「サクラ」とV2Hをお得に導入したいのであれば、補助金制度の利用がおすすめです。
日産自動車の「サクラ」は、グレードによるものの300万円前後の初期費用が必要。V2Hも30万円前後の初期費用が必要になります。太陽光発電を併用するとなると、さらに100万円前後の初期費用が必要です。これらの設備を併用すると多くのメリットを実感できますが、なかなか手が出しにくい金額設定であるといえるでしょう。
だからこそ、お得に導入するためには補助金制度の利用がおすすめです。簡単な紹介にはなりますが、以下のような補助金制度が存在しています。
電気自動車に対する補助金制度
電気自動車に対する補助金制度は、以下の通りです。
CEV補助金 | |
補助金額(上限) | 普通電気自動車…85万円 |
軽電気自動車……55万円 |
日産自動車の「サクラ」は軽タイプの電気自動車なので、55万円の補助金を受け取れるということです。
V2Hに対する補助金制度
V2Hに対する補助金制度は、以下の通りです。
V2H充放電設備の導入補助金 | |
補助金額 | 機器費…購入費の3分の1 |
工事費…上限15万円 |
V2Hの補助金制度も、とても魅力あふれるものであることがわかります。
国と自治体の補助金制度の併用も可能
各自治体では、電気自動車やV2Hに対する補助金制度を実施している場合があります。ただ、補助金制度の有無や具体的な内容は各自治体に委ねられているため、自治体によって内容は様々。具体的な部分は、お住まいの自治体の公式ホームページなどを確認するようにしてください。
ちなみに、国の補助金制度と自治体の補助金制度は併用が可能です。よりお得に日産自動車「サクラ」やV2Hが導入できる可能性が高いので、補助金制度が存続しているうちの導入を検討しましょう。
日産サクラとV2Hは連携可能!お得に導入してメリットを得よう!
今回の記事では、日産自動車の軽電気自動車「サクラ」とV2Hについて解説しました。連携可能な日産自動車の「サクラ」とV2H。だからこそ、お得に導入し、ランニングコストを削減できる使い方をしていけると良いですよね。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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