セキスイハイムの外壁塗装は相場より高め?デメリット・業者選びのポイントを解説!
セキスイハイムの住宅にお住まいの方の中には、「外壁塗装のメンテナンスもセキスイハイムに依頼するべき」と考えるのも自然ですよね。
一方で、セキスイハイムに外壁塗装を依頼すると「塗装の専門業者より費用が高くなる」可能性があるため、比較せずに契約すると後悔するリスクも考えられます。
そこで本記事では、セキスイハイムと専門業者の塗装費用の違いや、セキスイハイムに外壁塗装を依頼するメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。
記事の後半では、セキスイハイム以外の塗装業者を選ぶ「3つのポイント」についても解説していますので、興味のある方はぜひ目を通してみてくださいね!
目次
セキスイハイムの外壁塗装は相場よりどれくらい高い?
実際に外壁塗装を依頼した方の口コミや見積書などを参照すると、セキスイハイムを選んだ場合、専門業者に比べて「約1.2〜2倍」ほど割高な費用を請求される可能性があります。
たとえば、約30坪の外壁塗装の費用相場は「約90〜130万円」程度ですが、セキスイハイムに依頼すると「約108〜260万円」ほどまで費用が上がる恐れがあります。
セキスイハイムは公式ホームページなどで外壁塗装の費用を公表していないため断言はできませんが、専門業者より総費用が安くなるケースは少ないようです。
セキスイハイムの外壁塗装が相場より高い「2つの理由」
塗装の専門業者に比べて、セキスイハイムの塗装費用が高くなる「2つの理由」は以下のとおりです。
- 下請け業者の「中間マージン」が発生するから
- セキスイハイムの「オリジナル塗料」が割高だから
それぞれの要点をくわしく確認していきましょう。
理由①:下請け業者の「中間マージン」が発生するから
セキスイハイムの外壁塗装が専門業者より高くなる「最大の理由」は、下請け・孫請け業者に施工を依頼する「中間マージン」が請求額に上乗せされるからです。
中間マージンとは塗装工事を下請け業者に依頼する「手数料」のことで、セキスイハイムやハウスメーカー、家電量販店などと契約すると高確率で発生します。
中間マージンは「間に挟む業者が増えるほど高くなる」仕組みのため、施工を孫請け業者が行う場合、自社施工を行う専門業者に比べてかなり高額になります。
理由②:セキスイハイムの「オリジナル塗料」が割高だから
セキスイハイムは外壁塗装に「オリジナル塗料」を使用しており、他の専門業者が用いる塗料に比べて割高な可能性があることも、総費用を押し上げる理由となっています。
オリジナル塗料は「セキスイハイム住宅の各部材質に合わせて開発されている」点がメリットですが、他社製の塗料でも同様の施工品質は充分に期待できます。
また、オリジナル塗料は他社の塗料に比べて「カラーバリエーションが少ない」ため、新しい色味を試してみたい方にとってはデメリットに感じる場合もあるでしょう。
セキスイハイムに外壁塗装を依頼する「2つのメリット」
専門業者ではなく、セキスイハイムに外壁塗装を依頼する「2つのメリット」は以下のとおりです。
- 突然倒産する可能性が極端に低い
- 外壁塗装以外のメンテナンスも一括で依頼できる
それぞれのポイントをくわしく解説していきます。
メリット①:突然倒産する可能性が極端に低い
国内有数のハウスメーカーであるセキスイハイムは突然倒産する可能性が極めて低く、「倒産によるアフターサービス停止」の心配が無用である点がメリットです。
せっかく独自保証やアフターフォローが充実した専門業者と契約しても、突然倒産してしまった場合、すべてのサービスが打ち切られる可能性があります。
万が一セキスイハイムが倒産したとしても、アフターサービス事業は別会社に引き継ぐ可能性が高いため、安心して外壁塗装を依頼できますね。
メリット②:外壁塗装以外のメンテナンスも一括で依頼できる
セキスイハイムは「家全体のリフォーム事業」を提供しており、キッチンや浴室、エクステリアなど多種多様な住宅の悩みをまとめて解決できる点もメリットです。
複数箇所のリフォームを依頼すれば「多少の値引き」に対応してもらえる可能性があるほか、別々に専門業者を依頼するより施工期間が短縮できます。
一方で、専門業者でも住宅のトータルリフォームを提供しているケースも多く見受けられますので、価格や施工内容を含めて一度比較してみるのもおすすめです。
契約前に要確認!セキスイハイムの外壁塗装の「デメリット」とは?
セキスイハイムに外壁塗装を依頼する前に確認すべき、「3つのデメリット」は以下のとおりです。
- 専門業者に比べてコスパが悪い
- 下請け業者の施工品質にばらつきがある
- 契約者の要望どおりに施工してもらえない可能性がある
それぞれの要点を順番に確認していきましょう。
デメリット①:専門業者に比べてコスパが悪い
セキスイハイムに外壁塗装を依頼する「最大のデメリット」は、塗装の専門業者に依頼するより「大幅にコストパフォーマンスが悪くなる」可能性があることです。
セキスイハイムの専用塗料と同等品質の塗料を使用した場合でも、専門業者なら「半額程度」の予算で済むケースも有り得るため、費用を抑えたい方には不利といえるでしょう。
外壁塗装の費用を節約できれば、屋根塗装や水回りのリフォーム費用などにも予算を割けますので、契約前に専門業者の見積もりと比較してみることをおすすめします。
デメリット②:下請け業者の施工品質にばらつきがある
セキスイハイムは自社施工を行っていないため、実際に塗装作業を行う下請け・孫請け業者によって「施工品質がまちまち」である点も大きなデメリットです。
下請け業者の中には技術力の高い会社もありますが、実績作りのために提携している「経験の浅い業者」が含まれている可能性も充分に考えられます。
さらに、下請け・孫請け業者は「契約者で自由に選べない」仕組みになっており、どんな業者が施工に来るかわからない点も不安要素といえます。
デメリット③:契約者の要望どおりに施工してもらえない可能性がある
セキスイハイムに外壁塗装を依頼するデメリットとして、下請け・孫請け会社まで情報が正しく共用されず、要望どおりの仕上がりが得られない可能性がある点も挙げられます。
たとえば「家電量販店→セキスイハイム→下請け業者→孫請け業者」など複数の業者を仲介する場合、要望の一部が途中で抜け落ちて伝達されないケースはゼロではありません。
また、施工後に不具合が発生し、トラブル対処を行う際も複数業者を経由するため、修理などの対応に多くの時間や手間がかかる可能性も考えられます。
セキスイハイム以外の外壁塗装業者を選ぶ「3つのポイント」
セキスイハイム以外の塗装業者を選ぶ場合、「注目すべきポイント」は以下の3つです。
- セキスイハイム住宅の塗装経験がある業者を選ぶ
- 独自保証やアフターサービスも重視する
- 安すぎる価格を提示する業者には要注意
それぞれの要点を確認していきましょう。
ポイント①:セキスイハイム住宅の塗装経験がある業者を選ぶ
セキスイハイム住宅の外壁塗装を行う場合は、「セキスイハイム住宅の塗装経験」がある専門業者を優先して選ぶことが非常に大切です。
理由としては、外壁素材や繋ぎ目の特性は「ハウスメーカーによって大きく違う」ため、塗装経験や知識のない業者が施工すると後のトラブルにつながる可能性があるからです。
セキスイハイム住宅の塗装経験がない業者に依頼してしまうと、トラブル対応の品質にも期待できないため、実績の有無は契約前にしっかり確認しておきましょう。
ポイント②:独自保証やアフターサービスも重視する
外壁塗装の専門業者を選ぶ際には、単純な価格の安さだけでなく、独自保証の内容やアフターサービスの手厚さも重視するべきです。
外壁塗装の保証期間は業者によって「8〜15年」などさまざまですし、中には「施工後1・5・10年の定期点検」を無料で提供している会社も存在します。
一方で、どんなに保証内容が充実していても「突然の倒産」でサービスが停止する可能性もあるため、「企業の業績や評判」も事前にチェックしておきましょう。
ポイント③:安すぎる価格を提示する業者には要注意
後悔しない外壁塗装の専門業者を選ぶためにも、「相場より大幅に安い価格を提示する業者」には十分な注意を払うことも大切です。
安すぎる塗装業者は「施工が手抜き」「塗料が低品質」などコストカットの理由が存在しますので、結局「安かろう悪かろう」な結果に陥る可能性も考えられます。
塗装後の定期点検やメンテナンスを依頼することも考えれば、多少価格が高くても、確かな技術力・施工実績を持つ専門業者を選んだほうが安心です。
まとめ:セキスイハイムの外壁塗装は相場の2倍高い可能性も!慎重に検討しよう
本記事でくわしく解説してきた「セキスイハイムの外壁塗装の価格やメリット・デメリット」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- セキスイハイムの外壁塗装は専門業者に比べて「約1.2〜2倍」割高な可能性がある
- 下請け業者に施工を依頼する際の「中間マージン」が、割高な価格の最大の理由
- セキスイハイムは突然倒産する可能性が低く、アフターサービスが継続する点がメリット
- 下請け・孫請け業者は契約者で選べないため、施工品質がまちまちな点がデメリット
- 安すぎる専門業者はウラがある可能性があるため、信頼できる業者を慎重に選びたい
大手ハウスメーカーならではの安心感や、高品質なオリジナル塗料などが魅力のセキスイハイムですが、専門業者に比べると価格が割高になりがちな点がデメリットといえます。
セキスイハイムと同等・それ以上の施工品質を持ちつつ、支払額を「半額程度」に抑えられる専門業者は多数存在しますので、ぜひ一度じっくり比較検討してみませんか?
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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