カナディアン・ソーラー独自の魅力とは?特徴や価格・メリットを徹底解説!
「せっかく太陽光パネルを購入するなら、高性能で低価格なメーカーを選びたい!」とお考えの方なら、一度は「カナディアン・ソーラー」を検討したことがあるのではないでしょうか?
世界的企業ならではのコスパの高さで注目されるカナディアン・ソーラーですが、価格や性能以外のメリットや保証内容なども確認しておきたいですよね。
そこで本記事では、カナディアン・ソーラーの会社概要や販売実績、自社製太陽光パネルの特徴や魅力、気になる価格相場をわかりやすく解説していきます。
記事の後半では、国内メーカーではなくカナディアン・ソーラーを選ぶメリット・デメリットについても徹底解説していますので、興味のある方はぜひご覧くださいね!
目次
そもそもカナディアン・ソーラーってどんなメーカー?
2001年にカナダで設立された「Canadian Solar(カナディアン・ソーラー)」は、6大陸23か国に子会社を置き、160か国以上の販売網を持つ太陽光発電メーカーです。
世界トップレベルの太陽光モジュール出荷量を誇るメーカーとして認知されており、2016年には「世界第三位」の出荷量を記録。非常に高い顧客満足度でも一目置かれています。
国内では2009年に日本法人が設立されており、シャープやパナソニックに次ぐ販売数を獲得するなど、着実にシェアを伸ばし続けているメーカーでもあります。
カナディアン・ソーラーの太陽光パネルが持つ「独自の魅力」とは?
カナディアン・ソーラーの太陽光パネルの人気を裏付ける、「独自の魅力」を以下にまとめました。
①発電力が高い | 太陽光パネルの変換効率が「20〜22%」を超えるモデルが多く、国内メーカー品に比べて「約2〜3%」も高効率で発電できる |
②価格が安い | 全世界に26か所の製造拠点と独自の流通ネットワークを持っており、高性能ながら国内メーカー品より安い価格を提供できる |
③保証が手厚い | 太陽光パネルには「最長30年間」の無償メーカー保証がついており、システム保証なども国内メーカー品より期間が長い |
ほかにも、「積雪や強風に対する耐久性が高い」「365日のアフターサポート体制で安心」など、数多くのメリットを持つ魅力的なメーカーです。
カナディアン・ソーラーの太陽光パネルは国内メーカーより安い?
カナディアン・ソーラーは公式サイトなどで太陽光パネルの価格を公表していないものの、国内メーカー品に比べて「出力1kWあたり約2〜3万円」ほど安く購入できるケースが多いです。
具体的には、2024年の太陽光発電の設置費用(工事費込み)は「約26〜28万円 / kW」程度が相場ですが、カナディアン・ソーラーなら「約23〜26万円」での設置も可能です。
さらに、カナディアン・ソーラーの太陽光パネルは「発電性能」においても一般的な国内メーカー品より優れており、「高性能なのに低価格」を高いレベルで実現しています。
カナディアン・ソーラーの太陽光発電を選ぶ「4つのメリット」
カナディアン・ソーラーの太陽光発電ならではの「4つのメリット」は以下のとおりです。
- 発電性能と価格のバランスが良い
- メーカー保証内容が充実している
- 寒冷地でも安心の高耐久性
- 有償の災害補償制度も利用できる
それぞれのポイントを徹底解説していきます。
メリット①:抜群の発電性能とコスパを高いレベルで両立
カナディアン・ソーラーの太陽光パネルの大きなメリットは、「20〜22%」を超える高い変換効率を持ちながら、国内メーカー品より価格が割安であることです。
国内メーカーの太陽光パネルは変換効率が「18〜19%」程度のモデルが多いうえに、出力1kWあたりの設置費用がカナディアン・ソーラーより「約2〜3万円」も割高です。
高性能な太陽光パネルを安く設置することで「初期費用の元を取るまでの期間」の短縮につながるため、コスパを重視するならカナディアン・ソーラーは有力候補となるでしょう。
メリット②:メーカー保証内容が非常に充実している
カナディアン・ソーラーを選ぶ大きなメリットとして、国内の大手メーカーと比較しても、メーカー独自の保証内容が非常に充実している点も挙げられます。
たとえば、太陽光パネルの発電力を保証する「出力保証」は20〜25年程度のメーカーが大半ですが、カナディアン・ソーラーなら「25〜30年」もの長期保証が受けられます。
また、太陽光パネル本体の製品保証も25年と長く、太陽光発電システム全体では15年の保証期間が設けられているなど、他メーカーとは購入後の安心感が違います。
メリット③:寒冷地でも安心!設備の耐久性が高い
厳しい寒さや降雪で知られるカナダで設立されたカナディアン・ソーラーの太陽光パネルは、積雪や風雨に対する耐久性が非常に高い点も独自のメリットです。
太陽光パネル本体の積雪荷重に対する強度は「5400Pa」が保証されており、1平方メートル単位で「約550kg」もの負荷がかかっても破損しない強度を持っています。
さらに、風圧に対する強度も「2400Pa」と高く、風速60mを超える強風にも耐えられるため、台風の被害が多い地域でも安心して設置できます。
メリット④:有償の「災害補償制度」で台風や地震でも安心
カナディアン・ソーラーならではのメリットとして、充実の長期保証に加えて、有償でメーカー独自の「災害補償制度」に加入できる点も挙げられます。
災害補償制度に加入することで、メーカー標準保証ではカバーされない火災や落雷、台風や地震などによる損害に対しても「10年間」の補償が受けられるようになります。
自然災害や火災に対する補償制度を用意しているメーカーは数少ないため、設置後の安心感を重視する方にとっても、カナディアン・ソーラーは優先して選ぶべきメーカーです。
要確認!カナディアン・ソーラーの太陽光発電の「2つのデメリット」とは?
購入前に確認しておくべき、カナディアン・ソーラーの太陽光発電のデメリットは以下の2つです。
- 特殊な形状の太陽光パネルは販売していない
- 国内メーカーに比べてサービス拠点が少ない
それぞれの要点をくわしく解説していきます。
デメリット①:特殊な形状の太陽光パネルは販売していない
高性能で高コスパなカナディアン・ソーラーですが、「台形タイプ」や「三角形タイプ」など、「特殊な形状」の太陽光パネルの取り扱いが無い点がデメリットといえます。
シャープやパナソニックといった国内メーカーは、日本特有の「寄棟(よせむね)屋根」などにフィットするパネルを販売しており、屋根スペースを無駄なく有効活用できます。
一方で、カナディアン・ソーラーの太陽光パネルは国内メーカー品に比べて発電効率が高いため、屋根スペースに隙間が出来ても総合的な発電量に劣るわけではありません。
デメリット②:国内メーカーに比べてサービス拠点が少ない
カナディアン・ソーラーの気になるデメリットとして、国内大手メーカーに比べて、修理や点検などを行う「サービス拠点の数が少ない」点が挙げられます。
カナディアン・ソーラーは全国に6か所の営業所・10社を超える販売代理店を持つなど海外メーカーとしては豊富なサービス拠点を展開しているものの、国内のベテラン企業には及びません。
一方で、フリーダイヤルによる「365日のサポート体制」や独自の長期保証などアフターフォローが充実しているため、購入後に不満を覚えるケースは少ないでしょう。
まとめ:カナディアン・ソーラーは高性能でコスパ良好!充実保証も大きな魅力
本記事でくわしく解説してきた「カナディアン・ソーラー太陽光パネルの特徴やメリット」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- 2001年にカナダで設立されたカナディアン・ソーラーは、世界トップレベルの販売実績を持つ太陽光発電メーカー
- 国内では2009年に日本法人が設立されており、高性能で低価格な製品が高い評価を得ている
- 太陽光パネルの変換効率が20〜22%と高く、1枚あたりの発電力が国内メーカー品より優秀
- 出力1kWあたりの設置費用も相場より約2〜3万円安く、コスパを重視する方におすすめ
- メーカー保証期間も国内メーカーより長く、有償だが「災害補償制度」も用意されている
- 台形タイプなど特殊な形状のパネルを販売していないため、屋根デザインによっては設置しにくいことも
20〜22%を超える変換効率を持ちながら国内相場より安いカナディアン・ソーラーは、「初期費用は抑えたいが、性能に妥協したくない!」とお考えの方に最適な太陽光発電メーカーです。
長方形タイプしか販売していないため「特殊な形状の屋根に設置しにくい」というデメリットはあるものの、発電力が高いため無理に敷き詰めなくても十分な発電量を得られるでしょう。
「国内メーカー品より5〜10年も長い出力保証」や「365日のサポート体制」などアフターフォローも高水準ですので、ぜひ選択肢の一つに採用してみてはいかがでしょうか?
【電子本(無料配布中)】蓄電池の選び方でお悩みの方はこちら▼
【電子本(無料配布中)】太陽光発電の選び方でお悩みの方はこちら▼
無料お見積もり依頼はこちらから▼
リノベステーションでのお取扱い商品はこちら▼
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!