リチウムイオン蓄電池の種類に驚愕!【寿命や仕組みを徹底解説】
上記の内容で悩んでいませんか?
今回は、リチウムイオン電池の仕組み・寿命などの情報に加えて、蓄電池のメリット・デメリットについて紹介します。
目次
リチウムイオン電池の仕組みとは【初心者にもわかりやすく紹介】
リチウムイオン電池は、プラス・マイナスを持ち、電解液内をリチウムイオンが行き来することで、エネルギーを貯めて使用できる仕組みです。
リチウムイオン電池は、使い切りタイプの乾電池と違って、繰り返し充放電できます。
身近な家電には、スマートフォンやパソコンにリチウムイオン電池が使われています。
蓄電池とリチウムイオン電池に使われる電池の種類・特徴を解説!
蓄電池とリチウムイオン電池の種類や特徴を紹介します。
その中でも、蓄電池によく使われる物を厳選しました。
蓄電池とリチウムイオン電池の違いについて見ていきましょう。
蓄電池に使われる電池の種類・特徴
蓄電池を動かすために使う電池は、4種類あります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- 鉛電池:価格は安いが、寿命が短く重さがある
- ニッケル電池:過充電・過放電に強いが、電力を使わなくても減る
- リチウムイオン電池:価格は高いが、小型で寿命が長い
- NAS電池:低価格で寿命が長いが、メンテナンスが必要
蓄電池に多く使われる電池は、リチウムイオン電池です。
価格は高めですが、寿命が長くコンパクトなため蓄電池に多く用いられています。
リチウムイオン電池に使われる種類・特徴
リチウムイオン電池の中には、「リン酸鉄系リチウムイオン電池」「NCA系リチウムイオン電池」「三元系リチウムイオン電池」があります。
蓄電池によく使われる上記の特徴を紹介します。
- リン酸鉄系リチウムイオン電池:原材料が安く、安全性が高い
- NCA系リチウムイオン電池:発熱量が少なく、耐熱性が高い
- 三元系リチウムイオン電池:安全性が高く、放電に優れている
上記の3種類は、安全性と寿命、コストパフォーマンスの面で、優れています。
蓄電池は必要?【抑えておきたい3つのデメリット】
蓄電池のデメリットを紹介します。
蓄電池が必要か検討するポイントを押さえました。
導入前にできるポイントもあわせて確認していきましょう。
価格が高い
蓄電池の導入価格は、およそ80万~200万円前後です。
容量やグレードによって、価格は大きく違います。
蓄電池は、高額なため導入に悩む方は少なくありません。
価格が高い理由の一つに、蓄電池に使われているリチウムイオン電池が高額だからです。
およそ10~15年の寿命が目安
蓄電池は、充放電を繰り返すため、半永久的に使用することはできません。
蓄電池の寿命は、10~15年が目安です。
蓄電池には、サイクル回数があり、その回数を超えると蓄電量が減少します。
蓄電池の使用状況によって、寿命に違いがあります。
正しい使い方をすることで蓄電池の寿命を伸ばすことも可能になります。
屋外・屋内の設置スペースが必要
蓄電池を導入する際には、設置スペースを確保しましょう。
蓄電池の大きさは、エアコンの室外機を縦に並べたスペースが必要になります。
屋外・屋内で蓄電池の大きさが変わります。
- 屋内サイズ:エアコン室外機1台分
- 屋外サイズ:エアコン室外機を縦に並べて1~2台分
現在の機種は、従来品よりもコンパクトで設置しやすくなっています。
蓄電池の知識で得する!【4つのメリット】
蓄電池を導入することで、利用できる制度や停電時に使えるメリットがあります。
導入前に知って得する4つのメリットを紹介します。
停電中に電気が使える
停電中でも、蓄電池があればふだんと変わらず家電製品を使用することができます。
蓄電池には、特定負荷型、全負荷型の2種類があります。
- 特定負荷型:一部の家電が使用可能
- 全負荷型:家中の家電が使用可能
停電時に家中の家電を使用したい場合、全負荷型がおすすめです。
家電が多く使える分、蓄電量の使いすぎには注意しましょう。
対して単機能型は、使える電力が限られていますが、電力を使いすぎる心配がありません。
太陽光発電と相性バッチリ
太陽光発電は、発電した電力を貯めることができません。
ですが、太陽光発電で作った電力を蓄電池に貯めて発電できない夜間に使用することができます。
ご家庭に電気自動車がある場合は、発電した電気を電気自動車に蓄えることで、ガソリン代の節約になります。
長期保証を完備
蓄電池は、各メーカーによって、長期保証を設けています。
この保証サービスは、10年の無償保証を利用できたり、5年延長できる有償サービスの利用も可能です。
例えばニコチン製の蓄電池に、延長保証を追加することができます。
有償保証は、容量によって保証金額が異なります。
- 5年延長:4kWh~16kWhの場合、およそ3万~7万円
- 無償保証とあわせて15年の保証
また購入前に保証内容に目を通すことも重要です。
ニチコン製の保証内容の場合、期間内の故障に対して無償修理が可能、さらに対象製品の容量50%保証してくれます。
上記の保証は有償になりますが、15年の安心を買うことができます。
国・自治体から補助金の利用が可能
蓄電池を導入する際には、国や自治体で補助金を受け取ることができます。
令和3年の国と自治体の補助金は以下の通りです。(※東京都港区の場合)
- 国の補助金:1kWhあたり7万円/上限額42万円
- 自治体の補助金:1kWhあたり4万円/上限額20万円
補助金申請には、募集期間があり、また応募人数が制限されています。
またお住まいの地域によって、補助金制度を行っていない場合もあります。
蓄電池を検討する際には、事前に地域のホームページから補助金制度が行われているのか確認しましょう。
リチウムイオン電池を蓄電池で使用する理由
リチウムイオン電池は、大容量かつ長寿命、コンパクトに使用できるため蓄電池と相性バツ群です。
リチウムイオン電池は、非常に電子を放出しやすく、軽量かつパワーがあります。
身近な家電には、パソコン・スマートフォンなどに多く使用されています。
リチウムイオン蓄電池は廃棄依頼が必要【処分方法と費用を紹介】
リチウムイオン蓄電池の撤去には、ニチコンから破棄依頼の申請を行い、処分費用を支払はなければなりません。
蓄電池の処分を行うメーカーは、京セラとニチコンの2社から依頼できます。
全国から蓄電池の処分依頼が可能です。
蓄電池の撤去を埼玉県で行った場合にかかる費用の目安は以下の通りです。
- 京セラ製品の廃棄費用:およそ93,178円~121,998円
- ニチコン製品の廃棄費用:およそ72,600円~141,798円
お住まいの地域や蓄電池の種類によって、処分費用は異なります。
ニチコンのホームページから、郵便番号を入力後に撤去費用を見ることができます。
リチウムイオン蓄電池の価格・性能を比較しよう
リチウムイオン電池の仕組み・特徴を抑えたり、蓄電池を長く活用できるように、有償保証を利用することも可能です。
リチウムイオン蓄電池は、各メーカーによって、寿命・価格・保証期間が異なります。
気になる蓄電池の価格や性能を比較して、ご家庭にピッタリなものを選びましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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