【国内シェア急上昇中】今話題「エクソル」の太陽光発電を解説
2016年からスタートした「電力小売全面自由化」によって利用者が自由に電力会社を選択できるようになり、「電気」に目を向ける方が増加しています。
最近では、その中でも自宅で電気を生み出すことができる「太陽光発電」に注目が集まっています。
今回は、国産太陽光パネルメーカー「エクソル」についてご紹介します。
エクソルの強みは「低価格」と「豊富なラインナップ」です。
同社で生産されている太陽光パネルの各モデルの性能や価格についても詳しく触れているので、ぜひご覧ください。
目次
【海外メーカーへの対抗馬?】エクソルの特徴を紹介
まずは、エクソルという会社について簡単に紹介します。
国内メーカーとしては珍しく「低価格」をウリにしているメーカーなので、「海外製品では不安だ…」という方はぜひチェックしてみてください。
会社概要
株式会社エクソルは、京都府に本社を構える「パワー・イノベーション企業」です。
2016年からイメージキャラクターにミュージシャンの吉川晃司さんを起用しています。
同社のメイン事業は太陽光パネルの製造で、商品の設計から製造・販売・アフターサービスまでの各「柱」を1社で担っています。
2001年に滋賀県で「グリーンテック販売株式会社」を設立後、どんどん業績を伸ばし、2020年には太陽電池モジュールの累計販売数が2GWを突破しました。
世界全体で環境問題を解決する「SDGs」についてもいち早く取り組んでいる会社です。
国内メーカーの中で圧倒的に低価格
エクソルの特徴はその「価格」にあります。
国産メーカーと聞くと、「質は良いけど値段が高い…」というイメージが強いですが、エクソルが販売している太陽光モジュールは他の国産メーカーと比較すると圧倒的に低価格です。
性能面で安心できる国産メーカーかつ低価格を実現しているメーカーです。
ラインナップが豊富
エクソルは、太陽光パネルの生産をメインにおこなっているため、ラインナップが豊富という強みもあります。。
あとで詳しく紹介しますが、同社が生産している太陽光パネルは大きく4つのモデルに区別でき、そのどれもが異なる特徴を有しています。
「自分に合った太陽電池モジュールが見つからない…」という方は、ぜひエクソルも検討してみてください。
長期保証でいざというときも安心
エクソルでは、ユーザーにより長く製品を使用してもらうために、以下の保証制度を設けています。
- XSOL保証/XSOLプレミアム保証
- 低圧システム20年保証
- XSOL災害補償
- XSOL出力制御保証
- 製品・出力保証
利用中の故障が心配な方や、長くにわたって太陽光パネルを使い続けたい方は、保証制度が充実しているエクソル製の太陽電池モジュールがおすすめです。
「低価格」かつ「長期保証」で安心!エクソル製品のラインナップ
続いて、エクソルで販売されている各モジュールの品揃えについて紹介していきます。
エクソルは「ラインナップの豊富さ」も魅力のひとつで、太陽光パネルだけでも4種類のモデルから好みに合わせて購入することが可能です。
ちなみに、同社の公式サイト内にはパネルの価格については記載がありませんでしたが、インターネット上の情報によると、1枚あたり10万円前後で販売されているそうです。
単結晶ハーフカットセル
変換効率 | 19.5%~20.9% |
最大出力 | 330W~465W |
特徴 | PID耐性/ハーフセル |
まずは、ラインナップの中でもっとも変換効率の良い「単結晶ハーフカットセル」から紹介します。
同製品は、従来のセルを半分に切ることでセル内部の電気抵抗を軽減する「ハーフカットセル工法」を採用し、抵抗熱の発生による出力減少を抑制しています。
ハーフカットセル工法は、夏場に外気が高温になった際でも変換効率が落ちないことから、総発電量の増加にも貢献しています。
さらに、「パッシベーション膜」という絶縁体でセルの裏面を覆う「PERC構造」を取り入れることで光を反射させ、光エネルギーをより効率的に電気エネルギーに変換する仕組みになっています。
これらの工夫を施すことで最大20.9%の変換効率を実現しています。
単結晶マルチバスバー
変換効率 | 19.8~20.0% |
最大出力 | 260W~325W |
特徴 | PID耐性/水切り加工 |
続いて、従来製品よりもバスバーを細くした「単結晶マルチバスバー」について紹介します。
この製品の特徴は名前にも入っている「マルチバスバー」にあります。
セル1枚あたりのバスバーの本数を12本に増やすことで、発電時の「ロス」を減らし、トータルの発電量を増加させています。
バスバーが経年劣化で断線してしまった場合でも、残りのバスバーで発電することができるため、長期間の使用にも非常に適した太陽光パネルです。
バスバーを細くしたことでセルの黒色がきれいに映え、デザイン面でも好評となっています。
単結晶Lシリーズ/Sシリーズ
変換効率 | 18.7%~20.1% |
最大出力 | 305W~400W |
特徴 | PID耐性 |
こちらは、幅はあるものの最大で20.1%の変換効率を誇る「単結晶Lシリーズ/Sシリーズ」です。
同製品は、これまで紹介した「ハーフカットセル」や「マルチバスバー」のような特徴を持たない、比較的シンプルなモデルになります。
特筆すべき特徴こそありませんが、これまでの製品と同様に「パッシベーション膜」をセルの裏面にコーティングすることで光エネルギーの電気エネルギーへの変換効率を向上させる「PERC構造」を導入しています。
また、「単結晶マルチバスバー」と比較すると変換効率はやや悪いものの、出力の強さは大幅に上回っており、少ない枚数でも大量の電気を生み出すことができます。
製品保証は12年、出力保証は25年と長期にわたって利用しつづけることができる製品となっているので、故障が心配な方はぜひご検討ください。
単結晶Xシリーズ
変換効率 | 18.0%~19.1% |
最大出力 | 245W~350W |
特徴 | PID耐性/水切り加工 |
「単結晶Xシリーズ」は、変換効率や最大出力では他のシリーズに見劣りするものの、それ以外の機能性が優れている太陽光パネルです。
その中でも最も特徴的なポイントが、屋根スペースを最大限活用できる「SOLAFULL(ソラフル)」です。
通常の太陽光パネルの場合、パネルのサイズは一定なので、屋根に設置すると空いているスペースが発生してしまいます。
Xシリーズの場合は、サイズの異なる太陽電池モジュールを組み合わせることができるため、これまで太陽光パネルを設置できなかったスペースを有効活用し、発電量をギリギリまで向上させることができます。
この特徴は、切妻屋根でも寄棟屋根でも活用することができるので、太陽光パネルを設置できない空きスペースが気になる方に特におすすめしています。
自治体の保証を活用し、初期費用を抑えてエクソル製品を利用しよう
今回は、低価格がウリの国産太陽光パネルメーカー「エクソル」についてご紹介しました。
エクソルの特徴は「低価格」と「豊富なラインナップ」です。
保証サービスも充実しているので、故障が心配な方や長期間にわたって太陽光パネルを使い続けたい方にも購入をおすすめしています。
現在、国や自治体では太陽光パネルや蓄電池を購入する方を対象に補助金制度を設けています。
これから購入を検討している方は、ぜひお住まいの自治体の情報を「事前に」確認し、おトクにエコを目指しましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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