京セラ蓄電池の価格や特徴! 強みや弱みを徹底解説
上記のことで悩んでいませんか?
今回の記事では、京セラ蓄電池の特徴や価格、メリット・デメリットについて紹介します。
目次
京セラ蓄電池の強み・特徴とは?【国内No.1の大容量】
創業60年以上の歴史を持つ、京セラは1993年に太陽光発電を国内で初めて販売しました。
京セラは、太陽光システムの国内生産を続ける有名な日本メーカーです。
京セラは、世界初のクレイム型リチウムイオン蓄電池の開発に成功しました。
京セラの蓄電池には、クレイム型リチウムイオン蓄電池を内蔵しています。
クレイム型を内蔵することで、長寿命かつ安全性の高い蓄電池が低価格で導入しやすくなりました。
また国内メーカーNo.1の大容量タイプの蓄電池でも有名です。
京セラは、生産業にも使用される信頼性の高い国内メーカーです。
京セラ蓄電池を選ぶメリット【設置場所の悩みを解消】
蓄電池は、生活スタイルの違いや設置場所で悩むケースが多いです。
しかし京セラの蓄電池は、生活スタイルに合わせて、容量を選んだり設置後の増設や減設ができます。
そんな魅力的な京セラの蓄電池を選ぶメリットをご紹介します。
大容量なのにコンパクト
京セラの蓄電池は、家庭用の蓄電池の中で12kWhとトップクラスの大容量です。
蓄電池の奥行はわずか30cmで、家の外壁でも場所をとらず、コンパクトに設置できます。
12kWhに蓄えた電気を、停電時に最大23時間つづけて使用が可能です。(※合計出力430Wの場合)
長引く停電も京セラの蓄電池は、大容量なので安心です。
生活スタイルに合うサイズが選べる
京セラのエネレッツアの蓄電池は、目的に合わせた容量を選ぶことが可能です。
5kWh・10kWh・15kWhまでの容量から選べます。
家族が増えた場合でも、5kWhずつ容量を増やすこともできます。
エネレッツアは、2019年にグッドデザイン賞を受賞し、見た目もキレイで家と日常に溶け込むデザインになっています。
蓄電池の容量の目安はこちら↓
AI機能のナビフィッツと連携できる
ナビフィッツ(HEMS)は、太陽光発電と蓄電池を連携できます。
AI機能は、天気を予測して必要な電力量を制御したり、余剰電力を充電・売電するか判断してくれます。
ナビフィッツを使って、蓄電池をコントロールできるため、電気代の削減になります。
モニターやスマホから、消費電力量や発電量を見たり、家電の運転をコントロールすることも可能です。
ナビフィッツを使って、家全体のエネルギーを賢く活用できます。
押し上げ機能を搭載
京セラの蓄電池は、押し上げ機能のオン・オフの切り替えができます。
押し上げとは、太陽光で発電中の時や、売電時に蓄電池の電力が使える機能です。
この機能は、ほとんどのメーカーでは搭載されていませんでした。
2018年までは、押し上げ機能の蓄電池の売電単価が下がることもあったようです。
2019年以降は、押し上げ機能アリナシでも、売電価格が変わらず、このデメリットも解消され押し上げモデルを導入しやすくなりました。
増設や減設ができる
京セラの蓄電池を設置後、2年以内であれば増設や減設ができます。
エネレッツア5kWhの場合、2台、3台と後付け設置が可能です。
京セラの蓄電池は、特定負荷対応の単機能タイプですが、全負荷型の蓄電池に変更することができます。
トランスユニットと全負荷対応の分電盤を追加することで、停電時も200Vの電化製品の使用が可能です。
エネレッツアの蓄電池サイズと同じ、パワーコンディショナの設置スペースが必要になりますので注意しましょう。
京セラ蓄電池を選ぶデメリット【注意点も紹介】
京セラ蓄電池を選ぶデメリットを紹介します。
注意点も合わせてご覧ください。
設置費用が高い
京セラの蓄電池の設置費用は、やや高めとなっています。
小型タイプから大容量の価格は、およそ165万~267万円です。
- 5kWh:約108万~165万円
- 10kWh:約172万~264万円
- 15kWh:約267万~363万円
モデルや容量によって価格は異なります。
蓄電池の予算も考えながら、生活スタイルに合ったモデルを選びましょう。
KDDIの通信が繋がるエリアでないと購入できない
京セラとKDDIは、家庭用の蓄電池の取り組みに力を入れています。
KDDI(au)の回線を使って、京セラは蓄電池の状態を管理してくれています。
ただし京セラの蓄電池を使う場合、KDDIの回線に接続する必要があります。
導入する際は、事前にご自宅の回線を確認しましょう。
京セラ蓄電池の価格とラインアップを紹介!
京セラの蓄電池は、低コストかつ長寿命で安全性の高い蓄電池です。
京セラの蓄電池を、3つに分けて価格と仕様をご紹介します。
エネレッツァ【小さなもの~大きな容量まで選べる】
5.0kWh、10.0kWh、15.0kWhの3種類から選べる蓄電池です。
世界初のクレイ型リチウムイオン蓄電池を内蔵、長寿命かつ安全性に優れています。
- 容量:5kWh、10kWh、15kWh
- サイズ:幅485mm×高さ562mm×奥行280mm
- 定格出力:3.0kW
- 重さ:約64kg
- 押し上げ:あり
- 保証:15年
- 充電時間:【5kWh・10kWh 約4時間、15kWh 約6時間】
- 設置条件:屋内・屋外OK
- 希望小売価格:【5kWh 165万、10kWh 264万円、15kWh 363万円】
マルチDCリンク【電気ロスが少なく設置しやすい】
パワコンを一体化した蓄電池です。
太陽光発電した電力をそのまま蓄電池に充電することができます。
野外に設置したい場合は、蓄電池ユニットと別に、パワーコンディショナ、計測ユニット、付属品が必要になります。
- 容量:6.5kWh
- サイズ:幅452mm×高さ656mm×奥行120mm
- 定格出力:2.2kW
- 重さ:約52kg
- 押し上げ なし
- 保証:10年
- 充電時間:約2時間30分
- 設置条件:屋内・屋外OK
- 希望小売価格:297万円
京セラ12Kwh【国内トップクラスの大容量】
家庭用の蓄電池の中でも、国内最大クラスの大容量を実現しました。
奥行きわずか30cmで設置しやすいコンパクトサイズです。
- 容量:12.0kWh
- サイズ:幅1060mm×高さ1250mm×奥行300mm
- 定格出力:3.0kW
- 重さ:約226kg
- 押し上げ:あり
- 保証:15年
- 充電時間:約4時間45分
- 設置条件:屋内・屋外OK
- 希望小売価格:407万円
【卒フィット向け】蓄電池の選び方
卒フィット向けの選び方を、3つご紹介します。
蓄電池の選び方の注意点と合わせてご覧ください。
太陽光パネルの発電量で蓄電池を選ぶ
ソーラーパネルの1日の平均発電量は、1kWhあたり約3.0kWhです。
例えば太陽光発電4kWhの場合、1日の発電量は12.0kWh程度です。
しかし12.0kWhピッタリの蓄電池を、選ぶ必要はありません。
家族構成にもよりますが、3人家族の1日の消費電力は、13kWh程度になります。
京セラ12kWhタイプの場合、蓄電池に蓄えた電気を、停電時に最大23時間つづけて使用が可能です。(※合計出力430Wの場合)
災害時だけでなく、ふだん使いにおける経済メリットでの蓄電池選びは重要でしょう。
パワーコンディショナが一体化の蓄電池を選ぶ
卒FITを迎えるご家庭の場合は、全負荷型タイプがおすすめです。
太陽光発電のパワーコンディショナの買い替え時期は、10年が目安です。
全負荷型の蓄電池なら、パワーコンディショナも新しくなり、太陽光発電と合わせてパワーコンディショナを一体化することが可能です。
蓄電池の導入工事費のほかに、太陽光発電のパワーコンディショナの取り外し工事費用が発生する場合があります。
複数の業者から見積りをとり、条件や費用などを比較しつつ、蓄電池を選びましょう。
太陽光発電に後付けできる蓄電池を選ぼう
蓄電池を選ぶ際には、太陽光発電のメーカーを合わせる必要はありません。
しかし、太陽光発電と連携できるのか確認が必要です。
別メーカーの蓄電池を選んだ場合、太陽光パネルの残りの保証を引き継げないこともあります。
しかし、メーカーによって同じブランドを選ぶことで、保証を継続できる場合もあります。
後付け設置には、太陽光発電と連携後、保証の外れない蓄電池を選ぶことが重要です。
京セラ蓄電池は設置場所や目的が選択できる!
京セラの蓄電池は、設置場所や生活スタイルに合わせて導入できます。
蓄電池を後付けできたり、減らすことも可能です。
太陽光発電と蓄電池の組み合わせは、経済的メリットに繋がります。
蓄電池を使って、自家発電した電力で電気代を削減できたり、停電時の備えとして活用できるでしょう。
卒フィットを迎える方は、ぜひ京セラの蓄電池を検討してみてはいかがでしょうか。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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