【2022年】エコキュート補助金の目安は?申請方法や対象条件を解説
工事費用も含めると100万円を超えることも多いエコキュートの導入に、国や自治体の補助金が使えれば嬉しいですよね。
そこで本記事では、2022年にもらえるエコキュート補助金の詳細や金額、申請方法や条件を詳しく解説していきます!
記事を読めば見落としがちな申請時のチェックポイントまで理解できますので、エコキュートをできるだけ安く買いたい方はぜひご覧ください。
目次
エコキュート補助金の目安はいくら?地域ごとの一例をご紹介
はじめに、エコキュートの補助金制度を実施している地域や、自治体ごとの補助金額をご紹介していきます。
2022年に、国の補助金制度が再開するかどうかについても詳しく解説します。
【国の補助金は終了】エコキュートの補助金はどこでもらえる?
残念ながら、エコキュートに対する国の補助金制度は平成22年度をもって終了しています。
そのため現在エコキュートの補助金をもらうためには、各市町村の自治体が実施する補助金制度を利用することになります。
「工事費の10分の1」「最大5万円まで」など、お住いの自治体によっても補助金の金額は大きく異なります。
補助金制度の名称も「エコリフォーム助成制度」や「住環境改善資金制度」など、一見エコキュートに関係ないように見える場合も多いので、まずは自治体に問い合わせてみることが確実です。
【最大10万円】エコキュート補助金額の一例をご紹介
各自治体が実施しているエコキュート補助金制度の一例を以下にまとめました。
市町村名 | 補助金制度の名称 | 補助金額 |
北海道苫小牧市 | 苫小牧市住宅用新・省エネルギーシステム補助事業 | 購入・設置費用の1/10(上限4.5万円まで) |
岩手県葛巻町 | 新エネルギー等導入事業費補助制度 | 設置費用の1/20(上限10万円まで)※くずまき商品券で交付 |
東京都 | 家庭のゼロエミッション講堂推進事業(東京ゼロエミポイント) | LED照明引換券1,000円分+商品券9,000円分 |
東京都江東区 | 地球温暖化防止設備導入助成 | 設置に要する経費の5%(上限4万円まで) |
神奈川県横浜市 | 横浜市住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度 | 上限3万円まで |
埼玉県富士見市 | 住宅リフォーム補助金制度 | 工事費総額の5%(上限10万円まで) |
大阪府泉大津市 | 泉大津市地域環境基金 | 上限2万円まで |
福岡県朝倉市 | あさ暮らし住宅リフォーム補助金 | 工事費用の10%(上限30万円まで) |
本記事でご紹介した補助金制度は、申請期限などが原因ですでに受付を停止している可能性がありますのでご注意ください。
【2022年を予想】国のエコキュート補助金の再開予定は?
2022年に国がエコキュートの補助金制度を再開する可能性は、残念ながら「低い」と言わざるをえません。
理由としては、補助金制度が終了してからすでに10年以上経過しており、その間一度も再開する予定が無かったからです。
しかしながら、近年世界的に取り組まれている「SDGs(持続可能な開発目標)」の観点から、エコキュートの省エネ性や環境への好影響があらためて注目される可能性はゼロではありません。
国のエコキュートが再開される予定は今のところありませんが、購入する前には念のため環境省のウェブサイトをチェックしておくことをおすすめします。
エコキュート補助金制度の申請方法・手続きの流れを解説
続いて、各自治体にエコキュートの補助金を申請する方法や、手続きの大まかな流れ、申請時の注意点を解説していきます。
エコキュートの補助金をもらうまでの流れ
エコキュート補助金を申請してから、実際にお金が振り込まれるまでの流れを以下にまとめました。
- 市町村の役場や県庁にエコキュートの補助金制度があるか確認する
- 自治体に出向き、申請方法や必要書類を詳しく確認する
- 必要書類を提出し、承認してもらう
- 施工業者に工事してもらい、完了報告する
- 一定期間を経て、銀行口座に補助金が振り込まれる
自治体によっては、「工事完了後」に手続きするだけで補助金がもらえる場合もあります。
どの時点で書類を提出するかは非常に重要なポイントですので、自治体の説明をしっかり確認しましょう。
補助金の申請に必要な書類の一例
エコキュートの補助金を申請するために必要な書類の代表的なものは以下のとおりです。
- 設置費用や機器代金などの見積書(写し)
- 契約書(写し)
- 購入するエコキュートや周辺機器の資料(仕様書やカタログなど)
- エコキュートを設置する場所の見取り図
- 住民票(写し)
- 市町村税を滞納していないことを証明する書類(納税証明書など)
以上にご紹介した必要書類はあくまで一般的なものであり、申請する自治体によって大きく違うことも考えられます。
詳しくはお住まいの自治体に電話するなどしてご確認ください。
補助金を申請するときの注意点は?
エコキュートの補助金を申請するときに一番気を付けたいポイントは、「補助金の総額には限りがある」ということです。
設置数が規定に達したときや、補助金総額をオーバーした場合、予告なく交付を終了する可能性があることは頭に入れておきましょう。
多くの自治体は「4月1日」から補助金申請の受付を開始し、「3月31日」に申請を締め切ります。
確実に補助金をもらうためには、できるだけ早めに申請することをおすすめします。
補助金制度の対象はどんなエコキュート?申請者の注意点も解説
最後に、どんなタイプのエコキュートが補助金の交付対象になるのか解説していきます。
さらに、意外と見落としがちな「申請者自身」が注意するべきポイントについても言及します。
どんなエコキュートが補助金の対象になる?
エコキュートの補助金がもらえる対象となるモデルは、以下のような条件を満たす必要があります。
- 新品、または未使用品であること(中古品は不可)
- 寒冷地に設置する場合は寒冷地仕様であること
- 海に近い地域に設置する場合は耐塩害仕様であること
- 年間給湯効率が自治体の基準を超えていること(3.0など)
「年間給湯効率」とは、JISによって定められた貯湯タンクの保温性やヒートポンプの性能を表す指標のことであり、モデルごとにカタログなどに記載されています。
自治体によっては補助金の対象となるメーカーやモデルがすでに指定されている場合もありますので、前もって確認しておけばムダにならないですね。
【申請前にチェック!】補助金制度の申請者が注意したいポイント
申請する前に確認しておきたい、申請者自身が満たさなければならない条件を以下にご紹介します。
- 補助金を申請する自治体に住所があること(居住していること)
- エコキュートの設置場所が自治体の管轄エリア内であること
- 市町村税や国民健康保険などの納税漏れがないこと
- エコキュートの補助金制度を過去に利用していないこと
税金をしっかり収めていることはもちろん、過去にエコリフォーム補助金などをもらっている世帯では申請が却下されてしまう可能性もあります。
反対に、自治体によっては何度も補助金が交付されるケースもあるため、まずは問い合わせてみましょう。
【まとめ】エコキュートの補助金を活用してできるだけ安く購入しよう!
国のエコキュート補助金制度は終了していますが、現在も多くの地方自治体で補助金の交付を受けられます。
「最大10万円」「総費用の10%」など、自治体によっては高額の補助金額を設定しており、100万円を超える高性能モデルを購入する際にはとても心強いですね。
お住まいの地域によっては市町村と県の補助金をダブルでもらえる可能性もありますので、積極的に利用してできるだけ安くエコキュートを手に入れましょう!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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