IHクッキングヒーターの交換費用は?魅力やガスコンロとの違いも!
昨今流行りのIHクッキングヒーター。
「オール電化家庭のもの」という認識があるかと思いますが、いったいどういう特徴があるのでしょうか。
この記事では、IHクッキングヒーターの魅力、交換費用や購入時の注意点、ガスコンロとの違いについて紹介します。
目次
交換費用が高い?IHクッキングヒーターの魅力は?
昨今流行りのIHクッキングヒーターには、どういう魅力があるのでしょうか。
代表的な魅力を5つ紹介します。
高火力で料理がしやすい
IHクッキングヒーターは、200Vの高火力なので料理がしやすいという魅力があります。
IHクッキングヒーターとガスコンロでは、ガスコンロのほうが火力は強いものの、IHクッキングヒーターのほうが鍋への熱伝導率が高い事実があります。
したがって、同じ量のお湯を沸かした場合、ガスコンロよりもIHクッキングヒーターのほうが早く沸くのです。意外ですよね。
フラットな作りで掃除がスムーズ
フラットな作りで掃除がスムーズというのも、IHクッキングヒーターの魅力の一つです。
掃除にひと手間かかるガスコンロと違い、IHクッキングヒーターはトッププレートがすべてフラットな作りになっています。
したがって、日々のお手入れが簡単で、常に清潔を保つことができます。
フラットな作りなのは、トッププレートだけではありません。
実は、昨今販売されているIHクッキングヒーターは、グリル庫内もフラットな作りが一般的。
これまでのグリル庫内は、汚れが付きやすく、臭いが取れにくいといったイメージがありますよね。
IHクッキングヒーターのグリルは、これまでのマイナスイメージを覆したわけです。
空気を汚すことなく炊事可能
IHクッキングヒーターは、空気を汚すことなく炊事が可能という嬉しい魅力もあります。
ガスコンロは、料理の際に発生する臭いが上昇気流に乗って部屋全体に広がるデメリットがあります。
しかし、IHクッキングヒーターは上昇気流が少ないため、キッチン空間はもちろん、キッチンと繋がっているダイニングやリビング空間の空気を汚す心配はありません。
調理臭が壁や家具などに付着するのを防げる他、油煙のまん延を防げるので壁や床などの汚れを心配する必要も少なく済みます。
火災の心配が少なく済む
火災の心配が少なく済むのも、IHクッキングヒーターの魅力の一つです。
ガスコンロで懸念される、洋服への引火やガスコンロ周りに置いていた紙類への引火などのリスクはありません。
とはいえ、IHクッキングヒーターだからといって火災の心配がゼロということではなく、IHクッキングヒーターの切り忘れや空焚きなどで火災が発生するリスクは十分に考えられます。
また、熱源が見えないからこそ、特に小さなお子さまや高齢者などの火傷には注意しなくてはなりません。
夏場でもキッチンが暑くならない
IHクッキングヒーターは、夏場でもキッチンが暑くならないという魅力があります。
ガスコンロを使っている家庭では、特に夏場の炊事は地獄のような時間かと思います。
しかし、IHクッキングヒーターは直接火を使うわけではないので、夏場でもキッチンが暑くなることはありません。
IHクッキングヒーターの交換費用は?購入時の注意点とポイント
IHクッキングヒーターには多くの魅力があることが分かりました。
ここからは、IHクッキングヒーターを購入する際の注意点とポイントについて解説します。
ヒーターの種類を選ぶ
IHクッキングヒーターを購入する際は、ヒーターの種類をしっかり選びましょう。
以下は、一般的に販売されているIHクッキングヒーターのヒーターの種類です。
- 3口タイプですべてがIHヒーター
- 2口タイプですべてがIHヒーター
- 3口タイプで前方2つがIH・後方1つがラジエントヒーター
最も人気なのはもちろん①ですが、③も人気。ラジエントヒーターは、少量の加熱調理はもちろん、あぶりものができます。
様々な調理を試したいのであれば、③がおすすめです。
トッププレートサイズを確認する
トッププレートサイズも、IHクッキングヒーターを購入する際に欠かせない確認ポイントです。
IHクッキングヒーターには、間口が60cmタイプ・間口が75cmタイプの2つがあります。
それぞれのメリットとデメリットは、以下の表の通りです。
| メリット | デメリット |
間口が60cmタイプ |
|
|
間口が75cmタイプ |
|
|
どちらのほうが使い勝手が良いのかは、各家庭によって異なります。きちんと調べてから購入したいところですね。
工事費用を確認する
IHクッキングヒーターを購入する際は、工事費用の確認も怠ってはなりません。
IHクッキングヒーターの工事費用は、ガスコンロの工事費用よりも割高になる可能性が高いです。
さらに、IHクッキングヒーターとガスコンロの本体代金を比べた場合も、IHクッキングヒーターのほうが2〜5万円前後割高になってしまいます。
IHクッキングヒーターにする場合は初期費用が大きくかかるので、工事費用の確認を怠らないよう努めましょう。
IH対応型の鍋やフライパンを新調する
IH対応型の鍋やフライパンを新調するのも、IHクッキングヒーターを購入する際には欠かせません。
IHクッキングヒーターは、これまでのガスコンロ専用の鍋やフライパンは使用できません。
鍋やフライパン内部の磁力線に電気を流すことで加熱する仕組みなので、IH専用の鍋やフライパンを新調する必要があります。
IHクッキングヒーターの交換費用は?IHとガスコンロの違い!
最後に、IHクッキングヒーターとガスコンロの仕組みの違いを紹介します。
IHは電気を使って鍋底自体を加熱する仕組み
IHクッキングヒーターは、電気を使って鍋底自体を加熱する仕組みです。
したがって、鍋底がしっかりトッププレートに乗っていないと、鍋内部の食材を均等に加熱することは難しくなります。
鍋類は経年劣化するので、ガスコンロ時代よりも鍋類の交換頻度が増えることは覚悟しておきましょう。
ガスコンロはガスを使って着火する仕組み
ガスコンロは、ガスを使って着火する仕組みです。
加熱している状態を目で確認できるので、IHクッキングヒーターに比べて「料理をしている感」を大きく感じられます。
ただ、ガスを使用しているので、ガス契約は外せません。
さらに、ガスを使っているので、火災の危険性が高いことは十分考慮しなくてはなりません。
IHクッキングヒーターは交換費用が高いがメリット多数!検討しよう!
この記事では、IHクッキングヒーターの魅力、購入時の注意点、ガスコンロとの違いについて解説しました。
オール電化家庭で特に需要が高まっているIHクッキングヒーターですが、交換費用が若干割高という懸念点があります。
とはいえ、ガスを使わないので、ガス爆発やガスが引火したことによる発火などの心配はなく、小さいお子さまや高齢者と同居している家庭に特におすすめです。
IHクッキングヒーターの購入を、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!