オムロンの蓄電池を紹介!【特徴・強み・ラインナップを解説します】
今回はオムロンの蓄電池を紹介していきます。
オムロンの特徴・強み、蓄電池のラインナップを紹介していきます。
蓄電池の導入を検討している方にオススメです。
ぜひ最後まで読んでみて、参考にしてみてください。
目次
オムロンの特徴・強み
オムロン株式会社は2011年に設立された電気機器メーカーで、京都府京都市に本社を置いています。
本記事では蓄電池を取り上げていますがその他にも、ロボティクスの制御機器事業や、ヘルスケア事業など、多角的に事業展開しています。
「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」を社憲としており、持続的な企業価値向上を目指しているようです。
オムロンの蓄電池システムの特徴として、細かなニーズに対応している点が挙げられます。
各家庭の状況に合わせて様々な蓄電システムを展開しているため、お客様のお望みのシステムを展開することに成功しています。
それに加え、オムロンが展開する蓄電池のほとんどがコンパクトサイズです。
屋内に設置する機種もあります。
また、オムロンが展開している蓄電池システムの全てに、運転モードが導入されています。
①経済モード、②安心モード、③グリーンモードの3つです(KPBP-Aシリーズには停電時モードも付属)。
これらのモードを使いこなすことで、効率よく売電することが可能となっています。
オムロンの蓄電池のラインナップ
ここではオムロンの蓄電池について紹介していきます。
オムロンの蓄電池のラインナップは以下の通りです。
- マルチ蓄電プラットフォーム「KPBP-Aシリーズ」
- 太陽光発電用ハイブリッド蓄電システム「KP55Sシリーズ」
- 住・産共用フレキシブル蓄電システム「KPAC-Aシリーズ」
- 住・産共用フレキシブル蓄電システム「KPAC-Bシリーズ」
それぞれ紹介していきます。
マルチ蓄電プラットフォーム「KPBP-Aシリーズ」
KPBP-Aシリーズは1つのシリーズだけで様々な暮らしに対応しています。
太陽光発電が既に設置されている家庭の場合は「単機能蓄電システム」、蓄電池と太陽光発電を同時に導入する場合は「ハイブリッド蓄電システム」、蓄電池と太陽光発電を同時に導入し、停電時の全負荷対応も導入する場合は「全負荷対応型ハイブリッド蓄電システム」となります。
蓄電池ユニットは以下の3つから選ぶことが可能です。
- KP-BU164-S(16.4kWh)
- KP-BU98B-S(9.8kWh)
- KP-BU65B-S(6.5kWh)
業界内でも小さいサイズとなっているのが特徴で、屋内での設置も可能です。
また、KP-BU98B-Sに関しては、壁掛けにも対応しています。
これらの蓄電池に合わせて、マルチ蓄電システム用ゲートウェイ(KP-GWBP-A)も導入されます。
これによって、AI・ネットワークを用いたサービスが活用できるようになります。
本サービスでは、AIが気象情報を参考に蓄電池の充電量を自動で調整したり、スマートフォンを通して遠隔で発電量を確認することが可能です。
また、オプションで電力計測ユニット(KP-GWAP-MUBP)を設置することで、併設された発電機器などの電力使用状況を確認することができるようになります。
ちなみに、ハイブリッド蓄電システムの場合は、PVユニットを設置する必要があります。
そして全負荷対応型の場合は、トランスユニット、全負荷用分電盤を設置する必要があるので注意が必要です。
KPBP-Aシリーズは、オムロンが展開している蓄電システムの中で唯一、AI・ネットワークを用いたサービスを展開しているのが特徴です。
スマートホームの流れに乗りたいのであれば、KPBP-Aシリーズがオススメといえるでしょう。
また、全負荷型を展開しているのもKPBP-Aシリーズのみです。
停電時でも快適に電気を利用したい方はKPBP-Aシリーズの全負荷型を検討するといいでしょう。
太陽光発電用ハイブリッド蓄電システム「KP55Sシリーズ」
KP55Sシリーズは太陽光発電用のシリーズとなっています。
大容量化が進んでいる太陽光発電に合わせ、パワーコンディショナがパワーアップしているそうです。
また、奥行きが120程度のコンパクトモデルの蓄電池「KP-BU65-A」を導入することが可能です。
屋内での設置も可能なので、人通りの少ない狭い場所での設置も可能となっています。
システム構成は以下の通りです。
- 蓄電池ユニット
- ハイブリッドパワーコンディショナ
- DC/DCコンバータ
- エナジーインテリジェントゲートウェイ 住宅向け蓄電システム用セット
- 特定負荷用分電盤
「ハイパワーな蓄電システムを導入したいけど、AIやネットワークを用いたシステムは必要ない!」という方に、KP55Sシリーズはオススメです。
住・産共用フレキシブル蓄電システム「KPAC-Aシリーズ」
KPAC-Aシリーズは、すでに太陽光発電システムを導入している家庭向けに、蓄電システムを後付けできるシリーズとなっています。
蓄電池は「KP-BU65-A(6.5kWh)」と「KP-BU98-B(9.8kWh)」を展開しており、どちらも業界内で最小レベルのコンパクトサイズとなっています。
KP-BU65-Aは屋内設置、KP-BU98-Bは屋外設置です。
システム構成は以下の通りです。
- 蓄電池ユニット
- パワーコンディショナ
- リモートコントローラ
- 特定負荷用分電盤
「パワフルなパワーコンディショナは特に必要ない」と考えている方に、KPAC-Aシリーズはオススメです。
住・産共用フレキシブル蓄電システム「KPAC-Bシリーズ」
KPAC-Bシリーズは、オムロンが展開している蓄電システムの中でも価格が抑えられたシリーズとなっています。
蓄電池は「KP-BU42-A(4.2kWh)」を展開し、15年間容量70%を保証しているのが特徴です。
システム構成は以下の通りです。
- 蓄電池ユニット
- パワーコンディショナ
- 蓄電システム用ゲートウェイ
- 特定負荷用分電盤
なるべく価格を抑えたい方にKPAC-Bシリーズはオススメです。
まとめ
それでは本記事をまとめていきます。
- オムロンの蓄電システムは細かなニーズにも対応している
- KPBP-Aシリーズがハイスペックモデル
- オムロンの蓄電池はコンパクトモデル
オムロンは様々な蓄電システムを提供していることが特徴です。
ほとんどの顧客は、オムロンの蓄電システムの中でお望みの蓄電システムを見つけることができるでしょう。
もちろん、コスパの良い蓄電システムを見つけるなら、オムロンだけでなく様々なメーカーの蓄電システムと比べながら、選択する必要があるでしょう。
どちらにせよ、しっかりリサーチするのが大切みたいです。
今回は本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてください。
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もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
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