蓄電池のおすすめメーカーは?賢い選び方とおすすめメーカーを紹介!
蓄電池といっても、様々なメーカーが特徴ある蓄電池を販売しているので、どの蓄電池を購入すれば良いのか…と頭を悩ませている方も多いことでしょう。
今回の記事では、蓄電池の賢い選び方を「蓄電容量」「停電時の備え」「見た目」で紹介していきます。
また、蓄電池のおすすめメーカーの特徴も紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
目次
蓄電池のおすすめメーカーは?賢い選び方【蓄電容量編】
まずは、蓄電容量から見る蓄電池の賢い選び方を紹介します。
さっそく見ていきましょう。
太陽光発電の有無で必要な蓄電容量が変わる
蓄電池の容量は、太陽光発電の有無で変わります。
- 太陽光発電がある場合…蓄電池の蓄電容量は大きいほうが良い
- 太陽光発電がない場合…蓄電池の蓄電容量は少なくても良い
太陽光発電の1日の発電量は、太陽光パネルの容量×3で割り出すことができます。
たとえば、太陽光パネルが5.0kWhの場合の発電量は「5.0×3=15.0kWh」ということ。
太陽光発電の自家消費量は3割程度といわれているので、消費電力は4.5kWh程度、余剰電力は10.5kWhです。
余剰電力を売電せずに全て蓄電池に蓄電したい場合、必要となる蓄電容量は10kWh前後になります。
一方、太陽光発電がない場合、夜間の割安電力を蓄電池に溜め、日中の電気使用を極力抑える使い方が推奨されます。
つまり、朝と昼間にどれくらいの電力を必要とするかによって、必要とする蓄電容量が変わるということ。
一般的な4人家族であれば、蓄電容量4.5〜5.0kWh程度で問題ないとされています。
蓄電池の使用目的で蓄電容量が変わる
蓄電池の使用目的によっても、蓄電池の容量選びの基準が変わります。
- 平常時の電気代削減を目指す場合……蓄電容量は4.5~5.0kWhで十分
- 非常時のためを思って購入する場合…できるだけ大容量なものを選択
平常時の電気代削減を主に考える場合、電力会社との契約を「夜間:割安電力、日中:割高電力」というプランに変更するだけで目標は達成できるでしょう。
この場合、日中の割高電力をいかに使わずに生活するかが大きなポイントとなります。
一方、非常時のためを思って蓄電池の購入を検討する場合、できるだけ大容量の蓄電池を購入することがおすすめです。
日本では、長期間に及ぶ停電の発生確率は極めて低いという事実があります。
しかし、万一に備えてできるだけ大容量の蓄電池を用意しておくのは安心材料になるでしょう。
10kWh前後の蓄電池があれば、安心です。
蓄電池のおすすめメーカーは?賢い選び方【停電時の備え編】
続いて、蓄電池を停電時の備えとして購入する場合の賢い選び方について解説します。
オール電化の場合は200V対応型が◎
蓄電池は100V型と200V型の2種類がありますが、オール電化家庭が購入すべき蓄電池は200V対応型です。
一般的に出回っている家電の多くは、100V対応型になります。
しかし、オール電化家庭が使用しているIHクッキングヒーターは200V型ですし、最新のエアコンや電子レンジも200V型を採用するようになっています。
つまり、オール電化家庭もしくは最新の家電が複数ある家庭は200V対応型蓄電池を購入すべきといえるでしょう。
平常時と変わりない生活を送りたいのなら全負荷型が◎
停電中も平常時と変わらぬ生活を送りたいのであれば、全負荷型蓄電池がおすすめです。
蓄電池には、全負荷型と特定負荷型という2種類があり、それぞれの特徴は以下の通り。
- 全負荷型蓄電池……停電時にも家庭内すべてのコンセントが使用可能
- 特定負荷型蓄電池…停電時は予め定めておいたコンセントのみ使用可能
特に、小さなお子さまや高齢者と同居の場合、負担と変わらぬ生活ができる全負荷型蓄電池がおすすめです。
しかし、すべてのコンセントに電力を供給してしまうため、使わないコンセントはケーブルを抜くなどの対策が必要になります。
蓄電池のおすすめメーカーは?賢い選び方【見た目編】
続いて、蓄電池の見た目に関する賢い選び方を紹介します。
室内・室外置き共に一長一短
蓄電池は、室内置きおよび室外置きの2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットは、以下の表の通りです。
| メリット | デメリット |
室内型蓄電池 |
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室外型蓄電池 |
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塩害地域にお住まいの場合、設置できる蓄電池は限られてしまいます。
しかし、一般的な住宅地の場合、室内型蓄電池と室外型蓄電池の両方を選択することが可能です。
上の表の通り、双方ともに一長一短あるものなので、家庭に都合の良い蓄電池を選べると良いでしょう。
蓄電池の設置場所の確保が必要
蓄電池には、室内および室外ともに設置場所の確保が必要です。
蓄電池は、蓄電容量が大きければ大きいほど、本体の大きさおよび重量も大きくなります。
一般的には、以下のようなサイズ感です。
- 室内型蓄電池…エアコンの室外機1台分
- 屋外型蓄電池…エアコンの室外機を縦に重ねて1~2台分
とはいえ、各社コンパクトな蓄電池を売り出していますし、上記の値よりもさらにコンパクトな蓄電池を探し求めることは可能です。
ぜひ、お住まいの住宅に合った蓄電池を購入してくださいね。
蓄電池のメーカー選び!おすすめのメーカーはどこ?
最後に、蓄電池のおすすめメーカーを6社紹介します。
代表的な蓄電池メーカーを6社厳選しそれぞれ特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
パナソニック製蓄電池の特徴
誰もが知っている、日本の大手メーカー・パナソニック。以下は、パナソニック製蓄電池の主な特徴です。
- 蓄電池を複数連携して最大33kWhの大容量蓄電池を所有することが可能
- 稼働から10年で一度ストップし、メンテナンスを受けるよう指示される
- 豊富なラインナップがある
さすが世界のパナソニックというだけあって、ラインナップが豊富なのは嬉しいですよね。
「蓄電池は欲しいけれどどれを選んだら良いか分からない」という方におすすめです。
シャープ製蓄電池の特徴
ハイブリッド蓄電池の国内シェアNo.1の偉業を持つ、シャープ。
シャープ製蓄電池の主な特徴は、以下の通りです。
- 太陽光発電と蓄電池の連携のしやすさが売り
- 蓄電池の増設が可能な機種がある
- 天気予報が連携して無駄のない蓄電を勝手に行ってくれる
- コンパクトな作りで狭小住宅などにおすすめ
狭小住宅で太陽光発電を所有している家庭に、特におすすめの商品になります。
京セラ製蓄電池の特徴
京セラ製蓄電池の主な特徴は、以下の通りです。
- 高性能かつ耐久性抜群なのに低コスト
- クレイ型リチウムイオン電池を使用していて従来よりも寿命が1.5倍
- 薄型の蓄電池を販売している
寿命が1.5倍というのは、とても嬉しい特徴といえるでしょう。
それでいて耐久性が抜群という特徴があるので、メンテナンスが苦手という方におすすめです。
ニチコン製蓄電池の特徴
国内累計販売台数1位の偉業を達成している、ニチコン製の蓄電池。特徴は以下の通りです。
- コンパクトな見た目なのに高性能
- トライブリッド蓄電システムを採用している
- 蓄電容量10.0kWh以上の大容量型の販売が得意
ニチコン製蓄電池は、とにかく大容量モデルが売り。
大家族もしくは住宅が大きいという方におすすめです。
テスラ製蓄電池の特徴
電気自動車メーカーとして有名なテスラ社。
実は、蓄電池事業にも参入しており、日本国内でも話題になっている商品を手掛けています。
テスラ製蓄電池の主な特徴は、以下の通りです。
- 見た目がカッコイイ
- 大容量なのに低価格
- テスラ製電気自動車との相性が良い
とにかく見た目がカッコイイと好評のテスラ製蓄電池。
家の景観を汚したくない!という方におすすめです。
オムロン製蓄電池の特徴
体温計などでお馴染みのオムロンですが、実は蓄電池事業にも参入しているのです。
オムロン製蓄電池の主な特徴は、以下の通り。
- 太陽光発電のパワコンの国内シェア率No.1の信頼できる企業
- 単機能/ハイブリッド型を選択できる蓄電池の取り扱いがある
- ライフスタイルの変化に対応可能な蓄電池を販売している
ライフスタイルの変化に柔軟に応じてくれる蓄電池なので、シフト制勤務で帰宅時間がバラバラという方におすすめです。
蓄電池のおすすめメーカーは?メーカー選びは丁寧に行おう!
蓄電池のメーカー選びについて解説しました。
一概に「蓄電池」といっても、選び方には様々あることが分かりましたね。
蓄電池の購入を検討しているのであれば、まずは蓄電池の購入目的を1つに定めることが重要です。
理由は、購入目的によって選ぶ容量が異なってくるから。
そこから、メーカー選びをしていけると良いでしょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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