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東京ガスの電気料金プラン「ずっとも電気3」と「基本プラン」の違いについて解説

その他リフォーム 2025年10月22日更新

東京ガスの電気料金プラン「ずっとも電気3」と「基本プラン」の違いについて解説します。結論から言うと、「ずっとも電気3」は2024年3月31日をもって新規申込受付を終了しており、現在は契約できません。既存契約者のみが利用を継続できる状況です。

この記事では、両プランの根本的な違いと、既存の「ずっとも電気3」契約者が今後どうすべきかを詳しく比較・検討します。

  • 「ずっとも電気3」:主に東京ガスのガスと電気のセット契約者向けで、特定のサービス(パッチョポイント等)と連動したプラン。(新規受付終了)
  • 「基本プラン」:電気のみの契約も可能な、東京電力エナジーパートナー社の「従量電灯B/C」に相当する標準的なプラン。
  • 現在の状況:既存の「ずっとも電気3」契約者は、燃料費調整額の変動や新プランの登場を踏まえ、現行の「基本プラン」や他の新プラン(例:「さすてな電気」)との比較検討が重要です。

第1章:「ずっとも電気3」と「基本プラン」の根本的な違い

まず、「ずっとも電気3」と「基本プラン」がどのような利用者層を想定して設計されたプランなのか、その根本的な違いを整理します。両プランは、提供開始の背景や主なターゲット層が明確に異なっていました。

「ずっとも電気3」:ガス・電気セット利用と特定サービス利用者向け

「ずっとも電気3」は、2016年の電力小売全面自由化に伴い、東京ガスが提供を開始した初期の主要プランの一つです。主な特徴は、東京ガスのガス料金プランと電気料金プランをセットで契約すること(「ガス・電気セット割」)を前提とした割引や、会員サービス「パッチョポイント」の付与など、東京ガスの既存サービスとの連携が強かった点にあります。

料金体系としては、電気使用量が多い(月間351kWh以上)世帯ほど、東京電力の従量電灯B/Cよりも電力量料金単価が割安になるよう設定されていました。特に、契約アンペア数が大きい(60Aなど)か、契約容量が大きい(6kVA以上)家庭や小規模商店などがメインターゲットでした。

「基本プラン」:電気のみでも契約可能な標準プラン

一方、「基本プラン」は、より広範な顧客層を対象とした標準的な電気料金プランです。最大の特徴は、ガス契約の有無にかかわらず、電気だけでも契約できる点です。

料金体系は、東京電力エナジーパートナー社の従来の「従量電灯B」(契約アンペアに基づく基本料金+使用量に応じた3段階の電力量料金)および「従量電灯C」(契約容量に基づく基本料金+使用量に応じた3段階の電力量料金)に相当する内容となっています。特定のセット割や複雑な条件がなく、シンプルで分かりやすい料金体系を求める層に適していました。

(章のまとめ)

このように、「ずっとも電気3」はガス併用者向けのセット割引やポイント連携が特徴のプラン、「基本プラン」は電気単体でも契約しやすい標準プランという違いがありました。しかし、次の章で解説するように、この前提は大きく変わっています。


第2章:【重要】「ずっとも電気3」の新規受付終了と既存契約者への影響

両プランの比較において最も重要な点は、「ずっとも電気3」の現在の状況です。過去のプラン比較情報だけを見ても、現在の最適な選択はできません。

2024年3月31日をもって新規申込受付を終了

東京ガスは、2024年3月31日(日)をもって「ずっとも電気1」「ずっとも電気1S」「ずっとも電気2」「ずっとも電気3」の新規申込受付を終了しました。これは、近年の燃料価格の変動や電力市場の変化に対応し、より実態に即した新たな料金プラン(例:「さすてな電気」など)へ移行を促すための措置と考えられます。

出典:東京ガス「「ずっとも電気」等の新規申込受付終了について

したがって、これから新たに東京ガスの電気を契約する人は、「ずっとも電気3」を選択することはできません。「基本プラン」または他の現行プランから選ぶことになります。

既存の「ずっとも電気3」契約者への影響

すでに「ずっとも電気3」を契約している場合、当面はそのまま継続して利用が可能です。しかし、新規受付が終了したプランである以上、以下の点に注意が必要です。

  • 燃料費調整額の変動:多くの電力会社と同様に、東京ガスも燃料費調整額の上限を撤廃、あるいは見直しを行っています。「ずっとも電気3」契約開始時と現在では、燃料費調整額の計算方法や上限の有無が異なっている可能性があり、総支払額に大きく影響します。
  • 新プランとの比較:新規受付終了の背景には、現行の「基本プラン」や、再生可能エネルギー比率を高めた「さすてな電気」、時間帯別プランなど、現在の市場環境に合わせた新プランの登場があります。継続中の「ずっとも電気3」が、必ずしも現在のライフスタイルや電力使用量に対して最適とは限りません。
  • セット割・ポイント制度の変更リスク:プラン自体が縮小傾向にあるため、将来的に関連する割引(ガス・電気セット割)やポイント制度が変更・終了となるリスクもゼロではありません。

(章のまとめ)

「ずっとも電気3」は新規契約が不可能になりました。既存契約者は継続利用できますが、料金体系の前提(特に燃料費調整額)が変わっている可能性があり、現行プラン(基本プラン等)と比較して見直すことが強く推奨されます。


第3章:料金体系・割引制度の比較(既存契約者向け)

ここでは、「ずっとも電気3」を継続利用中の方向けに、現行の「基本プラン」と料金体系や割引制度を比較します。ただし、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金は両プラン共通で加算・減算されるため、ここでは基本料金と電力量料金単価(東京電力エリア・税込)に焦点を当てます。

料金単価の比較

「ずっとも電気3」は契約容量(kVA)に基づくプラン(従量電灯C相当)、「基本プラン」は契約アンペア(A)に基づくプラン(従量電灯B相当)と契約容量(kVA)に基づくプラン(従量電灯C相当)があります。ここでは、家庭で一般的な契約アンペア制(基本プラン)と、ずっとも電気3(従量電灯C相当を便宜上アンペア換算して比較)の電力量料金を比較します。

項目 基本プラン(従量電灯B相当) ずっとも電気3(参考:受付終了前)
基本料金 (例: 40A) 1,185.04円 / 月 (契約kVAに基づくため単純比較不可)※
電力量料金 (1kWhあたり)
〜120kWh 30.00円 30.14円
121kWh〜300kWh 36.60円 30.14円
301kWh〜350kWh 40.69円 30.14円
351kWh〜 40.69円 30.57円
※上記は東京ガス公式サイト(2024年10月時点)の「基本プラン」および「ずっとも電気3」の料金表(東京電力エリア・税込)を基に作成。ずっとも電気3の基本料金は6kVA未満の場合1,185.04円、6kVA以上は1kVAにつき395.01円(例:6kVA=2,370.06円)。電力量料金は便宜的に比較のため掲載していますが、前提条件が異なります。

この表からも分かる通り、「ずっとも電気3」は電気使用量が多い(特に300kWhを超える)場合に「基本プラン」よりも電力量料金単価が低く設定されていました(※ただし、これは受付終了前の単価比較であり、現在は燃料費調整額の計算方法が総支払額に大きく影響します)。

一方、「基本プラン」は、東京電力の従量電灯B/Cとほぼ同等の料金体系であり、使用量に応じて単価が3段階で上昇する、分かりやすい標準的な設定です。

割引・ポイント制度の違い

  • ずっとも電気3:最大のメリットは「ガス・電気セット割」でした。電気料金の基本料金(または最低月額料金)から一定額(例:275円/月)が割り引かれるものでした。また、電気料金1,000円(税抜)につき「パッチョポイント」が15ポイント付与されるなど、ポイント還元も特徴でした。
  • 基本プラン:原則として、「ガス・電気セット割」のような固定額の割引はありません。ただし、東京ガスのガスと電気を契約し、支払いをまとめている場合、「パッチョポイント」が電気料金1,000円(税抜)につき5ポイント付与されます。

(章のまとめ)

単純な単価比較では「ずっとも電気3」が有利に見えるケースもありましたが、それは「ガス・電気セット割」の適用が前提でした。電気使用量が少ない場合や、ガスを併用していない場合、あるいは燃料費調整額の変動によっては、「基本プラン」の方が安くなる可能性も十分にあります。

「ずっとも電気3」を継続した場合と、「基本プラン」や他の新プランに乗り換えた場合の料金シミュレーションは非常に複雑です。判断に迷ったら、無料のセカンドオピニオンで、現在の利用状況に基づいた中立的なアドバイスを受けてみることをお勧めします。 ※契約状況や使用量によって最適なプランは異なります。


第4章:プラン変更・見直しの注意点とリスク

「ずっとも電気3」の新規受付が終了した今、既存契約者がプランを見直す際にはいくつかの注意点があります。安易な変更や、逆に現状維持を続けることにもリスクが伴います。

1. 燃料費調整額の算定方法と上限の確認

最も重要なチェックポイントです。電力自由化以降、多くの新電力は燃料費調整額の上限を設けていないか、撤廃しました。「ずっとも電気3」を契約した時期によっては、上限がある前提だったかもしれません。しかし、現在の東京ガスの約款では、この上限がどうなっているか(多くの場合、上限は撤廃されています)を確認する必要があります。

「基本プラン」も同様に、燃料費調整額の算定方法は確認必須です。仮に「ずっとも電気3」と「基本プラン」で算定方法(上限の有無や計算ロジック)が異なる場合、電力量料金単価のわずかな差よりも大きな金額差が生じる可能性があります。

2. 「ガス・電気セット割」の適用条件

「ずっとも電気3」から「基本プラン」に変更した場合、「ずっとも電気3」で適用されていた月額275円(税込)の「ガス・電気セット割」は適用対象外となります。この割引額がなくなってもなお「基本プラン」の方が安くなるかをシミュレーションする必要があります。

逆に、「ずっとも電気3」を継続する理由がこのセット割である場合、その割引額を含めても、他の新プランの方がトータルで安くならないかを確認することが賢明です。

3. パッチョポイントの付与率

前述の通り、「ずっとも電気3」では1,000円(税抜)につき15ポイントが付与されていましたが、「基本プラン」では5ポイント(ガス・電気セット契約の場合)となります。ポイント還元率が低下することも考慮に入れる必要があります。

4. 契約解除料(違約金)の有無

東京ガスの「ずっとも電気3」や「基本プラン」は、原則として契約期間の縛りや解約に伴う違約金(契約解除料)は設定されていません(※特定のキャンペーン等で加入した場合を除く)。そのため、プラン変更のハードルは低いと言えます。

出典:東京ガス「電気料金プランの契約期間、解約違約金について

ただし、他社への切り替え(スイッチング)ではなく、東京ガス内でのプラン変更(例:「ずっとも電気3」→「基本プラン」)であっても、手続きには数日~数週間かかる場合があるため、余裕をもって申し込む必要があります。

(章のまとめ)

「ずっとも電気3」からのプラン変更は、セット割やポイント付与率の低下を伴いますが、違約金のリスクは低い傾向にあります。最大の焦点は、燃料費調整額を含めた総支払額が、現行の「基本プラン」や他の新プランと比較してどうなるか、という点です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 結局、「ずっとも電気3」と「基本プラン」の最大の違いは?

最大の違いは、「ずっとも電気3」が新規受付を終了した過去のプランであるのに対し、「基本プラン」は現在も契約可能な標準プランである点です。

サービス内容の違いとしては、「ずっとも電気3」は東京ガスのガスとのセット契約を前提とした「ガス・電気セット割」や高いポイント付与率が特徴でした。一方、「基本プラン」は電気のみの契約も可能で、料金体系が東京電力の従量電灯B/Cに相当するシンプルな内容となっています。

※2024年3月31日をもって「ずっとも電気3」の新規申込受付は終了しています。

出典:東京ガス「「ずっとも電気」等の新規申込受付終了について

Q2. 「ずっとも電気3」はもう契約できないのですか?

はい。東京ガスは2024年3月31日をもって、「ずっとも電気3」を含む一部の電気料金プランの新規申込受付を終了しました。

これから東京ガスの電気を契約する場合は、「基本プラン」「さすてな電気」「時間帯別プラン」など、現在提供されているプランから選択する必要があります。

出典:東京ガス「ご家庭・小規模な事務所(店舗)等のお客さま(電気)

Q3. 既存の「ずっとも電気3」契約者はどうすべきですか?

既存の契約者は、そのまま「ずっとも電気3」を継続利用することが可能です。ただし、新規受付が終了したプランであり、現在の電力市場や燃料価格(燃料費調整額)の状況において、必ずしも最適とは限りません。

ご自身の毎月の電気使用量やガスの利用状況を確認し、現行の「基本プラン」や他の新プラン(「さすてな電気」など)へ変更した場合の料金シミュレーションを行うことを強くお勧めします。特に「ガス・電気セット割」のメリット額(月275円税込)と、電力量料金単価や燃料費調整額の変動を比較検討する必要があります。

※プラン変更の際は、ポイント付与率の変更なども考慮に入れてください。

Q4. プラン変更に費用や違約金はかかりますか?

東京ガスの「ずっとも電気3」や「基本プラン」は、原則として契約期間の定めや、解約に伴う違約金(契約解除料)は発生しません。

そのため、「ずっとも電気3」から「基本プラン」への変更、または他社の電力会社への切り替え(スイッチング)も、費用負担なく行える場合がほとんどです。

※ただし、特定の加入キャンペーンなどを利用して契約した場合、個別の条件が設定されている可能性もゼロではありません。念のため、ご自身の契約内容をご確認ください。

出典:東京ガス「電気料金プランの契約期間、解約違約金について

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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