【徹底比較】スマートライフプランと電化上手はどっちがお得!?
燃料費高騰などの理由から高騰が続く電気代。
特に、オール電化住宅に住む人にとって、電気代は毎月大きな負担になります。
東京電力では、2022年10月から「電化上手」の電気料金が変わります。
今までは、スマートライフプランよりも電化上手の方がお得でしたが、10月に電化上手の料金が変わることにより、スマートライフプランの方がお得になります。
電化上手を契約中の方は、この機会に電気料金プランの変更を検討してみてください。
目次
「スマートライフプラン」と「電化上手」はオール電化向けプラン
スマートライフプランと電化上手は、どちらもオール電化住宅向けのプランです。
オール電化向けのプランなので、電気料金が昼間が高く夜間が安く設定されています。
スマートプランの電気料金は?
スマートライフプランは「スマートライフプラン」と「スマートライフS」、「スマートライフL」の3種類のプランがあります。
どのプランも、基本料金が異なるだけで電気料金は同じです。
スマートライフプランの電気料金は、午前6時〜翌午前1時の朝から夜までが1kWhあたり25.80円、午前1時〜午前6時の夜間が1kWhあたり17.78円です。
電化上手の電気料金は?
10月からの電化上手は、昼間と朝晩のオフピーク時間の電気料金が値下げされ、夜間の電気料金が値上げされます。
電化上手の従来の電気料金と新しい電気料金は、以下の表の通りです。
2022年10月からは、今まで利用できていたエコキュートなどに対する割引がなくなってしまいます。
2022年9月30日までの料金 | 2022年10月1日からの料金 | |
昼間時間(夏季) | 39.44円 | 34.16円 |
昼間時間(夏季以外) | 32.32円 | 30.67円 |
朝晩時間 | 26.49円 | 25.94円 |
夜間時間 | 12.48円 | 15.12円 |
※料金は1kWhあたりの価格です。
「スマートライフプラン」と「電化上手」を比較!
2022年10月から電気料金の変更が実施される電化上手ですが、電化上手の料金変更に伴い、電化上手よりもスマートライフプランの方がお得になります。
現在、電化上手のプランを利用している方は、スマートライフプランの切り替えをおすすめします。
2つのプランの昼間の電気料金の違いは?
2022年10月から変わる電化上手の新しい料金形態と、スマートライフプランでは、昼間の電気料金にどれほど差があるのでしょうか。
2022年10月からの電化上手と、スマートライフプランの料金を比較できる下記の表を見ると、1kWhあたりの金額が大きく異なることがわかります。
特に、夏季の午前10時から午後5時までの時間の差額が大きく、スマートライフプランの方がかなりお得になっています。
2022年の料金改定で、朝から夜間にかけての料金が安くなる電化上手ですが、スマートライフプランには敵いません。
昼間も電気を使用するのであれば、スマートライフプランの方が電気代がお得になる家庭が多いでしょう。
スマートライフプラン | 電化上手 | 差額 | |
午前7時から 10時 | 25.80円 | 25.94円 | 0.14円増 |
午前10時から 午後5時 | 25.80円 | 34.16円 (夏季以外 30.67円) | 8.36円増 |
午後5時から 午後11時 | 25.80円 | 25.94円 | 0.14円増 |
※料金は1kWhあたりの価格です。
2つのプランの夜間の電気料金の違いは?
昼間の料金に対して、夜間の料金はスマートライフプランのほうが高いです。
また、電化上手はスマートライフプランに比べて夜間電気料金が適用される時間が長いことが特徴です。
スマートライフプラン | 電化上手 | 差額 |
午前1時から午前6時 17.78円 | 午後11時から午前7時 15.12円 | 2.66円 |
※料金は1kWhあたりの価格です。
電化上手からスマートプランへの切り替えで電気料金がお得に!
電化上手とスマートライフプランでは、昼間の電気代が高いのは電化上手で、夜間の電気代が高いのはスマートライフプランでした。
今までお得だと言われてきた電化上手ですが、夜間の電気料金の値上げと、割引の撤廃によりお得さは半減してしまうでしょう。
また、冷蔵庫などの家電などは、昼夜にかかわらず電気を使用しています。
午後11時から午前7時の時間に集中的に電気を使う場合を除き、スマートプランの方がお得になると言えるでしょう。
それぞれのプランに向いている人は?メリットはある?
一概に「電化上手がお得だ」と言えなくなってしまう10月の電気料金改定。
最後に、電化上手の契約を続けた方がいい人と、スマートライフプランに向いている人を解説します。
今まで電化上手を利用していた人も、この機会に電気料金プランの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
スマートライフプランに向いている人とメリット
スマートライフプランに向いているのは、昼間にも電気を使う人です。
特に、在宅ワークをしている人や常に家に人がいる家庭では、スマートライフプランを選択することで、電化上手よりも料金がお得になるでしょう。
スマートライフプランでは、夏季でも電気料金が高くなることはありません。
スマートライフプランのメリットは、夏季料金がなく、昼間と夜間の区分もわかりやすいことだと言えるでしょう。
電化上手に向いている人とメリット
電化上手に向いている人は、ほとんど昼間に電気を使わない人です。
仕事が遅く終わる人や、太陽光発電を導入している家庭では、電化上手を継続しても電気料金が大幅に上がってしまうことはないでしょう。
電化上手のメリットは、夜間の電気料金が安いことです。
夜間を中心に電気を使う人は、メリットがあると言えます。
電気代が気になるなら太陽光発電×蓄電池でお得に!
燃料費の高騰や、再エネ賦課金の値上げでじわじわと上がっている電気代。
新型コロナウイルスの流行に伴って、在宅時間も増え、電気使用量も多くなっています。
電気代の高騰対策としておすすめなのが、太陽光発電システムと蓄電池の導入です。
特に、オール電化向けの電気料金プランは、昼間の電気料金が高く設定されています。
太陽光発電システムを導入することで、昼間の料金が高い時間帯の買電を最小限に抑えることが可能です。
また、今年度は国(SII)や自治体から、太陽光発電システムや蓄電池に対して補助金を受けとることが可能です。
太陽光発電システムと蓄電池は、光熱費の節約だけではなく、停電対策にもなります。
電気代が気になる方は、この機会に太陽光発電システムや蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
「スマートライフプラン」と「電化上手」切り替えて電気代をお得に!
今回は、東京電力の「スマートライフプラン」と2022年10月から電気料金が変わる「電化上手」について解説しました。
今まで最もお得だとされてきた電化上手ですが、10月の電気料金改定により、一概にお得だとは言えなくなってしまいます。
現在、電化上手を契約している人は、プランの変更を検討してみましょう。
また、電気料金の値上げ対策として有効なのが、太陽光発電システムと蓄電池の導入です。
太陽光発電システムと蓄電池を導入すれば、料金の高い昼間の電気を極力買わずにすみます。
さらに、太陽光発電システムと蓄電池の導入で、長期的な停電に備えることも可能です。
この機会に、太陽光発電システムや蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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