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蓄電池の価格は実際いくら?安く購入する方法も解説!

2024年01月04日更新

蓄電池は、災害対策や平常時の電気代削減に大きく貢献するものといわれています。

しかし、蓄電池は価格のふり幅が非常に大きく、購入を検討しようとしても「安すぎるのは良くない?」「高いのが良いのかもしれないけれど家計的にちょっと…」と色々と悩んでしまいますよね。

今回の記事では、蓄電池の価格相場、蓄電池の価格がピンキリな理由、蓄電池を安く購入する方法を紹介します。

蓄電池の価格は高い?安い?相場はいくら?

まずは、蓄電池の価格相場がいくらなのかを紹介します。

本体価格の相場

蓄電池の本体価格は、80〜200万円と非常に大きな幅があります。

蓄電池の本体価格を大きく左右するのは、蓄電容量です。
2022年現在、蓄電池は1kWhあたり15万円前後で販売されています。

つまり、蓄電容量が少ないタイプを購入すれば本体価格は比較的安く、蓄電容量が多いタイプを購入すれば本体価格は比較的高くなるということです。

工事価格の相場

蓄電池は、本体を購入して終わりではありません。

施工業者に蓄電池の施工をお願いしなければならず、工事料金が別途かかります。
工事費用の相場は、35万円前後
です。

設置場所の状況や、太陽光発電と連携するか否かでも、工事費用は大きく前後します。

ちなみに、工事費用を削減するため、蓄電池の設置工事を個人が行うことはNG。

蓄電池の設置工事は、電気資格者の配線工事資格が必要だからです。

また、危険を伴うので、工事費削減のために蓄電池を個人で設置するのは絶対にやめてください。

総合計で150万円前後が一般的

蓄電池を家庭に導入する場合、本体価格と工事価格を足した合計金額は150万円前後になる場合がほとんどです。
とても大きな金額であることが分かりますよね。

とはいえ「金額が高いから少しでも安い蓄電池を!」と思って、希望とする蓄電池よりも性能を落としてしまうのは危険です。

蓄電池は高い買い物ですが、最後の章で安く購入できる方法を紹介するので、ぜひ家庭に合った蓄電池の購入をおすすめします。

蓄電池の価格は?機能や性能による違いはある?

蓄電池の価格は80〜200万円前後と、とても大きな幅があることが分かりました。

では、初期費用に大きな幅が生じてしまう主な要因は何なのでしょうか。

電池の種類による価格の違い

蓄電池の価格は、使っている電池の種類によって異なります。

蓄電池は主に以下のような電池の種類があります。

  • リチウムイオン蓄電池
  • ニッケル水素蓄電池
  • 鉛蓄電池

この3種類の中では、リチウムイオン蓄電池が最も割高です。

しかし、メリットが多いということで蓄電池のみならず、スマートフォンや電気自動車などにも使用されている電池になります。
したがって、
需要過多で価格が割高なのです。

次に割高なのは、ニッケル水素蓄電池です。
安全性が高いというメリットがあるものの、寿命が5年程度と短いのがデメリットといわれています。

鉛蓄電池は最も安価ですが、寿命が短いです。

したがって、蓄電池の平均寿命(15年程度)をまっとうするためには、リチウムイオン蓄電池がおすすめといえるでしょう。

単機能型かハイブリッド型かによる価格の違い

単機能型かハイブリッド型かでも、蓄電池の価格が異なります。

単機能型蓄電池とは、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナー(以下・パワコン)が別々になっているものです。

一方、ハイブリッド型蓄電池は太陽光発電と蓄電池のパワコンが1台にまとまっているもので、太陽光発電と蓄電池の連携を主に考えているので、エネルギーの変換効率が単機能蓄電池に比べて優れています。

つまり、単機能型蓄電池よりハイブリッド型蓄電池のほうがハイスペックなため割高です。

容量による価格の違い

蓄電池の価格は、容量によっても異なります。

既述の通り、蓄電池は2022年現在、1kWhあたり15万円前後で販売されています。

つまり、蓄電池の購入費用を抑えたいのであれば、蓄電容量が比較的少ない蓄電池を選べば良いというわけです。

とはいえ、蓄電池は一般的に7kWh前後のものが売れているようなので、一般的なレベルを求めるのであれば100万円前後の出費を覚悟しなくてはなりません。

販売店による価格の違い

蓄電池は、購入する販売店ごとに価格が異なります。

以下は、蓄電池を購入している主な店舗になります。 

  • 家電量販店
  • インターネット販売
  • 新築工務店
  • 訪問販売

身近なのは家電量販店ですが、人件費が必要なため割高です。

インターネット販売は価格が安く、身近なものではあるものの、1からすべて自分で調べる必要があり、時間はかかります。

新築工務店は、新築時にしか適用されないデメリットが。

訪問販売も人件費が必要なのでかなり割高ですが、訪問販売の営業マンが口達者なので「いま契約すればかなりお得!」など、消費者が騙されやすいというデメリットがあります。

蓄電池の価格はピンキリ!安く購入する方法には何がある?

蓄電池の価格は、様々な要因でピンキリであることが分かりました。

とはいえ、安くても100万円近くしてしまう蓄電池。

どうにかして安く手に入れたいところですよね。

最後に、蓄電池を安く購入する方法を3つ紹介します。

補助金制度を利用する

蓄電池を安く購入するため、補助金制度を利用するのがおすすめです。

蓄電池は、国から「DER補助金」や「V2H補助金」といった補助金制度を利用して購入することが可能です。

また、お住まいの自治体で補助金制度を実施している場合、国の補助金制度と併用することも可能。

補助金制度には、申請期日や細かい条件があるため、しっかり下調べをしてから蓄電池の購入に進みましょう。

太陽光発電とセットで購入する

太陽光発電とセットで購入するのも、蓄電池を安く購入する方法の一つです。

太陽光発電と蓄電池をセット購入すると、販売店がセット割を適用してくれる可能性があります。

また、太陽光発電と蓄電池をセット購入すると工事が1度で済むため、工事費用も大幅に削減することが可能です。

2~3社で相見積もりを出してもらう

2〜3社で相見積もりを出してもらうのも、蓄電池を安く購入する方法の一つです。

紹介している通り、蓄電池は非常に高いもの。

だからこそ、できるだけ多くの販売店に足を運び、見積りを出してもらうのがおすすめです。

内容に大きな相違点がないのであれば、最も安い見積りを出してくれた業者で蓄電池を購入できると、初期費用が少しばかり削減できますよ。

蓄電池の価格!補助金やセット割を使ってお得に手にしよう!

今回の記事では、蓄電池の価格相場や蓄電池の価格が大きく変わる理由、蓄電池を安く購入する方法を紹介しました。

最低100万円ほどかかってしまう蓄電池。

だからこそ、慎重に事を進めていきたいですよね。

色々と調べることは多いですが、大きな損をしないよう、下準備はしっかり行いましょう。

リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。

蓄電池の商品ページはこちら

太陽光発電の商品ページはこちら

手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。

IHやエコキュートのお取り扱いもございます。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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