【京セラ蓄電池】メリット・デメリットは?ラインナップも一挙紹介!
蓄電池の購入を検討していると、京セラの名前を耳にすることでしょう。
京セラは、太陽光発電を日本国内で初めて販売した企業で、昨今では蓄電池業界でも国内トップクラスのシェアを誇っています。
今回の記事では、京セラ蓄電池のメリットやデメリット、商品ラインナップを紹介します。
目次
京セラ蓄電池を購入したい!購入するメリットは?
京セラの蓄電池を購入したい!と思っても、購入するメリットは何なのかが気になりますよね。
今回の章では、京セラ蓄電池を購入する主なメリットを5つ紹介します。
大容量の蓄電池を選ぶことができる
京セラ蓄電池は、大容量の蓄電池を選ぶことができるメリットがあります。
京セラが販売している蓄電池は、12.0kWhや15kWhの大容量モデルが充実しています。
これは、業界でもトップクラスの大容量。
ちなみに、蓄電容量12.0kWhでも、停電をほぼ丸一日気にしなくても良いレベルです。
コンパクトな蓄電池を選ぶことができる
大容量な蓄電池は災害時にとても役立ちますが、一方で「本体が大きい」といったデメリットがあります。
しかし、京セラ蓄電池は、大容量なのに本体は非常にコンパクト。
したがって、設置場所の関係で大容量な蓄電池を諦めていた家庭にとって、大きなメリットになり得るでしょう。
蓄電池の増設が可能で安心
蓄電池の増設が可能なのも、京セラ蓄電池のメリットの一つです。
蓄電池の増設は、最初の蓄電池を設置してから2年以内という期限の定めはあります。
しかし、多額にかかる初期費用を分散できるのは嬉しいメリットといえるでしょう。
押し上げ機能を使うことができる
京セラ蓄電池は、押し上げ機能を使うことができるメリットがあります。
押し上げ機能とは、太陽光で発電中や売電中に、蓄電池内の電力を使えるシステムのことです。
2018年までは、押し上げ機能を使用する場合、太陽光発電の売電価格が下げられてしまうデメリットがありました。
しかし、2019年以降は、押し上げ機能に対する売電価格の制御は無くなりました。
つまり、押し上げ機能を使うことで、より経済的なメリットを感じられるようになったのです。
京セラ蓄電池は押し上げ機能を使うことができるので、太陽光発電が発電した電力をより効率的に売電に回せるようになり、多くのお得を掴むことができますよ。
-20℃でも使用できる寒冷地対応型がある
京セラが販売している「Enerezza」「大容量タイプ」は寒冷地対応型があり、-20℃の極寒の中でも蓄電池を使用できます。
一般的な蓄電池は、-10℃〜+ 40℃前後が使用許容範囲です。
したがって、寒冷地で蓄電池を使用する場合、購入できるのは室内置きタイプの蓄電池に限定されていました。
しかし、蓄電池は少なからず動作音が発生してしまうため、寒冷地にお住まいの方は、蓄電池のメリットとデメリットに常に向き合う必要があったのです。
しかし、京セラ蓄電池は、-20℃の極寒の中でも室外置きが可能。
つまり、寒冷地にお住まいの方も、一般的な住宅地に居住している方と同じように蓄電池を所有できるのです。
京セラ蓄電池を購入したい!購入する場合のデメリットは?
京セラ蓄電池は、様々な魅力があることが分かりました。
しかし、どのメーカーのどの製品にも共通していえることですが、万人受けする商品は存在しません。
京セラ蓄電池も例外ではなく、残念ながらデメリットも存在しているのです。
今回の章では、京セラ蓄電池の主なデメリットを3つ紹介します。
本体価格が割高
京セラ蓄電池の最大のデメリットといえば、本体価格が競合他社に比べて若干割高という点です。
具体的には、大容量タイプ(15kWh)で267〜363万円ほどの初期費用が、小容量タイプ(5kWh)でも、最低100万円の初期費用がかかってしまいます。
ちなみに、日本人であれば誰もが知っているシャープの蓄電池の場合、蓄電容量13kWhで260万円ほどの価格です。
つまり、ランクを落とせば平均的な値段で京セラ蓄電池の購入が可能ですが、最上級ランクの京セラ蓄電池を購入してしまうと若干の割高感は否めないということになります。
KDDI回線との契約が必要
京セラ蓄電池でも、特に人気のEnerezza(エレネッツァ)という種類の蓄電池を購入する場合、KDDIとの契約が必須になります。
したがって、KDDIの回線と契約しても良いと思える方、そもそもKDDI回線が契約できる場所にお住まいの方でないと、京セラ蓄電池(特にEnerezza)の契約は厳しいといえるでしょう。
重塩害地域対応の蓄電池は販売されていない
京セラ蓄電池は、重塩害地域対応型ではありません。
したがって、海岸から200〜500m以内の重塩害地域にお住まいの場合、京セラ蓄電池を購入することは不可能です。
重塩害もしくは塩害地域にお住まいの方は、販売会社に諸条件の話をしっかり聞いてから蓄電池を購入することをおすすめします。
京セラ蓄電池の魅力は?ラインナップを一挙紹介!
京セラは、どのような魅力的な蓄電池を販売しているのでしょうか。
最後に、京セラ蓄電池の商品ラインナップを紹介します。
【Enerezza】蓄電池の容量を家庭ごとに選択可能
京セラのEnerezza(エネレッツァ)は、2020年に日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞を受賞した、京セラを代表する蓄電池です。
Enerezzaは、同じ性能で5kWh・10kWh・15kWhと、蓄電池を3種類の容量から選べるのが特徴。
さらに、居住空間を損ねることのないデザイン性が評価を得ています。
また、家庭に合ったモードで運転可能なのも嬉しい特徴。
選べるモードは、以下の3種類です。
- かしこく充電
- かしこく売電
- かしこく自動制御
家庭に合ったモードに設定しておくだけで、蓄電池が賢く動いてくれるのは大きなメリットですよね。
【大容量】蓄電容量12.0kWhの大容量蓄電池
業界でもトップクラスの蓄電容量を誇る12.0kWhの大容量蓄電池も、京セラの強みになります。
大容量にも関わらず、本体の奥行きはわずか30cm。
狭小住宅にお住まいの方や、近隣住民との距離が近い家にお住まいの方でも、蓄電池を安心してご使用頂けます。
停電時は、予め決めておいた家電に自動で送電してくれる単機能型蓄電池なので、停電中に節電を意識する必要がないのも嬉しい特徴です。
【マルチDCリンク】太陽光発電との連携が抜群
マルチDCリンクは、太陽光発電で創った直流電力を直流電力のまま蓄電池に蓄電できる、効率的なシステムです。
マルチDCリンクがおすすめなのは、太陽光発電と蓄電池をセット導入する家庭になります。
どちらか一方を先に導入している場合、先に紹介しているEnerezzaもしくは大容量タイプの蓄電池を選ぶようにしましょう。
京セラ蓄電池は種類が豊富!家庭に合った蓄電池を購入しよう!
今回の記事では、京セラ蓄電池の魅力やデメリット、商品ラインナップを紹介しました。
京セラ蓄電池は、蓄電池を増設できたり、大容量なのにコンパクトだったり、様々な魅力があることが分かりました。
KDDIとの契約に了承できる方、重塩害地域ではない方は、ぜひ京セラ蓄電池の購入を前向きに検討してみてくださいね。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
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この記事の監修者
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太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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