【2023年】長州産業の蓄電池の特徴・評判・値段まで徹底解説
既設の太陽光発電に長州産業の蓄電池の後付けや適切な相場価格が知りたいという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、長州産業の蓄電池の特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。
目次
長州産業とはどんな会社?業績や取り組みに関する情報
長州産業は、1980年に創業し山口県に本社を持つ機器メーカーです。
太陽温水器からスタートし、現在は太陽光発電や蓄電池、半導体などの販売や開発を手がけています。
2015年2月からオムロンと協力し、ハイブリッド型蓄電池の販売をスタートし、後付けできる蓄電池として人気のあるメーカーです。
長州産業のシェア率は、17%とニチコンと並ぶほどのシェア率の高さです。
また、国内で自社生産しているのも安心して選べるのが大きな魅力でしょう。
長州産業の蓄電池で注目すべき製品の特徴
長州産業の蓄電池の仕様や特徴を紹介します。
それぞれの特徴を理解して家庭に合ったものを選びましょう。
SmartPVmulti(スマートPVマルチ)の特徴
容量(実効容量) | 6.5kWh(5.9kWh) 9.8kWh(8.8kWh) 16.4kWh(14.8kWh) |
幅×奥行×高さ | 6.5kWh:490×147×847mm 9.8kWh: 490×295×740mm 16.4kWh:490×295×1009mm |
重さ | 6.5kWh:65kg 9.8kWh:102kg 16.4kWh:150kg |
停電時の仕様 | ハイブリッド or 単機能 全負荷対応 or 特定負荷 |
サイクル回数 | 11,000回 |
保証期間 | 15年間 |
スマートPVマルチは、容量のバリエーションが豊富で災害時も設定なしで使える蓄電池です。
容量は、6.5kWh・9.8kWh・16.4kWhの3種類あり、また塩害地域にも対応しているので、設置環境を選ばずに取り付けが可能です。
大容量のサイズでありながら、室内でも場所を取らずに設置できます。
また、停電しても自動で放電に切り替わるので、ふだん通りに電気が使えます。
塩害地域で大容量の蓄電池を設置したい人や停電時も家中の電化製品を使いたい人には、スマートPVマルチがおすすめです。
SmartPVplus(スマートPVプラス)の特徴
容量(実効容量) | 7.04kWh |
幅×奥行×高さ | 580×370×1070mm |
重さ | 130kg |
停電時の仕様 | ハイブリッド・全負荷 |
サイクル回数 | 12,000回 |
保証期間 | 15年間 |
スマートPVプラスは、1日に2回の充電と放電が適切におこなえる高出力の蓄電池です。
充放電が多くできる分、電力会社の割高な時間帯や夜間の電力購入を大幅に減らすことができます。
停電時に太陽光発電があれば、最大5.5kWの出力で素早く充電でき、家全体の電化製品をカバーすることができます。
また、後から蓄電池を設置できるため、家族の人数の変化に合わせて増設が可能です。
経済的なメリットを増大させたい人や家族の人数に応じて後から増設したい人には、スマートPVプラスがおすすめです。
Smart PV(スマートPV)の特徴
容量(実効容量) | 6.5kWh(5.9kWh) |
幅×奥行×高さ | 640×405×165mm |
重さ | 52kg |
停電時の仕様 | ハイブリッド・ 特定負荷 |
サイクル回数 | 8,000回 |
保証期間 | 15年間 |
Smart PV(スマートPV)は、世界最小・最軽量の設置場所に困らない蓄電池です。
6.5kWhの容量が52kgと軽量のため、屋外設置は基礎工事なしで設置できます。
また、電力供給が途絶えると特定負荷に切り替わるため、操作不要で停電時に使用できます。
場所を選ばずにコンパクトに設置したい人や工事費用を軽減してリーズナブルに導入したい人には、スマートPVがおすすめです。
Smarte-STORAGE(スマートe-ストレージ)の特徴
容量(実効容量) | 6.5kWh(5.9kWh) 9.8kWh(8.8kWh) |
幅×奥行×高さ | 6.5kWh:452×656×120mm 9.8kWh: 452×226×542mm |
重さ | 6.5kWh:52kg 9.8kWh:78kg |
停電時の仕様 | 単機能・ 特定負荷 |
サイクル回数 | 8,000回 |
保証期間 | 10年間 |
スマートe-ストレージは、既設の太陽光発電に取り付け可能な蓄電池です。
サイズは世界最小・最軽量のため、屋外および屋内の両方に対応し、限られたスペースでも設置しやすいです。
6.5kWh・9.8kWhの容量から選べるので、太陽光発電の固定買取期間がまだ残っている人でも設置することができます。
後から蓄電池を設置したい人や狭小住宅に設置したい人には、スマートe-ストレージがおすすめです。
長州産業の蓄電池を設置するメリット
長州産業の蓄電池を設置するメリットを紹介します。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
あらゆるニーズに対応可能な幅広いラインアップ
長州産業の蓄電池は、停電時の機能や容量のバリエーションが豊富なため、選びやすいです。
装置の配置を変更することで、蓄電池の種類を変更できたり、太陽光発電ありなしに関わらず設置できたりと自分に合った使い方が探せます。
また、世界最小・最軽量クラスの蓄電池のため、置き場所に困らず設置場所がむずかしい場所でも取り付けが可能です。
蓄電池の設置に悩みがある人は、長州産業の蓄電池がおすすめです。
純国産メーカーで信頼性が高い
長州産業の太陽光発電は日本国内で生産されているため信頼性が高いです。
太陽光発電は、海外メーカーのシェア率が高く、国内生産の太陽光発電は少ないのが現状です。
純国産メーカーとして生産を続けた結果、事業者から国内でのモノづくりが高く評価されています。
長州産業は、「メイドインジャパン」にこだわりのある事業者から信頼を勝ち取っています。
製品に15年の長期保証を提供
長州産業の蓄電池は、保証期間が他社より長いのが特徴です。
他メーカーでは、10年〜15年の保証に対して、長州産業は15年の長期保証を提供しています。
他メーカーでは15年に延長すると有償になるケースが多く、無償で15年の保証がつくのはうれしいポイントですよね。
設置後に蓄電ユニットやパワコンなどに不具合が起きた場合も、手厚い保証があり安心して使い続けられるのも長州産業の強みです。
長州産業の蓄電池を導入する際のデメリット
長州産業の蓄電池を導入する際のデメリットについて解説していきます。
長州産業のデメリットの部分もしっかり理解しておくことで、導入時の失敗を防げますよ。
オムロンとダイヤゼブラ電機のブランドによる価格差が出やすい
長州産業は、購入するブランドによって価格差が出やすいのが欠点です。
長州産業の蓄電池は、オムロンとダイヤゼブラ電機ブランドから、OEM供給を受けており販売しています。
OEM供給とは、製造元が違う企業の製品を自社のブランドとして売ることができます。
OME供給を受けたオムロンは、スマートPVマルチ、ダイヤゼブラ電機はスマートPVプラスを販売しています。
また、蓄電池の仕入れ値によって、2つのブランドは販売価格を安くできるため、長州産業で購入するよりもお得に購入できる可能性があります。
他のメーカーに比べて価格が高い
長州産業の蓄電池は、他メーカーよりも価格が高めです。
蓄電池は、手厚い保証や品質にこだわりがあるため、他メーカーよりも割高になりやすい傾向です。
長州産業の蓄電池は、数少ないZEH補助金の対象製品なので、割高なデメリットを補助金でカバーすることも可能です。
国からのZEH補助金を使ってお得に導入したい人には、長州産業の蓄電池がおすすめです。
【2023年】長州産業の蓄電池の価格相場はいくら?
長州産業の蓄電池の相場価格は、170万〜296万円が目安です。
蓄電池の価格は訪問販売や施工販売店によって、価格は数十万単位で変わります。
後悔しないためにも相場価格を把握することで、トラブルを防ぐことが可能です。
業者に複数の見積りをとり、相場価格に近い価格から蓄電池を選びましょう。
長州産業の蓄電池を使用した人の評判や口コミ
長州産業の蓄電池を使用した人の良い・悪い口コミや評判を紹介します。
購入者しか分からない口コミ内容を見ることで、使う前に良い悪い点を把握できるので導入前に目を通しておきましょう。
良い口コミ・評判
①夜の安い電気代で、昼の高い電気代をまかなうことができ、設置して良かったです。
蓄電池の大きさも想像以上にコンパクトで邪魔にならず、省スペースで済みました。
②電気代の高騰が続く中、少しでも安くなってくれる事と、停電時も電気が使え、安心となりました。
③これで停電時も安心ですし、電気代も安くなることを期待しています。
悪い口コミ・評判
現在の長州産業の蓄電池の悪い口コミは、見当たりませんでした。
見当たり次第、更新いたします。
長州産業の蓄電池はこんな家庭におすすめ
長州産業の蓄電池がおすすめの家庭の特徴を紹介します。
当てはまっている場合は、長州産業の蓄電池を導入してみてくださいね。
後付け設置を考えている人
長州産業の蓄電池は、既設の太陽光発電に後付けできるため、家族の人数変化にも対応できます。
また、既設の太陽光発電の固定買取期間がまだ残っている場合は、保証期間の影響を受けない単機能型の設置も可能です。
二世帯住宅を建築する予定がある人や太陽光発電と同時に設置することがむずかしい場合に長州産業の蓄電池が向いています。
蓄電池の設置スペースに悩みがある
長州産業の蓄電池は、狭小住宅で設置できない方におすすめです。
取り付けがむずかしい場所は、設置工事が多くかかるため、蓄電池を諦めてしまう人も多いです。
しかし、長州産業のスマートPVは、空気清浄機と変わらず、52kgの重さなので室内でもコンパクトに設置できます。
また、基礎工事や運搬費用もかからないため、リーズナブルに取り付けたい人に長州産業の蓄電池がピッタリです。
太陽光発電を導入してから約10年が経過している
長州産業の蓄電池は、卒FIT対策に導入しやすいハイブリッド型があります。
太陽光発電の設置から10年経つと、パワコンの交換も検討しなければなりません。
ハイブリッド型を導入することで、新品のパワコンに交換ができ、おまけに蓄電池を導入することができます。
パワコンの買い替えや卒FIT後に自家消費したい人には、長州産業のハイブリッド型蓄電池がおすすめです。
停電時でも通常の生活を続けたいと考えている
長州産業の全負荷対応型のハイブリッド型蓄電池を導入すると、停電時でも消費電力の高い200Vの家電製品をいつも通り使用できます。
また、停電時の自立運転の切り替え操作を自動でおこなうため、手動での操作が必要ありません。
大容量かつ高出力で、家全体の電化製品が使えるので、停電が長引いても安心です。
住宅の条件や要望に合った蓄電池を探している
長州産業の蓄電池は、停電時で使える範囲や太陽光発電とパワコンの連携機能を選ぶことができます。
太陽光発電とパワコンの連携機能は「ハイブリッド型 or 単機能型」、停電時で使える範囲は「全負荷対応型 or 特定負荷型」と条件に合わせて選択が可能です。
住宅の条件や要望を元に蓄電池を選びたい人には、長州産業の蓄電池がおすすめです。
長州産業の蓄電池は太陽光発電との組み合わせがおすすめ
今回は長州産業の蓄電池の特徴や製品のラインナップなどを紹介しました。
長州産業の蓄電池は、2015年からハイブリッド型蓄電池の販売をスタートし、後付けできる蓄電池として人気のあるメーカーです。
また、太陽光発電との連携でパワコンを新しく交換できたり、長期間の停電もいつも通り使えたりとパワコンの交換や発電した電力を活用することができます。
この機会に太陽光発電と相性の良い長州産業の蓄電池を検討してみてはいかがでしょうか?
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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