太陽光発電の詐欺が多発中!?詐欺の内容や悪徳業者の条件を紹介!
太陽光発電の需要が高まっていますが、それと同時に多発しているのが詐欺です。
一体どういうことなのでしょうか。
今回の記事では、太陽光発電の詐欺の具体例、悪徳業者と判断するポイント、詐欺に遭わないための対策を紹介します。
とても高額な太陽光発電。
だからこそ、しっかり対策をして、詐欺に遭わないように努めましょう。
目次
太陽光発電の詐欺が多発中!具体的にどのような詐欺があるの?
独立行政法人 国民生活センターが2021年に発表したデータによると、太陽光発電とセットで使われることの多い家庭用蓄電池に対する相談件数が、2020年度は1,314件にも上ったのだとか。
同じように、太陽光発電に対する相談件数も増えているといいます。
詐欺に遭った人の中には、今回の章で紹介するような詐欺に遭った人もいるということで、細心の注意が必要です。
どのような詐欺が横行しているのか、具体的に見ていきましょう。
詐欺の事例①高額な初期費用を要求される
太陽光発電の詐欺として、高額な初期費用を要求されることが挙げられます。
そもそも「太陽光発電は高額なもの」と感じている人が多いことは事実で、実際に太陽光発電には100万円前後の初期費用が必要です。
だからこそ、異様に高い見積もりを提示してもバレないだろうと思っている悪徳業者が多くいます。
詐欺の事例②事前に聞いていたほどの発電量が見込めない
事前に聞いていたほどの発電量が見込めないというのも、太陽光発電の詐欺の手口として横行しているものになります。
そもそも悪徳業者は太陽光発電の契約を取れれば良いだけなので、しっかりした調査は特にしません。
それにも関わらず、消費者が「そんなに発電量が望めるならば…」と、胸を弾ませてしまうような発電量を告げて来ます。
しかし、実際に太陽光発電を設置してみたら、悪徳業者が告げてきたほどの発電量は見込めず、そこで消費者は初めて「詐欺に遭った」と確信するのです。
詐欺の事例③ランニングコストがかからないと言われる
太陽光発電の詐欺の手口は、ランニングコストがかからないと言われることです。
たしかに、太陽光発電はメンテナンスフリーといわれていて、そこまで頻繁にメンテナンスを行う必要はありません。
しかし、最低でも4年に1度の定期メンテナンスは必要ですし、万が一の場合の保険料、撤去時のための積立金など、毎月コツコツ貯めていかなければならないお金はあります。
ただ、全てをひっくるめて「最終的に黒字になる」といわれているのが太陽光発電のすごいところ。
ランニングコストがかからないのは嘘になりますが、ランニングコスト分の費用もひっくるめて黒字にできるシステムであることは間違いありません。
太陽光発電で詐欺に遭わないために!悪徳業者とみなせる特徴は?
太陽光発電で詐欺が横行していますが、もちろん、しっかりした企業と契約を結べば「騙された…」と肩を落とすようなことはありません。
では、悪徳業者と判断する条件は何があるのでしょうか。具体的に解説します。
条件①名刺やパンフレットを持って帰る
悪徳業者の特徴として、名刺やパンフレットを持って帰ることが挙げられます。
一般的にどの業者と話しても、渡された名刺やパンフレットは消費者のものになりますよね。
しかし、悪徳業者はそれをしてしまうと後々面倒な事になりかねないので、名刺やパンフレットを消費者に渡すことはありません。
条件②訪問販売に来る業者
訪問販売に来る業者も、悪徳業者の特徴です。
とはいえ、すべての訪問販売が悪徳業者というわけではないので、注意しましょう。
インターホンに写っている相手の素性がわからなくて怖いという場合は、居留守を使うのも一つの手です。
条件③執拗に今日中の契約を迫ってくる
執拗に今日中の契約を迫ってくるのも、悪徳業者の特徴です。
悪徳業者は「契約を結ぶこと」しか頭にないので、消費者にとってのデメリットは極力伝えず、メリットばかりを並べて即日契約を結ぼうと躍起になります。
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など、執拗に今日中の契約を迫ってくる場合、悪徳業者の可能性が高いので注意しましょう。
そもそも太陽光発電はかなり高額商品なので、相手が誰であろうと、即日契約をしてはなりません。
太陽光発電で詐欺に遭わないために必要なことは?詐欺への対策4選!
太陽光発電の詐欺が横行しているということで、詐欺に遭わないために必要なことは何なのでしょうか。
今回の章では、詐欺への主な対策を4つ紹介します。
対策①魅力的な内容を提示されても即決はしない
太陽光発電で詐欺に遭わないための対策として、魅力的な内容を営業マンに提示されても即決はしないことです。
お伝えしている通り、太陽光発電は基本的に100万円以上はかかる高額商品になります。
そのような高額商品を、特にしっかり下調べもせず、初めて会った営業マンを信じて購入してしまうのはとても危険です。
営業マンから伝えられた情報がどんなに魅力的でも即日契約はせず、しっかり家族と相談した上で購入に進めると良いでしょう。
対策②業者の口コミ評判や過去の実績を調べる
業者の口コミ評判や過去の実績を調べるのも、太陽光発電で詐欺に遭わないための対策です。
そもそも営業マンは「いかに多くの契約を結ぶか」しか考えていないので、太陽光発電を導入した場合のメリットばかりを告げてくるでしょう。
ただ、太陽光発電にもデメリットはありますし、どんなに人の良さそうな営業マンであっても、その胸の内はわかりません。
したがって、まずは業者の公式ホームページなどから口コミ評判や過去の実績を調べてみることが大切です。
対策③複数の業者に相見積もりを依頼する
太陽光発電で詐欺に遭わないため、複数の業者に相見積もりを依頼することも大切です。
仮に1社だけに見積もりをもらった場合、その見積もりが高いのか安いのかの判断ができません。
しかし、複数の業者に見積もりを取れば、どの業者の見積もりが優れているのかを総合的に判断できます。
太陽光発電は初期費用が高額ですから、できるだけ見積書の内容に納得した形で契約を結べると良いでしょう。
対策④太陽光発電に対しての知識を付ける
太陽光発電に対しての知識を付けることも、太陽光発電で詐欺に遭わないための方法です。
そもそも太陽光発電の悪徳業者は、消費者の無知を利用して騙してきます。
太陽光発電はここ15年前後で需要を伸ばしているものなので、具体的にどういうものなのかを理解していない消費者が多いと思われているからです。
だからこそ、太陽光発電に対しての知識をしっかり付けておけば、万が一、悪徳業者の営業マンと会話する機会があったとしても、疑問や指摘をぶつけることができ、悪徳業者を撃退できる可能性が高まります。
太陽光発電で詐欺に遭ってしまった!後からできる対策には何がある?
ここまで話してもなお、悪徳業者から詐欺に遭ってしまう消費者が後を絶ちません。
では万が一、契約後に悪徳業者から詐欺に遭ったと判明した場合、一体どういう対策が取れるのでしょうか。解説します。
事後対策①クーリングオフを利用する
詐欺に遭ったことが判明した場合は、早急にクーリングオフ制度を利用しましょう。
クーリングオフ制度は、契約内容がどういったものであれ、一方的に契約を解除することが可能です。
ただ、契約締結から8日以内という決まりがあるので、詐欺に気づいた場合は早急にクーリングオフの手続きを済ませましょう。
事後対策②国民生活センターに相談する
詐欺に遭ったことが判明した場合、国民生活センターに相談するのもおすすめです。
クーリングオフ制度もやや複雑な制度であるため、有識者の意見を聞く必要があるからです。
信頼できる弁護士や専門家がいる場合は、そういった有識者に相談するのも良いでしょう。
太陽光発電で詐欺が多発!悪徳業者への対策はしっかりしておこう!
今回の記事では、需要が高まっている太陽光発電で詐欺が横行している件について見てきました。
太陽光発電に対してまだまだ知識が乏しい消費者が多いため、悪徳業者が多くなっています。
詐欺に遭わないためにも、太陽光発電に対する知識をしっかり付け、悪徳業者の口車に乗せられないように対策を講じることが重要です。
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この記事の監修者
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