マキシオンの太陽光パネルはおすすめ?特徴や価格・長所や短所を解説!
世界最高レベルの発電力や抜群の長期保証を根拠に、着実に国内シェアを伸ばす「マキシオン」という海外の太陽光メーカーをご存じでしょうか?
世界的には大きなシェアを持つマキシオンですが、日本での知名度は低いため、「そもそもどんなメーカー?」「価格はどれくらい?」など疑問も浮かびますよね。
そこで本記事では、マキシオンの太陽光パネルならではの特徴や強み、気になる保証内容や価格相場についてくわしく解説していきます。
記事の後半では、国内メーカーを差し置いてマキシオンを選ぶメリットや、注意すべきデメリットもご紹介していますので、高性能なパネルをお探しの方はぜひご一読くださいね!
目次
そもそもマキシオンはどんなメーカー?
マキシオン(正式名称:マキシオンソーラーテクノロジー)は、2020年にアメリカのサンパワーから枝分かれして設立された太陽光発電メーカーです。
アメリカとカナダで販売網を広げるサンパワーに対し、マキシオンは全世界での自社製品の流通を目標に掲げており、シンガポールに拠点を置いています。
サンパワーは35年以上の歴史と世界トップクラスの販売実績を持つ太陽光発電メーカーであり、マキシオンにも確かな技術力が余すところなく継承されています。
マキシオンの太陽光パネルの特徴・強みをご紹介!
つぎに、マキシオンの太陽光パネルならではの特徴である「発電力」「耐久性」「充実保証」について、それぞれくわしく解説していきます。
特徴①:世界トップレベルの変換効率が強み
世界最高の変換効率「22.6%」を実現した「SPR-MAX3-400」をはじめ、マキシオンの太陽光パネルは非常に高い発電力を持っていることが特徴的です。
「変換効率」とは日光を電気に変換する効率を示す値であり、2023年現在の国内大手メーカーの変換効率は「18〜21%」ほどに留まっています。
変換効率が高いほど「パネル1枚あたりの発電量」が多くなるため、「限られたスペースで最大限に発電したい!」とお考えの方には、マキシオンは最適な選択肢といえるでしょう。
特徴②:独自の高耐久設計で熱や腐食に強い
マキシオンの太陽光パネルはメーカー独自の厳しい耐久テストをクリアしており、数十年にわたって使用し続けられる「高い耐久性」も強みといえます。
他メーカーでは-40〜85℃の温度変化を200回繰り返すテストが基準となっていますが、マキシオンは同様のテストを2,500回繰り返し、「95%」以上の出力維持を実現しています。
また、湿度85%という過酷な状況下での「約8,000時間」の耐久テスト後でも劣化はほとんど見られず、高温多湿な日本での長期使用にも充分に耐えうる設計となっています。
特徴③:「災害補償制度」で万が一のトラブルにも対応
マキシオンの太陽光パネルには、通常のシステム保証や出力保証の他に「災害補償制度」が設けられており、自然災害によるトラブルが発生しても安心です。
災害補償制度とは、従来のシステム保証では対象とならない「台風」や「地震」などによる損害を10年間保証する制度であり、大半の他メーカーでは付帯しません。
他メーカー品で同様の補償を得るには「火災保険」などへの加入が必要ですので、「10年間保険料が無料」と考えれば、コスト的にもかなりお得といえるでしょう。
マキシオンの太陽光パネルの価格相場は?
マキシオンは公式ホームページで価格を表示していませんが、ネット販売店などの実売価格は「出力1kWあたり26〜30万円」ほどが相場となっています。
経済産業省の調べによると、2023年の太陽光パネルの価格相場は「26〜28万円 / kW」ですので、マキシオンは国内メーカー品と同様、または少し高めの価格設定といえそうです。
一方で、世界最高クラスの発電力と耐久性、無料で付帯する損害補償などを考えればむしろ「お買い得」ともいえますので、高品質なパネルをお探しの方には非常におすすめです。
マキシオンの太陽光パネルの保証内容を徹底解説!
マキシオンの太陽光パネルは「抜群に手厚い保証内容」も独自の魅力です。
他メーカーの一般的な保証内容との違いを、以下の表で見比べていきましょう。
マキシオン | 他メーカー | |
製品保証 | 40年 | 10〜25年 |
出力保証 | 40年 (88.25%の出力を保証) | 10〜25年 (約80%の出力を保証) |
パワコン製品保証 | 20年 | 10年 |
架台製品保証 | 25年 | 15年 |
自然災害補償 | 10年 | なし |
一般的な太陽光パネルの寿命は25〜30年ほどが目安ですが、マキシオンは「40年」の保証期間を設定しているため、設置してから交換時期までずっと安心して使えます。
マキシオンの太陽光パネルのメリット
マキシオンの太陽光パネルならではのメリットは、世界最高レベルの「発電力」「耐久性」「保証期間」という、非常に重要な3点すべてにおいて優れていることです。
特に、パネル1枚あたりの変換効率は「年間の発電量」に直結するため、マキシオンを選ぶことで10年、20年後に得られる経済的メリットは大きく変わってくるでしょう。
また、製品の保証期間が「40年」、パワコンの保証期間も「20年」と格段に長いため、他メーカー品で余計にかかる交換費用や修理費用を考えれば「コスパも良好」といえます。
マキシオンの太陽光パネルのデメリット
マキシオンの太陽光パネルの気になるデメリットとして、日本ではまだまだ知名度が低く、口コミや評判などの情報が揃っていない点が挙げられます。
また、マキシオンを取り扱う販売店の数も、国内メーカーと比較すると少ないため、「見積もりの比較がしにくい」ことも短所のひとつといえます。
しかしながら、マキシオンは世界的に見れば超有名メーカーであり、性能や保証も優秀であることは確かですので、選択肢のひとつとして検討する価値は充分にあるでしょう。
まとめ:マキシオンの太陽光パネルは発電力の高さと長期保証が魅力!
本記事でくわしく解説してきた「マキシオン太陽光パネルの特徴と魅力」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- マキシオンは、2020年にサンパワーから分離独立した超大手の太陽光発電メーカー
- 世界最高レベルの変換効率「22.6%」を実現しており、高い発電力に定評がある
- 他メーカーより格段に厳しい耐久テストを実施しており、パネルの安全性も高い
- 保証期間も「40年」と抜群に長く、無料で10年間付帯する自然災害補償もうれしい
- 価格設定は国内メーカー品とほぼ同じだが、性能や保証を考えれば高コスパといえる
国内メーカー品を大きく引き離す「22.6%」という変換効率を持つマキシオンは、「年間の発電量」を重視している方には最適な太陽光パネルといえます。
「初期費用を確実に回収したい」とお考えの方にも、保証期間が「40年」と長く、自然災害補償も利用できるマキシオンの太陽光パネルは有力候補となり得るでしょう。
数々の厳しい環境テストをクリアし、高温多湿な日本の環境にも耐えうる安全性・耐久性の高さも魅力ですので、ぜひ選択肢のひとつに取り入れてみてくださいね!
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