ヤマダ電機の外壁塗装は高い?価格相場やメリット・デメリットを徹底解説!
自宅の外壁塗装を検討している方の中には、家電だけでなく総合リフォームを取り扱う「ヤマダ電機」を選択肢に入れている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ヤマダ電機の外壁塗装の費用相場や、専門業者ではなくヤマダ電機に施工を依頼するメリット・デメリットを徹底解説していきます。
記事の後半では、施工依頼後に後悔しない「信頼できる業者選びのポイント」についても解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください!
目次
ヤマダ電機の外壁塗装は専門業者より高い?
公式カタログによれば、ヤマダ電機は塗料のグレードごとに3種類の外壁リフォームプランを提供しており、面積120㎡あたりの料金は「798,000・898,000円・948,000円(税抜)」です。
上記の外壁塗装料金には、以下の「標準工事費」も含まれています。
同様の塗料・条件のリフォームプランを提供する専門業者と比較した場合、ヤマダ電機の方が「約3〜5万円ほど高い」という結果となりました。
さらに、ヤマダ電機の標準工事費には「雨樋や軒天などの付帯物」の塗装費用が含まれていないため、実際の請求費用はさらに割高になります。
ヤマダ電機で外壁塗装を依頼する「3つのメリット」
つぎに、外壁塗装の専門業者ではなく、ヤマダ電機に外壁リフォームを依頼する「3つのメリット」について解説していきます。
メリット①:建物全体のリフォームをまとめて依頼できる
ヤマダ電機に外壁塗装を依頼する最大のメリットは、外壁や屋根の塗装だけでなく、建物全体のリフォームを一社でまとめて依頼できることです。
大手企業であるヤマダ電機は「トイレや水回り、浴室から太陽光パネル」まで多種多様なリフォーム商材取り扱っており、システムキッチンのバリエーションも豊富です。
さらに、屋根と外壁塗装を同時に依頼すると「合計金額から5%引き」されるなど、複数のリフォームを依頼することで「値引き」がある点もメリットといえるでしょう。
メリット②:独自の分割払いプランで無理なく支払える
ヤマダ電機の外壁塗装には、一括払いの他に「金利0%・100回払い」で料金を支払える独自の分割払いプランも用意されています。
たとえば798,000円の塗装プランなら「月々7,980円」の支払いで外壁リフォームが実現できるため、予算に余裕がない方には大きなメリットといえるでしょう。
一方で、ヤマダ電機の外壁塗装は専門業者より割高な可能性が高いため、「最終的に支払う総費用は高くなる」点には注意したいところです。
メリット③:倒産によるアフターサービス停止のリスクが少ない
大手企業であるヤマダ電機は、経営不振などで突然倒産する可能性が低いため、倒産の影響で外壁塗装のアフターサービスが停止してしまう心配がほとんどありません。
せっかく好条件な専門業者を見つけても倒産してしまっては元も子もないため、「外壁塗装は大手に任せたい」とお考えの方なら、ヤマダ電機を選択する価値はあるでしょう。
万が一ヤマダ電機がリフォーム事業から撤退しても、アフターフォローに関しては他社に引き継ぎを行う可能性が高いため、安心して依頼できます。
要注意!ヤマダ電機の外壁塗装の「4つのデメリット」
つづいて、ヤマダ電機に外壁塗装を依頼する前に確認したい「4つの気になるデメリット」について解説していきます。
デメリット①:専門業者より高い費用がかかる
ヤマダ電機の外壁塗装の最大のデメリットは、専門業者に比べて総支払額が「数万円〜数十万円」も高くついてしまうことです。
そもそもヤマダ電機は外壁塗装の実際の作業を「提携会社に委託」しており、専門業者では基本発生しない「中間手数料」が上乗せされている点にも注意すべきでしょう。
専門業者ならヤマダ電機と同じ金額で「ワンランク上の塗料」を選ぶことも充分可能ですので、大手だからと即決せず、一度専門業者にも相談することをおすすめします。
デメリット②:取り扱う塗料の種類が少ない
ヤマダ電機は外壁塗料に「大手塗料メーカーと共同開発したオリジナル塗料」を使用していますが、専門業者に比べると極端に種類が少ない点もデメリットです。
特に「下塗り材」の種類が少なく、外壁の材質との相性が悪い場合でも使用することになるため、結果的に塗装の劣化が早まるリスクも抱えています。
オリジナル塗料の品質自体には問題ないものの、知名度が低いため口コミや評判などの情報も収集しにくく、「実績がわかりにくい」点も不利といえるでしょう。
デメリット③:提携会社によって施工品質が変わる
ヤマダ電機の外壁塗装は各地域の提携会社が工事を行うため、担当する業者によっては「施工品質が低い可能性がある」点も大きなデメリットです。
塗装を行う提携会社は「契約者ではなくヤマダ電機が選ぶ」仕組みになっており、運悪く低品質な業者に当たった場合、後のトラブルにつながる可能性もあります。
現在ヤマダ電機は公式ホームページ上で提携会社を大募集しており、「実績作りのために提携している実績の浅い会社」が多く参入している可能性も十分考えられます。
デメリット④:トラブル対応が遅れる可能性がある
ヤマダ電機に依頼した外壁塗装に不具合が起きた場合、ヤマダ電機を窓口として提携会社とやり取りする流れとなるため、塗膜の補修などの対応が遅れる可能性があります。
繁忙期や人手不足など、提携会社の都合によっては「一週間以上待たされるケース」も想定されるため、その間に塗装の不具合が拡大するリスクも考えられます。
専属のスタッフが迅速・丁寧に対応を行う専門業者に比べて、万が一のトラブル時に対応がワンテンポ遅れるヤマダ電機は、「安心感」において劣勢といえるでしょう。
外壁塗装で「信頼できる業者」を選ぶポイントとは?
信頼できる塗装業者を見つけるためには、複数の業者のプラン内容・見積もり金額・保証内容を徹底的に比較する「相見積もり」がもっとも確実な方法です。
相見積もりを取る際には、ヤマダ電機のような大手量販店はもちろん、インターネット業者や地元のベテラン企業など、さまざまなジャンルの業者を比較すると費用の相場感が掴めます。
また、業者を比較する際には単純な価格の安さだけでなく、企業の実績や口コミ、スタッフの人柄や独自の保証サービスなども含めて、総合的に判断することも大切です。
相場より大幅に安い価格を提示する業者は、「手抜き工事」や「突然の倒産」などのトラブルを招く可能性がありますので、じっくり時間をかけて慎重に選びましょう。
まとめ:ヤマダ電機の外壁塗装は相場より割高!専門業者と比較してみよう
本記事でくわしく解説してきた「ヤマダ電機の外壁塗装の価格やメリット・デメリット」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- ヤマダ電機の外壁リフォーム料金は、塗装の専門業者に比べて「約3〜5万円」ほど割高
- 雨樋や軒下など付帯物の塗装料金が別途かかるため、実際の請求額はさらに割高になる
- 金利0%・100回払いのプランを選択できるため、余裕をもって支払える点はメリット
- 塗装にはオリジナル塗料を使用していおり、専門業者より選べる塗料の種類が少ない
- 実際の施工を行う提携業者を契約者で選べないため、品質がまちまちな点もデメリット
外壁塗装だけでなく、水回りから太陽光パネルまで一括でリフォームできるヤマダ電機ですが、専門業者と比較すると、価格や品質面で少々デメリットが目立つ結果となりました。
実際の請求額や使用する塗料、施工品質やアフターサービスは業者によって千差万別ですので、ヤマダ電機も含めて、ぜひさまざまな業者のプランを比較してみてくださいね!
【電子本(無料配布中)】蓄電池の選び方でお悩みの方はこちら▼
【電子本(無料配布中)】太陽光発電の選び方でお悩みの方はこちら▼
無料お見積もり依頼はこちらから▼
リノベステーションでのお取扱い商品はこちら▼
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!