メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
previous arrow
next arrow

蓄電池大きさの選び方完全ガイド

2025年09月18日更新

目次

蓄電池の大きさ(容量)の基本知識

家庭用蓄電池を選ぶ際に最も重要な要素の一つが、蓄電池の大きさ(容量)です。蓄電池の容量は「kWh(キロワットアワー)」という単位で表され、どれだけの電力を蓄えられるかを示す重要な指標となります。

蓄電池の容量によって、停電時に使用できる時間や太陽光発電との組み合わせ効果が大きく変わるため、ご家庭の電力使用状況に合わせた適切なサイズ選びが不可欠です。

容量別の分類と特徴

家庭用蓄電池は、容量によって以下の3つのカテゴリーに分類されます。

小容量タイプ(3kWh~5kWh)

導入コストを抑えたい方に適した容量帯で、価格相場は100万円~150万円程度となっています。このサイズは、最低限の電力確保を目的とする場合や、初期投資を抑えたい場合に選ばれることが多い容量です。

一般的な家庭の1日の電力消費量が10kWh~15kWh程度であることを考慮すると、小容量タイプでは緊急時の最低限の電力確保に留まります。

中容量タイプ(6kWh~10kWh)

最もバランスの取れた容量帯として多くの家庭で選ばれており、価格相場は150万円~200万円程度です。この容量であれば、停電時にも一定期間の電力供給が可能で、太陽光発電システムとの組み合わせ効果も期待できます。

4人家族の標準的な電力使用量を考慮すると、夜間の必要最低限の電力を確保しつつ、日中の太陽光発電による余剰電力の有効活用も図れる実用的なサイズです。

大容量タイプ(10kWh以上)

長時間の停電対応や電力自給自足を目指す方向けの容量で、価格相場は200万円~350万円程度となります。台風や地震などの自然災害による長期停電にも対応でき、太陽光発電システムと組み合わせることで高い自給率を実現できます。

家庭の電力使用量に基づく容量選び

世帯人数別の目安容量

蓄電池の適切な容量は、世帯人数と電力使用パターンによって決まります。

2人世帯の場合

推奨容量:4kWh~6kWh
日常的な電力使用量が比較的少ないため、中小容量の蓄電池で十分対応可能です。冷蔵庫、照明、テレビなどの基本的な家電製品を12時間程度稼働させることができます。

3~4人世帯の場合

推奨容量:6kWh~10kWh
標準的な家族構成における電力需要に対応できる容量です。エアコン1台、冷蔵庫、照明、テレビ、洗濯機などを含めて8~12時間程度の電力確保が可能となります。

5人以上の世帯の場合

推奨容量:10kWh以上
大家族や電力使用量の多い世帯では、大容量タイプが適しています。複数のエアコンや電力消費の多い家電製品を同時に使用しても、24時間程度の電力供給が期待できます。

使用したい機器別の必要容量

停電時に使用したい家電製品によっても、必要な蓄電池容量が変わります。

基本的な生活機器(冷蔵庫・照明・テレビ)

必要容量:3kWh~5kWh 生活に最低限必要な機器を12時間程度稼働させるために必要な容量です。

エアコン1台を含む場合

必要容量:6kWh~8kWh
夏場や冬場の快適な室温維持を考慮した容量です。エアコンの消費電力は機種により異なりますが、8畳用で1時間あたり0.5kWh~1kWh程度を目安とします。

全館空調や複数エアコンを使用する場合

必要容量:10kWh以上 住宅全体の快適性を維持したい場合は、大容量タイプが必要となります。

太陽光発電システムとの組み合わせ時の容量選び

太陽光発電容量との関係

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせる場合、太陽光発電の容量と蓄電池容量のバランスが重要です。

4kw太陽光発電システムの場合

推奨蓄電池容量:4kWh~8kWh
日中の発電量を効率的に蓄電し、夜間に活用するためのバランスの良い組み合わせです。余剰電力を無駄なく活用できる容量設定となります。

6kw太陽光発電システムの場合

推奨蓄電池容量:6kWh~12kWh
より多くの余剰電力を蓄電できるため、電力自給率の向上が期待できます。売電と自家消費のバランスを取りながら、経済効果を最大化できる組み合わせです。

売電との兼ね合い

住宅用太陽光発電(10kw未満)の売電価格は1kWhあたり15円(設置年度や電力会社によって異なります)であることを考慮し、自家消費と売電の最適なバランスを見つけることが経済性向上のポイントとなります。

設置スペースと物理的な大きさ

蓄電池の物理的サイズ

蓄電池の容量が大きくなるほど、設置に必要なスペースも拡大します。

小容量タイプ(3kWh~5kWh)

設置面積:約0.5畳~1畳
屋外設置型では幅60cm×奥行30cm×高さ60cm程度が標準的なサイズです。マンションのベランダや狭小住宅でも設置可能なコンパクトなサイズとなります。

中容量タイプ(6kWh~10kWh)

設置面積:約1畳~1.5畳 幅80cm×奥行40cm×高さ100cm程度が一般的で、戸建て住宅の外壁際や専用スペースでの設置に適しています。

大容量タイプ(10kWh以上)

設置面積:約1.5畳~2畳 幅100cm×奥行50cm×高さ120cm以上となることが多く、十分な設置スペースの確保が必要です。

設置場所の検討ポイント

蓄電池の設置場所を選ぶ際は、以下の条件を満たす必要があります。

屋外設置の場合

  • 直射日光を避けられる場所
  • 風通しの良い場所
  • 積雪や浸水のリスクが低い場所
  • メンテナンス作業が可能なスペース

屋内設置の場合

  • 適切な換気が確保できる場所
  • 重量に耐えられる床構造
  • 騒音対策が可能な場所

費用対効果を考慮した容量選び

初期投資と運用コストのバランス

家庭用蓄電池の費用相場は容量1kWhあたり20万円~30万円程度が基準となります。容量が大きくなるほど1kWhあたりの単価は下がる傾向にありますが、初期投資額は大幅に増加します。

経済性重視の場合

推奨容量:4kWh~6kWh 初期投資を抑えながら、電気代削減効果を実感できる容量です。投資回収期間も比較的短く設定できます。

バランス重視の場合

推奨容量:6kWh~8kWh 経済性と実用性のバランスが取れた容量で、多くの家庭で選ばれています。

安心・快適性重視の場合

推奨容量:8kWh以上 停電時の安心感や電力自給率の向上を重視する場合の容量です。

設置工事費用の考慮

蓄電池の標準的な設置工事費用は20万円~35万円程度となり、設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

ライフスタイル別の容量選択指南

在宅時間の長さによる選び方

共働き世帯(昼間不在が多い)

推奨容量:4kWh~6kWh 昼間の電力使用量が少ないため、太陽光発電との組み合わせで夜間使用分を蓄電できる容量で十分です。

在宅勤務世帯(昼間在宅が多い)

推奨容量:6kWh~10kWh 昼間の電力使用量も考慮し、より大きな容量を選ぶことで電力自給率の向上が図れます。

高齢者世帯(常時在宅)

推奨容量:8kWh以上 医療機器の使用や体調管理のためにも、十分な容量確保が重要です。停電時の不安を軽減するためにも大容量タイプが適しています。

災害対策重視の容量選び

自然災害による長期停電への備えを重視する場合、最低でも3日間(72時間)の電力確保を目安とした容量選びが推奨されます。

3日間対応可能な容量

  • 最低限の機器使用:9kWh~12kWh
  • 快適性を維持:15kWh~20kWh

将来の拡張性を考慮した容量選び

システム拡張の可能性

蓄電池システムは、後から容量を追加できる製品もあります。将来的な電力需要の変化を見越した選択も重要な検討ポイントです。

電気自動車(EV)導入予定がある場合

EVの充電を考慮し、現在の必要容量よりも2kWh~3kWh程度大きめの容量を選ぶか、V2H(Vehicle to Home)システムとの組み合わせを検討します。

住宅のオール電化化予定がある場合

ガス併用からオール電化への変更予定がある場合、エコキュートなどの導入により電力使用量が増加するため、現在の使用量の1.5倍程度の容量を目安とします。

蓄電池の寿命と容量劣化

寿命と性能維持

最新のリチウムイオン蓄電池の寿命は30年前後とされており、充放電サイクル数は6,000回から12,000回程度となります。この長期間にわたって安定した性能を維持するためには、適切な容量選択が重要です。

容量劣化への対策

蓄電池は使用年数とともに容量が徐々に減少します。初期容量の80%程度まで劣化することを想定し、少し余裕のある容量選択を行うことが長期的な満足度につながります。

おすすめの容量選択パターン

パターン1:経済性重視

  • 容量:4kWh~6kWh
  • 対象:電気代削減を主目的とする世帯
  • 特徴:投資回収期間が短く、確実な経済効果を実感

パターン2:実用性重視

  • 容量:6kWh~8kWh
  • 対象:停電対策と経済性の両立を求める世帯
  • 特徴:日常使用と緊急時対応のバランスが良い

パターン3:安心・快適性重視

  • 容量:8kWh以上
  • 対象:災害時の備えを重視する世帯
  • 特徴:長時間の停電にも対応可能で高い安心感

容量選択時の注意点

過大容量による弊害

必要以上に大きな容量を選択すると、以下のデメリットが生じる可能性があります。

経済的な負担増加

初期投資額の増大により投資回収期間が延長され、経済効果が薄れる場合があります。

設置スペースの問題

大容量蓄電池は設置面積も大きくなるため、限られた敷地では設置場所の確保が困難になる場合があります。

容量不足によるリスク

逆に容量が不足すると、以下の問題が発生する可能性があります。

停電時の電力不足

必要な家電製品を稼働させられず、期待した停電対策効果が得られない場合があります。

太陽光発電の余剰電力活用不足

太陽光発電システムとの組み合わせ時に、発電した電力を十分に蓄電できず、売電に依存する割合が高くなってしまいます。

最適な容量決定のためのチェックポイント

電力使用量の実測

最適な容量選択のためには、まず現在の電力使用状況を正確に把握することが必要です。

月別電力使用量の確認

過去1年間の電気使用量を月別に確認し、季節による変動パターンを把握することで、適切な容量設定が可能になります。

時間帯別使用パターンの分析

朝、昼、夜の時間帯別電力使用量を分析し、蓄電池からの放電タイミングと必要な容量を検討します。

将来計画の考慮

家族構成の変化予測

子どもの成長や家族構成の変化により、将来の電力使用量が変動する可能性を考慮した容量選択を行います。

住宅設備の更新計画

エアコンの買い替えや追加設置、オール電化への変更など、将来の設備変更計画も容量選択に反映させることが重要です。

蓄電池容量と補助金の関係

補助金活用による容量選択

蓄電池導入時には国や自治体からの補助金を活用できる場合があります。補助金額は容量に応じて決定されることが多く、補助金を考慮した実質負担額での容量検討が賢明です。

補助金の一般的な仕組み

  • 容量1kWhあたり一定額の補助
  • 設置費用の一定割合を補助
  • 上限額の設定

補助金制度は年度ごとに内容が変更される場合があるため、最新情報の確認が必要です。

専門家による容量診断の活用

プロによる現地調査の重要性

蓄電池の容量選択では、専門業者による現地調査と電力使用状況の詳細分析が有効です。

現地調査で確認される項目

  • 設置可能スペースの測定
  • 電気設備の現状確認
  • 太陽光発電システムとの適合性
  • 家庭の電力使用パターンの詳細分析

容量診断サービスの活用

多くの蓄電池販売業者では、無料の容量診断サービスを提供しています。過去の電気使用量データと将来の使用計画を基に、最適な容量提案を受けることができます。

設置環境や配線の複雑さ等により費用は変動しますので、詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

Q: 蓄電池の容量は大きければ大きいほど良いのでしょうか?

A:
蓄電池の容量は大きければ良いというものではありません。ご家庭の電力使用量に対して過大な容量を選択すると、初期投資額が増大し投資回収期間が延長されるため、経済効果が薄れる可能性があります。また、設置スペースや重量の問題も発生します。最適な容量は、電力使用パターンと設置環境、予算を総合的に考慮して決定することが重要です。

Q: 4人家族に最適な蓄電池容量はどのくらいですか?

A:
4人家族の場合、一般的には6kWh~10kWh程度の容量が推奨されます。この容量であれば、エアコン1台、冷蔵庫、照明、テレビ、洗濯機などの基本的な家電製品を8~12時間程度稼働させることが可能です。ただし、電力使用量は各家庭によって大きく異なるため、過去1年間の電気使用量を確認し、専門業者による容量診断を受けることをお勧めします。

Q: 太陽光発電と蓄電池の容量バランスはどう考えれば良いですか?

A:
太陽光発電システムと蓄電池の容量バランスは、発電量と電力使用パターンによって決まります。一般的には太陽光発電容量の1~2倍程度の蓄電池容量が効率的とされています。例えば4kwの太陽光発電システムの場合、4kWh~8kWhの蓄電池が適切です。余剰電力の売電と自家消費のバランスを考慮し、経済効果を最大化できる組み合わせを選択することが大切です。

Q: 蓄電池の容量が劣化した場合はどうなりますか?

A:
蓄電池は使用年数とともに容量が徐々に減少し、一般的には初期容量の80%程度まで劣化することがあります。最新のリチウムイオン蓄電池の寿命は30年前後とされており、長期間にわたって使用可能です。容量劣化を考慮し、必要容量よりも少し余裕のある容量を選択することで、長期的な満足度を維持できます。多くの製品では保証期間中の容量劣化については基本的には保証対象となります。

Q: 小さい容量から始めて後から拡張することは可能ですか?

A:
蓄電池システムの中には、後から容量を追加できる拡張可能な製品もあります。ただし、全ての製品が拡張対応しているわけではなく、初期設置時に拡張対応製品を選択する必要があります。また、拡張時には追加工事費用も発生するため、将来の電力需要変化を予測し、可能であれば初期段階で適切な容量を選択することが経済的です。拡張を検討する場合は、設置業者に拡張対応製品の選択肢を確認することをお勧めします。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!