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【初心者向け】蓄電池とは?具体的なメリット・デメリットを解説!

2024年01月04日更新

蓄電池についての知識を深めたい」
蓄電池のメリットデメリットをそれぞれ知りたい」
蓄電池を導入したい」

今回はこういった悩みに答えていきます。

本日の内容は下記の通りです。

それぞれ深堀していきます。

蓄電池とは?【電気代を節約できます】

蓄電池の概要を説明していきます。

結論は、蓄電池とは何回でも使用できる電池のことです。
例えばですが、みなさんがよく使う「単三電池」などは、一次電池といい、使い切ってしまえば、そこで終了です。再度使うためには、再び購入する必要があります。
端的にいうと「消耗品」です。

それに対し、「蓄電池」は二次電池といい、一度電気を使い切ってしまったとしても、再び充電すれば、何度も使うことができます。再び新しい電池を購入する必要がなくなり、その分の費用が浮きます。
端的にいうと「使い回し品」です。

詳しくは、下記の表にまとめましたので、ご覧ください。

 

種類

性質

価格

蓄電池

二次電池

何回も使える

高い

スマートフォンのバッテリー・エコカーなど

単三電池

一次電池

一度きりしか使えない

安い

単三電池

蓄電池の種類はどのくらいあるの?

蓄電池の種類を解説していきます。

具体的には、下記をご覧ください。

  1. 単三機能型蓄電池
  2. ハイブリット型蓄電池
  3. トライブリッド型蓄電池
  4. スタンドアロン型蓄電池

それぞれ簡単に、「特徴・メリット・デメリット」をまとめまていきます。

単三機能型蓄電池

1種類目は、単三機能型蓄電池です。
蓄電池の中でも、オーソドックスなタイプのものです。

具体的な説明は、下記の通りです。

  • 特徴:独自してる電源だけでも使用可能
  • メリット:太陽光発電設備の保証期間を気にせずに使用できる
  • デメリット:変換ロスが生じる。太陽光で発電した電気を使う際に、一度返還を挟む必要があるため少々面倒。

ハイブリット型蓄電池

2種類目は、ハイブリット型蓄電池です。

イメージとしては、太陽光発電と蓄電池が、合体している感じです。

具体的な説明は、下記の通りです。

  • 特徴:発電した電力をそのまま貯められる(変換しなくて良い)
  • メリット:変換ロスが少ない。太陽光発電を導入していないなら1台でOK。
  • デメリット:故障した際に、面倒。

トライブリッド型蓄電池

3種類目は、トライブリット型の蓄電池です。

トライブリットということで、「太陽光発電と蓄電池、そして電気自動車」を合体させたイメージです。

  • 特徴:3つのパワコン(上記参照)が一体化している
  • メリット:太陽光をつける人は、電気自動車にも使えるので「お得」。
  • デメリット:値段が高い。

スタンドアロン型蓄電池

最後に、スタンドアロン型の蓄電池です。

コンセントから電気をためるタイプです。イメージとしては、スマホのモバイルバッテリーのような感じです。

  • 特徴:容量が小さい。
  • メリット:コンパクト・低価格・設置工事が不要・移動ができる
  • デメリット:容量が小さい、太陽光発電と連携できない。

上記の通り、蓄電池には「4つの種類があること」を覚えておきましょう。

蓄電池のメリットとは?

蓄電池のメリットを解説していきます。
先ほど解説した「メリット」は、蓄電池自体のメリット(特徴)で、これから解説するメリットは、「蓄電池を導入するメリット」です。

結論は、下記の4つです。

  • 災害時に電気が使える
  • 基本電気料金が削減できる
  • 太陽光発電とセットで使えば、さらに節約できる
  • 自家消費できる

それぞれ深堀していきます。

災害時に電気が使える

1つ目のメリットは「災害時でも電気が使える」ことです。
蓄電池は、電気をためて起きるため、災害時にも使えます。

例えばですが、704kwhの蓄電容量がフル充電の状態の場合は、下記の電気器を12時間使い切ることができます。

  • 照明器具を12時間使える
  • 携帯電話の充電を12時間使える
  • テレビを12時間使える
  • パソコンを12時間使える
  • 扇風機を12時間使える
  • 冷蔵庫を12時間使える

もちろん、蓄電池の「種類」や充電量によって異なりますが、最低でも6時間ほどは、上記の電気機器を災害時でも利用できます。

基本電気料金が削減できる

2つ目のメリットは「基本電気料金が削減できる」ことです。
電気は時間帯によって、値段が変わってきます。
蓄電池は電気を貯めて、使えるため、上記の対策になります。

具体的にいうと、値段が高い昼間に電気をため、値段の安い夜に使うことで、電気を効率敵に使うことができます。

この方法を「ピークシフト」といいますが、覚えなくてもOKです。

太陽光発電とセットで使えば、さらに節約できる

3つ目のメリットは「太陽光発電とセットで使えば、さらに節約できる」ことです。

太陽光発電で余った電気を買い取ってもらえる制度の期間は10年です。
もし、この期限が過ぎてしまっても、自分の家で発電した電気を、自分の家の蓄電池で消費することができます。

これによって大幅に電気代を削減することができます。

自家消費できる

4つ目のメリットは「自家消費」できるようになることです。

これは「3つめのメリット」と少々かぶるのですが、自分の家で発電した電気を、蓄電池はあれば消費できることを指します。
例えばですが、先ほど触れた「家電」の他にも、電気自動車の充電することも可能です。

これに関しては、「蓄電池の種類」で触れた「トライブリット型の蓄電池を使う必要がありますが、自宅でも電気自動車を充電できるので、非常に効率よくコストが削減できると思います。

蓄電池のデメリットとは?

蓄電池はメリットだけではなく、デメリットも存在します。
蓄電池のデメリットを解説していきます。

結論は、下記の4つです。

  • 初期費用が高い
  • 蓄電池は徐々に劣化していく
  • 貯められる容量は決まっている
  • 設置スペースが必要になる

それぞれ深堀していきます。

デメリットは大切なので、知っておく必要ありです。

初期費用が高い

1つ目のデメリットは「初期費用が高い」ことです
単三電池と違い、蓄電池は価格が大きいです。

機種によって異なりますが、一般的に家庭で使用されるモデルの蓄電池の値段は、容量が4~8kwh程度の場合、「150万円から200万円」ほどの費用がかかります。
蓄電池を導入するメリットは「設置状況」や「ライフスタイル」によって異なりますが、導入するコストのみで考えるのであれば、コスパはあまり良くないのが現状です。

蓄電池は徐々に劣化していく

2つ目のデメリットは「蓄電池は徐々に劣化していく」ことです。

蓄電池は「消耗品」です。車や家と同じイメージで、いつかは壊れます。
蓄電池には「寿命」があり、使用環境や使い方によって「劣化」のタイミングが早まる可能があります。

また、蓄電池は「過充電」や「過放電」を繰り返したり、極端に熱い地域での使用は、劣化が早まると言われています。
そのため、もしあなたが蓄電池の導入を考えているのであれば、正しい環境と正しい使い方を守る必要があります。これは重要ですので、覚えておきましょう。

貯められる容量は決まっている

3つ目のデメリットは「貯められる容量は決まっている」ことです。
蓄電池には貯められる容量が決まっています。

つまり、使った分は減るので、いざ非常時に電気を使うとなると「足りない」場合も考えられます。

蓄電池には「モード設定」や「本殿開始時間」や「残量」などの設定があり、これらを使いこなすことで、蓄電ライフが快適になるでしょう。
なので、蓄電池を使う際には、、「残量」を意識しながら使うことが大切になってます。

設置スペースが必要になる

4つ目のデメリットは「設置スペースが必要になる」ことです。

蓄電池は基本的に、屋内か屋外に設置します。
ゆえに、場所の確保が必要になってくるのです。

家庭用サイズの目安としては、下記の通りです。

  • 横幅:約80cm
  • 奥幅:約40cm
  • 高さ:約100cm

また、設置場所は「高温」や「低温」になりすぎない場所が適しています。
蓄電池を長く使いたいのであれば、設置場所を事前に考えておく必要があります。

まとめ【蓄電池は次世代の節約術!】

今回は、初心者さんに向けて、蓄電池の概要と、具体的なメリット・デメリットを解説しました。
例えばですが、みなさんがよく使う「単三電池」などは、一次電池といい、使い切ってしまえば、そこで終了です。再度使うためには、再び購入する必要があります。
端的にいうと「消耗品」です。

それに対し、「蓄電池」は二次電池といい、一度電気を使い切ってしまったとしても、再び充電すれば、何度も使うことができます。再び新しい電池を購入する必要がなくなり、その分の費用が浮きます。
端的にいうと「使い回し品」ということでした。

そして、蓄電池の種類は4つありました。

具体的には、下記をご覧ください。

蓄電池のメリットが4つありました。

  • 災害時に電気が使える
  • 基本電気料金が削減できる
  • 太陽光発電とセットで使えば、さらに節約できる
  • 自家消費できる

蓄電池のデメリットが4つありました。

  • 初期費用が高い
  • 蓄電池は徐々に劣化していく
  • 貯められる容量は決まっている
  • 設置スペースが必要になる

参考になれば幸いです。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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