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「IHはやめたほうがいい」は本当?9つのデメリットと8つのメリットを徹底比較

オール電化 2025年10月27日更新

IHクッキングヒーターの導入を検討する際、「IHはやめたほうがいい」という意見を目にして不安になっていませんか。確かにIHには特有のデメリットが存在しますが、それを上回るメリットも多く、ガスコンロと比較してご家庭のライフスタイルに合うかどうかを見極めることが重要です。

この記事では、IH導入で後悔しないために知っておくべき「やめたほうがいい」と言われる理由と、ガスコンロとの比較、導入判断のポイントを専門家の視点で徹底解説します。

この記事の要点(結論)

  • 「IHはやめたほうがいい」かは、料理のスタイル、安全性への要求、光熱費の考え方(オール電化にするか否か)によって結論が異なります。
  • 主なデメリットは「使える鍋の制限」「停電時の停止」「ガス特有の調理法(鍋振り・炙り)の不可」です。
  • 一方、「掃除の容易さ」「火災リスクの低減」「高い熱効率」はガスコンロにはない大きなメリットです。

目次

第1章:「IHはやめたほうがいい」と言われる9つの理由(デメリット)と対策

【この章の要旨】

IHクッキングヒーターが「やめたほうがいい」と言われる主な理由は、調理器具の制限、調理方法の違い、停電時のリスク、そして導入・交換コストにあります。これらのデメリットがご自身のライフスタイルにとって許容範囲内かを事前に確認することが、後悔しないための第一歩です。

IH導入後に「こんなはずではなかった」と後悔するポイントは、主に9つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

理由1:使える鍋やフライパンが限られる

IHは「Induction Heating(電磁誘導加熱)」の略で、磁力線の働きで鍋自体を発熱させる仕組みです。そのため、鍋底が平らで、IHに対応した材質(主に鉄やステンレス)のものしか使用できません。

アルミ製、銅製、土鍋、耐熱ガラス製の鍋は、底面に特殊な加工がされていない限り使えません。また、鍋底が反っていたり、小さすぎたり(一般的に直径12cm未満)すると、センサーが反応せず加熱できない場合があります。長年愛用してきた調理器具が使えなくなる可能性は、大きなデメリットです。

理由2:鍋振り(あおり調理)ができない

中華料理などで多用する「鍋振り」は、IHの構造上困難です。IHはトッププレート(天板)と鍋底が密着することで効率よく加熱されます。鍋をプレートから離すと加熱が止まってしまう(または火力が著しく落ちる)ため、チャーハンなどをパラっと仕上げる「あおり調理」には向きません。

ただし、近年の高機能モデルでは、鍋を少し離しても加熱が継続する「光火力センサー」などを搭載したものもありますが、ガスコンロの感覚とは異なります。

理由3:直火(炙り)調理ができない

当然ながら、IHには火が出ません。そのため、コンロの火で直接炙るような調理(例:焼きナス、海苔を炙る、スルメを炙る)はできません。これらの調理を頻繁に行う方にとっては不便に感じるでしょう。代替策として、魚焼きグリル(IHに付属)やキッチントーチ(カセットガスバーナー)を使うことになります。

理由4:火力調整が感覚的でない

ガスコンロは「火の大きさ」で直感的に火力を判断できますが、IHは「1〜9」といったレベル表示や「弱・中・強」のボタンで操作します。特に長年ガスコンロに慣れ親しんだ方からは、「とろ火」や「中火の弱め」といった微細な火力調整が難しい、という声が聞かれます。

理由5:停電時に一切使えなくなる

これはオール電化住宅全体のデメリットですが、IHクッキングヒーターは電気で動作するため、停電が発生すると一切の調理機能が停止します。ガスコンロ(特に乾電池で点火するタイプ)やカセットコンロが災害時に役立った経験を持つ方から見ると、これは大きなリスクと感じられるでしょう。

対策として、太陽光発電と蓄電池を導入していれば停電時でも自立運転で使用できる可能性がありますが、設備投資が別途必要です。

理由6:電磁波(電磁界)への懸念

IHは電磁誘導加熱の仕組み上、電磁波(電磁界)を発生させます。この電磁波が健康に与える影響を心配する声もあります。

ただし、IHクッキングヒーターから発生する電磁波は、国際的なガイドライン(ICNIRP:国際非電離放射線防護委員会)の基準値を大幅に下回るレベルであることが公的機関によって確認されています。例えば、総務省や経済産業省も、通常の使用方法であれば健康への悪影響はないとの見解を示しています。

出典:総務省 電磁界情報センター「IH調理器から発生する電磁界」

理由7:トッププレート(天板)の焦げ付き・汚れ

「IHは掃除が楽」というメリットの裏返しですが、トッププレートはガラス製のため、使い方を誤ると焦げ付きや傷が目立ちます。特に、吹きこぼれを放置したまま加熱を続けたり、鍋底に汚れが付いたまま使用したりすると、焦げ付きが固着してしまいます。また、鍋を強く引きずると細かな傷がつく原因にもなります。

理由8:導入費用(本体価格)がガスコンロより高い傾向

IHクッキングヒーター本体の価格は、同等グレードのガスコンロと比較して高額になる傾向があります。また、新規で導入する場合は、200Vの専用電源回路工事が必要となり、その工事費も発生します。

特に、プロパンガス地域からオール電化(IH+エコキュート)へ切り替える場合、光熱費削減メリットは大きくなりますが、初期投資がガス機器の入れ替えよりも大きくなる点は考慮が必要です。

理由9:火が見えないことへの不安

調理中、「火が出ない」ことは安全性(メリット)であると同時に、一部の方にとっては「本当に加熱されているか分かりにくい」「調理している実感がない」という不安や物足りなさにつながることがあります。特にご高齢の方など、長年の習慣から火加減を目視で確認したい方には馴染みにくい場合があります。

【この章のまとめ】

「IH やめたほうがいい」という意見には、調理器具や調理法の制限、停電リスク、コストといった明確な根拠があります。これらのデメリットがご自身の料理スタイルや価値観と合わない場合、無理に導入すると後悔につながる可能性があります。

第2章:後悔する人だけではない。IHクッキングヒーターの8つのメリット

【この章の要旨】

IHクッキングヒーターには、デメリットを上回る可能性のある多くのメリットが存在します。特に「安全性(火災リスク低減)」「清掃性(掃除の手間削減)」「高い熱効率」は、ガスコンロにはない大きな利点であり、日々の暮らしの快適性と経済性に直結します。

一方で、IHを導入して「非常に満足している」という声が多いのも事実です。ガスコンロと比較した際の、IHならではのメリットを8点解説します。

メリット1:安全性が高い(火災リスクの低減)

IH最大のメリットは安全性です。火を直接使わないため、ガスコンロで起こりがちな「衣服への燃え移り(着衣着火)」や「消し忘れによる火災」のリスクが格段に低くなります。

消防庁のデータでも、住宅火災の原因として「こんろ」は常に上位ですが、その多くはガスコンロによるものです。IHには「切り忘れ防止機能」「鍋なし自動OFF」「高温自動停止」といった多様な安全機能が標準搭載されており、小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭でも安心して使いやすい設計になっています。

出典:総務省消防庁 令和5年版 消防白書「火災種別ごとの状況」

メリット2:掃除が圧倒的に楽(清掃性)

日常の利便性として最も実感しやすいのが掃除の容易さです。IHのトッププレートは凹凸のないフラットなガラス製です。ガスコンロのような五徳(ごとく)やバーナー周りの複雑な部品がないため、調理後の吹きこぼれや油ハネも、さっと拭くだけで簡単にキレイになります。

日々の掃除の手間が大幅に削減されることは、共働き世帯や家事の時短を重視する方にとって大きな魅力です。

メリット3:火力が強く、熱効率が高い

「IHは火力が弱い」というのは過去のイメージです。現在のIHは非常に高火力で、特にお湯を沸かすスピードはガスコンロ(特に標準バーナー)を凌駕します。

さらに重要なのが「熱効率」です。ガスコンロの熱効率が約40%〜55%(炎によって周囲に逃げる熱が多いため)なのに対し、IHの熱効率は約80%〜90%(鍋自体を直接発熱させるため)と非常に高いのが特徴です。エネルギーを無駄なく調理に使えるため、経済的であると言えます。

メリット4:キッチンが暑くなりにくい(上昇気流の抑制)

メリット3の熱効率の高さに関連しますが、IHは周囲の空気への熱の放出が少ないため、夏場のキッチンでも室温が上がりにくく、快適に調理できます。

また、ガスコンロのように燃焼による上昇気流が発生しないため、油を含んだ湯気(油煙)が広範囲に飛び散りにくく、結果として換気扇や壁のベタつき汚れが軽減されるという副次的なメリットもあります。

メリット5:デザイン性が高く、キッチンがスッキリする

フラットでスタイリッシュなデザインは、IHの大きな魅力です。凹凸がないため、調理していない時は作業スペースの一部として使うこともでき、キッチン全体を広くスッキリと見せることができます。モダンなインテリアを好む方には最適です。

メリット6:オール電化との相性が抜群(光熱費一本化)

IHを導入する方の多くは、給湯器に「エコキュート」を組み合わせた「オール電化」を選択します。オール電化にすると、ガス基本料金が不要になり、光熱費を電気代に一本化できます。

さらに、電力会社が提供するオール電化向け料金プラン(夜間電力(深夜電力)が割安になるプラン)を活用し、夜間にエコキュートでお湯を沸かしたり、食洗機や洗濯乾燥機をタイマー運転したりすることで、家庭全体の光熱費を最適化できる可能性があります。

メリット7:便利な機能(タイマー・温度設定)が豊富

IHには、ガスコンロ(高価格帯モデルを除く)にはない便利なデジタル機能が豊富に搭載されています。

例えば、「調理タイマー(自動消火)」「湯沸かし機能(沸騰したら自動停止)」「揚げ物温度キープ機能(設定温度を維持)」などです。煮込み料理や揚げ物、パスタを茹でる際などに非常に便利で、調理の失敗を減らし、時短にも貢献します。

メリット8:室内の空気を汚さない(燃焼ガス不発生)

ガスコンロは燃焼時に二酸化炭素(CO2)や、微量ながら窒素酸化物(NOx)などを発生させます。また、水蒸気も多く発生するため、結露の原因になることもあります。

IHは燃焼を伴わないため、これらの燃焼ガスが発生せず、室内の空気をクリーンに保てます。高気密・高断熱住宅との相性も良いとされています。

【この章のまとめ】

IHのメリットは、安全性、清掃性、経済性(熱効率)、快適性(室温)に集約されます。特に「火を使わない安全性」と「掃除の手軽さ」は、ガスコンロでは得難い明確な利点です。

第3章:【徹底比較】IH vs ガスコンロ 結局どちらを選ぶべきか

【この章の要旨】

IHとガスコンロの選択は、導入コスト、ランニングコスト(光熱費)、そして調理スタイルという3つの軸での比較が不可欠です。特に光熱費は、オール電化にするか、どの電力・ガス会社と契約するかによって大きく変動するため、ご家庭の状況に合わせた試算が重要です。

デメリットとメリットを踏まえ、IHとガスコンロを主要な比較軸で整理します。どちらがご家庭に適しているか、客観的に判断しましょう。

比較項目 IHクッキングヒーター ガスコンロ
安全性(火災) ◎(火を使わないため極めて安全) △(着衣着火・消し忘れリスクあり)
清掃性 ◎(トッププレートがフラット) △(五徳やバーナー周りが複雑)
火力(湯沸かし) ◎(高火力・高熱効率で速い) ◯(高火力だが熱効率はIHに劣る)
調理の多様性 △(鍋振り・炙り不可、鍋制限あり) ◎(調理法・鍋を選ばない)
災害時(停電) ×(使用不可 ※蓄電池等あれば別) ◯(乾電池式なら使用可。ガス停止時は不可)
災害時(ガス停止) ◯(電気が復旧すれば使用可) ×(ガスが復旧するまで使用不可)
導入コスト △(本体が高価、200V工事費) ◯(本体価格は比較的安価)
ランニングコスト ◯(オール電化プラン活用でメリット大) ◯(都市ガスは安価、LPガスは割高)
快適性(室温) ◎(キッチンが暑くなりにくい) △(燃焼熱で室温が上がりやすい)
※コストや機能は製品グレードにより異なります。ランニングコストは契約プランや使用状況次第です。

光熱費(ランニングコスト)の比較に関する注意点

「IH(オール電化)とガス併用はどちらが安いか」という議論は、ご家庭の状況によって結論が全く異なります。

  1. ガスの種類(都市ガス vs プロパンガス)一般的にプロパンガス(LPガス)は都市ガスよりも料金が高額です。現在プロパンガスをご利用のご家庭がオール電化(IH+エコキュート)に切り替えた場合、光熱費が大幅に削減できるケースが多く見られます。一方、都市ガスをご利用の場合、削減メリットは限定的か、かえって高くなるケースもあります。
  2. 電気料金プランと使用スタイルオール電化のメリットを最大化するには、夜間電力が安いプランに加入し、日中の電力使用を抑え、夜間にエコキュートや食洗機を稼働させる「シフト」が必要です。日中も在宅時間が長く、電気を多く使うライフスタイルの場合、オール電化プランが不利になることもあります。
  3. 世帯人数とエネルギー使用量使用するお湯の量や調理の頻度によっても、最適なエネルギー源は変わります。

光熱費の比較は、単に「IHかガスか」ではなく、「(IH+エコキュート)+オール電化プラン」と「(ガスコンロ+ガス給湯器 or エコキュート)+ガス・電気併用プラン」のトータルコストでシミュレーションする必要があります。提示されたシミュレーションがご自身の家庭環境に合っているか、慎重な確認が求められます。

【この章のまとめ】

安全性と清掃性を最重要視するならIH、調理の自由度と災害時の柔軟性を重視するならガスコンロが適しています。光熱費はご家庭の状況(特にガスの種類と電気の使い方)次第であり、安易な試算は危険です。

第4章:IH導入で後悔しないための判断基準と注意点

【この章の要旨】

IH導入の最終判断は、「ご自身の料理スタイル」「安全への価値観」「災害(停電)への備え」の3点を受け入れられるかで決まります。また、導入時はエコキュート等と合わせた補助金制度の活用や、信頼できる施工業者の選定が不可欠です。

「IH やめたほうがいい」という情報を踏まえた上で、ご自身が導入すべきか否かを判断するための基準を解説します。

判断基準1:ご自身の料理スタイルに合うか

最も重要な判断基準です。以下の項目に当てはまる方は、IH導入に慎重になるべき(=やめたほうがいい)かもしれません。

  • 中華鍋などで鍋振りを多用する。
  • 直火での炙り調理を頻繁に行う。
  • アルミ製や銅製、土鍋など、お気に入りの調理器具を使い続けたい。
  • 火加減を目視で(感覚的に)調整したい。

逆に、以下に当てはまる方は、IHのメリットを強く享受できる(=導入したほうがいい)可能性が高いです。

  • 調理は煮込み、茹で、炒め物が中心。
  • 揚げ物や湯沸かしを安全・手軽に行いたい。
  • 調理器具はIH対応品に買い替えることに抵抗がない。

判断基準2:安全性と清掃性への価値観

「火災のリスクをゼロに近づけたい」「日々の掃除の手間を徹底的に省きたい」というニーズは、IH導入の強い動機になります。特に、小さなお子様やご高齢の家族がいるご家庭、あるいは留守番中にお子様が火を使うことに不安がある場合、IHの安全性は大きな価値となります。

判断基準3:停電(オール電化)のリスクを許容できるか

IHを選ぶことは、多くの場合オール電化を選択することと同義です。停電時に調理ができなくなるリスクをどう捉えるかが問われます。

このリスクは、カセットコンロやポータブル電源を常備することで軽減できます。さらに、太陽光発電と蓄電池を導入すれば、停電時でもIHやエコキュート(一部機能)を使える可能性があり、むしろ災害に強い住宅となります。

注意点:補助金制度の活用(エコキュート等との連携)

IHクッキングヒーター単体での補助金は限定的ですが、エコキュート(高効率給湯器)と同時に導入する場合、国の大型補助金(例:「給湯省エネ事業」など)の対象となる場合があります。

オール電化へ移行する際は、これらの補助金制度を最大限活用することで、導入コストを大幅に抑えられる可能性があります。ただし、補助金は年度ごとに要件や予算が異なり、申請も複雑です。制度に詳しい専門業者への相談が不可欠です。

【この章のまとめ】

ご自身の料理スタイルがIHの制約(鍋振り不可など)を受け入れられるか、安全性・清掃性をどれだけ重視するか、停電リスクにどう備えるか、の3点をご家庭で話し合うことが後悔しないための鍵です。

補助金制度は複雑で、年度や自治体によって要件が異なります。適用可否の判断や、停電リスクへの最適な備え(蓄電池など)について迷ったら、無料で「契約前の中立アドバイス」を受けておくと、判断ミスを防ぎやすくなります。 ※費用や制度適用は条件により異なります。

第5章:IH導入の業者選びと最終判断

【この章の要旨】

IH(オール電化)の導入は、製品知識だけでなく、電気工事、補助金申請、そしてご家庭の光熱費プランの最適化まで、幅広い知見を持つ業者選びが成功の鍵を握ります。複数の業者から見積もりを取り、提案内容(特に光熱費シミュレーションの根拠)を比較検討することが重要です。

IHクッキングヒーターの導入、特にオール電化への切り替えは、単純な機器交換以上の専門知識を要します。

信頼できる業者の見極めポイント

  1. 光熱費シミュレーションの具体性「必ず安くなる」といった曖昧な説明ではなく、現在のご家庭の電気・ガスの使用状況(検針票)に基づいた、具体的なシミュレーションを提示してくれるかを確認しましょう。その際、どの電力プランを前提にしているか、日中と夜間の使用量想定が現実的か、といった根拠の確認が重要です。
  2. 電気工事の資格と実績IH導入には200Vの専用回路増設など、専門の電気工事(第二種電気工事士以上の資格)が必要です。自社で有資格者が施工するか、信頼できる協力会社がいるか、施工実績は十分かを確認しましょう。
  3. 補助金申請のサポート体制前述の通り、エコキュート等と合わせた補助金活用は非常に重要です。最新の制度情報を把握し、煩雑な申請手続きを代行または丁寧にサポートしてくれる業者を選びましょう。
  4. アフターサービスと保証IHもエコキュートも10年〜15年程度使用する住宅設備です。設置後の不具合対応や、メーカー保証に加えた独自の工事保証(施工保証)の有無を確認することも大切です。

最終判断:「やめたほうがいい」情報との向き合い方

「IH やめたほうがいい」という情報は、主にガスコンロの利便性(鍋振り・炙り・停電時)を失うことへの懸念から来ています。この懸念がご自身にとって決定的な問題であるならば、ガスコンロの継続(または最新のガスコンロへの交換)が賢明な判断です。

しかし、その懸念よりも「火を使わない安全性」「掃除の手間削減」「オール電化による光熱費最適化の可能性」といったメリットに魅力を感じるならば、IHはご家庭の暮らしを豊かにする選択肢となります。

デメリットを正確に理解し、対策(停電にはカセットコンロ、調理器具は買い替えなど)を講じた上で、メリットが上回ると判断できるか。それが最終的な答えとなります。

【この記事の総まとめ】

IHクッキングヒーターを「やめたほうがいい」かは、個々のライフスタイルに依存します。安全性と清掃性は大きなメリットですが、調理法や器具の制限、停電時のリスクは明確なデメリットです。光熱費はオール電化プランとの兼ね合いで決まるため、専門業者による正確なシミュレーションと、補助金制度の活用が導入成功の鍵となります。

よくある質問(FAQ)

など、加熱不要な食料の備蓄。\n・(導入コストはかかりますが)太陽光発電と蓄電池の導入:蓄電池があれば、停電時でもIHの一部(または全部)や電子レンジなど、最低限の調理家電を使用できる可能性があります。” } }, { “@type”:

Q1. IHクッキングヒーターの導入費用や交換費用は?

IHクッキングヒーターの導入費用は、機器本体の価格と工事費の合計で決まります。

  • 機器本体:グレードによりますが、約10万円〜30万円程度が相場です。
  • 標準交換工事費(IHからIHへ):約3万円〜5万円程度。
  • 新規設置工事費(ガスコンロからIHへ):200V専用電源回路の増設工事などが必要となるため、約6万円〜10万円程度が目安です。

合計すると、新規導入の場合は約16万円〜40万円程度を見込む必要があります。ただし、これはあくまで目安であり、建物の構造や既存の配線状況によって工事費は変動します。

※金額・効果は条件により変動します。

Q2. IHの電磁波は本当に安全ですか?

IHクッキングヒーターから発生する電磁波(電磁界)については、健康への影響を心配する声もありますが、公的機関は「通常の使用では問題ない」との見解を示しています。

国内で販売されている製品は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が定める国際的なガイドラインの基準値をクリアするように設計されています。総務省などの調査でも、IH調理器から発生する電磁波は、この基準値を大幅に下回っていることが確認されています。

ただし、心臓ペースメーカーなど医療機器をご使用の方は、念のため専門医や機器メーカーに使用上の注意点を確認することをお勧めします。

出典:総務省 電磁界情報センター「IH調理器から発生する電磁界」

Q3. IHが故障した場合の修理・交換目安は?

IHクッキングヒーターの寿命(交換目安)は、一般的に約10年〜15年とされています。これは設計上の標準使用期間であり、使用頻度や使い方によって前後します。

メーカーによる部品の保有期間(修理対応が可能な期間)は、製造終了後約10年程度が一般的です。使用開始から10年近く経過し、トッププレートの割れや、一部のヒーターが加熱しない、電源が入らないといった重大な故障が発生した場合は、修理費用が高額になる可能性があり、最新機種への交換を検討するタイミングとなります。

Q4. 停電時に備えておくべきことは?

IHクッキングヒーターは停電時に一切使用できなくなります。これはオール電化住宅共通のリスクです。このリスクに備えるため、以下の準備をお勧めします。

  • カセットコンロとガスボンベの備蓄:最も手軽で安価な対策です。数日分の調理に対応できるよう、ボンベも余裕をもって準備しておきましょう。
  • レトルト食品や缶詰など、加熱不要な食料の備蓄。
  • (導入コストはかかりますが)太陽光発電と蓄電池の導入:蓄電池があれば、停電時でもIHの一部(または全部)や電子レンジなど、最低限の調理家電を使用できる可能性があります。

Q5. 最終的に「ih やめた 方がいい」のはどんな人?

以下の項目に複数当てはまる方は、IHを導入すると後悔する可能性があり、「やめたほうがいい」(ガスコンロが適している)と考えられます。

  • 中華鍋での鍋振りや、直火での炙り調理を頻繁に行う方。
  • アルミ製、銅製、土鍋など、IH非対応のお気に入りの調理器具を使い続けたい方。
  • 停電時に一切調理ができなくなるリスクを、カセットコンロ等で備えるのが面倒だと感じる方。
  • 導入コスト(本体+工事費)をできるだけ安く抑えたい方(特にガスコンロからの交換の場合)。
  • 火加減を「火の強さ」で直感的に調整したい方。
 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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