スマートホームに蓄電池は必要?スマートハウスとの違いや懸念点も!
スマートホームと聞くと、スマートスピーカーに代表されるように「オシャレな家」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。ともなれば、誰もが「せっかくだからオシャレなスマートホームにしたい」と願うことでしょう。
そこで今回の記事では、スマートホームの概要を紹介すると共に、スマートホームと似た言葉であるスマートハウスの概要、スマートホームに蓄電池は必要なのか、蓄電池のお得な導入方法を徹底解説します。これからスマートホームにしたいと思っている方、必見です。
目次
スマートホームに蓄電池は必要?太陽光発電の併用が推奨される理由も!
スマートホームを取り入れていると、とても利便性の高い家を実現可能です。では、スマートホームに蓄電池は必要なのでしょうか。太陽光発電の併用が推奨される理由についても解説します。
スマートホームは電力を必要とするので蓄電池があると良い
スマートホームを実現するためには、最低限Wi-Fi環境が必要です。つまり、Wi-Fiルーターを稼働させるための電力が必要ということです。平常時は特に困らないでしょうが、ひとたび停電してしまうとスマートホームが実現不可能になるため、不便を感じることでしょう。だからこそ、万が一のときに慌てないよう、蓄電池を用意しておくと安心です。
太陽光発電を併用できればなお良い
蓄電池を導入すると、電力会社との電力契約が基本的には「夜間:割安」「日中:割高」に変更されます。しかし、スマートホームにするために電力会社との契約を変更するのは時期尚早。やはりどうしても、日中の電力需要が高くなってしまうからです。そこでおすすめなのが、太陽光発電との併用です。
太陽光発電を併用すれば、日中の割高電力の買電頻度を最小限にできます。したがって、とてもお得な状態で利便性の高いスマートホームという環境を手に入れることができるのです。
蓄電池は必要?スマートホームの定義やスマートハウスとの違い!
続いて、似た言葉として存在している「スマートホーム」と「スマートハウス」の違いを見ていきましょう。
スマートホームとは?
スマートホームとは、今まで人間の手で行ってきた家庭内での作業をAI搭載のIoTが代わりにやってくれる環境のことです。スマホやタブレットといったデバイスと家庭にある電化製品がネットワーク上で繋がり、デバイスを使って電化製品をコントロールします。
様々な場面でAIや機械が使われている昨今。家の中の出来事さえも、人間の手を使わずに生きていける世の中に変わっているのです。衝撃的ですよね。
スマートハウスとは?
一方でスマートハウスとは、太陽光発電や蓄電池、HEMSなどが存在している省エネ対策を講じている住宅のことをいいます。スマートハウスは住宅全体を指すので、スマートハウスとして新築、もしくはスマートハウスにリフォームするといった、大々的な行動が必要です。
スマートホームに蓄電池は必要!スマートホームでできることは何?
ここからは、スマートホームでできることは何なのかについて、ほんの一例にはなりますが紹介します。
電化製品の管理が一元化できる
スマートホームでできることとして、電化製品の管理の一元化が挙げられます。
たとえば、複数台のテレビがある家では、それぞれにリモコンが存在しているでしょう。スマートホームでは、各テレビのリモコンの機能を家族それぞれのスマホアプリやスマートスピーカーに入れておけば良いので、リモコンのゴチャゴチャ感がなくなり、家をスッキリさせることができます。
また、テレビやエアコン、照明器具などの管理も一元化できるため、外出時にとても便利。帰宅時間がわかった段階で「4時にエアコンと照明器具をつける」といった指示出しができるので、常に快適な家で暮らすことができます。
鍵の閉め忘れを防止できる
スマートホームでできることとして、鍵の閉め忘れ防止も挙げられます。
物理的な鍵が不要になるため、鍵を紛失したことによるトラブルが発生しないからです。開閉センサーによるオートロック機能があれば、ドアが閉まると同時に自動で施錠してくれるため、鍵の閉め忘れを防止できるでしょう。
鍵の紛失リスクを減らせる
スマートホームでは物理的な鍵が不要になるので、鍵を紛失するリスクを減らすこともできます。鍵を落として家に入れなくなった、鞄に入れたはずの鍵が見当たらず外出できなくなったなど、鍵のトラブルを回避できるでしょう。
不在時に家の様子を遠隔で確認できる
スマートホームでは、不在時に家の様子を遠隔で確認できる特徴もあります。スマートホームカメラを取り付けることで、留守番中のペットの様子を遠隔で確認できるほか、空き巣対策なども叶うでしょう。
家族の安否確認が容易にできる
家族の安否確認が容易にできるのも、スマートホームの魅力です。
たとえば、フルタイムで働く親の子どもが学校から帰宅した際にスマートボタンを押すことで、勤務先にいる親に通知が届くといったもの。年配の親が住む実家にも使えるシステムなので、利便性が高いことから需要が高まっています。
スマートホームに蓄電池は必要!お得な導入方法には何がある?
スマートホームにすると、様々な「便利」を手に入れることができます。だからこそ、蓄電池を導入し、停電時も安心してスマートホームを存続できる環境を整える必要があるでしょう。そこで今回の章では、導入が推奨される蓄電池のお得な導入方法を紹介します。
補助金制度を利用する
スマートホームにする際は、導入する蓄電池が補助金制度の対象となるものかの確認をしっかり行いましょう。
蓄電池は、初期費用が150万円前後かかる高額商品です。しかし、DR補助金や子育てエコホーム補助金といった国が実施している補助金制度が存在しています。GR補助金では最大60万円、子育てエコホーム補助金では一戸あたり6万4千円の補助金制度を受けることが可能です。また、自治体が独自に実施している補助金制度も併用できるため、補助金制度を上手く利用することで、とてもお得に蓄電池を導入できるでしょう。
ただ、蓄電池の補助金を受け取るためには、かなり細かな諸条件をクリアする必要があります。反対に言えば、諸条件をクリアさえすれば、高額な補助金を受け取れるのです。蓄電池の導入を検討しているのであれば、まずは補助金の諸条件をしっかり頭に入れることから始めましょう。
太陽光発電と同時に導入する
スマートホームにする際は、蓄電池と太陽光発電を同時に導入するとお得になります。スマートホームを最大限活用するためには、電力が必要です。だからこそ、停電時にも安心できるように蓄電池の導入が推奨されるのですが、蓄電池のデメリットを補うためにも太陽光発電の併用が大切になります。
かつては、太陽光発電を先に導入し、売電期間が終了したのちに蓄電池を後付けするスタイルが主流でした。しかし、電気代が年々値上がりしていることから、最初から自家消費する家庭も増えています。
太陽光発電が併用されていれば、停電が発生してもスマートホームの機能を使い続けることが可能です。とても利便性が高いですよね。
複数の業者から見積りをもらう
スマートホームで蓄電池の導入費用をお得にしたいのであれば、複数の業者から見積りをもらうこともおすすめ。蓄電池は基本的にオープン価格で販売されているため、複数店舗に足を運んで、はじめて相場がわかるからです。複数社の見積りを目で確認して、納得のいく業者と契約を結べると良いでしょう。
スマートホームは蓄電池があると良い◎太陽光発電との併用も!
スマートホームでは、蓄電池や太陽光発電があると非常に利便性が高いということがわかりました。スマートハウスとの違いでも取り上げられるスマートホームですが、広域ではニアリーイコールのような位置づけなので、省エネ設備を積極的に導入し、災害時への対策もしっかり講じていけると良いですね。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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