【2024年最新版】蓄電池の評価・口コミ|価格や補助金まで紹介
家庭用蓄電池に関して悪い評判を聞くこともあるため、失敗を避けるためには、評価に目を通すことが大切です。
今回は、各メーカーの蓄電池の評価や蓄電池を設置するメリット・デメリット、注意点について紹介します。
目次
【2024年版】各メーカー蓄電池の評価・口コミまとめ
各メーカーの蓄電池に関する評価と口コミをまとめました。
希望の製品の評価や口コミを参考にしてみてくださいね。
シャープの蓄電池の評価・口コミ
①ついに、太陽光発電と蓄電池の取り付け完了♪
もちろん、安心・安全のシャープ製!
これでテレビ含めて、我が家から数十年はSHARP製品が無くならない(笑)
引用元:X(旧Twitter)
②ただ、「シャープ製蓄電池」という時点で恐らく、BYDやテスラの電池と比較すれば割高だろう、と思ってしまいます。
シャープ製といってもバッテリー自体はどこ製なんでしょう?
BYDのリン酸鉄リチウムの方が安心感が高く感じてしまうのは私だけですかね…σ(^_^;)
引用元:価格.com
③シャープの場合、自然災害保証は施工業者に委ねるとなっており、シャープは機器保証と容量保証しかしません
施工業者による加入ですから、業者が無くなれば保証も無くなります。
わたし個人的な意見ですが、太陽光と違い飛来物によるパネルの損傷やパネル飛散等の現象はないので、自然災害が適応されるシーンは少ないと思います。
蓄電池が流されるほどの土砂崩れや水没するほどの風水害では蓄電池どころの騒ぎじゃないハズです。
引用元:価格.com
シャープの蓄電池に関する評価や口コミを見ると、「安心感と安全性の高さ」、そして「バッテリーの信頼性」についての意見がありました。
一方で、自然災害に対する保証は施工業者に委ねられており、シャープは機器保証と容量保証にとどまる傾向があります。
長州産業の蓄電池の評価・口コミ
①長州産業12.7kWhの人気が高まってますね
従来の9.8kWhと比べ
夜間電気も大きく充電でき
サイクル寿命も11000→12000サイクルに伸びて
3kWh大きくなるも15~20万ほどの金額差で導入できるのも大きな魅力
引用元:X(旧Twitter)
②10年前に設置した6.6kw太陽光のFIT売電期間が終了するので蓄電池導入を検討しました
長州産業のハイブリッド蓄電池12.7kw2決まりましたが
太陽光パネルの配線組み換えなどややこしく理解するのが大変でした
これからは再エネを余すことなく自家消費します!
引用元:X(旧Twitter)
③まじか
長州産業の蓄電池6.5kwなら
補助金使って実費30〜40万で設置できるのか
引用元:X(旧Twitter)
長州産業の蓄電池に関する評価や口コミを見ると、「容量が大きい」や「寿命が長い」という意見が目立ちます。
ただし、太陽光パネルの配線組み換えなどに関して、ややこしい部分があるため、理解するのがむずかしいという声もありました。
ニチコンの蓄電池の評価・口コミ
①我が家の地域
停電なう。
数分で復電。。
友人宅はニチコン家庭用蓄電池導入しているので、無停電😊
電気屋なのに我が家は停電😅
引用元:X(旧Twitter)
②ニチコンT3、オーダーから3カ月長かった〜
オーダーしてからatto3発注、2週間くらいで到着
今日は雨ですが、若干充電も出来てる
まだ設定がイマイチ把握出来てない〜
引用元:X(旧Twitter)
③ニチコン、蓄電池への充電7時ぐらいから始まってくれて良いのに10時ぐらいにならないと始まらないのほんと不満
引用元:X(旧Twitter)
ニチコンの蓄電池に関する評価や口コミを見ると、「停電時も無停電だった」という良い意見がありました。
一方で、オーダーの長さや充電時間に不満を感じる声もあるようです。
住友電工の蓄電池の評価・口コミ
①最終的に蓄電池についてニチコンドライブリッドとダイヤゼブラのアイビス7と住友電工のパワーデポHの3つで相見積もりしてきめることにした。
多分どれを選んでも自家消費率は80% はいけると思う。
引用元:X(旧Twitter)
②住友電工の新しい蓄電池「パワーデポ」
12.8kwhと大容量で「ハイブリッド・全負荷」と今のニーズに合ってます
引用元:X(旧Twitter)
③住友電工の大容量蓄電池「レドックスフロー電池」は超優れもの。一般家庭6000世帯の1日分の消費電力に相当する電気を貯められる。
引用元:X(旧Twitter)
住友電工の蓄電池に関する評価や口コミを見ると、「自家消費率が高い」「蓄電池の電池の品質が高い」という良い意見がありました。
対して、悪い口コミはX(旧Twitter)では見当たりませんでした。
京セラの蓄電池の評価・口コミ
①正直、最初はどのメーカーがいいのかわからなかったんですが、担当の中田さんにさまざまなメーカーや商品を紹介していただき、容量や機能面、価格面で1番希望に合う蓄電池を選ぶことができました!
説明も丁寧でしたし、納得いく選択ができて満足しています!
引用元:リノベステーション
②この京セラの蓄電池、かなり評判いいようです。クレイ型リチウムイオン電池
引用元:X(旧Twitter)
③業者曰く、京セラはかなり前から蓄電池を使っており、積水ハウスでも使用されているので安心ですっと言ってました。
引用元:価格.com
京セラの蓄電池は、ユーザーから「モニターの表示が正確で使いやすい」という口コミがありました。
大手企業である積水ハウスなどでも採用されているため、その品質や信頼性についても安心感が高いという評価もあります。
パナソニックの蓄電池の評価・口コミ
①テスラのパワーウォールってなんでこんなに安いのだろうかw
パナソニック製の蓄電池と比べたらダンチなんだが・・・なんで?🥺
テスラ(13.5kwh 108万円⇦⇨パナソニック(12.6kwh 460万円)
引用元:X(旧Twitter)
②テスラの蓄電池パワーウォール2は、13.5kwhで61万7千円という価格。圧倒的な低価格です。もう電力会社と縁を切れる価格になっています。
テスラは実質、パナソニックが製造。しかし、パナソニックは日本で低価格の蓄電池を販売しません。
引用元:X(旧Twitter)
③Panasonicの、蓄電池は、施工しやすさでは、かなり…😔
室内置きもあるので、かなり条件が絞られる…、
HEMSとか、施工は、大変よ…
引用元:X(旧Twitter)
パナソニックの蓄電池の評価や口コミを見てみると、「高価格の点」や「施工のしやすさ」に不満な意見がありました。
その一方で、パナソニックの蓄電池は高い性能や信頼性が評価されています。
カナディアンソーラーの蓄電池の評価・口コミ
①カナディアンソーラー(傘下)の蓄電池
もうちょっと注目浴びても良いと思うんだけど…
Powerwallは10年保証だから、5年の差はでかいよなぁ
引用元:X(旧Twitter)
②カナディアンソーラーが新しい蓄電池を出していますね!ハイブリッドで、全負荷・特定負荷どちらもタイプもあり、屋内外対応と・・・。
引用元:X(旧Twitter)
③カナディアンソーラーも蓄電池を販売。コストが下がりそう。一般家庭でも装備しやすくなる。
引用元:X(旧Twitter)
カナディアンソーラーの蓄電池に関する評価や口コミを見ると、「保証期間の長さ」と「導入のしやすさ」などの意見が多く見られました。
カナディアンソーラーの蓄電池は信頼性が高く、導入後の安心感が得られるという点が評価されています。
蓄電池の導入は本当に必要?
蓄電池を導入する必要が本当にあるのか、悩んでしまいますよね。
ここからは、蓄電池の設置に需要がある理由や回収費用について説明します。
蓄電池の需要は高まっている
2023年から2040年にかけて、蓄電池の需要が増加しています。
年度 | 売上金額 |
2023年 | 3兆4,191億円 |
2040年 | 8兆741億円 |
(参照:日経XTECH|定置用蓄電池の世界市場、2040年に8兆円、系統用が牽引)
再生可能エネルギーの普及や電力需要の変化に伴い、2024年には蓄電池の需要は約5兆円増加する見通しです。
蓄電池は再生可能エネルギーの安定した利用や需要ピーク時の電力補給で役立ち、電力システムの効率化に貢献しています。
そのため、市場は2040年までにますます大きくなると予想されています。
蓄電池を導入しても費用回収がむずかしい?
家庭用蓄電池で元を取る方法は、主に次の2つです。
- 深夜電力(夜間電力)を活用する
- 太陽光発電と組み合わせる
蓄電池の回収方法について、くわしく紹介します。
深夜電力(夜間電力)を活用する
深夜電力を夜に買って、昼間に使うことで、家庭用蓄電池の投資を回収できます。
なぜなら、電気代を削減しながら家庭のエネルギー使用を効率化できるのです。
家庭用蓄電池は、安価な電力を貯めて昼間の高い電気料金のピーク時に使用し、高い節約効果に期待できます。
太陽光発電と組み合わせる
太陽光発電と蓄電池を使えば、電気代をグッと減らして、投資分を早く取り戻せます。
なぜなら、太陽光で作った電気は家で使ったり、余った分は売ってお金に変えられたりするからです。
もし、FIT制度を使っているなら、作った電気を自分で使ったり売ったりするのが良いでしょう。
蓄電池でエネルギー自立!得をする家庭の条件
蓄電池の設置でメリットを感じやすい家庭の状況について紹介します。
太陽光と蓄電池を組み合わせた家庭
太陽光発電と蓄電池を組み合わせると、電気代を削減し、初期費用の回収するのに効果的です。
蓄電池に太陽光で発電した電力を貯めれば、夜間や雨天など太陽光が不足する時に利用できます。
これにより、電力の効率的な利用が可能で、FITなどに依存せずに投資を回収できるでしょう。
蓄電池のみの家庭
オール電化の家庭で太陽光発電を使わず、蓄電池だけを使うと、安い夜間に充電できる場合もあります。
昼間の高い電気料金を避けることができ、その差額を節約することができるからです。
また、太陽光発電とは異なり、天候の影響を受けずに安定して電気を利用できるメリットもあります。
オール電化でないが蓄電池を使う家庭
オール電化じゃなくても、蓄電池を使うといいことがあるかもしれません。
なぜなら、オール電化でない場合は昼間と夜間の電気料金の差が最も大きいからです。
昼間は電力需要が高く、電気料金も高くなりますが、夜間は需要が低くなり、電気料金も安くなります。
蓄電池を使えば、安い夜間に充電して昼間に使うことで、高い昼間の電気料金を避けることができ、節約効果が高まります。
蓄電池の導入が向かない家庭のポイント
蓄電池を導入しても得をしない家庭は、どんな家庭でしょうか?
ここからは、蓄電池の設置に向かない家庭の特徴について紹介します。
在宅時間が短い人
昼間ほとんど家にいない家庭は、蓄電池を使っても電気代の節約があまり実感できません。
蓄電池は主に昼間の高い電気料金を避けるために活用されますが、家を空けている時間が長いとその効果が限られます。
そのため、昼間に家にいる時間が少ない家庭にはあまり向いていないと言えます。
十分な設置スペースが確保できない人
蓄電池を設置するには、一定のスペースが必要です。
屋内タイプの場合は、エアコンの室外機1台分のスペースがあれば良く、屋外タイプの場合はエアコンの室外機2台分のスペースを確保することが理想的です。
設置スペースがない場合は、蓄電池は適さない場合があります。
太陽光発電と蓄電池をセット使いしない人
太陽光発電と蓄電池をセットで使わない人には、メリットを感じづらい可能性があります。
太陽光発電と蓄電池をセットで使わない場合、太陽の光で電気を作りながら同時にそれを蓄えることができないため、夜間や災害時に電力を使うことがむずかしくなります。
そのため、電気代の節約や緊急時の電力供給などのメリットを感じにくくなります。
導入前に知っておこう!蓄電池のメリットとデメリット
蓄電池を導入する場合、メリットとデメリットがあるので、よく考えて比較してから決めるようにしましょう。
蓄電池のメリット
- 電気代を削減できる
- 停電時も電力を利用可能
- 太陽光発電と組み合わせると効果的
- 社会的な電力不足の解決に貢献
- 太陽光発電と組み合わせると効率的に利用可能
- 太陽光発電との組み合わせでパワコンが省スペースになる
蓄電池のデメリット
- 高価な購入費用
- スペース確保が必要
- 経年による劣化
- 貯められる量には上限がある
蓄電池を導入する前に知っておきたい注意点
蓄電池を導入する際の注意点について紹介します。
後悔しないためにも、注意点について押さえておきましょう。
見積り額が安くて信頼できる業者を探す
複数の業者から見積もりを取ることで、安くて信頼性の高い施工業者を選ぶことができます。
その際に信頼できる業者に依頼すると、適切な工事が行われ、安全かつ効果的に蓄電池を利用できるようになります。
インターネットの一括見積もりサイトや各業者のウェブサイトから見積もりを取ることで、設置費用を比較できますので、ぜひおすすめします。
アフターサポートが充実しているか確認する
信頼できる有名メーカーの蓄電池を選ぶことが大切です。
知名度の高いブランドや評判の良いメーカーの蓄電池は品質が高く、アフターサポートも充実しています。
保証期間が長く、しっかりとしたカスタマーサポートを提供しているメーカーを選ぶことで、後悔のリスクを軽減できます。
補助金やサポートを提供する業者を選ぶ
太陽光や蓄電池を設置するときは、電力会社や国からの許可が必要です。
補助金を受けるには、条件や手続きがあり、個人で手続きをするのは手間がかかり、ミスも起こりやすくなります。
そのため、専門家に依頼することをおすすめします。補助金のルールも変わることがあるので、専門家のアドバイスを受けると安心です。
自分の電力使用パターンを理解する
蓄電池は、自分の生活や家庭の電力使用によって必要性が変わります。
蓄電池を導入する前に、家の発電量や電力の使い方を確認し、本当に必要かどうかを考えることが大切です。
例えば、過去の電気料金や使用履歴を確認することで、平均的な電力使用量を把握することができます。
無駄な費用やリスクを避けるためにも、慎重に判断しましょう。
蓄電池で儲けを期待しない
蓄電池は電気を溜めて必要な時に使うためのもので、電力を売ることが目的ではありません。
蓄電池は、電力の需要をカバーするための補助的な役割を果たすものです。
つまり、蓄電池を設置してすぐに大きな利益を得ることを期待するのはやめましょう。
【2024年】家庭用の蓄電池の価格相場
2024年の家庭用蓄電池の価格相場は、次のとおりです。
設置容量 | 1kWhあたりの価格 | 蓄電池の価格相場 (本体+工事費込み) |
6.5kWh | 24.2万円 | 157万円 |
12.8kWh | 20万円 | 255万円 |
2024年の蓄電池の価格相場は、工事費込みで157万~255万円が目安です。
もちろん、蓄電池の容量や性能によって価格が変わりますので、この価格はあくまで目安として参考にしてみてください。
【2024年】家庭用の蓄電池で使える補助金
家庭用 | 産業用 | |
こどもエコすまい支援事業 | 2024年3月中下旬に結果が発表される予定 | |
DER補助金 | 2.7万~3.2万円 | 4.8万~5.3万円 |
DR補助金 | 3.2万~3.7万円/kWh | 4.4万~4.8万円 |
国の補助金(DER補助金・DR補助金)の申請は2023年12月22日で終了しましたが、2024年3月下旬には「こどもエコすまい支援事業」の応募が始まります。
蓄電池の補助金は毎年予算に限りがあるため、補助金を利用する際は早めの準備が必要です。
蓄電池の評価は個人の期待や状況で変化!家庭の願望に合わせて選ぼう
今回は、蓄電池に関する評判や口コミ、価格、そして補助金について紹介しました。
蓄電池の評価は人それぞれのニーズや状況によって違うので、良い選択をするためには広い視野が必要になります。
その上で、自分に合った蓄電池を選ぶためには、評価を考慮しつつ、設置環境に適したものを選ぶことが大切です。
また、価格相場や補助金を確認しつつ、信頼できるメーカー選びや使用量を考えて、蓄電池の専門業者に相談してみましょう。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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