エコキュートの補助金が振り込まれない!振り込み時期や購入前の注意点は?

エコキュートを購入すると、場合によっては国や自治体が実施している補助金制度を利用できます。ただ、中には「補助金が振り込まれない」という口コミもあり、エコキュートの購入を検討している人からは「補助金制度の利用を検討しているけれど本当に大丈夫?」といった心配の声も相次いでいる現状があります。
そこで今回の記事では、エコキュートで補助金が振り込まれない事案について詳しく解説します。補助金制度の注意点についても解説するので、エコキュートの購入を検討している方は必見です。
目次
エコキュートの補助金が振り込まれない!振り込まれる時期は?
冒頭でも少し触れた通り、実は「エコキュートの補助金が振り込まれない」という事案が少なからず報告されています。一体どういうことなのでしょうか。
そこでまずは、エコキュートの補助金が振り込まれる時期について詳しく解説します。
振り込まれる時期は状況によってまちまち
結論からいうと、エコキュートの補助金が振り込まれる時期は状況によってまちまちです。
補助金の申請件数が多い場合は、申請してから補助金が振り込まれるまでに4〜5か月ほどを要します。反対に、閑散期であれば2〜3か月で振り込まれることもあるでしょう。
このように、補助金の申請をしてから数ヶ月のタイムラグがあるため、巷で「エコキュートの補助金が振り込まれない」と噂になるのかもしれません。
ちなみに、例年では年度末や補助金制度の申請期日に申請件数が多くなります。補助金をできるだけ早く振り込んでほしい場合は、エコキュートの購入件数自体が落ち着く閑散期がねらい目です。
エコキュートの補助金制度のおおまかな流れ
エコキュートの補助金申請までのおおまかな流れは以下の通りになります。
- 補助金制度の登録業者と契約をする
- エコキュートの設置工事を実施&完了
- 登録業者が補助金を受け取るための申請手続きを開始
- 国や自治体が申請内容を審査
- 契約している業者に補助金が振り込まれる
- 契約している業者から個人口座に補助金が振り込まれる
見てもらうとわかる通り、エコキュートの購入で補助金制度を利用する場合、補助金制度の登録業者との契約が必要です。エコキュートを個人で購入することのないよう気を付けましょう。詳しい部分は第3章でお話します。
振り込まれる前には交付決定通知書が届く
エコキュートの補助金の振り込み時期は、エコキュートを購入した時期が閑散期か繁忙期かによって異なります。
ただ、補助金の申請が正常に通り、実際に補助金を振り込む手続き段階に入ったのなら、国から「交付決定通知書」が郵送されます。
エコキュートの補助金は、国や自治体から個人口座に直接振り込まれるのではなく、一旦、登録業者に振り込まれます。
同通知書では、登録業者の口座に振り込まれる時期について明確に示してあるため、個人口座への実際の振り込み時期については登録業者へ確認しましょう。
振り込まれない!エコキュートの補助金の進捗状況を知る方法は?
エコキュートの補助金制度を利用して補助金を受け取る場合、大なり小なりタイムラグが発生します。では、補助金の進捗状況を確認する方法はあるのでしょうか。詳しく解説します。
方法①マイページへログインして確認する
最も手軽で確実な確認方法は、マイページへログインすることです。
エコキュートの補助金制度を利用する場合、申請時にメールアドレスとログインパスワードの設定を求められます。その2つを入力するとマイページへログインできるので、少なくとも補助金を受け取るまでは登録内容を忘れずにしましょう。
マイページでは、
- 受付け済み
- 審査中
- 振り込み手続き中
といったステータスが表示されるため、今どういった状況にあるのかを一目で確認できます。補助金の振り込み時期についても表示されるので、仮に交付決定通知書を紛失したとしても安心です。
方法②公式事務局の問い合わせ窓口で確認する
公式事務局の問い合わせ窓口で確認するのも良いでしょう。
マイページのログインパスワードを忘れた場合や、補助金制度についての不明点を詳しく知りたいなどといった場合は問い合わせ窓口を利用すると便利です。
ただ、公式事務局の問い合わせ窓口を利用するためには最低でも「申請番号」「登録者名」の2つが必要です。特に申請番号は忘れないような対策を取りましょう。
方法③交付決定通知書で確認する
交付決定通知書で確認するのもひとつの手です。
郵送で送られてくる書類なので若干のタイムラグはありますが、同通知書が郵送されたということは次のステップに確実に進んでいる証拠です。家のポストを開けるのが楽しみになりますね。
エコキュートの補助金が振り込まれない!購入前の注意点は?
どれだけ待ってもエコキュートの補助金が振り込まれない場合、この章で紹介するいくつかの基本的な条件をクリアできなかった可能性もあります。反対に、ここで紹介する諸条件を完璧にクリアできているのなら、もう少し待つことで補助金は正常に振り込まれるでしょう。
最後に、エコキュートで補助金制度を利用するために守らなければならない最低限のルールを5つ紹介します。
申請期日を守る
エコキュートの補助金を受け取るため、補助金制度の申請期日をしっかり守りましょう。
2025年に実施されている国の補助金制度「給湯省エネ2025事業」では、申請期日が2024年11月22日~遅くとも2025年12月31日までと定められています。
「遅くとも2025年12月31日まで」と記載される理由は、補助金制度は予算内で実施されているものだからです。予算に達した時点で、期日前であっても新規申請を終了する可能性があります。
エコキュートの購入を前向きに検討しているのであれば、早めの行動を心がけましょう。
申請順序を守る
エコキュートの補助金を受け取るためには、申請順序をしっかり守る必要があります。
エコキュートを購入した後に補助金制度を利用したいと思っても申請できないので、エコキュートの購入を決めたらまずは登録業者を選ぶことから始めましょう。
対応機種の中からエコキュートを選ぶ
エコキュートの補助金制度ですが、実は世の中に出回っているすべてのエコキュートが対象というわけではありません。補助金を受けられるエコキュートは国によって既に決められており、その中から購入するエコキュートを選ぶ必要があります。
具体的な対応機種については補助金の公式ホームページに記載してあります。ホームページを見てもわからない場合は、ぜひお気軽に弊社「リノベステーション」までお問合せください。
補助金制度に登録している業者と契約する
補助金制度に登録している業者との契約も忘れてはなりません。
お伝えしているように、エコキュートの補助金制度は業者と国とのやり取りです。個人ではやり取りできないため、補助金制度に登録している業者とエコキュートの購入契約を結ばなければなりません。
エコキュート購入時に補助金制度利用の意思がある旨を伝え、対応可能な業者と契約を結ぶようにしましょう。
補助金制度の併用に注意する
補助金制度の併用に注意するのも忘れてはなりません。
2025年現在、エコキュートに対する補助金制度は国のものと自治体のものの2種類があります。国の補助金制度は、紹介している「給湯省エネ2025事業」と、省エネ住宅を新築もしくはリフォームと同時にエコキュートを購入した場合に申請できる「子育てグリーン住宅支援事業」の2種類です。これら2つの補助金制度は国の予算を利用しているため、併用できません。
仮に2つ同時に補助金申請を出しているのが発覚した場合、その他の条件が申請条件をクリアしていたとしても申請が受理されることはありません。注意しましょう。
ただ、国の補助金制度と自治体が独自に実施している補助金制度の併用は可能です。自治体の補助金制度の具体的な内容は自治体ごとに異なるため、国の補助金制度と共に諸条件の細かな確認が必要になります。
エコキュートの補助金が振り込まれない場合は進捗状況の確認を!
今回の記事では、ネット上などでよく見かける「エコキュートの補助金が振り込まれない」という事案について見てきました。
結論からいうと、エコキュートの補助金は数ヶ月後には振り込まれるでしょう。ただ、申請を出してから実際に振り込まれるまでが長いので、どうしても「補助金が振り込まれない」という感想を抱く方が多いようです。
「補助金が振り込まれない」と不安に思う場合は、マイページにログインしたり、公式事務局へ問い合わせたりしてみましょう。
この記事の監修者

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