給湯器の悪徳業者のチェックリストを大公開!対処法も紹介

給湯器は毎日の暮らしに欠かせない重要な設備。だからこそ、残念なことに給湯器を狙った悪徳業者も多く存在しています。
そこで今回の記事では、給湯器の悪徳業者の見分け方を徹底的にお伝えします。悪徳業者のチェックリストを見ながら、詐欺に遭わない対策を考えていきましょう。
目次
給湯器のアポなし営業は悪徳業者の可能性大!悪徳業者のチェックリスト11選!
給湯器の悪徳業者の中でも、特にアポなし営業で悪徳業者の比率が高いといわれています。
そこでまずは、悪徳業者と認定できる11のチェックリストを紹介します。
このチェックリストに当てはまる業者が突然営業をかけてきたら、悪徳業者と判断してください。決して契約することのないよう、細心の注意を払いましょう。
①即日契約を執拗に迫ってくる
チェックリスト1つ目として、即日契約を執拗に迫ってくるのは悪徳業者といえるでしょう。
種類にもよりますが、給湯器は20〜100万円ほどする高額設備です。その高額設備に対して即日契約を執拗に迫ってくるのは悪徳業者である証拠。
営業マンは自分や会社の売上のことしか考えていないので、即日契約を迫ってくるのです。
②「無料点検します」と突然営業をかけてくる
無料点検をうたって突然営業をかけてくるのも悪徳業者の特徴といえるでしょう。
この場合、無料点検をした後に給湯器の不具合を指摘してきます。そして、給湯器の交換を押し進めてくるのです。
最悪の場合は、無料点検中に無申告で勝手に給湯器を修理し、修理代を請求してくることもあります。
③給湯器の故障を促してくる
給湯器の故障を促してくるのも悪徳業者のチェックリストに入る特徴のひとつです。
悪徳業者は、とにかく自社の利益確定のために動きます。したがって、実際には壊れていない給湯器に対して「故障している(しそう)」だと嘘を付き、修理代を請求してくるのです。
消費者側が給湯器の細部のことまで理解していないからこそ成り立つ商売といえるでしょう。
④各部品の交換を迫ってくる
各部品の交換を迫ってくるのも悪徳業者のチェックリストに入ります。
実際には故障していない部品の修理を要求し、修理代を奪い取ろうとする魂胆です。
各部品に不具合が生じているのなら、給湯器のリモコンにエラーコードが表示されるはず。エラーコードの表示もないのに各部品の交換を迫ってくるのは、悪徳業者だといえるでしょう。
⑤大手企業の関連業者を偽る
悪徳業者のチェックリスト5つ目として、大手企業との関連業者を偽ってくることが挙げられます。
大手企業と関連していることを伝えれば、消費者側が「この業者は悪徳業者ではない、安心できる業者だ」と判断するからです。
たしかに、大手企業に関連している給湯器業者は存在しています。しかし、不自然に大手企業との関連性を全面に出してくる業者は、怪しい可能性が高いです。
不審に思ったら、会社名をインターネットで調べることをおすすめします。
⑥説明が不十分
説明が不十分なのも悪徳業者のチェックリストに入る特徴のひとつです。
本来、給湯器の営業マンは知識豊富です。研修制度などを利用し、給湯器の最新情報を徹底的に頭に入れているからです。
しかし、悪徳業者は「給湯器を売って会社の利益を増やすこと」に集中しているので、売ることに囚われすぎて提案している給湯器への説明が不十分になります。
⑦的確な返答ができない
的確な返答ができないのもチェックリストに入る特徴のひとつです。
「ちょっと今は具体的に説明できないので後日また…」
「具体的な部分は調べてまたお伝えします」
など、消費者の質問に的確に答えられない場合は悪徳業者である可能性が高いです。
⑧見せかけの割引を提示する
チェックリスト8つ目として、見せかけの割引を提示するのも特徴です。
悪徳業者は基本的に、最初の見積もり額は高額です。しかし、高額な見積もりを提示した後は「今日だけ特別に…」「あなただけに特別に…」など言葉巧みに消費者を誘導し、異常なほどの割引額を提示してきます。
消費者の「そこまで割引してくれるのならお得すぎる、契約しなくちゃ」という心理を狙ってのことなので、簡単に騙されないようにしてください。
⑨パンフレットや名刺を見せない
パンフレットや名刺を見せないのも特徴です。この時点で怪しさ全開です。
初対面の営業であれば、通常は名刺を提示します。説明に使用したパンフレットも消費者のものになります。
しかし、悪徳業者にはその「当たり前」がありません。会社名を伝えてきたとしても基本的には口頭で、信ぴょう性はありません。
営業マンは「自社は悪徳業者だ」と認識しているので、調べられて困る情報は置いて帰らないのです。
⑩実績が見当たらない
実績が見当たらないのも悪徳業者のチェックリストに該当する特徴です。
知名度抜群の大手企業でない限り、消費者側である私たちは口コミ評判や過去の実績などを調べますよね。
一定の実績があれば問題ないですが、悪徳業者の公式ホームページには具体的な実績が載らないことがほとんどです。
口コミだけを実績として載せている業者は、裏で会社が操作している可能性が高いので注意しましょう。
⑪保証内容や期間が不透明
保証内容や期間が不透明なのも悪徳業者のチェックリストに入ります。
給湯器では、基本的に数年間は保証期間が設けられています。充実した保証制度を設けている業者であれば、給湯器の万が一のリスクを最小限にできるため、長期的に安心して給湯器を使うことが可能です。
しかし、悪徳業者は「いますぐに給湯器を購入させることが目的」なので、将来的に必要になる保証制度に関して詳しくはありません。
給湯器の悪徳業者のチェックリストは頭に入れておこう!対処法は?
給湯器の悪徳業者と判断するチェックリストは、しっかり頭に入れておくべきです。ただ、チェックリストを頭に入れていても、悪徳業者と話すタイミングが出るかもしれません。
そこで最後に、悪徳業者と契約を結ばないようにするための対処法を紹介します。
①安易に応答しない
給湯器の悪徳業者への対処法として、安易に応答しないことが挙げられます。
給湯器のアポなし営業の代表格は、訪問販売と電話営業の2種類です。
訪問販売であれば、インターホンに突然現れた見知らぬ人への対応は控える必要があるでしょう。一度対応をしてしまうと、玄関先へ出てくるよう執拗に迫られるからです。人からのお願いを断るのが苦手な方は、最初からインターホンには出ないことをおすすめします。
同じように電話営業も、見知らぬ番号からの着信には安易に対応しないほうが良いでしょう。着信に気づかなかった場合も、すぐに折り返すのではなく、着歴に残っている電話番号をインターネットで調べることをおすすめします。
調べた結果「悪徳業者」もしくは「営業の電話」などと記載されていた場合は、折り返しの電話は避けましょう。
②即日契約は絶対にしない
即日契約は絶対にしないことも求められます。
最初の対応を間違えてしまい、アポなし営業と話す機会が生まれたとしても、即日契約は断固として阻止してください。
先ほどもお伝えした通り、給湯器は20〜100万円前後もする高額設備です。勝手に契約を結ぶことで、家族の信頼を損ねる可能性も生まれます。
営業マンから伝えられた内容がどうしても気になる場合でも、即日契約は絶対に避け、家族としっかり話し合ってから適切な対応をしましょう。
③給湯器の相場を把握する
悪徳業者撃退法として、給湯器の相場を把握することも大切です。
給湯器の悪徳業者が増えている要因のひとつに、消費者の無知が挙げられます。消費者が給湯器に対して無知だからこそ、高額商品を購入させたり、時期ではないのに修理や交換を迫ってくるのです。
私たち一人ひとりが給湯器に対する知識をもっとつければ、自然と給湯器の悪徳業者の数も減る期待が持てるでしょう。
④クーリングオフ制度について調べる
クーリングオフ制度について調べることもおすすめです。
話している営業マンが悪徳業者の一員だと知りながらも、どうしても契約を断れないケースがあるかもしれません。その場合、一度契約したものに対する契約解除制度「クーリングオフ制度」を利用しましょう。
契約書面の受け取り日を含めた8日以内に契約解除を申し出れば、不要な契約を解除できる制度です。
ただ、制度の利用にも一定の手間がかかるので、できれば最初から悪徳業者との契約を避けられる対応ができると良いでしょう。
給湯器の悪徳業者のチェックリストは忘れずに!訪問販売には要注意!
給湯器の悪徳業者のチェックリストを確認しました。
悪徳業者は基本的に、言葉巧みに私たち消費者を誘導します。なので、人からの誘いを断るのが苦手な人は、見知らぬ人の訪問には出ない・見知らぬ電話番号には対応しないといった対策が必要です。
仮に悪徳業者と契約を結んでしまった場合も、クーリングオフ制度があるので安心してください。万が一に備えて、制度について具体的に知っておけると安心でしょう。
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この記事の監修者

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