エコキュートの基本的な使い方とは?節約効率を上げる使い方も紹介!

需要が高まっているエコキュートだからこそ、購入を検討している方も多いでしょう。ともなれば、購入前にエコキュートの基本的な使い方を知りたいですよね。
そこで今回の記事では、いまさら聞けないエコキュートの基本的な使い方はもちろん、エコキュートで節約効果を狙う方法や便利な機能の使い方を紹介します。
目次
エコキュートの基本的な使い方とは?節約効率を上げる使い方も紹介!
まずは、エコキュートの基本的な使い方を紹介します。
基本の使い方①給湯は基本的に夜間に行う
エコキュートは貯湯式なため、基本的に夜間に給湯を行います。
そのため、エコキュートを購入するなら電力会社との電力契約を変更したほうが良いでしょう。具体的には「夜間が割安電力、日中が割高電力」になっている電力プランへの変更がおすすめです。割安電力を使えるので、今までと同じ給湯量だとしても電気代を節約できる期待が高まります。
ちなみに、夜間の時間帯の設定時間や設定単価は電力会社によって異なります。気になる電力会社の電力プランを見て、家庭に合うものを契約しましょう。
基本の使い方②日中の給湯は太陽光発電を利用する
時には日中に給湯することもあるでしょう。その場合は太陽光発電を利用してください。太陽光発電を設置していれば、無料の電力でお得に給湯できます。電気代の高騰を心配しなくても良いので安心できるでしょう。
太陽光発電を設置していない場合、夜間に給湯したお湯が底を尽きると日中の割高電力での給湯を余儀なくされます。結果、請求される電気代が高くなる恐れがあるので注意してください。
エコキュートによっては、太陽光発電を利用しての給湯を第一優先にできるものもあります。この場合、夜間の割安電力を利用した給湯の優先順位が2番目になるので、電気代のさらなる節約が望めるかもしれません。
基本の使い方③蓄電池に溜めた電力を使う方法もある
蓄電池を併用している家庭であれば、蓄電池に溜めた電力を使って給湯もできます。日中にお湯切れが発生した場合も、蓄電池を利用した無料給湯が可能です。停電時にも安心できるでしょう。
基本の使い方④使わないときは沸き上げ停止の設定をする
使わないときは沸き上げ停止の設定をするのも、エコキュートの基本の使い方のひとつです。
エコキュートはガス給湯器とは違い、設定された時間に自動的に給湯する設備です。つまり、旅行や出張などで数日のあいだ家を不在にする場合は、沸き上げ停止の設定をしなければなりません。エコキュートのリモコンで簡単に設定できるので、戸締りを徹底するのと同じように沸き上げ停止の設定も徹底しましょう。
1か月以上も家をあける場合は、万が一のリスクに備えてエコキュート本体のブレーカーを落とし、貯湯タンクの水質を守るためにもお湯を抜いてから出かけてください。
基本の使い方⑤リモコンにエラーコードが出たらすぐに確認する
リモコンにエラーコードが出たらすぐに確認するのも忘れてはなりません。
エコキュートは寿命が10〜15年といわれています。長期的に使ったほうが元が取れる可能性も高まるため、できれば寿命を全うする使い方を心がけたいもの。
だからこそ、エコキュートのリモコンに表記されるものは常に目を配りましょう。仮にエラーコードが出て居たら、早急な対応が求められます。
基本の使い方⑥季節によって設定湯量を調整する
エコキュートは家庭に合った貯湯タンクを購入する必要があります。
ただ、お湯の使用量は季節によって異なりますよね。多くの家庭では、夏場のお湯の使用量は少なく、冬場には多くなることかと思います。だからこそ、季節によって設定湯量を調整しましょう。
ひと手間をかけてあげることで、必要以上にお湯を沸かすことが減り、電気代や水道代の節約が叶うかもしれません。
エコキュートで節約効率をさらに上げたい!搭載機能の使い方は?
エコキュートでは、多くの場合でランニングコストの減少が見込めるといわれています。では、節約効果をさらに高めたい場合、搭載されている節約機能をどのように使っていけば良いのでしょうか。具体的に解説します。
節約したいのなら節約モードを積極的に利用しよう!
節約を望むのなら「節約モード」を積極的に利用しましょう。
おすすめは、過去のお湯の使用量を自動で学習し、それに合わせた給湯を自動的に行ってくれるものです。このモードが備わっていれば、季節ごとに湯量を設定し直さなくても問題ありません。忙しくてエコキュートの設定をつい後回しにしてしまう方には、とても良い機能だといえます。
不要な沸き上げをストップする判断も大切!
不要な沸き上げをストップする判断も大切です。
「沸き上げ量を減らしたいけれど、減らしたら結局足りなくなりそう…」と不安に思うことは誰にでもあるでしょう。しかし、実際に沸き上げ量が多すぎても経済的にはデメリット。
普段のお湯の使用量をたしかめ、明らかに沸き上げ量が足りているのなら、不要な沸き上げをストップする判断をしましょう。
お湯が冷めたら「高温たし湯機能」を稼働!
浴槽に張っているお湯が冷めたら「高温たし湯機能」を稼働させましょう。
浴槽内のお湯を循環させる「追い炊き機能」より、経済的なメリットを実感しやすい場合があります。
エコキュートには便利なおすすめ機能が搭載されている機種も!使い方とは?
エコキュートはただお湯を沸かしてくれるだけの設備ではありません。性能の高い機種に限定はされますが、紹介するような便利な機能も備わっています。そこで最後に、便利なおすすめ機能の使い方を紹介します。
【チャイルドロック機能】小さいお子さまがいる家庭におすすめ
チャイルドロック機能は、小さなお子さまがいる家庭におすすめの機能です。リモコンを無効化できるので、浴槽に浸かっているお子さんが誤ってリモコンのボタンを押してしまった場合も安心できます。
設定方法はとても簡単で、リモコンのボタンを押すだけ。ボタン1つでお子さまの安全を守れるのは嬉しい機能といえるでしょう。
【自動配管洗浄機能】常に綺麗なお湯に浸かれる
常に綺麗なお湯に浸かれる期待が持てるのは、自動配管洗浄機能です。
ふだん何気なく入っているお風呂ですが、実は目に見えない微細なごみがたくさん含まれています。お風呂のお湯を抜くときに、それらのごみが配管に付着するのですが、それを未然に防いでくれるのが自動配管洗浄機能です。
この機能があれば、エコキュートの目詰まりを最小限にできるので、エコキュートの寿命を延ばすことにも成功するかもしれません。
【スマホ連動機能】エコキュートを遠隔操作できる
スマホの連動機能もおすすめです。
外出先からお湯張りを開始したり、旅行時などにエコキュートの設定を確かめることもできます。遠隔操作ができる機種は限られているので、気になるエコキュートがスマホと連携できるかしっかり確かめましょう。
エコキュートの使い方は意外と簡単!機能を上手く使いこなそう!
今回の記事では、エコキュートの基本的な使い方や節約方法を紹介しました。
色々と紹介しましたが、慣れてしまえば使い方はとても簡単です。
節約効率を上げるためにも、節約モードが搭載されているエコキュートを購入できると良いでしょう。
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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