【蓄電池は今後安くなる?】価格とメリットを解説!
上記のことで疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、蓄電池の価格や補助金の情報など、メリット・デメリットもあわせて紹介します。
目次
蓄電池の価格は安くなる?【今後も下がりづらい】
蓄電池の価格は、毎年少しずつ下がっています。
国は、蓄電池の補助金を受けられる目標価格を1年おきに設定しています。
そのため、目標価格にあわせて販売価格も下がる仕組みになっています。
蓄電池に使われているリチウムイオン電池は、様々な家電に使用されています。
今後、リチウムイオン電池の需要は増えるため、原材料の価格が下落する見通しはなく、蓄電池の価格は下がりづらくなっているといえるでしょう。
蓄電池で得られる効果とは?【メリット3つを紹介!】
蓄電池で得られるメリットは、どのようなことがあるのでしょうか?
さっそく、3つのメリットを紹介します。
電気代の節約に効果的
蓄電池を導入すると、毎月かかる電気代の節約に効果的です。
たとえば深夜帯に安くなる電力を購入して、電気代の高い日中に利用することで、昼間の電力使用量も減り、電気代は安くなります。
またオール電化の住宅では、より節約効果が大きくなるでしょう。
太陽光と相性ピッタリ
既設の太陽光発電と組み合わせると、昼間の電気を蓄電池に貯めて自家消費に回すことができます。
蓄電池に貯めて使うことで、電気代を大幅に下げることが可能になります。
停電対策に重宝
蓄電池を使って、災害時に最低限の電力を確保することができます。
停電を予測して、電力を貯めるモードを搭載する蓄電池もあります。
災害時に必要な容量は、4kWh以上が適しています。
蓄電池があれば、1日~数日分の電力を、停電時でも使用できるでしょう。
【知らないと損する?】蓄電池のデメリット3つ
メリットばかり教える業者も少なからずいます。
デメリットを知ることで、心構えや予備知識を持って蓄電池を選ぶことができます。
ここでは、蓄電池の3つのデメリットを紹介します。
初期費用が高い
蓄電池の容量にもよりますが、導入費用に80~200万円ほどかかります。
容量が大きくなればなるほど、価格は割高になります。
高額な買い物になる蓄電池ですが、補助金を活用することで、初期費用を抑えることができます。
例えば、東京都足立区に在住している場合に、受けとることができる補助金額を紹介します。
◎東京都の補助金(国)
- 7万円/kWh
- 上限額 42万円
- 1kWhあたり17万円以下の機器限定
◎足立区の補助金(自治体)
- 補助対象費 ⅓
- 上限額 5万円
国や自治体の補助金をうまく活用すれば、導入費を抑えることができます。
寿命がある
リチウムイオン電池は、充放電の回数に限りがあり、寿命を超えると交換が必要になります。
蓄電池を設置すると、各メーカーの保証を受けることができます。
だいたい10年、15年の長期保証が多いです。
もしも、保証期間内に故障した場合には、修理費が無償になることもあります。
ただし、各メーカーによって保証内容は異なりますので、事前に確認しておきましょう。
設置スペースの確保
蓄電池の設置場所は、高温多湿にならないスペースが適しています。
また、大きさや重さにあった設置スペースが必要になります。
サイズ目安 | 重さ目安 | |
屋内タイプ | エアコン 室外機1台分 | 60~170kg |
屋外タイプ | エアコン 室外機2台分 | 120~250kg |
蓄電池は、屋内・屋外タイプがあります。
それぞれの設置場所に、向いている条件を紹介していきます。
◎屋内設置に適しているスペース
- ブレーカーの近い場所
- 湿気のこもりづらい場所
◎屋外設置に適しているスペース
- 直射日光が当たらない
- 海岸から50m以上、離れた地域
- 高温多湿ではない場所
- 寒暖差の少ない場所
設置条件をクリアできなければ、蓄電池を導入することはできません。
設置スペースに適しているのかを、あらためて確認しておきましょう。
【注目される蓄電池】今後も普及率はさらに上昇!
近年は、ご家庭で防災対策の備えとして蓄電池の設置が増加しています。
蓄電池の普及がスタートした年から2017年までの出荷台数を紹介します。
年度 | 出荷台数 |
2011年 | 11,830台 |
2012年 | 70,383台 |
2013年 | 116,969台 |
2014年 | 180,183台 |
2015年 | 314,914台 |
2016年 | 237,915台 |
2017年 | 324,609台 |
蓄電池の出荷数は、毎年上昇しています。
近年では、太陽光と蓄電池の導入がメジャーになっています。
今後も補助金はもらえる?【まだまだもらえるチャンスあり】
蓄電池の普及率は、卒FITが近づくにつれて、急速に伸びています。
ですが、10年前と現在をくらべると補助額は、大きく減少しています。
年度 | 補助金 | 補助 |
2011年度(平成23年) | 1住宅あたり上限100万円 | 差額の1/3以内 |
2021年度(令和3年) | 1住宅あたり 5万~10万円 | 補助率½以内、1kWhあたり7万円 |
では、次に令和2年・3年度の東京都の補助金額を見てみましょう。
年度 | 単価/上限額 | 対象機器の条件 |
令和2年 | 10万円/kWh 上限額60万円 | 20万円/kWh |
令和3年 | 7万円/kWh 上限額42万円 | 17万円/kWh |
単価/上限額、対象機器の金額は、1年後に下がっています。
今後さらに蓄電池の普及率も上がり、補助金制度を利用する方も増えることでしょう。
今後も蓄電池の設置は増加する!【自家消費の時代へ】
今後、蓄電池の普及もさらに広がり、蓄電池の設置率も上昇します。
蓄電池を導入することで、停電対策や自家消費に活用できます。
電気代の削減にもなる、蓄電池をご家庭に取り入れてみるのもよいでしょう。
リノベステーションではオムロンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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