【補助金でおトクに】蓄電池の補助金って、いったいいつ給付される?
近年、地球温暖化への取り組みや防災の観点から自宅に電気を蓄えることができる「蓄電池」を導入する家庭が増えてきています。
しかし、蓄電池に人気が集まっている一方で、巷ではこんな悩みを聞くことが多いです。
「蓄電池を導入したいけど、導入費用が高いから諦めました…」
「もう少し安く蓄電池を購入できたら良いんだけど…」
たしかに、蓄電池の導入費用は年々安くなっていますが、それでも80万円~200万円程度とかんたんに手が出せる金額ではありませんね。
そんな方に朗報です。
実は、国や自治体が募集している補助金の交付を受けることで、蓄電池の導入費用をかなり安く抑えることができるのです。
今回は、蓄電池の補助金の「受給時期」について詳しく解説していきます。
補助金を受給しやすくするポイントや申請時の注意点についても紹介しているので、興味のある方はぜひ最後までお付き合いください。
目次
蓄電池の購入時に受け取れる「補助金」って?
2021年現在、日本ではさまざまな自治体や企業が地球温暖化対策の一環で、二酸化炭素の排出減につながる省エネ関連事業に多額の資金を投入しています。
自宅に電気を蓄えることができる「蓄電池」は、太陽光発電システムとセットで使用することで電気の自給自足が可能になる関係で、国や多くの自治体が補助金制度を導入しており、蓄電池の設置を検討している方は、これを利用することで通常より安い初期費用で機器を導入することができます。
蓄電池の補助金を受給するには、自治体ごとに異なる、申請のタイミングや機器の要件などのさまざまなハードルをクリアしないといけないため、機器の購入前に必ず確認しておきましょう。
【申請時の流れ】蓄電池の補助金は設置から半年程度でもらえる!
蓄電池の補助金は、自宅に設置が完了してから約半年後に振り込みがおこなわれることが多いです。
この項では、補助金の振り込みのかんたんな流れと振り込みに時間がかかってしまう理由について解説していきます。
蓄電池の補助金が振り込まれるまでのかんたんな流れ
一般的な蓄電池の補助金が振り込まれるまでの流れは、以下のとおりです。
- 自治体に申請書を提出
- 審査に通った場合、交付が決定
- 設置工事の着工
- 設置後、自治体に完了報告をおこなう
- 確認が取れ次第、補助金の交付額を決定し振り込みを実行
今回は、流れをかんたんに伝えるためにいくつかの手続きを簡略化していますが、実際にはこの間に何度も書類のやり取りが必要です。
仕事や家事が忙しく、補助金が交付するまでの申請処理が大変だと感じている方は、補助金の申請代行サービスに依頼し、ご自身でやらなくてはいけない負担を少しでも軽くしておくことをおすすめします。
補助金の交付に時間がかかってしまう理由
蓄電池の補助金は、スムーズに手続きが進んだ場合、設置完了からおよそ2ヶ月程度で振り込みがおこなわれます。
しかし、ここ数年蓄電池の補助金申請が加熱している関係でこれらの手続きに遅れが生じており、現在は設置が終わってから振り込みがおこなわれるまで、約半年間は待たなくてはいけません。
自治体は基本的に、先に交付を決定した方から優先的に振り込みをおこなうため、すぐに補助金を受け取りたい方は募集開始のタイミングを狙って申請をおこなうようにしてください。
また、申請書類に不備があった場合、再提出が必要になり、その分補助金の振り込みは後ろにずれ込んでいきます。
申請書類の提出時には入念な確認を実施し、どうしても不安な方は、補助金の申請代行サービスに確認を依頼してしまいましょう。
補助金の受給時期以外に、気をつけておくべき「ポイント」は?
蓄電池の導入に補助金を活用する場合、補助金の受給時期は気になるポイントのひとつですが、それ以外にも補助金の申請や受給のタイミングで気をつけなければいけない点がいくつか存在しています。
ここでは、補助金の受給時期以外に気をつけておくべきポイントについて大きなものを3つほど紹介していきます。
申請の条件やタイミングは自治体ごとに異なる
まず、蓄電池の補助金を受給できる条件や申請のタイミングは自治体ごとに異なります。
蓄電池の補助金について事前に確認しておくべき点は以下のとおりです。
- 申請期間
- 申請のタイミング(購入前/設置前など)
- 受給できる補助金の金額
- 補助対象
- その他
この中でも特に大事なのは補助金の申請をおこなうタイミングです。
申請のタイミングを誤ると、最悪の場合補助金の申請が通らない可能性があります。
蓄電池を購入してから補助金がおりないことを知っても遅いので、蓄電池の補助金を活用予定の方は必ず事前に確認を取るようにしましょう。
製品によっては補助金が受けられないケースがある
さきほど紹介したように、国や自治体が募集している蓄電池に関する補助金には、申請のタイミングなどのさまざまな条件が設定されているのですが、その中には補助金が交付される対象の機器が決まっている場合があり、注意が必要です。
対象機器の制限は自治体ごとに異なっていますが、たとえば、東京都の場合は太陽光発電システムとのセット利用でないと補助金を受給できない仕組みになっています。
もし、対象機器でない蓄電池を購入してしまうと、補助金を受給することができず、最終的にかなりの金額を実費で賄わなければなりません。
そうならないためにも、補助金の受給条件を確認するのは蓄電池の購入前にすることを強くおすすめします。
予算に達したタイミングで受付は終了してしまう
国や自治体が提供している補助金は、すべてに予算が設定されており、あらかじめ定められた予算に達したタイミングで補助金の申請はすべて打ち切られてしまいます。
そして、もちろん申請が通らない限り補助金を受け取ることはできません。
蓄電池の導入に補助金の活用を検討している方は、自治体のホームページを確認し、仮に申請期間内であっても受付が終了していないかどうかを予めチェックするようにしてください。
蓄電池の補助金はここ数年毎年実施されていることが多いので、どうしても安く蓄電池を設置したい場合は、次回の募集まで蓄電池を購入するのを待つのも良いかもしれません。
ちなみに、補助金の募集をスタートするタイミングは自治体によりますが、年度替わりの4月となっていることが多いです。
申請は早いもの勝ちなので、募集開始のタイミングですぐに申請をおこなうようにしましょう。
自治体のHPをチェックして、補助金をいつもらえるのか確認しておこう
今回は、蓄電池の補助金の「受給時期」について紹介しました。
蓄電池の補助金は、地球温暖化対策の観点から現在国や多くの自治体で提供されており、もし交付を受けられれば、初期費用をかなり抑えた状態で蓄電池を設置することができます。
補助金の交付時期は、現在申請数が大幅に増加している関係で設置工事完了後半年程度が目安となっていますが、募集直後に申請をおこなうことでスムーズに補助金を受け取ることができる場合があります。
状況によっては、補助金の申請代行サービスを利用するのも、自身の負担を軽くしつつ早めに補助金の振り込みを受けられるひとつの手でしょう。
蓄電池の補助金は、国や自治体によって受給できる条件が異なります。
確実に補助金を利用したい方は、機器の購入前に必ずインターネットサイトを確認し、募集時期や他の要件について把握しておきましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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