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蓄電池を設置して電気代の高騰対策!気になる工事内容や値段を解説!

2024年01月04日更新

太陽光発電との併用や停電時の備えとして、家庭用蓄電池の設置を検討されている方が増えてきています。電気代の高騰対策にもなることもあり、話題としても蓄電池は注目を浴びています。

しかし、設置工事の内容や、実施に当たっての注意点などは中々分からないもの。

そこで、本記事では家庭用蓄電池の設置工事の内容や、抑えておきたい注意点について解説していきます。

蓄電池設置にあたって押さえておきたい具体的な工事内容

蓄電池の設置工事は、おおよそ下記の流れで進むケースが大半です。

  • 事前の環境調査
  • 基礎工事
  • 各種機器類の設置
  • 電気配線工事
  • 設定と最終確認

それぞれについてみていきましょう。

事前の環境調査

最初に、希望する蓄電池の設置場所が、必要な要件を満たしているか確認します。

スペースの広さ、床面の耐重量、温度、直射日光に当たらないかなど、設置場所には様々な要件があるのです。

また、太陽光発電と併用する場合は配線の確認も行います。

基礎工事

蓄電池の屋外設置には、水没などを防ぐための基礎工事が必要です。

メーカーによって工事の種類は、簡易基礎工事か本基礎工事の2つに分かれます。

簡易基礎工事は手軽に終わりますが、本基礎工事はコンクリートを利用するため、1~2日を要する工事になります。

また、屋内に設置する場合は、基礎工事は必要ないことがほとんどです。

各種機器類の設置

蓄電池本体をはじめとした各種機器を設置していきます。

蓄電池が転倒しないようにしっかりと基礎部分に固定し、電気の変換を行うパワーコンディショナーなどの周辺装置も必要に応じて取り付けます。

電気配線工事

家庭の電気と繋ぐための配線工事を行います。

太陽光発電などを併用している場合は、そちらの配線との接続工事も行います。

さらにHEMS(Home Energy Management System)などのエネルギー管理システムを導入している場合は、システムとの接続工事も必要です。

設定と最終確認

最後に蓄電池の設定と動作確認を行い、終了です。

設定では非常時の挙動や、普段の充放電に関する重要な事項を決めることになります。

内容を十分に理解して決めないと、想定通りの効果が得られないので注意しましょう。

蓄電池設置の工事内容で発生する費用

蓄電池の導入費用は、蓄電池本体の費用と設置工事費用の合計です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

蓄電池の本体費用

蓄電池本体は、高額な製品です。

一般家庭に設置される5kwhの蓄電池の価格は、大体90万~200万円ほどかかります。

(※kwh:保存できる電力容量を示す単位)

耐用年数やオプションが、メーカーごとの値段の違いとなっているため、選ぶ際はその点に注意しましょう。

設置工事の費用

蓄電池の設置には、先述のように複雑な工事が必要です。

また、蓄電池は成人男性2人でようやく運べるほどの重量であるため、輸送にもお金がかかっています。

この設置工事にかかる費用は大体20万~30万円ほどです。

押さえておきたい蓄電池設置の工事内容のポイント

蓄電池の導入には高い費用が掛かります。

満足いく結果にするためには、いくつかの抑えておくべきポイントがあります。

  • 業者選びの重要性
  • 作業に要する時間
  • 蓄電池を設置する時期

順番に見ていきます。

業者選びの重要性

太陽光発電や蓄電池は、政府の補助金が出る製品です。

このような補助金の出る製品は、携わる業者の利ザヤが大きいため、新規参入する企業が非常に多い傾向にあります。

そのため業界内には、大々的に広告を出している企業の中でも実績や実力に乏しい業者が一定数存在します。

設置工事を行うにあたっては、「メーカーからの紹介」や「多くの実績がある」など信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

作業に要する時間

蓄電池の設置はかなり時間をとる工事です。

特に本基礎工事で、コンクリートを扱う場合は数日間を要します。

スケジュールを予めしっかりと把握するようにしましょう。

蓄電池を設置する時期

蓄電池を設置する場合は、自治体からの補助金が得られる内に行うことが望ましいです。

補助金が近日中に無くなるということは考えにくいですが、数年のうちに予算が縮小され、支給額が減少することは十分に起こる可能性があります。

蓄電池の設置を決めている方は、早め早めの実行がおすすめです。

【まとめ】蓄電池設置の工事内容をしっかり把握して満足な工事を!

以上、蓄電池設置工事の内容やかかる費用、押さえておきたいポイントについて解説しました。

蓄電池設置の工事はかなり大がかりなものですので、事前にしっかりとスケジュールを立てる必要があります。

理想とする生活に近づくため、きちんとスケジュールを組み蓄電池ライフを楽しみましょう。

最後に、本記事の内容を再度3行でまとめます。

  • 蓄電池設置の工事は「事前の環境調査」「基礎工事」「各種機器類の設置」「電気配線工事」「設定と最終確認」の順で行われる
  • 蓄電池設置の工事内容で発生する費用は「蓄電池の本体」と「設置工事」の2つの合計である
  • 蓄電池の設置に当たっては「業者選び」「作業時間」「設置時期」に留意すると良い

本記事が、蓄電池の設置を検討しているあなたの参考になりましたら幸いです。

 

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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