蓄電池を製造しているメーカーの特徴13社まとめて紹介!
脱炭素化や、太陽光パネルで発電した電気をより効率的に使用するのに導入される蓄電池。
家庭用の蓄電池は、電気代の節約や停電対策にも役立ちます。
今回は、家庭用蓄電池の選び方や、主要メーカー13社の特徴をそれぞれ解説します。
蓄電池の選び方や、メーカー選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 メーカーを決める前に!家庭用蓄電池の選び方は?
- 2 蓄電池を製造・販売しているメーカー13社の特徴を紹介!
- 2.1 【シャープ】高性能な使いやすさが魅力!
- 2.2 【ニチコン】選べるラインナップが豊富!
- 2.3 【オムロン】体温計でおなじみ!コンパクトサイズが魅力!
- 2.4 【パナソニック】ラインナップが豊富で低価格!
- 2.5 【伊藤忠商事】AIで蓄電量をコントロール!
- 2.6 【長州産業】充実した保証とサポート
- 2.7 【テスラ】近未来的なデザインが魅力!
- 2.8 【ダイヤゼブラ】増設可能で大容量を実現!
- 2.9 【ファーウェイ】スマホでおなじみの心強いメーカー!
- 2.10 【ジンコソーラー】世界屈指の太陽光パネルメーカー
- 2.11 【京セラ】とにかく大容量の蓄電池が欲しい人に!
- 2.12 【ネクストエナジー】AIで放充電を自動制御可能!
- 2.13 【スマートソーラー】大容量かつ安価な蓄電池が売り!
- 3 蓄電池のメーカーの特徴をしっかり捉えて選ぼう!
メーカーを決める前に!家庭用蓄電池の選び方は?
蓄電池の選び方のポイントは、「容量」「太陽光パネルの併用有無」「保証」「性能」です。
蓄電池メーカーの特徴を知る前に、どんな蓄電池が自分の家庭に合っているのか考えてみましょう。
①サイズと容量
蓄電池を選ぶ際に欠かせないのが、容量の選択です。
万全な停電対策や、電気の自給自足を行いたい場合、10kWh以上の蓄電池がおすすめです。
対して、最低限の対策だけでいい人や、電気の使用容量が少ない家庭では、容量少なめの蓄電池でも良いでしょう。
注意が必要なのは「蓄電池の容量が増えるほど、蓄電池のサイズが大きくなってしまう」という点です。
近年、蓄電池メーカーの努力によって、省スペースに設置できる小型の蓄電池が続々販売されています。
しかし、蓄電池の導入には、蓄電池の設置スペースだけではなく、点検などをする際に人が入るスペースなども必要です。
蓄電池を導入する際は、自宅にスペースを確保出来るかどうかを、今一度チェックしてみましょう。
実際に、導入する蓄電池が決まったら、事前調査で採寸してもらうと安心です。
②太陽光パネルと併用するかどうか
蓄電池を選ぶ時は、太陽光パネルにも注目してみましょう。
蓄電池と太陽光パネルは、お互いの弱点を補うことが出来る、相性の良い組み合わせです。
太陽光パネルを導入する時は蓄電池を、蓄電池を導入する時は太陽光パネルの導入を検討してみましょう。
蓄電池と太陽光パネルを、同時に導入する場合には、販売店によってセット割を利用できる場合もあります。
既に太陽光パネルを導入している場合には、太陽光パネルのメーカーと蓄電池のメーカーを揃えるのもおすすめです。
既に太陽光パネルが導入されている場合、蓄電池の導入に際して、既存の太陽光パネルに対する保証は付けられるかどうかも、しっかり確認しましょう。
③保証内容
家庭用蓄電池の寿命は、10年から20年だと言われています。
長く使用する蓄電池だからこそ、長期保証だと安心です。
蓄電池に対するメーカー保証は、10年から15年の場合が多く、10年保証の場合も有償で5年延長できるメーカーがあります。
保証期間だけではなく、保証内容も必ず確認が必要です。
本体やシステムの保証はもちろん、水害や落雷などの自然災害への保証があると安心でしょう。
④蓄電池の機能
蓄電池には、「ハイブリッド」や「単機能」、「200V対応」など、種類があります。
ハイブリッド蓄電池は、太陽光パネルと蓄電池のパワコンを一緒にできる点がメリットです。
太陽光パネルを導入する予定の家庭や、パネルのパワコンが調子の悪い家庭は、ハイブリッド蓄電池の導入を検討してみましょう。
また、停電対策として蓄電池を導入する場合や、オール電化の家庭には、200V対応の蓄電池がおすすめです。
200V対応の蓄電池であれば、エアコンやIHにも給電することができます。
⑤「全負荷対応」か「特定負荷」
全負荷対応の蓄電池は、停電が起こった際に家全体に給電ができる蓄電池です。
停電の際にも、いつも通り電気を使用する事ができるのがメリットです。
しかし、全部屋で電気を使える分、電気の使いすぎをしてしまう場合もあります。
対して、特定負荷とは停電が起こった際に、特定の部屋や家電に給電ができる蓄電池です。
特定負荷対応の蓄電池は、価格が安く、電気を使いすぎないという点がメリットだと言えるでしょう。
しかし、停電時に給電ができる場所が限られてしまうので、使いたいのに使えないという状況も考えられます。
蓄電池を製造・販売しているメーカー13社の特徴を紹介!
どんな蓄電池を導入したいかイメージ出来たら、メーカーの特徴も把握しておきましょう。
既に太陽光パネルを導入している場合には、太陽光パネルのメーカーの蓄電池の特徴をチェックしてみましょう。
【シャープ】高性能な使いやすさが魅力!
シャープの蓄電池は、シェア率が高く、4.2kWhから13.0kWhで選べる容量が豊富です。
さらに、長寿命設計で長く使えるのも嬉しいポイントだと言えるでしょう。
専用のタブレットから、放電・充電の操作も可能です。
【ニチコン】選べるラインナップが豊富!
ニコチンの蓄電池は、4.0kWhから16.6kWhの容量から選ぶことができます。
備え付け蓄電池の他にも、ポータブル蓄電池の取り扱いもあります。
ニチコンは大容量の蓄電池が多いので、大容量蓄電池を導入したい人は候補に入れておきましょう。
【オムロン】体温計でおなじみ!コンパクトサイズが魅力!
オムロンの蓄電池は、4.2kWhから16.4kWhの容量から選ぶことができます。
容量と単機能型、ハイブリッド型など、自由に組み合わせができる蓄電プラットフォームも魅力的です。
蓄電池のサイズも、小さく軽く、コンパクト設計なので、スペースが不安な家庭にもおすすめです。
AIが放電・充電の最適化を行ってくれる機能も搭載されているので、安心して使用することができます。
【パナソニック】ラインナップが豊富で低価格!
パナソニックの蓄電池は、3.5kWhから33.6kWhの大容量から選ぶことができます。
ハイブリッド型や単機能型まで、幅広いラインナップが特徴です。
また、大容量かつ高出力で価格が安めに設定されているのも、嬉しいポイントだと言えるでしょう。
【伊藤忠商事】AIで蓄電量をコントロール!
伊藤忠商事の蓄電池は、9.8kWhと13.16kWhから選ぶことができます。
AI機能が標準で搭載されており、放電と充電を最適にコントロールしてくれます。
また、太陽光パネルと蓄電池、電気代が定額で利用できるサービスも魅力的です。
太陽光発電で削減したCO2量に応じて、ポイントが貯まるサービスもあります。
【長州産業】充実した保証とサポート
長州産業の蓄電池は、6.5kWhから16.4kWhの容量から選ぶことができます。
屋内設置の蓄電池が豊富で、保証期間が長いことが嬉しいポイントです。
長州産業の蓄電池は、メーカー保証が15年なので、長期保証の蓄電池にしたいと考えている方は、購入を検討してみましょう。
【テスラ】近未来的なデザインが魅力!
近未来的なデザインが特徴のテスラPowerwallの容量は、13.5kWhです。
アプリで蓄電池の使用状況を確認することが可能なので、電気の使い方への関心も高まるでしょう。
価格も安く設定されており、手が届きやすい点も嬉しいポイントです。
【ダイヤゼブラ】増設可能で大容量を実現!
ダイヤゼブラの蓄電池は、5.5kWhから14kWhの容量から選ぶことができます。
後から蓄電池の後付けをすることが可能な点も、嬉しいポイントです。
音声で蓄電池の状況などをお知らせしてくれるので、分かりやすいのもメリットです。
【ファーウェイ】スマホでおなじみの心強いメーカー!
ファーウェイの蓄電池は、5kWhから30kWhまでの容量から選ぶことができます。
専用のアプリから蓄電池の状況などを、確認することも可能です。
大容量な蓄電池を導入したい場合には、十分候補に入るメーカーだと言えるでしょう。
【ジンコソーラー】世界屈指の太陽光パネルメーカー
ジンコソーラーの蓄電池は、6.1kWh・9.2kWh・12.3kWhから選ぶことができます。
ジンコソーラーとは、世界で見てもシェア率の高い太陽光パネルのメーカーです。
蓄電池の価格はかなり抑えられており、メーカー保証が15年なのが嬉しいポイントです。
【京セラ】とにかく大容量の蓄電池が欲しい人に!
京セラの蓄電池は、3.2kWhから15.0kWhから選ぶことができます。
蓄電池は、薄型で軽いのでスペースが心配な方にもおすすめです。
珍しいクレイ型リチウムイオン蓄電池を選ぶことができます。
見守りサービスも搭載されているので、安心して使用することができるでしょう。
【ネクストエナジー】AIで放充電を自動制御可能!
ネクストエナジーの蓄電池は、9.8kWhから13.16kWhから選ぶことができます。
AI搭載で放電と充電を管理してくれるので、天気などをチェックする手間が省けます。
また、EVへ充電可能な蓄電池もあるので、太陽光パネルで発電した電気を、EVに充電したい人にもおすすめです。
【スマートソーラー】大容量かつ安価な蓄電池が売り!
スマートソーラーは、11.5kWhと11.8kWhから容量を選ぶことができます。
防錆(さび)処理や、防水処理、防塵処理も、しっかりされているので痛みにくいと言えるでしょう。
さらに、AIで放電と充電を最適化してくれる点も嬉しいポイントです。
蓄電池のメーカーの特徴をしっかり捉えて選ぼう!
今回は、蓄電池メーカーの特徴や、選び方について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
環境に対する意識の高まりや、電気代の節約効果などにより、人気が出てきている蓄電池。
国や自治体の補助金も受け取ることが出来るので、自宅に導入するなら今がチャンスだと言えるでしょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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