蓄電池のサイクル数ランキングTOP5【メーカー比較】

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蓄電池を選ぶときに、サイクル数で悩んでいる方は多いはず。

サイクル数が大きいほど、耐用年数・寿命が長いです。

サイクル数の他にも設置環境や使い方によって寿命を延ばすことができます。

そこで今回は、蓄電池のサイクル数を減らさずに使うコツ・各メーカーのサイクル数を比較した結果をご紹介します。

最後にサイクル数の大きい順に蓄電池をランキング化したので選び方の参考にしてください。

蓄電池のサイクル数は耐用年数と寿命が目安！

蓄電池に多く使われるリチウムイオン電池は、およそ4000回のサイクル数です。

蓄電池のサイクル回数が4000サイクルの場合、およそ11年の寿命です。

サイクル回数がわかると寿命を求めることができます。

• サイクル回数÷365(日)=蓄電池の寿命

あくまで目安であり、設置場所や使用方法によって蓄電池の寿命は変わります。

容量の大きい蓄電池は、蓄電量が大きい分、1日の充放電の時間が長く耐用年数が高くなりやすいです。

蓄電池のサイクル数を減らさずに長く使う方法

蓄電池のサイクル数を減らさず長く使うポイントは以下の3つです。

• 蓄電池を使い切ったままにしない
• 直射日光をさける【25度以上を超えないこと】
• 容量に余裕を持って充電する

1日でも長く使えるように、減らさない方法を解説します。

蓄電池を使い切ったままにしない

電池容量をゼロのままフル充電をさせて、使い切ると寿命を縮めてしまいます。

蓄電池を使い切ったままにすると電圧数が下がり、サイクル回数を減らす原因に。

寿命を減らさないためにも、使いきる20%を目安に充電し、使いきったままにしないようにしましょう。

直射日光をさける【25度以上を超えないこと】

日の光がある場所に蓄電池を設置すると、リチウムイオン電池は劣化しやすいです。

リチウムイオン電池は、暑さ寒さに弱く性能がうまく発揮されづらくなります。

高温な場所に蓄電池を置き続けると爆発する可能性もあります。

蓄電池を設置する場合は、日の当たらない風通しの良い場所に設置しましょう。

容量に余裕を持って充電する

ゼロになって充電をすると、リチウムイオン電池に負担がかかりサイクル数が下がってしまいます。

蓄電池は極度な充放電を繰り返すと劣化しやすい性質があるからです。

フル充電から放電残量が20%になったタイミングで充電するようにしましょう。

蓄電池の各メーカーサイクル数を比較【出力保証について】

	サイクル回数	出力保証
田淵電機	12,000回	蓄電可能容量60％
ニチコン	12,000回	蓄電可能容量50％以上
シャープ	12,000回	蓄電可能容量60％
オムロン	11,000回	蓄電可能容量60％
京セラ	6,000回	蓄電可能容量60％

大手メーカーの中でもサイクル回数が多いのは、田淵電機・ニチコン・シャープ。

5つのメーカーの出力保証は、定格容量の50%～60%を保証してくれます。

また保証期間を延長できるサービスもあり、保証値を下回った場合でも、無償で交換できる可能性があります。

蓄電池サイクル数ランキングTOP5

• 田淵電機
• ニチコン
• シャープ
• オムロン
• 京セラ

蓄電池の中でもサイクル数の多い順に紹介します。

特徴や相場価格も合わせてご覧ください。

田淵電機【EIBS7】

モデル名	OF-LB70-TK
容量	7.04kWh
パワーコンディショナの種類	ハイブリット型
最大出力	5.500W
サイクル回数	12,000回

スマートモードで効率よく1日2サイクルの充放電が可能です。

深夜に電力会社から電気を買って早朝に使用し、日中に太陽光発電で発電した電力を充電したり夜間の電力に回せたりできます。

出力数が高いので太陽光発電で発電した電力を、蓄電池により多く貯めることができますよ。

サイクル数も高く、15年の無償保証が付きと安心感も魅力です。

ニチコン【ESS-H2L1】

モデル名	ESS-H2L1
容量	12kWh
パワーコンディショナの種類	ハイブリット型
最大出力	5,900W
サイクル回数	12,000回

業界トップクラスの大容量と高出力で全負荷型でも安心です。

本体保証は15年と長く、水害や落雷が起きても安心の10年自然保証つき。

北海道などの寒い地域でも屋外設置でき、-30℃の場所でも運転可能です。

シャープ【JH-WBシリーズ】

モデル名	JH-WBシリーズ
容量	4.2～9.5kWh
パワーコンディショナの種類	ハイブリット型
最大出力	5,500W
サイクル回数	12,000回

JH-WBシリーズは、4.2kWh〜9.5kWhの容量までラインナップが豊富です。

小さな容量から大きな容量まで、コンパクトに後付け設置もできます。

保証は10年・15年から選択できるのも特徴の一つです。

オムロン【KPBP-Aシリーズ】

モデル名	KPBP-Aシリーズ
容量	6.5kWh～16.4kWh
パワーコンディショナの種類	単機能・ハイブリッド・全負荷型
最大出力	5.600W
サイクル回数	11,000回

KPBP-Aシリーズは、単機能・ハイブリッド・全負荷型の3種類から選べます。

設置後に単機能型からハイブリッド型に変更することも可能です。

大容量でありながらコンパクトに設置でき、保証期間は15年と長いのが特徴です。

京セラ【EGS-LM1201】

モデル名	EGS-LM1201
容量	12kWh
パワーコンディショナの種類	ハイブリット型
最大出力	3,000W
サイクル回数	6,000回

押し上げ機能設定があり、朝昼夜の使用に合わせて設定できます。

蓄電池の保証は15年、10年の自然災害が補償されており、もしもの時も安心です。

蓄電池のサイクル数を比較して環境にあったものを選ぼう

蓄電池はサイクル回数が大きいものほど、耐用年数も高くなり長く使えます。

また設置場所や使い方によって、サイクル回数は変わるので注意しましょう。

劣化させずに長く使うためにも、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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