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オール電化の電気プランの決め手とは?おすすめの電気プランも紹介!

オール電化 2024年01月04日更新

オール電化家庭では、よりお得を感じるために電力プランをオール電化専用のものに変更する必要があります。
では、オール電化対応の電気プランとは、どういった特徴があるのでしょうか。

今回の記事では、オール電化と一般の電気料金の違い、おすすめの電力会社の選び方、おすすめの電気プランについて解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

オール電化の電気プラン!オール電化と一般の電気料金の違いは何?

まずは、オール電化向けの電気プランと一般の電気料金プランの違いは何なのかについて解説します。

【オール電化】時間ごとに電気単価が異なる

オール電化向け電気プランの最大の特徴は、電気単価が時間ごとに異なる点です。

オール電化家庭では、エコキュートや蓄電池などに電気を溜め、溜めた電力の範囲内で生活をします。
溜める電力は、各電力会社が設けている夜間の割安電力。

つまり、今までと同じ「電力を使う」でも、夜間の割安電力内で事が済めば、電気代の大幅削減が望めるのです。

各電力会社は、夜間と日中の時間帯を各々設定しています。
たとえば、夜10時〜翌7時までが夜間の割安電力の時間帯、7時〜夜10時までが日中の割高電力の時間帯といった感じです。

ただ、電力会社によって夜間の時間設定が異なるので、ご家庭のライフスタイルに合った電力プランのある電力会社と契約を結べると良いでしょう。 

【一般的な電気プラン】電気使用量で電気単価が決定する

一方、オール電化ではない電気+ガス契約の家庭では、電気使用量によって電気単価が決定する「従量電灯プラン」という電力プランを契約する場合がほとんどです。

従量電灯プランは、契約アンペア数に応じた基本料金が発生する他、電気使用量に応じた電気料金を支払う必要があります。

従量電灯プランの最大の特徴は、月の電力使用量が少なければ少ないほど、電気単価が安くなるということ。
多くの電力会社では、月々の電気使用量に合わせて以下のような設定を設けています。

  • 0~120kWhまで…… 電気単価が安い(19円/kWh程度)
  • 120~300kWhまで… 電気単価が少し上がる(26円/kWh程度)
  • 300kWh以上…………電気単価が高い(30円/kWh程度)

 したがって、電気使用量をいかに抑えていくかが大きなポイントです。
ちなみに、オール電化家庭のように、時間によって電気単価が変わるようなことはありません。

オール電化の電気プラン!おすすめの電力会社の選び方は?

オール電化と一般的な電気プランの違いが分かったところで、オール電化向けの電力会社の選び方を見ていきましょう。

オール電化プランがある電力会社を選ぶ

オール電化家庭では、オール電化プランがある電力会社を選ぶことが大切です。

昨今、新築住宅をはじめとするオール電化ブームがあるものの、実はすべての電力会社にオール電化対応プランが存在しているわけではありません。

したがって、まずは希望する電力会社にオール電化対応の電力プランが存在しているかの確認が必要です。
オール電化対応の電力プランが存在していたら、その他サービスについてチェックし、最終的な電力会社を決定していけると良いでしょう。

家庭に合う料金設定と時間設定の電力会社を選ぶ

家庭に合う料金設定と時間設定の電力会社を選ぶことも、オール電化向けの電力会社選びで大切になります。

既述の通り、オール電化向けの電力プランは、各電力会社によって料金設定と時間設定がバラバラです。
たとえば、以下のようなこと。

  • 夜間の電力単価が格安な代わりに、夜間の時間帯が短い
  • 夜間の電力単価は平均値だけれど、夜間の時間帯が長い
  • 日中の電力単価が安いけれど、夜間は少し割高感がある

オール電化向けの電力プランは、どの電力会社も夜間の電気単価を低くしていますが、値段だけで判断するのはNGです。
夜間の時間帯が何時から何時なのか、日中の電気単価はいくらなのかなど、総合的に判断するようにしてください。

対応可能エリアを確認する

オール電化向けの電力会社選びで欠かせないことは、対応可能エリアを確認することです。

実はオール電化は各主要都市部での供給には成功しているものの、対象地域が地方になればなるほど選べる選択肢が減ってしまうデメリットがあります。

したがって、お住まいの地域によっては「オール電化だから選べる電力会社が1社しかない」と悩んでしまう可能性もあるでしょう。

できるだけ新電力会社を検討する

できるだけ新電力会社を検討することも、オール電化向けの電力会社選びでは必要です。

というのも、新電力会社は競合他社が非常に多いため、大手電力会社に比べて電気単価が安い傾向にあります。

それでいて、大手電力会社と同じケーブルを利用して電力が供給されるので、電力の質は変わらないというメリットがあります。

つまり、今までと同じ電気を使用しているのに、新電力会社に契約変更することで電気料金の大幅削減が期待できるということ。とてもお得ですよね。

また、新規乗り換え割などを実施している新電力会社も多く存在しているので、上手く乗り換えすることができれば、年間数千円〜数万円を浮かせることも可能になります。

オール電化の電気プラン!おすすめの電気プランは?

最後に、オール電化でおすすめの電力会社と電気プランを紹介します。ぜひ役立ててみてくださいね。

東京電力エナジーパートナーの「スマートライフS」

東京電力エナジーパートナーの「スマートライフS」の料金設定は、以下の通りです。

時間帯

1kWhあたりの電気料金

(日中)午前6時~翌午前1時

25.80円

(夜間)午前1時~午前6時

17.78円

上記とは別に、10Aにつき286.00円の基本料金が発生します。
たとえば、40A契約の家庭であれば、1,144円の基本料金が追加されるということです。

東京電力エナジーパートナーの最大の魅力は、大元が東京電力ということ。
つまり、新電力でありながら今までと同じ安心感を得られるのです。

Looopでんきの「スマートタイムプラン」

Looopでんきの「スマートタイムプラン」の最大の特徴は、以下の通り。

  • 基本料金が永久に0円
  • 春秋と夏冬で料金単価が異なる

 具体的に、春秋(3〜6月および10〜11月)の料金単価について見ていきましょう。

時間帯

1kWhあたりの電気料金

(日中)午前10時~午後4時

17.5円

(早朝)午前6時~午前10時

(夕方)午後4時~午後10時

27.5円

(夜間)午後10時~翌午前6時

20.5円

以下は、夏冬の平日(7〜9月および12〜2月)の料金単価になります。

時間帯

1kWhあたりの電気料金

(平日日中)午前8時~午後6時

37.5円

(平日早朝)午前6時~午前8時

(平日夜間)午後6時~午後10時

27.5円

(平日夜間)午後10時~翌午前6時

20.5円

以下は、夏冬の休日(7〜9月および12〜2月)の料金単価です。

時間帯

1kWhあたりの電気料金

(休日日中)午前6時~午後10時

27.5円

(休日夜間)午後10時~翌午前6時

20.5円

基本料金が無料なのは嬉しいですが、先ほど紹介した東京電力エナジーパートナーの「スマートライフS」と比較すると、若干割高なことがお分かり頂けるでしょう。
とはいえ、基本料金分は浮く計算なので、
電気使用量が多い家庭におすすめの電力プランです。

CDエナジーダイレクトの「スマートでんきB」

CDエナジーダイレクトは2018年4月、電力会社に新規参入した新電力会社です。

しかし、大阪ガスと中部電力が50%ずつ出資している会社なので、安全性は保障されています。
安心してくださいね。

CDエナジーダイレクト「スマートでんきB」の料金設定は、以下の通りです。

時間帯

1kWhあたりの電気料金

(日中)午前6時~翌午前1時

25.80円

(夜間)午前1時~午前6時

17.78円

上記とは別に、基本料金の支払い義務があります。
基本料金は、東京電力エナジーパートナーと同額の286.00円(10Aにつき)です。

ちなみに、以下の表は先ほど紹介した東京電力エナジーパートナーの「スマートライフS」の料金体系の表になります。

時間帯

1kWhあたりの電気料金

(日中)午前6時~翌午前1時

25.80円

(夜間)午前1時~午前6時

17.78円

両社まったく同じであることが分かりますね。

しかし、CDエナジーダイレクトは独自ポイントが1%溜まるシステムを採用しているため、CDエナジーダイレクトで契約をしたほうがお得を感じられることでしょう。

オール電化の電気プランは種類が豊富!家庭に合うプランの契約を!

オール電化向けの電力プランの選び方について解説しました。

オール電化向けの電力プランは、夜間の電気料金の安さや設定時間、日中の電気料金の高さを総合判断することがおすすめです。

特に新電力会社は競合他社が多いので、各社魅力的な料金プランがあったり、新規割引などを実施しているケースが非常に多いのでおすすめ。

ぜひ、じっくり検討し、損の出ない電力会社選びをしてくださいね。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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