楽天でんきが値上げでやばい？改定料金やオススメ乗り換え先を解説！

「基本料金0円」のシンプルな料金設定と高いポイント付与率で人気の「楽天でんき」ですが、「2022年の値上げでやばい！」という口コミが増えていることをご存じでしょうか？

現在は新規の契約受付を停止している楽天でんき。

「このまま電気事業を撤退して使えなくなってしまうのでは…」と不安に感じている方も多いでしょう。

そこで本記事では、「楽天でんきの特徴や料金プランの詳細」「気になる値上げ率やメリット・デメリット」を徹底解説していきます！

記事の後半には「楽天でんきより安い、オススメの乗り換え先」を3つご紹介していますので、値上げの影響が心配な方はぜひ最後まで目を通してみてくださいね！

楽天でんきの特徴や料金プラン・値上げ後の改定料金を徹底解説！

まずはじめに、楽天でんきの料金プランの特徴や、以前より料金がどれくらい値上げしたのか解説していきます。

【特徴】基本料金0円！シンプルな料金プランでポイントも貯まる

楽天でんきの家庭用プラン「プランS」は、基本料金が0円、従量料金はどれだけ電気を使っても一定という、計算しやすいシンプルな構成が特徴です。

楽天ポイントの付与率も高く、電気料金200円につき1ポイント、楽天カードでの支払いで100円ごとに1ポイントもらえるため、契約するだけでザクザク貯まります。

さらに、楽天系列のサービスで随時プレゼントされる「期間限定ポイント」も電気料金の支払いに利用でき、実際の請求額よりもぐっとお得に電気が使えます。

スマホで「時間・日・月単位」で電気使用量を確認できる点も人気の理由です。

使いすぎている時間を細かくチェックできるため、効率よく節電できます。

【改定料金】2022年6月から従量料金が「最大14%」も値上げ！

楽天でんきは、2022年6月に「従量料金の値上げ」と「燃料費の上限撤廃」を発表、11月には燃料費を「市場価格調整」に変更するなど、数多くの値上げに踏み切りました。

従量料金の値上げ率は「4.3%〜最大14%」と大きく、同じく基本料金0円プランが売りの「Looopでんき」や「ソフトバンクでんき」と比較するとかなり割高といえます。

また、現在も市場価格による燃料費は上昇傾向にありますので、従量料金とは別に請求される金額は今後も値上がりを続けるでしょう。

他の新電力会社も続々と同様の値上げを発表しているため「楽天でんきだけがやばい」わけではないものの、値上げが家計に与える影響は無視できませんね。

【受付停止中】楽天でんきは現在新規で申し込みできない！

2022年12月現在、楽天でんきは新規での契約受付を停止しており、一度解約してしまうと再度契約しなおすことはできない状況です。

新規受付の終了から「電気事業の撤退」を発表するケースは珍しくなく、楽天でんきが電気の供給ストップを決断する可能性はゼロではありません。

たとえば、2022年3月に新規受付を停止した「エルピオでんき」は、4月には事業撤退を発表し、5月31日をもって完全にサービスを終了する急展開で大きな話題となりました。

多くの電力会社が厳しい経営難を迎える現在、楽天でんきも事業撤退する可能性は充分あります。

今のうちから乗り換え先を探しておくのが得策といえるでしょう。

楽天でんきを使い続けるメリット・乗り換えるべきデメリットとは？

つぎに、楽天電気を契約し続けるメリットや、他社に乗り換えるべきデメリットを解説していきます。

【メリット】使用量によってはまだお得！ガスとのセット割も魅力

従量料金の値上げが残念な楽天でんきですが、「基本料金0円」という経済メリットは変わっていないため、電気使用量が少なめの方にはまだまだお得ともいえます。

たとえば、東京電力で40A契約・120kWh使用した場合の電気料金は「3,533円」なのに対し、楽天でんきは「3,534円」であり、他社より絶対に高すぎるとも言い切れません。

一方で、九州地方にお住まいの方は価格改定で電気代が「約900円〜1,400円」ほど安くなったという事実はあまり知られておらず、今後の情勢によっては値下げに転ずる可能性もあります。

ほかにも、楽天カード払いや楽天ガスとのセット契約で加算されるポイントは依然として魅力的ですので、解約がめんどうな方はそのまま利用するという手もあります。

【デメリット】楽天ポイントを貯めたい人の「お得感」が薄くなった

楽天でんきのデメリットは、2021年5月いっぱいで「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象外となってしまったことです。

SPUによる「0.5%」のポイント加算が廃止されたため、楽天ポイントがザクザク貯まるお得感より、値上げによるデメリットが目立つようになりました。

最近では「CDエナジー」や「TERASELでんき」など、楽天ポイントが貯まるうえに料金も安い電力会社が増えたため、ますます不利な状況といえます。

「電気やガス、楽天市場の支払いをまとめて管理できる」というメリットはあれど、単純に家計の節約を考えれば、もっと安い電力会社に乗り換えを検討すべきでしょう。

【楽天経済圏ならお得】楽天でんきは「こんな人」にオススメ！

以下のような方なら、他の電力会社に乗り換えずに楽天でんきを継続したほうがお得ともいえます。

• 楽天市場や楽天モバイルを契約しており、普段の買い物も楽天カードで支払うなど、いわゆる「楽天経済圏」でポイントを貯めている人
• 毎月の電気使用量が280kWhを超えることは少ないが、できれば30A〜40Aの契約で余裕を持って電気を使いたい人
• 楽天でんきを解約すると現状再契約ができないため、ひとまず様子を見ておきたい人

「値上げでやばい」と噂の楽天でんきですが、同様の価格改定を発表している電力会社は多いため、「楽天でんきだけが異常に高い」わけではありません。

支払いのほとんどを楽天サービスでまとめている方なら「家計の管理が楽」というメリットもありますので、乗り換える際には慎重に検討しましょう。

楽天でんきから乗り換えよう！オススメ電力会社を3つご紹介！

さいごに、楽天でんきからの乗り換え先として本記事がオススメする、3つの電力会社の特徴や魅力をご紹介していきます。

【東京ガス】基本料金3か月無料！ポイント付与率も高くてお得

東京ガスの「基本プラン」は、基本料金は「大手電力会社と同額」、従量料金は「すべての段階で大手より安い」、どんな人でもお得な料金設定が強みです。

さらに、乗り換えると「基本料金が3か月無料」になるキャンペーンを随時行っており、たとえば30A契約なら年間「約2,500円〜3,500円」もの電気代を節約できます。

また、支払額に応じて貯まる「パッチョポイント」の付与率が「1,000円で15ポイント」と他社より1.5倍高く、楽天ポイントへの交換も可能です。

東京ガスのガス契約とまとめると「請求額が0.5%安くなる」セット割も魅力的。

電気使用量にかかわらず、誰でも1か月目の請求からお得を実感できるでしょう。

【TERASELでんき】4,000円分の楽天ポイントをプレゼント中

伊藤忠グループのTERASELでんきは、使用量に合わせて選べる2つのお得なプランと、乗り換えでもらえる「4,000円相当」のポイント還元が強みです。

基本料金、従量料金ともに大手より安い少人数向け「TERASELでんき」と、2段階以降の従量料金が格段に安い大人数向け「超TERASELでんき」の2段構えで、幅広いニーズに応えてくれます。

乗り換えでもらえる4,000円相当のポイントは「Amazonギフト券」「楽天ポイント」「Appleギフトカード」など6種類から選べる点もうれしいですね。

さらに、TERASELでんきは「楽天でんきと同じ還元率で楽天ポイントが貯まる」点も魅力的！

解約時の違約金や手数料もかからないので、気軽に試してみてはいかがでしょうか？

【CDエナジー】電気を使うほどお得！ガスとセットでさらに割引

中部電力と大阪ガスのコラボ会社であるCDエナジーは、1人暮らしから2世帯住宅まで幅広くカバーする4つのお得なプランと、Amazonプライム会費無料などの特典付きプランで人気です。

特に大人数向けの「ファミリーでんき」やオール電化向けの「スマートでんき」の割引率が高く、1ヶ月に400kWh以上電気を使う方なら楽天でんきより大幅に安くなります。

さらに、結婚や出産、新居の購入などの節目に応じて「3,000円相当」のカテエネポイントをプレゼントする「祝割」や、毎年誕生日には100ポイントが加算されるなど、独自のキャンペーンも魅力的。

電気使用量によって「最大6%」のポイントがつく「ポイントでんき」などユニークな特典プランも多く、ガス契約とのセット割引でさらに光熱費を削減できます。

【まとめ】楽天でんきは値上げでやばい！乗り換え先を検討しよう

2022年6月に従量料金を「最大14%」も値上げした楽天でんきは、依然としてお得なポイント付与率を差し引いても、決して安くない料金設定になってしまいました。

楽天でんき以外でも楽天ポイントがたまる電力会社は多く、新規契約でもらえるポイントを考えれば、乗り換えるメリットは大きいと断言できます。

今後も「燃料費調整額」や「再エネ賦課金」の値上げで電気代はどんどん高くなることが予想されますので、損しないためにも今すぐお得な乗り換え先をご検討ください！

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