【2023年】エコキュートの価格相場を紹介!
地球環境を考えたシステムであるエコキュート。
最近、テレビCMが流れたり、エコキュートの貯湯タンクを家の敷地内に置いてある家庭を見かけるようになったり、エコキュートがかなり普及していることがわかります。
ともなれば、エコキュートの販売価格やエコキュートのメリットが気になりますよね。
そこで今回の記事では、エコキュートの概要やメリットはもちろん、エコキュートの販売価格を左右するポイントや補助金制度の有無を解説します。
目次
エコキュートの価格が知りたい!エコキュートの概要とメリットは?
エコキュートが気になるけれど、既に結構普及しているため「いまさら聞けない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の章では、エコキュートの概要はもちろん、エコキュートのメリットも4つ紹介します。
エコキュートの概要
エコキュートは、大気中にある熱を利用して給湯するシステムです。
大気中にある熱は再生可能エネルギーの一種なので、エコキュートは省エネ性能が高い最新システムといわれているのです。
エコキュートでは、給湯されたお湯は貯湯タンクに収納され、家庭でお湯を使用する際は、貯湯タンク内の残量を使っていきます。
つまり、貯湯タンク内のお湯がなくなってしまうと、次にお湯を使えるようになるまで、一定時間お湯を使うことはできません。
したがって、タンク容量選びが非常に重要だといわれています。
エコキュートのメリット4選!
続いて、エコキュートのメリットを4つ紹介します。
エコキュートにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット①光熱費を削減できる
エコキュートのメリット1つ目は、光熱費を削減できることです。
エコキュートは主に大気熱を使い、少ない電力でお湯を作れる画期的なシステム。
だからこそ、電力使用量の大幅ダウンに成功し、光熱費を削減することができます。
電気代の高騰が問題視されている今、とても良いシステムだといえるでしょう。
メリット②地球環境に優しい
エコキュートのメリット2つ目は、地球環境に優しいことです。
前述の通り、エコキュートは大気熱を利用するシステム。
大気熱は再生可能エネルギーの一つで、地球環境に優しいことでも知られています。
昨今、地球温暖化が世界各国で問題視されていますが、その問題解決の一役を買えるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
メリット③貯湯タンク内の水を非常用水として利用できる
エコキュートのメリット3つ目は、貯湯タンク内の水を非常用水として利用できることです。
エコキュートのシステムを使うには、貯湯タンクの設置が必須になります。
この貯湯タンクには、基本的に水もしくはお湯が常に入っており、仮に断水などが発生した場合、非常用水として貯湯タンクの水もしくはお湯を利用できるのです。
ただ、貯湯タンク内の水もしくはお湯は、基本的に飲料水としては利用できません。
この点だけ注意しましょう。
メリット④ガスが不要で安心安全
エコキュートのメリット4つ目は、ガスが不要で安心安全ということです。
エコキュートは、オール電化家庭で多く採用されているシステムになります。
つまり、エコキュートを使用するにあたってガス契約は不要です。
ガスは爆発や引火などのリスクがあり、特に小さなお子様や高齢者と同居の場合は注意しなければならないもの。
しかし、エコキュートはガスを利用しないので、どのような家庭でも安心して使うことができるでしょう。
エコキュートの価格は?販売価格を決める重要なポイントを紹介!
エコキュートを購入する上で、やはり価格帯が気になってしまいますよね。
ただ、エコキュートは「安かろう悪かろう」ではなく、家庭に合っていれば安いものを購入しても特に問題はありません。
そこで今回の章では、エコキュートの購入金額を左右する「種類」「タンク容量」「グレード」について、それぞれどのような違いがあるのかを解説します。
エコキュートの種類
まずは、エコキュートの種類です。
エコキュートは、以下の通り3種類あります。
種類 | できること | 販売価格 | 電気代 |
フルオートタイプ | ・自動お湯張り ・足し湯 ・追い炊き | 高い | 高い |
オートタイプ | ・自動お湯張り ・足し湯 | 中間 | 中間 |
給湯タイプ | ・手で蛇口をひねってお湯を出す | 安い | 安い |
フルオートタイプが最も使い勝手が良いですが、その分、販売価格やランニングコストが高くなるデメリットも。
一方、給湯タイプのエコキュートは、最小限のシステムしか採用していないため、販売価格もランニングコストも安い傾向にあります。
エコキュートのタンク容量
続いて、エコキュートのタンク容量について紹介します。
各メーカー、家族構成に適したタンク容量のエコキュートを販売しています。
具体的には、以下の表を参考にして、タンク容量を選べると良いでしょう。
家族構成 | おすすめのタンク容量 |
2~3人家族の場合 | 300~320L前後 |
3~5人家族の場合 | 370L前後 |
4~7人家族の場合 | 460L前後 |
ただ、頻繁に人が集まるような家や、これから子供たちが成長する家の場合、タンク容量を1サイズ上げる必要があるかもしれません。
一概にはいえないので、販売店と話し合いができると良いでしょう。
エコキュートのグレード
エコキュートのグレードによっても、販売価格は異なります。
グレードが高いというのは、それだけ不便なく利用できるエコキュートということ。
たとえば、以下のようなものが搭載されているケースが多いです。
- 水圧が弱くならない(ガス給湯器と変わらない)
- 選べる入浴剤の幅が広い
- コンパクト設計で設置場所に困らない
- ミストサウナのあるお風呂を作ることができる
とても魅力的ですよね。
ただ、魅力的な分、販売価格は割高になります。
エコキュートの寿命は10〜15年なので、その期間に不便を感じたり後悔したりしないようなエコキュートの購入がおすすめです。
エコキュートの価格が気になる!補助金は利用できる?
最後に、エコキュートの販売価格と補助金制度の有無を紹介します。
エコキュートの販売価格の相場
エコキュートの販売価格は、前章で紹介したようなポイントでピンキリですが、工事費込みで50〜70万円前後になります。
初期費用としてはかなり高いですが、エコキュートは省エネシステムなので、ランニングコストはかなり軽減できます。
電気代の削減、非常用水の確保などを進めたい方は、ぜひエコキュートの導入を前向きに検討してみてください。
補助金制度を利用すればさらにお得に購入できる
エコキュートの購入費用の補助として、国や自治体が補助金制度を設けています。
たとえば、国は2023年3月下旬から12月31日までの期間限定で、1台5万円(定額)の補助金制度を設けています。
ただ、予算の都合上、補助金をもらえるのは先着順になるので注意しましょう。
また、自治体によっては、エコキュートの購入費用の補助金制度を実施しているケースも。
補助金制度の有無は自治体によって異なるので、各自治体の公式ホームページなどを見て、補助金制度の有無をしっかり把握できると良いでしょう。
エコキュートの価格は高い!補助金制度を上手く利用しよう!
今回の記事では、エコキュートの概要やメリット、販売価格を決めるポイントや補助金制度について解説しました。
とても魅力的なエコキュート。
ぜひ、一家に一台、検討してみてはいかがでしょうか。
▼関連記事はこちら
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!