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太陽光パネル価格、1kWあたりいくら?最新相場と適正価格の見極め方

太陽光発電 2025年06月17日更新

太陽光発電システムの導入を検討する際、多くの方が気になるのが「費用」でしょう。様々なメーカーやプランがあり、総額だけを見ても高いのか安いのか判断が難しいものです。そこで重要になるのが「1kW(キロワット)あたりの価格」という指標です。この記事では、太陽光発電システムの1kWあたりの価格相場について、国の最新データ(2025年4月現在参照可能)を基に解説するとともに、価格の内訳、価格が変動する要因、そして適正価格を見極めるためのポイントや費用を抑えるコツまで、詳しくご紹介します。

目次

太陽光発電の価格比較は「1kWあたり」が基本!その理由とは?

太陽光発電システムの見積もりを見ると、様々な容量(kW)のプランがあり、総額も異なります。単純な総額比較では、容量の大きいシステムが高く見えるのは当然です。そこで、公平に価格を比較するための共通のモノサシとして用いられるのが「1kWあたりの価格」です。

システム全体の費用を容量で割る考え方

1kWあたりの価格は、太陽光発電システムの導入にかかる総費用(機器代+工事費など)を、設置する太陽光パネルの総容量(kW)で割って算出します。

1kWあたりの価格 (円/kW) = システム導入総費用 (円) ÷ 太陽光パネル設置容量 (kW)

例えば、設置容量5kWのシステム導入総費用が140万円だった場合、1kWあたりの価格は 140万円 ÷ 5kW = 28万円/kW となります。

メーカーや容量が違っても比較しやすくなる

この「1kWあたり価格」を用いることで、設置するパネルのメーカーや種類、設置容量が異なるプラン同士でも、価格水準を客観的に比較しやすくなります。 見積もりを取った際に、「このプランの1kWあたり価格は、相場と比べてどうなんだろう?」と検討する際の重要な判断材料になります。

【2025年最新】太陽光発電システム 1kWあたりの価格相場

では、現在の太陽光発電システムの1kWあたり価格の相場は、一体いくらくらいなのでしょうか? 国のデータなどを参考に見ていきましょう。

国のデータに見る平均価格(※2024年データに基づく目安)

経済産業省 資源エネルギー庁が定期的に公表しているデータ(調達価格等算定委員会の報告書など)は、価格相場を知る上で非常に参考になります。2024年のデータによると、住宅用太陽光発電(10kW未満・新築)のシステム費用(中央値)は、1kWあたり約28.0万円となっています。(※これは2025年4月時点で参照可能な比較的新しいデータに基づいた目安です。最新の公式発表をご確認ください。)

また、既築住宅への設置の場合は、新築よりも若干高くなる傾向があります。この数値はあくまで全国的な平均・中央値であり、個別の条件によって価格は変動します。

価格は年々下がっている?最近の推移

太陽光発電システムの1kWあたり価格は、技術革新や量産効果により、長期的には低下傾向にあります。例えば、10年ほど前(2010年代半ば)には、1kWあたり40万円を超えることも珍しくありませんでした。それに比べると、現在の価格水準は大幅に下がっています。ただし、近年は原材料費の高騰や円安、人件費の上昇などの影響もあり、価格の下落ペースは緩やかになっている、あるいは横ばいに近い状況も見られます。今後の価格動向は、様々な要因によって変動する可能性があります。

あくまで目安、個別見積もりが重要

国のデータや平均価格はあくまで「相場」を知るための参考情報です。ご自身のケースでいくらかかるかは、実際に販売施工業者から個別に見積もりを取ってみないと分かりません。 後述するように、価格は様々な要因で変動するため、「相場より少し高い(安い)からダメだ」と短絡的に判断せず、その理由や内訳を確認することが大切です。

その価格、何が含まれてる?1kWあたり価格の内訳を分解

「1kWあたり価格」には、太陽光発電システムを導入して稼働させるために必要な、様々な機器や工事の費用が含まれています。主な内訳を理解しておきましょう。

① 太陽光パネル本体費用

システムの主役である太陽光パネルそのものの費用です。メーカーや性能(発電効率)、種類(単結晶、多結晶など)によって価格が異なります。システム費用全体に占める割合が大きい部分です。

② パワーコンディショナ費用

太陽光パネルで発電した直流電力を、家庭で使える交流電力に変換するパワーコンディショナ(パワコン)の費用です。パワコンの変換効率や機能(ハイブリッド型など)、メーカーによって価格が変わります。

③ 架台・設置金具費用

太陽光パネルを屋根などに固定するための架台や金具の費用です。屋根の形状や材質、設置方法によって使用する部材や量が変わるため、価格も変動します。

④ その他部材費用(ケーブル、接続箱など)

パネルとパワコンを繋ぐケーブル、複数のパネルからの配線を集める接続箱、発電状況を表示するモニター(設置する場合)など、細かな部材の費用も含まれます。

⑤ 設置工事費用(足場代含む場合も)

太陽光パネル、パワコン、架台などを設置するための工事費用です。専門技術者による作業費、高所作業のための足場代(必要な場合)、電気配線工事費などが含まれます。工事の難易度(屋根の形状や高さなど)によって変動します。

⑥ 設計・申請費用、諸経費など

システムの設計費用、電力会社への系統連系申請や、補助金申請(代行する場合)などの手続きにかかる費用、業者の諸経費なども含まれる場合があります。

これらの①~⑥の合計費用を、設置する太陽光パネルの総容量(kW)で割ったものが「1kWあたり価格」となります。見積もりを見る際には、これらの内訳がどこまで含まれているかを確認することが重要です。

なぜ差が出る?1kWあたり価格を左右する6つの要因

同じような容量のシステムでも、見積もりを取ると業者によって1kWあたり価格に差が出ることがあります。その価格差は、どのような要因によって生まれるのでしょうか?

要因1:パネルメーカー・性能・種類(単結晶/多結晶など)

太陽光パネルは、メーカー(国内/海外)、ブランド、発電効率、耐久性、保証内容などによって価格が大きく異なります。一般的に、高効率・高性能なパネルや、保証が手厚い国内メーカーのパネルは価格が高くなる傾向があります。また、単結晶パネルは多結晶パネルより高価ですが、発電効率が高いという特徴があります。

要因2:パワコンの種類(単機能/ハイブリッド)と性能

パワーコンディショナも、メーカーや変換効率、機能によって価格が異なります。特に、蓄電池との連携を前提としたハイブリッド型パワーコンディショナは、単機能型よりも高価になります。

要因3:屋根の状況(形状、材質、方角、勾配)

設置する屋根の形状(複雑な形か、シンプルな形か)、材質(瓦、スレート、金属など)、方角、勾配(角度)によって、必要な架台の種類や工事の難易度が変わります。特殊な工事が必要な場合や、設置に手間がかかる場合は、工事費が上がり、1kWあたり価格も高くなる傾向があります。

要因4:設置容量(kW)のスケールメリット

一般的に、設置する太陽光パネルの容量(kW数)が大きいほど、スケールメリットが働き、1kWあたりの価格は安くなる傾向があります。例えば、3kWのシステムよりも、6kWのシステムの方が、1kWあたりの単価は割安になることが多いです。これは、工事費や諸経費などの固定費部分が、より大きな容量で分散されるためです。

要因5:販売施工業者の価格設定とサービス内容

販売施工業者ごとに、仕入れルート、利益率の設定、広告宣伝費、提供するサービスの質(提案力、施工品質、アフターサポートなど)が異なります。そのため、同じメーカーの同じシステムであっても、業者によって見積もり価格に差が出ます。価格だけでなく、信頼性やサービス内容も考慮して業者を選ぶ必要があります。

要因6:蓄電池の同時設置有無(セット価格の場合)

太陽光発電システムと蓄電池を同時に導入する場合、セット価格として提示されることがあります。その場合、太陽光発電単体の1kWあたり価格と比較すると、単純比較が難しくなることがあります。蓄電池を含むシステム全体の費用として評価する必要があります。

要注意!「安さ」だけで選ばないための見積もりチェック術

複数の業者から見積もりを取ると、価格に差があることに気づくでしょう。しかし、単純に「一番安い業者に決めよう!」と考えるのは危険です。適正価格を見極め、後悔しない選択をするためのチェックポイントを押さえましょう。

ポイント1:「1kWあたり価格」だけでなく総額と内訳を確認

1kWあたり価格は比較の目安になりますが、それだけで判断せず、必ず「総額」と「詳細な内訳」を確認しましょう。何にいくらかかっているのかが不明確な見積もりや、「一式」といった曖昧な記載が多い見積もりは要注意です。不明な点は納得いくまで質問しましょう。

ポイント2:使用する機器(メーカー・型番)が明記されているか

見積もりには、使用する太陽光パネルやパワーコンディショナのメーカー名と、具体的な型番が明記されているかを確認します。型番が分かれば、その機器の性能や市場価格を自分で調べることも可能です。単に「〇〇kWセット」といった記載だけでは、どのような品質の機器が使われるのか分からず不安です。

ポイント3:保証内容(機器・出力・施工)は十分か

価格が安くても、保証内容が不十分では意味がありません。メーカーによる機器保証(パネル、パワコン)、出力保証(パネル)、そして販売施工業者による工事保証(施工保証)の内容と期間をしっかり確認しましょう。特に、施工保証は業者によって内容が異なるため、どのようなケースで保証されるのか、期間はどのくらいか(10年〜15年が一般的)を比較検討します。

ポイント4:アフターフォロー体制は整っているか

設置後のメンテナンスや、万が一のトラブル発生時に、迅速かつ丁寧に対応してくれるかどうかも重要です。定期点検の有無、連絡体制、対応スピードなど、アフターフォローの内容を確認しましょう。価格が安くても、設置後の対応が悪ければ、長期的に見て不利益になる可能性があります。

ポイント5:【必須】複数の業者から見積もりを取る(相見積もり)

適正価格を見極め、納得のいく契約をするために最も重要なのが、「相見積もり」を取ることです。最低でも2~3社から、同じ条件(希望するメーカーや容量など)で見積もりを取得し、価格、提案内容、保証、サポート体制などを比較検討しましょう。これにより、価格相場を把握できるだけでなく、各社の特徴や信頼性も見えてきます。

少しでも安く!太陽光発電の導入費用を抑えるコツ

適正価格を見極めた上で、できるだけ導入費用を抑えたいと考えるのは当然です。費用を抑えるためのいくつかのヒントをご紹介します。

国や自治体の補助金制度をフル活用

国や、お住まいの地方自治体が、太陽光発電システムや蓄電池の導入に対して補助金制度を設けている場合があります。利用できる補助金は必ずチェックし、申請漏れがないようにしましょう。補助金の情報は年度ごとに変わるため、最新情報を自治体のウェブサイトや販売施工業者に確認することが重要です。

相見積もりで価格競争を促す

複数の業者から見積もりを取る(相見積もり)ことは、適正価格を知るだけでなく、業者間の価格競争を促し、より有利な条件を引き出す効果も期待できます。ただし、過度な値引き要求は、工事品質の低下やサービスの質の低下に繋がる可能性もあるため、注意が必要です。信頼できる業者に適正な価格で依頼することが基本です。

過剰スペックは避ける!我が家に最適な容量を選ぶ

必要以上に大きな容量のシステムを導入すると、初期費用が無駄にかさんでしまいます。シミュレーションなどを活用し、ご自身の家庭の電気使用量やライフスタイルに合った、過不足のない最適なシステム容量を選びましょう。屋根の面積いっぱいに設置することが必ずしもベストとは限りません。

ローン、リース、PPAモデルも選択肢に

初期費用を一括で支払うのが難しい場合、ソーラーローンを利用する方法があります。低金利のローンを提供している金融機関もあります。また、初期費用ゼロで導入できるリース契約やPPA(電力販売契約)モデルといった選択肢もあります。これらは月々の支払いが発生しますが、初期負担を大幅に軽減できます。ただし、契約内容や総支払額をよく確認する必要があります。

まとめ

太陽光発電システムの価格比較には「1kWあたりの価格」が有効な指標となります。国のデータによると、2024年の住宅用システム費用の目安は1kWあたり約28.0万円(中央値)ですが、これはあくまで相場であり、個別の条件によって大きく変動します。

1kWあたり価格には、パネル、パワコン、架台、工事費、諸経費などが含まれます。価格は、使用する機器の性能、屋根の状況、設置容量、業者など様々な要因で変動するため、見積もりを取る際は、総額だけでなく詳細な内訳や保証内容、サポート体制までしっかり確認することが重要です。

適正価格を見極め、後悔しないためには、必ず複数の業者から相見積もりを取り、比較検討しましょう。補助金の活用や最適な容量選択なども、費用を抑えるためのポイントです。

「1kWあたり価格」を正しく理解し、多角的な視点で見積もりを比較検討することで、ご自身の家庭にとって最適な太陽光発電システム導入を実現してください。

太陽光発電の1kWあたり価格に関するQ&A

Q1: 1kWあたり価格が相場よりかなり安い見積もりが出てきました。契約しても大丈夫でしょうか?

A1: 価格が相場より大幅に安い場合は、注意が必要です。理由としては、①性能の低いパネルやパワコンを使用している、②工事品質や安全管理に問題がある(手抜き工事のリスク)、③保証やアフターサービスが不十分、④見積もりに含まれていない追加費用が後から発生する、などが考えられます。安さの理由を業者に詳しく確認し、使用機器の型番、保証内容、工事内容などを他の業者の見積もりと比較検討してください。安さだけで飛びつかず、信頼性や長期的な安心感を重視することが重要です。

Q2: 蓄電池も一緒に導入する場合、1kWあたり価格はどう考えれば良いですか?

A2: 蓄電池をセットで導入する場合、見積もりには蓄電池本体と関連工事費も含まれます。そのため、太陽光発電システム単体の1kWあたり価格と比較すると、当然ながら高くなります。この場合、「太陽光発電部分の1kWあたり価格」と「蓄電池部分の価格」を分けて提示してもらうか、システム全体の総額と、それによって得られる経済効果(電気代削減額など)をシミュレーションで確認し、投資対効果を判断するのが良いでしょう。単純に総額を太陽光パネルのkW数で割るだけでは、正確な比較はできません。

Q3: 見積もりの有効期限が短いのですが、すぐに契約すべきですか?

A3: 「期間限定キャンペーン」などを理由に、契約を急かす業者には注意が必要です。見積もりの有効期限が極端に短い場合は、他の業者と比較検討する時間を与えず、冷静な判断をさせないようにする意図がある可能性も考えられます。焦って契約せず、納得いくまで情報を収集し、比較検討する時間を確保しましょう。信頼できる業者であれば、検討に必要な時間を考慮してくれるはずです。

Q4: パネルの設置容量が大きいほど、1kWあたり価格は安くなるのですか?

A4: はい、一般的にはその傾向があります。システム容量が大きいほど、工事費や設計費などの固定的な費用が分散され、スケールメリットが働くため、1kWあたりの単価は割安になることが多いです。ただし、容量が大きくなると総額も増えるため、予算とのバランスや、自宅の屋根に設置可能な容量、自家消費量とのバランスなどを考慮して、最適な容量を決めることが重要です。

Q5: 1kWあたり価格には、将来のメンテナンス費用や撤去費用は含まれていますか?

A5: いいえ、通常、見積もりに提示される1kWあたり価格(システム導入費用)には、将来発生するメンテナンス費用(例:パワコン交換費用)や、寿命を迎えた際の撤去・処分費用は含まれていません。 これらは、導入後に別途必要となるコストとして考慮しておく必要があります。業者によっては、メンテナンスプランや撤去・処分に関する情報提供を行っている場合もあるので、確認しておくと良いでしょう。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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